アル・アイン(横浜・関内)|老舗のアラビア料理店でラムチョップやマクルーバに舌鼓♪

関内、アルアイン グルメ
記事内に広告が含まれています。

横浜、関内の大通り公園沿いにある『アル・アイン』は、1996年オープンの老舗のアラビア料理店。元クウェート大使館の大使付きだったレバノン人シェフがメインシェフを務める、本格的なアラブ料理を提供するレストランです。

お店は、横浜市営地下鉄伊勢佐木長者町駅より徒歩2分、根岸線関内駅より徒歩10分の大通り公園沿いにある雑居ビルの地下1階にあります。

スポンサーリンク

元大使館大使付きシェフだったレバノン人がメインシェフを務めるお店

関内、アルアイン『アル・アイン』の入り口

 

お店の入り口はこちら。看板が立っていて、奥の階段を降りたところにお店はあります。大通り公園前のロケーションですが、界隈はとても静かな雰囲気でした。

関内、アルアイン地下1階にある『アル・アイン』の外観

 

地下1階にある『アル・アイン』の外観です。

シンプルながら、アラブの工芸品が飾られた重厚な趣の入り口。

さっそくお店の中に入っていきましょう〜♪

関内、アルアイン『アル・アイン』の店内

 

こちらが、『アル・アイン』の店内。

お店は結構広々としていて、座席は、テーブル40席、カウンター4席の合計44席。

土曜のディナータイム18時に事前予約して訪問したのですが、お料理をいただいている間に、ほぼ満席状態になりました。

お客さんは、日本人のグループ、男性2人組、カップル、外国人グループなどなど。

関内、アルアイン壁に飾られた立派な絨毯

関内、アルアインところどころに飾られているアラブの品々

関内、アルアインアラビアンランプやラクダの置き物、乳香など

関内、アルアインシルバーの容器

 

店内には、アラブの工芸品や雑貨、絨毯、アート、ファブリック、楽器などが、至る所に飾られていて、アラブの雰囲気満点!

お店のスタッフは、ホールのスタッフが、日本語堪能な外国人らしき美人な女性の方おひとり。それと、オーナーシェフの「ジアード・カラム」さんが全てのテーブルをちょくちょく周り、親しげに話し掛けてきてくださいました★

 

さてさて、お料理の注文です♪ ※メニューの撮影はNGなのでメニュー写真は無し。

おすすめのセットメニューもありましたが、自分たちが食べたいものを注文したかったので、今回はアラカルトで注文することにしました。

注文したのは↓です。

  • 3種類のピュレ盛り合わせプレート 2人分 1,480円
  • アラビアパン2枚 200円×2枚
  • ケッベミートボールフライ 1,380円
  • チキンスープ 730円
  • ラムチョップガナム 1,780円
  • タブーレ サラダ 2人分 1,780円
  • マクルーバ 2,000円

このうち、「マクルーバ」は、メニューには書かれていないお料理で、食べている途中でシェフにおすすめされ、オーダーしたものです。

注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます。

スポンサーリンク

アラブの前菜も、炭火焼きのラムチョップも、炊き込みご飯のマクルーバもどれも美味★

関内、アルアイン「チュニジアワイン(グラス・赤)」700円

 

お飲み物は、ワインをチョイス。「チュニジアワイン(グラス・赤)」です♪

お店のメニューによると、チュニジア産の「シャトー・モルナグ」というワインであるとのこと。

なめらかな口当たりと控え目な酸味、豊かな果実味が特徴のチュニジアを代表する赤ワイン。エレガントなお味で美味です♪

ワインをちびちび飲んでいると、程なくしてお料理が運ばれてきました〜!

関内、アルアイン「3種類のピュレ盛り合わせプレート 2人分」1,480円

 

「3種類のピュレ盛り合わせプレート 2人分」です。「アラビアパン(ホブズ)」も一緒に登場。

「3種類のピュレ盛り合わせプレート」のお料理は、下記です。

  • ひよこ豆のピュレ(ホンモス)
  • 焼き茄子のピュレ(ババガンヌーシュ)
  • ビーツとひよこ豆のピュレ
  • ひよこ豆とかぼちゃの前菜

中東料理の定番のひよこ豆や茄子を使ったディップの盛り合わせです。

「ひよこ豆のピュレ(ホンモス)」は、ひよこ豆の旨みにゴマやオリーブオイル、レモン汁などがインパクトを加えた中東料理定番のペースト。いつ食べても美味しい♪

「焼き茄子のピュレ(ババガンヌーシュ)」は、焼き茄子にタヒーナ、オリーブオイル、レモン汁、ニンニクなどを加えたペースト。上にザクロが載っています。味わい深い焼き茄子の旨味。

「ビーツとひよこ豆のピュレ」は、ホンモスにビーツを加えた鮮やかなピンク色のペースト。上にパセリが載っています。ビーツの自然な甘味がGood!

これらのディップを「アラビアパン」に付けていただくと、本当に美味しい★

関内、アルアイン「ケッベミートボールフライ」1,380円

 

続いて、「ケッベミートボールフライ」です。

「ケッベ」(キッべ・クッべ・クッバ)とは、ブルグル(引き割り小麦)の中に、各種スパイスで味付けした挽き肉(牛やラム)、松の実、炒めた玉ねぎなどを詰めて揚げたラグビーボール型のスナック。

レバノンやシリアなどレバント地方やトルコ、エジプト、レバノン移民を受け入れたブラジルなどでも食べられています。

ブルグルの香ばしい味と食感、ぎっしり詰まった挽き肉の旨味。胡桃入りのヨーグルトサラダに付けていただくと美味です♪

関内、アルアイン「チキンスープ」730円

 

こちらは、「チキンスープ」

ニンジン、ズッキーニ、レンズ豆、チキンが入った具沢山のスープ。

シンプルだけど美味しい。ホッとする味のスープです。

関内、アルアイン「ラムチョップガナム」1,780円

 

「ラムチョップガナム」です。

スパイスやハーブでマリネしたラムチョップの炭火焼きバーベキュー。「アラビアパン(ホブズ)」と「タブーレサラダ」も付いていました。

ラムのお肉がジューシーでたまらない美味しさ♪ 夢中で齧り付きます!

タブーレサラダのパセリとの相性も抜群! もちろん、ホブズに挟んでいただくのもGoodです★

関内、アルアイン「タブーレ サラダ 2人分」1,780円

 

「タブーレ サラダ 2人分」

「ラムチョップガナム」に付いていることを知らず、別で頼んでしまいました。。

「タッブーラ」(タッブーレ、タブーリ)は、細かく刻んだパセリをメインに、トマト、ミント、玉ねぎ、ブルグル(小麦の挽き割り)、レモン汁、オリーブオイルなどを混ぜて作るサラダ。レバノンの定番のサラダです。

独特の風味のパセリとレモンの酸味がマッチしていて、とても爽やか!パセリの食感もNiceです♪

関内、アルアイン「マクルーバ」2,000円

 

こちらは、この日のシェフのおすすめ料理である「マクルーバ」です。

はじめは、グランドメニューに載っていた「牛肉&オクラのトマト煮込み」を頼んでいたのですが、オーナーシェフの「ジアード・カラム」さんがテーブルにやって来て、メニューに載っていないこの「マクルーバ」をおすすめしてきたので、トマト煮込みをキャンセルし、こちらを注文することに。

「マクルーバ」(マクルバ)は、肉、お米、素揚げした野菜などを鍋に入れて炊き込んで作る炊き込みご飯で、提供する時にお皿の上に鍋の中身をひっくり返すことから「マクルーバ」(アラビア語で「ひっくり返す」の意味)と名付けられています。

レバント地域一帯で食べられており、その歴史は古く、13世紀のレシピ集にも記述があるのだとか。

お肉はチキンやラムが使われることが多いようですが、『アル・アイン』では、牛肉が使われていました。お野菜は、人参、なす、カリフラワー、じゃがいもが使われ、カシューナッツ、アーモンド、くるみなどのナッツも入っています。

この「マクルーバ」、かなり美味しかったです!

脂っこさは結構あるものの、ゴロゴロ入った牛肉は旨味たっぷりで、バラエティに富んだお野菜や、食感に変化を与えてくれるナッツ類、スパイスもカルダモンやブラックペッパーなど、色々使われており、カラフルな味わい。食べ応えあります!

スポンサーリンク

ミントティーとレバノンコーヒーと共にいただくデザート「マハラベーヤ」と「バクラワ」

関内、アルアイン「マハラベーヤ」580円

 

こちらは、食後のデザートとしていただいた「マハラベーヤ」

「マハラベーヤ」は、エジプトで食べられているミルクプディングで、オレンジの花、ローズウォーター、ピスタチオ、ハチミツで味付けした香り高いプリンです。

とろりとした食感が美味しい★

関内、アルアイン「バクラワ」780円

 

お馴染みの中東スイーツの王様「バクラワ」もいただきました!

スタンダードなタイプ2つと、生地にピスタチオを練り込んだタイプ1つ。

「バクラヴァ(バクラバ)」は、薄いフィロ生地を何層も重ね、ピスタチオやヘーゼルナッツ、アーモンドなどを挟んで焼き上げ、濃厚なシロップに浸して作るお菓子。

『アル・アイン』のバクラワは、ピスタチオがたくさん入っており、シロップもしっかり沁み込んでいて美味★ スタンダードなタイプの方が好みでした。

関内、アルアイン「ミントティー」600円

関内、アルアイン「レバニーズコーヒー」600円

 

デザートと一緒にいただいたお飲み物は、「ミントティー」「レバニーズコーヒー」

すっきり爽やかな「ミントティー」も、ドロっとして濃いめのコーヒー感がGoodな「レバニーズコーヒー」も、脂っこいアラブ料理の後のお口直しに最適な感じ。

もちろん、「マハラベーヤ」や「バクラワ」のお供としてもぴったりです★

『アル・アイン』は、ネット予約出来ます!
『アル・アイン』のネット予約はこちら(ホットペッパーグルメ)

横浜にある、1996年オープンの老舗アラビア料理店『アル・アイン』

ホンモスやババガンヌーシュ、ケッベ、タブーレサラダなどの前菜も、炭火焼きのラムチョップも、炊き込みご飯のマクルーバも、マハラベーヤやバクラワなどのデザートも、本格的なお味で美味★

さすが、元大使館シェフだった「ジアード・カラム」さんのお料理。横浜で25年もの間、愛され続けているのも納得のアラビア料理店です。

スポンサーリンク

◉『アル・アイン』の地図・アクセス

スポンサーリンク

アラブ・中東料理店

中東料理(アラブ・トルコ・イラン料理)のおすすめメニューとお店をご紹介♪
中東料理(アラブ・トルコ・イラン料理)は、ひよこ豆など豆を多用し、オリーブオイルを使い、羊肉が主に食べられ、スパイスやハーブを使いながらも辛くなくヘルシー。中東料理のおすすめメニューとお店をご紹介します♪
トルコの絶品スイーツ「バクラヴァ」&中東・アラブのスイーツまとめ
近年注目を集めつつある中東のスイーツ。中でも今最も話題となっているのがトルコ生まれの伝統菓子「バクラヴァ」です。「バクラヴァ」とはどんなお菓子なのか、松屋銀座に出店したナーディル・ギュルのバクラヴァや、都内近郊のレストランのバクラヴァ、バクラヴァ以外の中東スイーツについてもご紹介します★
ビブロス・レバニーズレストラン(浜松町)|実力派シェフが作る本物のレバノン料理
浜松町にあるレバノン料理店『ビブロス・レバニーズレストラン』。アラブの食文化の中心とも言われるレバノン料理。そのレバノン出身の実力派シェフのお料理は、評判通り素晴らしいお味でした★もちろん、スイーツも絶品♪
パルミラ(池袋)|レバノン人シェフが作る絶品のシリア・アラブ料理
池袋にあるアラブ料理の老舗、『アラビアンレストラン パルミラ』。レバノン人シェフ「アメタ・スレイマン」さんの作るシリア料理を中心としたアラブ料理は、ファットゥーシュサラダもレンズ豆スープも、ホンモスやムタッバルなどのペースト、アラブパンもケバブも、そして、デザートのクナーファも、本当に美味しい!
ジャーメジャム(阿佐ヶ谷)|前菜もケバブも煮込みも全てが絶品のイラン料理店
阿佐ヶ谷にあるイラン料理のお店『ジャーメジャム』。「日本で一番のイラン料理店」との自負も納得!ホムスやミルザガセミなどの前菜もラムミンチのキャバーブも煮込み料理も、今まで食べたイラン料理の中でも格別に美味しいと感じられるお味でした。特に、セロリと鶏肉をハーブで煮込んだ「ホレシュテ・キャラフス」が絶品♪
ドルジャマフセン(練馬)|本格的なトルコ料理を堪能できる”練馬のトルコ”
練馬にある正統派トルコ料理店『ドルジャマフセン』。本場トルコのお味を忠実に再現したトルコ料理をトルコの雰囲気たっぷりの店内でいただけるお店。前菜のメゼからドルマ、アダナケバブまで、どのお料理も絶品♪ 本格的なトルコ料理を堪能したいなら、この『ドルジャマフセン』を選べば間違いありません★
ブルガズ・アダ(麻布十番)|エキゾチックな空間でトルコの宮廷料理に舌鼓
トルコの宮廷料理がいただけるレストランが、麻布十番にあります。門外不出の料理のレシピを継承するレストランは、世界にたった3軒のみ。イスタンブールに2軒と、もう1軒はここ『ブルガズ・アダ(BURGAZ ADA)』です。
ダール・ロワゾー(三軒茶屋)|ランプの灯る店内で楽しむモロッコ料理
三軒茶屋駅世田谷通り口より徒歩1分。昭和の香り漂うレトロなアーケード「エコー仲見世商店街」のただ中に、モロッコ料理店『ダール・ロワゾー』はあります。店頭には、モロッコタイルのテーブルが置かれ、モロッコランプが吊り下げられていて、レトロアーケードの中で、ここだけモロッコ空間です★
アラブ・中東料理店
中東料理(アラブ・トルコ・イラン料理)のお店・レストランをご紹介。東京を中心に日本各地の中東料理店のほか、本場アラブのレストランもご紹介しています。実際に訪問したお店の様子やメニュー、食べたお料理を掲載。お店は下記リンク先の地図からも探せます。
エスニック料理店マップ|グルメ記事まとめ
地図から探す「エスニック料理」!インド料理、ネパール料理、パキスタン料理から、タイ料理やベトナム料理などの東南アジアの料理、トルコ料理やモロッコ料理などのアラブやアフリカ料理、ペルー料理やメキシコ料理などの中南米の料理、中華料理や韓国料理、カレー屋さんまで。これぞ!というエスニック料理店をご紹介します★

コメント

タイトルとURLをコピーしました