ロス・タコス・アスーレス【三軒茶屋】自家製の青いトルティーヤを使ったオリジナルタコスが絶品!

ロス・タコス・アスーレス【三軒茶屋】自家製の青いトルティーヤを使ったオリジナルタコスが絶品!

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレス 中南米料理
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東急田園都市線三軒茶屋駅から徒歩8分。国道246号を駒沢方面へと進んで左折した、旧大山街道沿いに、タコスをメインにしたメキシコ料理のお店『ロス・タコス・アスーレス』はあります。

2018年9月にオープンしたこのお店、メキシコ・モンテレイ出身のシェフ、マルコ・ガルシアさんの作る、自家製の青いトルティーヤを使ったタコスが評判のお店です★

本場メキシコのスタイルのみならず、和の食材を積極的に使うというマルコさんのタコス、どんなお味なのかとっても楽しみです♪

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古代から伝わる伝統的な製法で自家製造した青いトルティーヤ

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレス『ロス・タコス・アスーレス』

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレス『ロス・タコス・アスーレス』の外観

 

こちらが、『ロス・タコス・アスーレス』の外観です。

お店の営業は9時〜15時(土日は〜16時)。以前はディナーも営業していたようですが、現在はブランチタイムのみの営業。

予約は不可とのことなので、オープン時間直前にお伺いしました。

ところが、オープン前の朝9時半にもかかわらず、家族連れがひと組待機。お店に入ってからもお客さんが次々と来店してきました。

かなりの人気店である様子。

9時になり、店員さんが扉を開け、並んでいる順に席に案内されました。

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレス『ロス・タコス・アスーレス』の店内

 

こちらが『ロス・タコス・アスーレス』の店内です。

内装は、”青いタコス”という店名の通り、青と白、明るい木の茶色を基調とした爽やかな雰囲気。

座席はカウンター5席、テーブル10席、半個室4席の合計19席。今回はカウンター席に案内されました。

順番2番目での入店でしたが、30分も経たないうちに座席は満席状態となり、お店の外に行列ができ始めました。

すごい人気です!

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレスこちらは半個室の席

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレスカラフルでお洒落な雰囲気

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレス器は新潟の陶芸家、矢尾板克則さん作の特注品だそう。

 

店内の飾り付けやメニュー版、器やグラスなんかも、あらゆるところがお洒落でセンス抜群。

ちなみに、カラフルで味のある器は新潟の陶芸家、矢尾板克則さん作の特注品だそう。

メキシコっぽさを感じさせる器です★

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレス手前の籠にあるのがブルーコーン

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレスジャイアントコーンとブルーコーンの粒

 

お店の棚には、ブルーコーンとブルーコーンの粒が飾られていました。

お店のHPによると、『ロス・タコス・アスーレス』では、トルティーヤの素材として、メキシコから直輸入したブルーコーン(在来種の青いとうもろこし)を使っているのだとのこと。

また、製粉や生地製造まで自分たちで行い、その生地も、古代から伝わる「ニクスタマル」という伝統的な製法で作っているのだとか。

話によると、近年、世界で食べられているとうもろこしは、大企業によって遺伝子改良されたものがほとんどであるとのこと。

『ロス・タコス・アスーレス』では、何千年もの間小規模農家で作られてきた在来種のとうもろこしを使い、その味を伝承していくことを使命と考えているのだそう。

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレス『ロス・タコス・アスーレス』のメニュー

 

こちらが『ロス・タコス・アスーレス』のメニューです。

たくさんの種類のタコスがあって迷いますが、「一人前おすすめタコス5個」(2,750円)というのがあったので、それを注文することに。

ほかに、豆のスープ「フリホレス・チャロス」(1/2 650円)を注文。

お飲み物は、「アグア・デ・ハマイカ」(800円)「テパチェ」(850円)をチョイスしました。

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和の食材をふんだんに使ったオリジナリティ溢れるタコスの数々

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレス「アグア・デ・ハマイカ」800円

 

まずは、お飲み物。「アグア・デ・ハマイカ」です。

“メキシコでポピュラーなハイビスカスドリンク。さっぱりとした酸味でゴクゴク飲めます。”

ほどよい酸味と仄かな甘みが飲みやすいドリンク。ほんとにゴクゴク飲めます♪

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレス「テパチェ」850円

 

こちらは「テパチェ」

“メキシコ伝統パイナップルの発酵ジュース”

「アグア・デ・ハマイカ」よりは甘いですが、落ち着いた甘さで、こちらも飲みやすい。

ドリンクをちびちびいただきながら、お料理を待ちます。

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレス『ロス・タコス・アスーレス』の2種のサルサソース

 

タコスが来る前に、テーブルの上にサルサが置かれました!

緑(ハラペーニョとズッキーニ)赤(完熟唐辛子とプチトマト)の2種類のサルサです。

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレス鉄板で焼かれるブルーコーンのトルティーヤ

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレスヘラで押すと若干膨らみます。

 

鉄板でブルーコーンのトルティーヤが焼かれ、焼き上がったトルティーヤに具材が盛り付けられ、出来上がったタコスを調理スタッフの方が直接手渡してくれました!

ちなみに、この日はマルコさんは不在とのことで、厨房で調理していた方(3人ほど)は、若めの日本人の方々でした。

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレスTACOS「アボカド」

 

こちらが、1個目のタコス「アボカド」です。

“シンプルなアボカド1カットタコス”

ブルーコーンのトルティーヤの上にカットしたアボカドが載ったシンプルなタコス。

赤と緑のサルサソースを掛けていただきます。

お味は、絶品でした★

1個目ということもあったのでしょうけど、この日いただいた5種のタコスの中で、これが一番美味しく感じられました♪

素朴で香ばしいブルーコーントルティーヤの味と、なめらかなアボカドの食感、ピリッとしたサルサの辛さ。

シンプルながら、抜群の美味しさです★

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレス「フリホレス・チャロス」(1/2)650円

 

続いて運ばれてきたのが、「フリホレス・チャロス」

“具たっぷりの北メキシコの豆のスープ。マルコの母のレシピ”

インゲン豆をメインに、玉ねぎやお肉など具がたっぷり入っているスープで、ほどよい塩気がなかなかGood!

ボリュームがあって、体も温まります★

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレスTACOS 「瓜のエスカベチェ」

 

2個目のタコスは「瓜のエスカベチェ」

“メキシコ風酢漬けにした瓜にチチャロンをトッピングし、さっぱりと香り高いタコス”

酢漬けの瓜の酸味とチチャロンのパリッとした食感がブルーコーントルティーヤに合います♪さっぱりとしていて美味しい★

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレスTACOS 「しらすのオムレツ」

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレスグリーンのサルサソースを掛けて

 

3個目のタコスは「しらすのオムレツ」

“和歌山県山利のしらす入りふわふわ卵”

ふわふわのオムレツの中にしらすがたくさん入っています。グリーンのサルサソースを掛けていただきます♪

卵の甘味としらすの塩気、サルサの辛味がトルティーヤと見事なマッチングです★

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレスブルータコスに具材をトッピング

 

キッチンでは、次のタコスの用意ができたようです♪

カウンター席は、調理の様子を間近で見られるのがいいですね★

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレスTACOS 「筍と山椒のチョリソーベルデ」

 

4個目のタコス「筍と山椒のチョリソーベルデ」です。

“緑の自家製チョリソーと山椒のアクセント”

この日いただいたタコスの中で、一番インパクトがあったのがこのタコスです。

ブルーグレーのトルティーヤと緑のチョリソーベルデ、山椒の葉の色合いが美しいビジュアル★

ちなみに、「チョリソーベルデ」とは、メキシコシティの西に位置するメヒコ州トルーカの郷土料理である緑のチョリソー。ひき肉に青トマトやほうれん草、ハラペーニョなどが入ったチョリソーで爽やかな風味とピリッとした辛さが特徴であるのだとのこと。

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレスメキシコの食用ほおずき「トマティーヨ」のソースを掛けて

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレスメキシコの食用ほおずき「トマティーヨ」

 

器に入った、メキシコの食用ほおずき「トマティーヨ」のソースを掛けていただきます。

「トマティーヨ」は、メキシコ料理に欠かせない、ほおずきのような皮を被ったトマトに似た野菜。サルサの素材として使われることが多いのだそう。

上の写真が「トマティーヨ」です。

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレス「トマティーヨ」のソースを掛けたところ

 

「筍と山椒のチョリソーベルデ」、素晴らしいお味でした★

旬の筍の小気味の良い食感と、チョリソーベルデの爽やかさとお肉感、ピリ辛さ。山椒のインパクトのある香りと辛味。トマティーヨの酸味、ブルートルティーヤの旨味。

墨(メキシコ)と和(日本)の調理法と食材が融合された、びっくりするような味わいのタコスでした♪

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレスTACOS「カルニータス」

 

5個目のタコスは「カルニータス」

“当店の定番!低温燻製をかけたカリカリ皮付き豚肉”

当店のおすすめタコスだそうです!

「カルニータス」とは、メキシコ中西部ミチョアカン発祥のラード(豚脂)で低温調理した豚肉料理。メキシコではタコスの具材として一番人気であるとのこと。

調理する際に余分な脂は溶けて無くなる一方、素材の水分は逃げないので、豚の旨味が凝縮されるのだそう。

豚肉の旨味が詰まった肉厚のカルニータスとカリカリのチチャロンがブルートルティーヤの素朴な味わいにベストマッチ♪

美味しい!おすすめというのも頷けます★

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレス「抹茶のタマレス」600円

 

食後は、デザートを注文。「抹茶のタマレス」です♪

“抹茶風味のメキシコの蒸菓子タマレス”

「タマレス」とは、とうもろこし粉の生地「マサ」をラードと合わせて丸め、とうもろこしの皮やバナナの葉で包んで蒸したメキシコで人気の軽食料理。数千年前からメソアメリカで食べられてきたメキシコの伝統食です。

具材としてはチキンが使われることが多いのだそうですが、チーズが使われていたり、フルーツが使われた甘いタマレスもよく食べられているのだとか。

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレス抹茶のソースを掛けて

 

「抹茶のタマレス」は、抹茶が練り込まれた生地に餡子が入った甘いタマレス。

濃厚な抹茶のソースを掛けていただきます。

抹茶の風味の感じられるしっとりとした生地の中に甘い餡子が入っていて、濃厚な抹茶ソースのほろ苦さも良いアクセント♪

和菓子みたいで美味しい★

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレス「コーン茶」750円

 

デザートのタマレスと一緒にいただいたのが「コーン茶」

“メキシコ在来種のコーンの自家焙煎茶(無糖)”

在来種のブルーコーンを使ったコーン茶は素朴で味わい深いホッとするお味。

和菓子みたいな「抹茶のタマレス」との相性もバッチシです★

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレスなんか、でっかい唐辛子が炙られています!

 

こちら、何のお料理に使うのでしょうか?

でっかい唐辛子が炙られています!

三軒茶屋、ロス・タコス・アスーレス『ロス・タコス・アスーレス』の外観。長蛇の列!

 

お食事を済ませ、お店を出ると、お店の前には長蛇の列が!

相当な人気です。『ロス・タコス・アスーレス』

 

三軒茶屋にあるタコスをメインにしたメキシコ料理のお店『ロス・タコス・アスーレス』

在来種の青いトルティーヤを使い、伝統的な製法で自家製造したタコスは、日本の他のメキシコ料理店では食べられない、メキシコ数千年の伝統を継承した本物のお味。

メキシコの調理法と旬の和の素材をマッチングしたオリジナリティのあるタコスは、センス抜群!

現地メキシコのどのレストランでいただいたタコスよりも美味しかったです★

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◉『ロス・タコス・アスーレス』の地図・アクセス

  • 住所:東京都世田谷区上馬1-17-9
  • アクセス:三軒茶屋駅より徒歩10分
  • 営業時間:水、木、金 9:00~15:00 土、日 9:00~16:00
  • 定休日:月曜日、火曜日

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