食材の宝庫、ペルーの料理を堪能する『ミラフローレス 渋谷店』@渋谷

ペルー料理 ミラフローレス

渋谷南口の雑踏を抜け、玉川通りの坂を登ってセルリアンタワーの脇からちょっと南に進んだ桜丘の裏路地。

ここに、都内でも数えるほどしかないペルー料理店の、それも、ペルー大使館の職員が足繁く通うという本格的実力派人気ペルー料理店があるというので、行ってまいりましたー。

ペルー料理 ミラフローレス

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日本人の味覚にも合うペルー料理。今、世界中でブームの兆し!

2014年度の「世界のベストレストラン50」の15位にもランキングしているペルー料理。

原住インディヘナとスパニッシュ、アフロ、イタリアン、中華や日本といった様々な移民料理を融合させた多様性が、今注目を集めています!

お店の名は「ミラフローレス」。

スペイン語で「ミラ」は「見ろ」、「フローレス」は「花」という意味です。

そう言えば、ペルーの首都リマにも「ミラフローレス」という地区名がありました。

よくある名称なのかもしれませんね。

お店はガラス張りのテラス席があって、青い電飾がたくさん吊り下げられています。

看板とOPENのネオンサインも現地の食堂っぽくていい感じです。

ペルー料理 ミラフローレス

ディナータイムは18時オープンということだったので、お店には18時きっかりに訪問。

その後も続々とお客が入ってきて、34席というこぢんまりとした店内は、あっという間に満席となっていきましたー。

かなりの人気店です。ミラフローレス!

世界の常食の約20%がペルー原産

ところで皆さん、ペルー料理って、日本ではそれほど、というかほとんど馴染みがない料理ですよね。

メキシコ料理だと「タコス」、トルコ料理だと「ケバブ」、ベトナム料理だと「フォー」などが、サッと頭に思い浮かびますが、ペルー料理と言われると、どんなメニューがあるのか、まるで検討がつかない方も多いと思います。

ですが、ペルーって、食文化においてはとても豊穣な土地なんです。

まず、見てください!おつまみとして出されたこれ!

ペルー料理 ミラフローレス

トウモロコシの粒です。

トウモロコシを煎ったもの。「カンチャ」といいます。

このトウモロコシ、実はペルー原産なんです。

トウモロコシだけではありません。

実は、トマトも、ジャガイモも、かぼちゃも、さつまいもも、ピーマンも、ピーナッツも、全てペルー原産!

世界の常食の約20%がペルー原産の食材だというのだから、驚きです!

これらの食材は、コロンブスがアメリカ大陸を「発見」した後、15世紀から16世紀にかけて、ヨーロッパにもたらされました。

アジアに伝わるのは、17〜18世紀のことになります。

ということは・・・

15世紀以前は、フランスにはコーンポタージュはなかったし、イタリア料理にはトマトは使われていなかったし、ドイツにはジャーマンポテトはなかったし、中華料理には青椒肉絲はなかったわけです。

ちなみに原産地を他の中南米諸国まで含めると、唐辛子(メキシコ)、スッキーニ(中米)、インゲン豆(中米)、いちご(チリ)、パイナップル(ブラジル)、カカオ(中南米)、アボカド(メキシコ)、グァバ(中南米)などがあります。

食べ物ではないですが、タバコもペルー産です。

これらの食材は、15世紀まではヨーロッパにもアジアにもなかったんですねー。

これだけ豊富な食材の原産地であるペルーの料理、否が応でも期待が膨らみます。

ペルーのとうもろこし

ペルーのクスコ近郊の市場で売られていたとうもろこし。

とうもろこしと言っても、原産地であるペルーにはこんなに多くの種類があるんですねー。

特に手前にある紫とうもろこしは、「チチャモラーダ」というペルーの国民的飲み物の原料として有名です。

ペルー料理 ミラフローレス

クスケーニャとピスコサワー

やめられない止まらないトウモロコシのつまみ「カンチャ」をつまんでいると、

ようやくお酒が運ばれてきました!

ペルーのビール、「クスケーニャ」とペルーを代表するお酒「ピスコ」のサワー、「ピスコサワー」です。

◆◆◆ クスケーニャ

アンデスの高地の町、クスコの地ビールが「クスケーニャ」です。

アルコール度数は5.0% 口当たりが良くて飲みやすく、後味はすっきりと爽やかで、ほんのりとした苦味が心地いい。

とっても美味しいビールです。

ちなみに、ペルーの地ビールには、アレキパという町で作られている「アレキペーニャ」もあり、こちらもかなり美味しいビールとして人気があります。

◆◆◆ ピスコサワー

「ピスコ」はペルー原産の白ぶどう果汁を原料とした蒸留酒です。

アルコール度数は42%

「ピスコサワー」は、この「ピスコ」にレモンジュースと卵白を入れてシェイク!

泡立った上にシナモンを振りかけて作ります。

「ピスコサワー」は、ペルー人なら誰もが飲むような国民的カクテルで、ペルーに行ったら必ずどこかでこれを飲む機会があるでしょうー。

最近では、「ピスコサワーの日」(毎年2月第一土曜)なるものが制定され、その人気にさらに拍車がかかっている模様。

柑橘系の爽やかさがあり、甘さ控えめで飲みやすく、何杯でも飲めてしまいそうな美味しいカクテルです。

ペルー料理 ミラフローレス

ペルー料理といえば、まずこれ!あっさりとした魚介のマリネ「セビッチェ」

1、2センチ角くらいに切った新鮮な白身の生魚や、タコやイカ、エビなどの魚介類に、紫タマネギやトマトなどを加え、レモンをたっぷりと絞って混ぜ合わせる。そして、コリアンダーやオレガノなどの香草を和え、塩で味を整え、付け合せにトウモロコシやサツマイモなどを添える。

これが、ペルーの国民食「セビッチェ」の作り方です。

この「セビッチェ」初めて食べた時は感動しました!

リマの安食堂で食べたのですが、生魚を使用しているということで、おっかなびっくりでの初セビッチェでした。

ひと口、ふた口、と食べてみて・・・

「こりゃあうまい!」

レモンの酸味と生魚のレアな感じのマッチングが絶妙!

付け合せのトウモロコシやサツマイモも良いアクセントとなってくれます。

相当気に入りました!

今回、久々にセビッチェを食べたのですが、やっぱり美味しい!

この「ミラフローレス」のセビッチェ(セビチェミクスト 1800円)も本場さながらの美味しさでした。

ペルー料理 ミラフローレス

アンデスの黄色いポテトスープ「ソパ・アンディーナ」

ペルーには様々なスープ料理がありますが、こちらはポテトのスープ。値段は1000円でした。

現地で飲んだことがないスープでしたが、温かくなりそうだったので注文しました。

見た目は、黄色というよりは、茶色な感じ。

安心のポテトの味で美味しかったのですが、ちょっぴり塩味が強かったかな。

ペルー料理 ミラフローレス

「カマローネス・アラ・プランチャ」(海老の香草グリル)

「カマローネス」は川エビ、 「プランチャ」とは鉄板焼きのこと。

これも初めて食べましたが、エビがプリッとしていて、なかなかの美味(1800円)。

付け合せの長芋も、そのあっさり感がエビとよく合います。

そして、何より真ん中にあるソース。

香草やニンニクなどが入ったソースで、エビや長芋にこれを付けると、たまらなく旨いんです!

このソース、ペルー料理でよく出てくるけど、何て言うんだろうー?

家に常備しておきたいくらい、美味しいソースでした。

ペルー料理 ミラフローレス

「チャーハン・デ・チチャロン」(ペルー風豚肉チャーハン)

名前がまんまですが、豚肉チャーハンです(1500円)。

19世紀末、奴隷制を廃止したペルーは、プランテーションで働く労働者を移民に求め、中国人労働者(主に広東人)が導入されました。

その数、約10万人。

移民としてやってきた中国人は、自国の中華料理をペルーに伝えます。

中華料理はペルーの料理の中に取り入れられ、その味や調理法はペルーの国内でもポピュラーになっていきました。

この「チャーハン」も、そんな料理のひとつ。

日本人としては、安心して食べられる料理ですね。

香草などが入ってペルー風にアレンジされたチャーハン。

ふたりで食べる分には、量が多すぎる気がしましたが、味的には申し分ない満足の一品でした!

マチュピチュ

バラエティーに富んだペルー料理の数々

さて、今回注文したのは、この4品(とクスケーニャ&ピスコサワー)でしたが、ペルー料理には、他にも魅力的な料理がたくさん存在します。

その一部をご紹介しますね。

◆アロス・コン・マリスコス

魚介の炊き込み御飯です。イカやタコ、エビ、貝などの具をトマトソースと香辛料などで味付けしたご飯と一緒に煮込んだ料理です。パエリヤよりは水分が多めです。

◆ロモ・サルタード

牛肉の細切りとジャガイモ、ピーマン、トマト、タマネギ、唐辛子などを炒めた料理。ペルーの定番料理のひとつです。

この料理、移民してきた中国人の料理がベースとなっていて、隠し味として中華醤油や酢が使われています。

◆アンティクーチョ

唐辛子、ニンニク、クミン、ワインなどに漬け込んだ牛の心臓の肉(ハツ)を串焼きした料理です。

インカ帝国時代からある料理で、ペルー、ボリビア、チリなどのアンデス地域各国に広く普及しています。

◆ロコト・レジェーノ

ロコト・レジェーノは、ロコトという赤いピーマンのような唐辛子の中に、ひき肉などを焼いたものを詰め込んだ料理。かなり辛い料理です。ペルー南部の町、アレキーパの名物料理としても知られています。

◆ピカロネス

ペルー風のドーナツ。サツマイモとかぼちゃを原料として作られています。もちもちした食感で蜂蜜を使ったソースをかけて食べます。

◆チチャモラーダ

紫トウモロコシで作られたペルーの国民的ジュース。ポリフェノールがワインよりも多いため、血栓を防ぐ効果があると言われています。

◆インカコーラ

コカ・コーラを抑えて、ペルー国内シェアNo1を誇る黄色いコーラ。ペルーの首都リマ市の建設400年を記念して1935年に発売されたものだそうです。

チチカカ湖

食材の宝庫ならではの、豊富な素材を使ったペルーの料理。

どうですか?結構おいしそうでしょうー?

この「ミラフローレス 渋谷店」は、都内で本格的なペルー料理を楽しめる貴重なお店のひとつ。

スタッフの対応も良く(注文の変更にも快く応じてくれた!)、店内の雰囲気もバッチリ!

平日のランチ営業もしていて、800円で、スープ・サラダ・メイン・デザート・ドリンクまで付いているそうですよ。

おすすめです!


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