近年注目を集めつつある中東のスイーツ。
その中でも、今最も話題となっているのがトルコ生まれの伝統菓子「バクラヴァ(バクラバ)」です。
2021年の11月、銀座の松屋に本場トルコのバクラヴァ専門店「Nadir Gullu(ナーディル・ギュル)」が出店。お店には長蛇の列ができ、SNSやテレビなどで取り上げられたのは記憶に新しいところ。
今回は、「バクラヴァ」とはどんなお菓子なのか、ナーディル・ギュルのバクラヴァ、都内近郊のレストランのバクラヴァ、海外で食べたバクラヴァ、バクラヴァ以外の中東スイーツについてご紹介します★
人気沸騰中!トルコの絶品スイーツ「バクラヴァ」とは?
「バクラヴァ」
「バクラヴァ(バクラバ)」とは、薄いフィロ生地を何層も重ね、ピスタチオやクルミ、ヘーゼルナッツ、アーモンドなどを挟んで焼き上げ、濃厚なシロップに浸して作るお菓子。
トルコを初め、中東や地中海地域、アゼルバイジャンなどのコーカサス地域、ボスニアやアルバニアなどのバルカン半島、ブルガリア、中央アジア、イランなど幅広い地域で食べられており、地域によって、ナッツの種類やフィロの材料や厚み、シロップの量、シロップに蜂蜜を加えるかどうかなどの違いがあり、その呼び名も「パフラヴァ」「パフラワ」「バクロア」「バクラワ」などと、それぞれ違いがあるとのこと。
バクラヴァの起源は明らかではありませんが、現在の形になったのは、オスマン帝国の時代であるとのこと。オスマン帝国の首都イスタンブール。その王宮「トプカプ宮殿」の皇帝(スルタン)の台所で開発されたというのが一般的な説です。
バクラヴァの作り方
バクラヴァは通常、大きな鍋で調理されます。
溶かしバターと植物油で分けたフィロ生地を何層にも重ねてフライパンに敷き、刻んだナッツの層を上に置き、次にフィロの層をさらに重ねます。フィロの層は通常はクルミまたはピスタチオですが、ヘーゼルナッツも使用される場合があります。
なお、通常はフィロとナッツが何層にも重なっていますが、トップとボトムのペストリーだけのレシピもあります。
ベーキングする前に、生地を三角形、ひし形、または長方形の形に切り分けます。焼いた後は、蜂蜜、ローズウォーター、またはオレンジの花の水を含むシロップを注ぎ、浸します。
バクラヴァは通常、室温で提供され、多くの場合、挽いたナッツが添えられます。
アンマンのスイーツ店
バクラヴァは、トルコで生まれ、オスマン帝国を通じてイスラム圏に広まっていったお菓子。
イスラムの教えでは、アルコールは禁止されているので、中東の男性たちはお酒を飲まない代わりにスイーツをよく食べます。そのため、トルコやシリア、ヨルダン、イランなど中東の国では、バクラヴァを始めとしたスイーツを売る(食べられる)お店がたくさんあり、多くの男性客で賑わっています。
ちなみに、日本では、トルコやアラブ料理のレストランで食べられるほか、「ナーディル・ギュル」をはじめとしたトルコ・アラブスイーツの専門店で購入することができます。
「ナーディル・ギュル(Nadir Gullu)」松屋銀座店
松屋銀座「Nadir Gullu(ナーディル・ギュル)」
松屋銀座の地下1階にあるバクラヴァの専門店「ナーディル・ギュル(Nadir Gullu)」
「ナーディル・ギュル」は、“バクラヴァの王様“と称される、トルコの老舗「バクラヴァ」ブランド。本店はイスタンブールのカラキョイにあり、毎日9,000人もの訪問客が訪れるほどの人気店なのだとのこと。
ちなみに、カラキョイにある本店は、『カラキョイ ギュルオール(Karakoy Gulluoglu)』という名前で、「ナーディル・ギュル(Nadir Gullu)」は、海外向けのブランド名である様子。
「ナーディル・ギュル」の歴史
ナーディル・ギュルのバクラヴァのルーツは、トルコ南東部の町「ガジアンテップ」
ガジアンテップは、美食の町として知られ、トルコ料理の多くがこの地に由来を持つと言われている町。ピスタチオの産地としても有名なところで、言わば「バクラヴァ」の本場です。
1843年、創業者であるギュル・チェレビ氏は、ガジアンテップにてバクラヴァのお店を開きました。その後、創業4代目のムスタファ・ギュル氏が1949年にイスタンブール最初のバクラヴァショップをオープン。そして、現在の創業5代目であるナーディル・ギュル氏によって、2022年にトルコ国外初の常設店舗である松屋銀座店がオープンすることとなったのです
ナーディル・ギュルの「バクラヴァ」
「チョコレートピスタチオバクラヴァ」近日販売予定!
こちらが、松屋銀座「Nadir Gullu(ナーディル・ギュル)」店の様子。※写真撮影OKいただきました。
ショーケースには、ナーディル・ギュルの「バクラヴァ」がズラリと並び、その前の棚には高級感溢れるグリーンの箱が所狭しと置かれています。
「バクラヴァ」の種類は豊富で、「チョコレートピスタチオバクラヴァ」という新商品も近日販売予定であるとのこと。
「ピスタチオバクラヴァ」
「バクラヴァアソートボックス」「ナーディルスペシャルバクラヴァ」
「キングバクラヴァ」
「バクラヴァケーキ」
「カダユフロール」
ナーディル・ギュルの「バクラヴァ」の種類は下記です。
- ピスタチオバクラヴァ(4個入り・8個入り)
- くるみバクラヴァ(4個入り・8個入り)
- ナーディルスペシャルバクラヴァ(4個入り・8個入り)
- キングバクラヴァ
- バクラヴァケーキ
- パレスバクラヴァ(3個入り)
- カダユフロール(4個入り)
その他、ボックスセットやアソートセットなどがあり、店舗だけでなくオンラインショップでも購入することができます。
「イスタンブールボックス」
今回は、松屋銀座「Nadir Gullu(ナーディル・ギュル)」店のみで販売されている「イスタンブールボックス」(6個入り)3,780円を購入することにしました。
イスタンブールの絵が描かれた水色の缶ボックスが魅力的だったからです★
ナーディル・ギュルの「ピスタチオバクラヴァ」を賞味♪
購入した「イスタンブールボックス」3,780円
こちらが、購入した「イスタンブールボックス」3,780円
缶ボックスの中には、「ピスタチオバクラヴァ」が3個、「ナーディルスペシャルバクラヴァ」が3個入っています。
存在感のあるナーディル・ギュルのバクラヴァ。とっても美味しそうです♪
両側の2つが「ナーディルスペシャルバクラヴァ」、真ん中が「ピスタチオバクラヴァ」
トルコ風の真鍮のお皿に映える「バクラヴァ」
紅茶と一緒にさっそくいただきました♪
「ナーディル・ギュル」のバクラヴァ、食べ終わるのが惜しくなるほど、本当に美味でした★
何層にも重ねられたフィロ生地のソフトな食感。ぎっしりと入った鮮やかな緑色のピスタチオ。フィロ生地にしっかりと沁み込んだシロップ。
上品で洗練されていながら、バクラヴァらしい甘さがしっかりと感じられる、そこいらのお店で出されるバクラヴァとは明らかに違う、本当に最上級のバクラヴァでした♪
都内近郊のレストランの「バクラヴァ」
さてさて、「ナーディル・ギュル」のバクラヴァは絶品ですが、トルコ料理やアラブ料理のレストランでも、美味しいバクラヴァをいただくことができます。
ここでは、都内や近郊のレストランでいただいたバクラヴァをご紹介します★
『ユルディズ・トルコレストラン』(蒲田)の「バクラヴァ」
「バクラヴァ(トルコの有名なパイ)」500円
蒲田にあるトルコ料理のお店『ユルディズ・トルコレストラン』
シックで上品な店内で、美味しいトルコ料理をいただけるお店です。
「バクラヴァ(トルコの有名なパイ)」(500円)は、ピスタチオもたくさん入った美味しいバクラヴァ。ボリュームもそこそこあって満足です♪
『イズミル』(阿佐ヶ谷)の「バクラワ」
阿佐ケ谷にあるトルコ料理店『イズミル』
イズニックタイルが飾られた店内で本場のお味のトルコ料理をいただけるお店です。
「バクラワ」(648円)は、ピスタチオはあまり入っていませんでしたが、フィロ生地の層が多く、シロップもしっかり沁み込んでいて美味です★
『メソポタミア』(十条)の「バクラワ」
十条にあるクルド家庭料理のお店『メソポタミア』
「クルド料理」とは、中東北部のクルディスタン(トルコ東部、イラク北部、イラン西部、シリア北部)に住む民族「クルド人」のお料理のこと。このお店『メソポタミア』は、日本で唯一の「クルド料理」をメイン看板としたお店です。
「バクラワ」(ピスタチオの甘いペイストリー)500円は、ピスタチオがしっかり入り、甘さもたっぷりのバクラワ。濃いめの「クルドコーヒー」との相性抜群でした★
『ゼノビア』(広尾)「バクロア」
広尾にあるシリアを中心とした本格的アラビア料理のレストラン『ゼノビア』は、都内では数少ないシリア料理のレストランです。
「シリアの焼き菓子(バクロア)」600円は、シロップの量が少なめで甘さも若干控え目で上品なお味。フィロ生地のサクサク感とナッツのザクザク感がなかなかGood!
『ダール・ロワゾー』(三軒茶屋)の「バクラワ」
三軒茶屋にあるモロッコ料理のお店『ダール・ロワゾー』
雰囲気満点の空間でレベルの高いモロッコ料理がいただけるお店です。
パイ生地に蜂蜜がたっぷり染み込んだ「バクラワ」は、繊細なフィロ生地と蜂蜜の甘味が美味♪スパイシーなお料理の後にいただく、とっても甘い「バクラワ」。うまい。
『タイーム』(恵比寿)の「バクラワ」
恵比寿にあるイスラエル料理のお店『タイーム』
都内にも数店しかないイスラエル料理専門店です。
定番のデザート「バクラワ」(320円)は、中東の国々に行った時に食べていたのと同じシロップのたっぷり具合。でも、この甘さが病みつきになるんです。
『アル・アイン』(横浜・関内)の「バクラワ」
横浜、関内の大通り公園沿いにある『アル・アイン』
1996年オープンの老舗のアラビア料理店。元クウェート大使館の大使付きだったレバノン人シェフがメインシェフを務める、本格的なアラブ料理を提供するレストランです。
「バクラワ」(780円)は、スタンダードなタイプ2つと、生地にピスタチオを練り込んだタイプ1つの2種類3個。ピスタチオがたくさん入っており、シロップもしっかり沁み込んでいて美味★
2種のうち、スタンダードなタイプの方が好みでした。
『ハッピーケバブ 西川口店』の「バクラワ」
埼玉県西川口にあるトルコ料理店『ハッピーケバブ 西川口店』
トルコから来日したクルド人が多く住む”ワラビスタン”にある『ハッピーケバブ』の2号店です。
当店の「バクラワ」(600円)は、その発祥の地であるトルコ南東部の町「ガジアンテップ」から直送されたものを使っているのだそう。
本場から直送された本物の「バクラワ」を店内で焼き上げて、ほかほかのまま提供。
今まで食べた「バクラワ」の中でも一番の美味しさでした♪
『スパルタ』(関内)の「バクラバ」
横浜・関内にあるギリシャ料理専門店『スパルタ』
お店のオープンは、1953年。日本で最も歴史のあるギリシャ料理店であるとのこと。
「バクラバ」(600円)は、くるみやアーモンドがぎっしり入っていて、リッチな「バクラバ」。はちみつもたっぷりと染み込んでいて、美味しい♪
『サマルカンドテラス』(高田馬場)の「パフラヴァ」
高田馬場にあるウズベキスタン料理のお店『サマルカンドテラス』
本場さながらのウズベキスタンプロフ(ウズベキスタンのピラフ)をいただけるということで、注目されているお店です。
「パフラヴァ」(ドライフルーツとクルミの焼き菓子)500円は、トルコ風の極薄生地の多重層の造りとは違い、より厚い生地で少ない層とより厚いナッツの層で作られるウズベキスタン風。
トルコのに比べ、サクサク感とシロップ感はあまりなく、甘さが控えめな代わりに重量感あります。トルコのとは違いますが、これはこれで美味しい★
『東京ジャーミィ』(代々木上原)の「バクラヴァ」
代々木上原にある日本最大のモスク「東京ジャーミィ」
併設されているトルコ文化センターでは、トルコ料理のランチやスイーツをいただくことができます。
「バクラヴァ」は、鮮やかな黄緑色のピスタチオパウダーがかかっていて、ナッツの食感もGood!シャーベットが添えられていたのでお口直しもできて、とても美味しかったです。
海外のバクラヴァ
『バクラヴァショップ』(ボスニア・ヘルツェゴビナ:サラエボ)の「バクラヴァ」
ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボの旧市街 ”バシチャルシァ” にあるバクラヴァ(バクラバ)の専門店『バクラヴァショップ(Baklava Shop)』
このお店で、「バクラヴァ」をいただきました♪
”バシチャルシァ”は、リトルイスタンブールと言われていて、オスマントルコ時代の名残のある、中近東の雰囲気漂う街です。
店内は、まるでイスタンブールに居るかのような風情。とってもお洒落です♪
6角形のテーブル、ソファの色、キリムカーペット。
この壁の感じに、手前のランプも何ともいえずいいです!
ショーケースには、たくさんの種類のバクラヴァ(バクラバ)が!!
甘そう~だけど、美味しそう~♪
バクラヴァは、キロ単位で売られてました★
いただいた「バクラヴァ(バクラバ)」2種。
スタンダードなひし形のものと、フィロ生地にピスタチオが練り込まれた四角い形のものの2種。
結構甘いけど、フィロのサクサクがシロップでジュワっとする感じや、ナッツの歯ごたえがいいのです! 美味しい♪
苦みのあるボスニアンコーヒーに合います。
『スパイス・キッチン(Spice Kitchen)』(オマーン:マスカット国際空港)のバクラヴァ
オマーンの首都マスカットの「マスカット国際空港」
2018年3月にリニューアルオープンしたばかりのモダンで綺麗な空港です。
お洒落なフードコート店「スパイス・キッチン」は、軽食やスイーツがかなり充実していました。
ショーケースの中には、ピザやサラダ、パスタなどの洋食。サモサやファラフェルなどアラブやインドのスナック。グラブジャムンやバクラバなどのスイーツが売られていて、品揃えも豊富!
美味しそうです♪
購入した「バクラバ」は、ケーキタイプの大きめのバクラバ。
中にピスタチオがたっぷりで、フィロの層も薄く、シロップの甘味もしっかりあって、美味しいバクラヴァでした♪
バクラヴァ以外も種類豊富!中東・アラブのスイーツ
中東・アラブはスイーツ天国!バクラヴァ以外にも数多くのスイーツがあります。
その中の一部(食べたことがあるもの)について、ご紹介します★
クナーファ(ビブロス・レバニーズレストラン)
浜松町にあるレバノン料理店『ビブロス・レバニーズレストラン』
レバノン料理の実力派シェフのお店だということで、アラブ料理好きの話題を一身に集めているお店です★
「クナーファ」とは、小麦粉で出来た細麺状の生地に濃厚なクリームやフレッシュチーズ、ナッツなどを挟んで焼き上げ、シロップを掛けたスイーツ。温かいスイーツです。
レバノンを始めアラブ全域で食べられているスイーツで、その起源は10世紀から12世紀まで中東から北アフリカ一帯を支配したファーティマ朝だというからかなりの歴史。
パリパリとしたクナーファの食感と温かいクリーム、シロップの甘さが、バクラバとはまた違った美味しさです★
ガザンディビ(ユルディズ・トルコレストラン)
こちらは、蒲田のトルコ料理のお店『ユルディズ・トルコレストラン』でいただいた「ガザンディビ(モチモチしたミルクプリン)」
「ガザンディビ」は、オスマン・トルコの時代から食べられてきた伝統的なトルコのスイーツで、“カザン”とは鍋、“ディビ”とは底の意味。
ミルクを煮詰めてモチモチにし、鍋の底で焦がし、表面をキャラメリゼして作られるのだとか。
もちもち柔らかな食感と、キャラメルの甘味が美味しい♪
中東定番のおやつ「デーツ」
紀元前6千年紀にはエジプトやメソポタミアで既に栽培されていたという「ナツメヤシ」。その果実が「デーツ」です。
砂漠のような乾燥した地域でも育ち、長期保存ができ、果物としてはカロリーも高いので、砂漠に住む遊牧民にとっては古くから重要な食べ物でした。
また、イスラム諸国ではラマダン期間中の日没後に最初にとる食事でもあります。
デーツは、中東のおやつの定番。アラブやトルコなどに訪問すると、チャイやコーヒーと一緒に必ずデーツが出てきます。
上の写真は、オマーン内陸部にある城塞都市「ニズワ」にあるデーツショップの様子。
店内の一角には、様々な種類のデーツが並べられ、試食することができます。
明るい茶色をしたものから、真っ黒なものまで。また、お味もベリーっぽい酸味を感じるものから、餡子のような深い甘みを感じさせるものまで、デーツの種類の多様さにびっくりです!
購入したデーツはこちら。ベリーっぽい味の「KHALS」と、干し柿のような甘みのある「KENZY」。どちらも美味しかったです★
デーツは、β-カロテンやカリウム、マグネシウム、食物繊維などが多量に含まれており、抗酸化作用や高血圧予防、腸内環境の改善などの効果が期待できるスーパーフード。日本でも最近注目されている食材のひとつです。
こちらは、デーツを使ったお菓子。
代官山にあるイエメンモカコーヒーの専門店『モカカフェ(Mocha Coffee)』でいただいた、デーツとバクラバと、アラブのクッキー「マモール(マアムール)」がセットになった「中東菓子セット」です。
マモールの中には、デーツ・干しいちじくが入っていました。サクっとしてなかなか美味しい★
こちらは、新宿にある、中東のお菓子やドライフルーツ、ナッツなどを扱っているお店『ファーイーストバザール』でいただいた「エジプシャン・デーツ・タルト」
「エジプシャン・デーツ・タルト」は、デーツとくるみがガッツリ入ったエジプト風のタルト。ねっとりとしたデーツとコリっとしたくるみの食感がGood!
オマーンの伝統菓子「ハルワー」
「ハルワー」は、でん粉、卵、砂糖、水、ギー、カルダモン、ローズウォーター、ナッツ、サフランなどを専用の鍋で混ぜ、2時間くらい火にかけて作られるオマーンの国民的お菓子。
日本のういろうに似た味と食感で、洗面器のような器に入って売られています。
「ハルワー」は、東はバングラデシュから西はモロッコまでの広い地域で食べられているお菓子で、その形も作り方も地域によって様々。古くは古代メソポタミアでも食べられていた歴史のあるお菓子です。
ニズワにあるお店で、「ハルワー」を試食させていただきました。
最初、超甘いのかも、と思っていたのですが、食べてみると意外と食べやすくて美味しい★
まとめ
アラブやトルコを中心とした中東は、知られざるスイーツ天国。
バクラヴァ専門店「Nadir Gullu(ナーディル・ギュル)」の出店を契機に、未だ見ぬ中東の絶品スイーツが続々と日本に上陸することが期待されます♪
まずは手始めに、中東スイーツの王様「バクラヴァ」を召し上がってみてはいかがでしょうか。
日本人のお口に合うお味。きっと病みつきになります★