外輪船「ロケット・スチーマー」の外観と内部をご紹介【バングラデシュ】

※前回の記事→ダッカ出航!外輪船「ロケット・スチーマー」の船旅【バングラデシュ】

ガンジスの河口に広がるデルタの国「バングラデシュ」(Bangladesh:বাংলাদেশ

バングラデシュとはベンガル人の国の意味。カルカッタ(コルカタ)のあるインドの西ベンガル州と民族や文化は同じです。

人とリキシャでごった返すダッカの町と、川の国「バングラデシュ」の船旅をご紹介します。

今回は「ロケット・スチーマー」のご紹介です!

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一夜明けると、そこには川の風景が!外輪船の内部も見て回ります。

ロケットスティーマー バングラデシュロケット・スチーマーから見た漁をする小舟

空の色は白々としていて、屋根を叩く雨粒の音が聞こえてきます。窓の外には泥色の川がゆるゆると流れ、その水面には雨滴の作り出す無数の波紋が浮かび上がっていました。

しとしと雨は糸のように降っていて、河岸の緑は淡い乳白色の靄に包まれています。風景はゆっくりとしたスピードで後方に流れていきます。

私は部屋を出てデッキへと向かいました。誰もいないデッキからは180度のパノラマが見渡せます。

私はそこにいくつも並んでいるプラスチック製の白い椅子に腰掛けました。そして、あくびをひとつ。

朝です。

ロケットスティーマー バングラデシュボリシャルの街に架かった二重の虹

船はボリシャルに到着しました。港に停泊するいくつもの船やごちゃごちゃと雑然とした街並みが河岸に見えます。

リキシャのベルやベビータクシーのクラクションの音が、人々のざわめきが聞こえてきます。

ボリシャルは大きな町です。

船が港に接岸すると多くの乗客が降り始めました。同室の警察のおじさんもでかいスーツケースを抱えながら降りていきます。次第に1等船室は空室になっていきました。

ロケットスティーマー バングラデシュ3等船室の様子

重いドアを開け、3等船室のフロアーを覗いてみました。ぞろぞろとタラップへと向かう群集の連なりが見えます。

どうやらこの船はダッカからボリシャルまでの区間がメインのようです。ほとんどの人が降りていきます。

そして、そのうち船はがらんどうになってしまいました。昨日までの混沌はどこへやら・・・。

すっきりとした広い空間に川風がゆるりと通り抜けます。昨日の夜とは船の様子が全く変わってしまいました。

ロケットスティーマー バングラデシュ途中、寄港した村の風景

ロケットスティーマー バングラデシュダッカからの帰省者との再会

名も知れぬ村に到着しました。緑の椰子の森の中にトタンの屋根の家が並ぶ小さな集落です。

人々が船を降りていきます。ダッカから帰省する夫や息子を待つ家族や、船の乗客に果物やお菓子を売ろうとする物売りたちが桟橋に待機していました。

私も一旦船を降りてみました。岸辺からロケットの外観を眺めてみようと思ったのです。

ロケットスティーマー バングラデシュロケット・スチーマーの外観

ロケット・スチーマーの外観です。ボロボロですねー。1935年の建造です。

ロケットスティーマー バングラデシュロケット・スチーマー、外輪船のパドル

これが外輪船のパドルです。これをぐるぐる回転させて進むのです。

船足はかなり遅いです。

ロケットスティーマー バングラデシュ1等船室とデッキ

2階にカーテンの付いた窓がありますね。あそこが1等船室です。私はあそこで丸二日過ごしました。

ロケットスティーマー バングラデシュロケット・スチーマーの屋根

ロケット・スチーマーの屋根です。

だだっ広い泥色の川と緑の椰子が生い茂る岸辺が見えます。雄大なベンガルの風景です。

ロケットスティーマー バングラデシュロケット・スチーマーの機関室

船員が機関室に案内してくれました。ディーゼル機関です。

1996年までこの船は蒸気機関で動いていたというのだから驚きです。

ロケットスティーマー バングラデシュ船長室と船長さん

こちらは船長室。

「面舵いっぱ~い!」

カメラを構えると、船長さん、照れ臭そうに舵を切る真似をしてくれました!

親切でサービス精神旺盛な船長さんでした。

※次の記事→「ロケット・スチーマー」から眺めるベンガルの川の風景【バングラデシュ】

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