- ビリヤニとは?
- 『カーン ケバブ ビリヤニ』@銀座
- 『ハリマ ケバブ ビリヤニ』@上野
- 『ナンディニ』@清澄白河
- 『シリバラジ』@水道橋
- 『マハラジャビリヤニ』@東北沢
- 『レカ』@西葛西
- 『マルハバ』@池袋
- 『ナスコ・フードコート』@新大久保
- 『シャヒ・ダワット』@小川町
- 『ノング・インレイ』@高田馬場
- 『ミンガラバー』@高田馬場
- 『想いの木』@神楽坂
- 『ナワブ・ビリヤニハウス』@茅場町
- 『スパイスカフェ』@押上
- 『シターラ 青山(SITAARA)』@青山
- 『アーンドラ・ダバ』@神田
- 『エリックサウス』@東京・八重洲
- 『マルジョウ』@池ノ上
- 『アジアカレーハウス』@錦糸町
- 『バンゲラズキッチン』@銀座一丁目
- 『ビーンズ・オン・ビーンズ』@神田
- 『エリックサウスマサラダイナー』@渋谷
- 『SPICE LAB TOKYO(スパイス ラボ トーキョー)』@銀座
- 『スリマンガラム』@経堂(テイクアウト)
- 『ビリヤニ食堂』@北千住
- 『ロジャーズ・キッチン』@蓮根
- 『シーバード・コロニー』@銀座
- 『エリックサウス 高円寺カレー&ビリヤニセンター』@高円寺
- 『インド宮廷料理 Mashal(マシャール)』@大森
- 『ビリヤニすいさんしつ(旧名:流しのビリヤニ STAND)』@小伝馬町
- 『ビリヤニ大澤』@神田
- 『アトリエデリー』@湯島
- 『カフェ パラダイスアレー』@神田
- 『ジョニーのビリヤニ 神田店』@神田
- 東京以外の「ビリヤニ」
- 海外の「ビリヤニ」
- 閉店したお店の「ビリヤニ」
- 「ミールス」「スリランカプレート」「ダルバート」などのお店まとめ
- ビリヤニについてのQ&A
ビリヤニとは?
「ビリヤニ」(Biryani)とは、インドやパキスタンなどで食べられている炊き込みご飯のこと。
スパイスをふんだんに使い、お米と具材を別々に調理して作る手の込んだお料理で、インドでも高級なお料理として知られています。
材料としては、お米は主に高級米のバスマティライスが使われ、スパイスは、「クミン」「コリアンダー」「ターメリック」「シナモン」「カルダモン」「クローブ」「にんにく」「しょうが」「玉ねぎ」「ナツメグ」「ローリエ」「ミント」「胡椒」「サフラン」「レーズン」「カシューナッツ」など盛りだくさん!
メインの具材としては、羊肉や鶏肉、そして、イスラム由来のお料理なので牛肉が使われることもあります(豚肉は使われません)。また、エビや魚などの魚介も具材としてはポピュラーであるそう。
作り方は、肉などからなるグレービーを作り、お米を半分ほど茹で、グレービーとお米を交互に層にして炊き込む「パッキ」、生肉とヨーグルトとスパイスをマリネしたものを一晩寝かせて鍋底に敷き、その上にバスマティライスを層にして重ね、炊き上げる「カッチ」、グレービーに洗ったお米を入れて炊き上げる、日本の炊き込みご飯と似た作り方の「生米」の3種類が知られています。
また、加熱時には、「ダム」と呼ばれる加熱法が行われることも特徴のひとつ。
「ダム」とは、ビリヤニ鍋に材料を入れて密封し、弱火で長時間加熱する方法です。
「ビリヤニ」は、もともと、ペルシャ(イラン)やアフガニスタンなどの中央アジアで食べられていた「ポロ」などがその源流であると言われていて、イスラムの流入とともにインドに伝来したのだそう。
そして、ムガル帝国(1526年-1858年)の時代に現在の形にまで洗練され、インド亜大陸全土に広まったのだと考えられています。
スパイスたっぷりのリッチなインド炊き込みご飯「ビリヤニ」
最近では「ビリヤニ」の名前もだんだんと知られるようになってきて、手の込んだこのお料理を食べられるお店も増えてきました。
東京都内のおいしい「ビリヤニ」を34選、ご紹介します★
『カーン ケバブ ビリヤニ』@銀座
『カーン ケバブ ビリヤニ』は、銀座、博品館の6階にある南インド&パキスタン料理のお店。
このお店、六本木の『サイーファ ケバブ ビリヤニ』や品川の『サルマ ティッカ ビリヤニ』、上野の『ハリマ ケバブ ビリヤニ』などの姉妹店で、名前の通り「ビリヤニ」が売りのお店です。
写真は、「チキン・ビリヤニ」(1,855円)
カルダモンやクローブ、コリアンダーシードやクミンシードなど、ホールスパイスがごろごろ入ったビリヤニは、お味も華やか、見た目も豪華なリッチビリヤニ。
銀座ならではの落ち着いた店内の雰囲気と、店員さんのサービスの素晴らしさも魅力です!
『ハリマ ケバブ ビリヤニ』@上野
上野にある『ハリマ ケバブ ビリヤニ』は、『カーン ケバブ ビリヤニ』の姉妹店。
グレービーがしっかりと絡んだバスマティライスに、カルダモンやクローブ、クミンやコリアンダーを始めとしたスパイスがたっぷりと入った絶品ビリヤニがいただけます!
スタッフの方も気さくで親切で、何よりサービス満点!どんどんサービスメニューを持ってきてくれちゃいます。
写真の「ラム・ビリヤニ」のお値段は1,440円ですが、お料理のレベルの高さと、至れり尽くせりのサービスを考えると、かなり安めな印象★
上野で「ビリヤニ」食べるなら、ここです!
『ナンディニ』@清澄白河
清澄白河にある南インド料理店『ナンディニ』
このお店のシェフは、神谷町にある南インド料理の名店『ニルヴァナム』で働いていた南インド出身のお方。『ニルヴァナム』仕込みのレベルの高い南インド料理を味わうことができるお店です。
写真の「チキン・ビリヤニ」(1,500円)はボリュームたっぷり!
これぞ、ビリヤニ!って感じです。
バスマティライスに、中には大きな鶏モモ肉がゴロゴロと。クローブやカルダモン、クミン、コリアンダーなどを中心に様々なスパイス&ハーブの味が絡んだ本格ビリヤニ。
ひと口食べて、これは美味い!
王道のビリヤニです。
『シリバラジ』@水道橋
カレーの町神保町にオープンした待望の南インド料理店『シリバラジ』
注文した「チキン・ビリヤニ」(1,300円)は、パラパラのバスマティライスの中に、でっかい骨付きのチキンがごろっと入っていて、クミン、コリアンダー、カルダモン、クローブ、シナモンなどの各種スパイスの香りと味わいがしっかりと感じられる美味しいビリヤニ。
レモンを絞り、付け合わせのライタをかけると味に変化が出てとってもGoodです。
スタンダードなお味が満足感を与えてくれる、神保町随一の「ビリヤニ」です。
『マハラジャビリヤニ』@東北沢
インド料理店『マハラジャビリヤニ』は、小田急線東北沢にある隠れた名店です。
パキスタン人経営のお店のようで、お料理はハラルフード対応。スタッフはウルドゥー語を話すことができるとのこと。
お店の名前にもなっている「ビリヤニ」は、「チキンビリヤニ」が、1,190円。「マトンビリヤニ」が、月末金曜のみの提供で1,290円というコストパフォーマンスの良さ!
リーズナブルなお値段ながら、お味もスパイスの味と香りを堪能できる本格派です★
『レカ』@西葛西
日本の「リトル・インディア」とも呼ばれる西葛西。
そこで一番人気なお店なのがここ『レカ』です。
『レカ』のお料理は、西インド出身のママさんが作る「インドのお母さんの味」。『レカ』は、インドのお母さんが毎日家庭で作る、優しいお味の手料理をいただける、日本でただひとつのお店なのです。
人気メニュー「ビリヤニ付きスペシャルセット」(1,200円)には、白米とグレービーの色のついたお米が混在し、しっかりと層状に炊き込まれた手の込んだ美味しい「ビリヤニ」が付いています。
スパイシーながらも辛さはあまりなく優しいお味の「ビリヤニ」
ママさんが作る家庭の「ビリヤニ」です。
『マルハバ』@池袋
池袋にあるパキスタン料理専門店『マルハバ』
このお店、本格パキスタン料理店としては都内でもかなりの老舗の部類で、お料理はハラルフード100%、アルコール類は宗教上の理由から一切置いていないそうです。
『マルハバ』のビリヤニは、シンプルながらもカルダモン、クミン、コリアンダー、クローブなど、各種スパイスがしっかり入った本格派ビリヤニ。辛さもかなり強烈です。
ゴロリとたくさん入ったマトンの臭みがスパイスで抑えられていて、グレービーの染み込んだライスのお味もなかなか。
「マトン・ビリヤニ」が950円と、かなりリーズナブルなところと、ボリュームたっぷりなところも魅力的。
『ナスコ・フードコート』@新大久保
新大久保、ハラルフードの食材店が軒を連ねる”イスラム横丁”の一角にあるお店『ナスコ・フードコート』
このお店、界隈のハラルフード食材店の中でも一番メジャーだと思われる「ナスコ・グループ」が出しているレストランです。
「Chikin Biriyani(チッキンビリヤニ)」(800円)は、見た目はシンプルながら、クミンやコリアンダー、クローブ、カルダモン、ブラックペッパー、ベイリーフなどのホールスパイスが強烈に効いていて、チキンもいい感じの柔らかさで美味しい。
パキスタンやインドなどの現地そのままの雰囲気で、スパイス満点の現地そのままの「ビリヤニ」をリーズナブルな価格でいただくことができます!
『シャヒ・ダワット』@小川町
小川町にあるインド料理店『シャヒ・ダワット』は、壺に入れたままタンドール窯で炊き上げるという「ビリヤニ」を食べられることで知られているお店。
本格的なビリヤニを提供するお店としては、都内でも草分け的な存在です。
グレービーがしっかりと染み込み、スパイスの香り豊かな『シャヒ・ダワット』のビリヤニはやっぱり美味しい。
「ビリヤニランチ」(1,000円)は水曜限定ですが、ビリヤニの他に日替わりカレーと、「チュカウニ」が付いてくるのが嬉しいです。
「チュカウニ」は、じゃがいもとターメリックやフェネグリークなどが入ったヨーグルトソース。これをビリヤニにかけて食べると美味しいんです。
『ノング・インレイ』@高田馬場
日本のミャンマータウンと呼ばれる高田馬場にあるミャンマー料理店『ノング・インレイ』
ミャンマーのビリヤニ「ダンパウ」をいただけるお店です。
この「ダンパウ」、でっかくて柔らかいチキン、バスマティライスにカルダモンやクミン、コリアンダーなどのスパイスがふんだんに入っていて、インドのビリヤニにそっくりな感じ。
これに、一緒に出てきた玉ねぎや「ペーポウッチョー」(乾燥納豆、ナッツ、黄ニラの根、唐辛子などで作られたシャン地方のふりかけ)を入れて混ぜ合わせて食べると絶品。
美味しいです「ダンパウ」。
『ミンガラバー』@高田馬場
同じく高田馬場にあるミャンマー料理店『ミンガラバー』
『ミンガラバー』の「ダンパウ」は、かなりリッチな装い。
チキンのグレービーと共に炊き込んだインディカ米にナッツやレーズン、クミンやコリアンダー、カルダモンなどのスパイスが入ったビリヤニライスの上に、でっかいチキンが載っています。
そして、チキンの上にミャンマー風のカレー煮込みがかかっているのが『ミンガラバー』の「ダンパウ」の特徴。
このカレー煮込みが濃厚でスパイシーでとっても美味しいんです。
『想いの木』@神楽坂
日本人のオーナーがお料理のメニューとレシピを監修する、日本人のお口に合うクオリティーの高いお料理を提供しているお店として、インド料理好きのみならず、グルメな人から高い評価を受けているお店『想いの木』
『想いの木』でいただいたビリヤニは、店主さんオススメの「キンメ鯛ビリヤニ」
金目鯛は築地市場から直送された旬のものを使っているそうで、肉厚の身が食べ応えあります!
ビリヤニに添えられたライタをかけて食べると、味にバリエーションが生まれて、なお美味しい♪
思わず、唸ってしまうほどの美味しさでした★
『ナワブ・ビリヤニハウス』@茅場町
茅場町一丁目の交差点の南東の一画あるインド料理店『ナワブ・ビリヤニハウス』
店名にあるように、このお店の売りのメニューは「ビリヤニ」
美味しいビリヤニをリーズナブルなお値段でいただける貴重なお店です。
「ナワブ特製ビリヤニ」は、バスマティーライスを使ったオレンジ色のビリヤニに、サラダ、ライタが載ったワンプレート。食べやすくて美味しいスタンダードなお味のビリヤニです。
インド料理店には珍しく、11:00から23:00まで通しで営業しているので、いつでもビリヤニが食べられるというところも二重丸◉
『スパイスカフェ』@押上
古いアパートを改装して造った古民家レストランで、スパイスを使った素敵なコース料理を堪能できるお店『スパイスカフェ』
シェフのおまかせコースで出てきたビリヤニは、「冬野菜ビリヤニ&生姜ピクルス」
ブロッコリー、カリフラワー、ニンジン、さつまいも、ビーツ。。。他にもたくさんのお野菜が入っていて栄養も満点。
カラフルで美味しそうで、ビジュアル100点満点です!
シナモン、カルダモン、クローブ、フェンネルなどのスパイスが入っていて、とてもスパイスを感じます。
お野菜も食べ応えがあって、満足感たっぷり☆
生姜のピクルスと一緒に食べるとアクセントになってとっても美味しいです!
『シターラ 青山(SITAARA)』@青山
東京メトロ表参道駅から徒歩約5分のところにある『シターラ青山(SITAARA)』は、高級感のあるスタイリッシュな店内で、美味しいワインと共にインド料理のコースがいただけます。
ちょっと特別な日に行きたい。そんなレストランです☆
「天然キノコのビリヤニ(重ね蒸しご飯)」は、専用のビリヤニ鍋を使い、鍋の周りをナンで密封して炊き込まれた本格的な「ダムビリヤニ」
スパイスとキノコの旨みがギュっと凝縮されていて、とても美味♪
パラパラとしたバスマティライスが何ともいえません★
『アーンドラ・ダバ』@神田
神田にある南インド料理店『アーンドラ・ダバ』は、御徒町にある『アーンドラ・キッチン』、銀座にある『アーンドラ・ダイニング 銀座本店』に続く、レベルの高い南インド料理が食べられることで定評のあるアーンドラ系列の3号店です。
注文した「マトン入りビリヤーニー」は、系列店では土曜限定の人気メニューですが、この『アーンドラ・ダバ』では毎日いただけるとのこと。
パラパラのバスマティライスに、カルダモンやクローブ、コリアンダー、クミンなどを始めとしたスパイスがたくさん!
そして、ライスの中には、スパイスの味とグレービーがしっかり沁み込んだマトンがゴロゴロと!
まさにビリヤニらしいビリヤニ!絶品です★
『エリックサウス』@東京・八重洲
東京駅の八重洲地下街にある南インド料理店『エリックサウス 八重洲店』
行列のできる人気店です。
ランチタイムにいただける「チキンビリヤニプレート」は、バスマティライスに、様々なスパイスの入ったグレービーとごろっと大きめのチキンが絡み、香り、食感、味共に抜群!
手間暇掛けて作られている感じが伝わってきます。
さらに、ビリヤニのお供として定番の「ライタ(塩ヨーグルトサラダ)」、そして、エリックサウスの売れ筋カレー「エリックチキンカレー」をビリヤニと混ぜていただくと、ますます美味しい★
「エリックサウス」のビリヤニ、さすが評判通りの美味しいビリヤニでした〜♪
『マルジョウ』@池ノ上
京王井の頭線池ノ上にあるお洒落なインド料理店『マルジョウ』
コンクリート打ちっ放しのスタイリッシュな空間で、美味しいインド料理&スパイス料理をいただけるお店です。
この日のビリヤニはイワシのビリヤニ。
鍋の中には、バスマティライスとイワシの切り身と青菜が載せられていて、付け合せにはデーツのチャツネとライムの切り身。
イワシのビリヤニ、見た目はシンプルですが、中はイワシと様々なスパイスが入ったグレービーが沁み込んでおり、美味しそうに色づいておりました★
華やかなスパイスの香りとイワシの旨味、ほどよいチリの辛さと付け合わせのライムやアチャールの酸味と甘み。
『マルジョウ』のビリヤニ、絶品です★
『アジアカレーハウス』@錦糸町
錦糸町南口。ラブホテルや風俗店などが並ぶ少し怪しげな界隈の中に、知る人ぞ知るバングラデシュカレーのお店『アジアカレーハウス』はあります。
近年、錦糸町界隈に増加してきた在日バングラデシュ人の胃袋を満たすためにオープンしたこのお店、現地そのもののリアルなバングラデシュ料理がいただけるということで密かな人気を集めているお店です。
『アジアカレーハウス』のビリヤニは「マトンビリヤニ」
お米は、バングラデシュでよく食べられている小ぶりのお米「チニグラライス」が使われており、お肉のだし汁に生米を入れて炊き上げるのが、バングラデシュのビリヤニの作り方なのだそう。
ゴロゴロ入ったマトンは臭みがなく、適度なスパイス感と辛さ控えめの優しいお味で相当な美味♪
『アジアカレーハウス』のビリヤニ、金曜限定ですが、必食の美味しさです!
『バンゲラズキッチン』@銀座一丁目
東京メトロ銀座駅、銀座一丁目駅から徒歩1分ほど。銀座西2丁目の外堀通り沿いにある「銀座インズ2」の2階に、2018年1月14日、注目のお店がオープンしました!
南インド・マンガロール料理のお店『バンゲラズキッチン』★
マンガロール料理の専門店としては日本初のお店です。
お目当ての「マンガロールビリヤニ」は、竹の筒の入れ物に入っていて、なかなか高級感あります♪
メニューの紹介文によると、
香りのよいバスマティライスを具材とスパイスとともに炊き込んだご飯。やさしいスパイス使いがマンガロールスタイル。フィッシュビリヤニにフィッシュカレー、その他はライタ(生野菜とスパイス入りのヨーグルト)が付きます。ライタはビリヤニと混ぜてお召し上がりください。
とのこと。
脂の乗ったサワラとグレービーの沁み込んだパラパラのバスマティライスの組み合わせがGood!
付け合わせのフィッシュカレーをかけて食べるとなお美味しい★
満足の一品でした〜♪
『ビーンズ・オン・ビーンズ』@神田
JR神田駅南口から徒歩4分。日銀通りから右折した路地の右手の2階に、南インド食堂『ビーンズ・オン・ビーンズ』はあります。
2019年の2月にオープンしたばかりのこのお店。ミールスやドーサなどの南インド料理、そして、ビリヤニや炭火焼のラムチョップなどの焼き物系などバラエティに富んだメニューを持ち、比較的リーズナブルなお値段でいただけるということで、人気のお店です。
パラパラのバスマティライスを使ったビリヤニは、しっかりグレービーと層状に炊き上げられた感じで、クローブやカルダモンなどのスパイスもガッツリ効いていて本格的。
ミントやパクチー、紫タマネギやレモンとのマッチングも良いです★
ライスの中に入ったマトンのお味が沁みていて、かなり美味しいビリヤニ。
店員さんがオススメするのもわかります。
ビリヤニも付け合わせのラッサムも結構辛めでしたが、ライタで辛さを中和しながら美味しくいただきました!
『エリックサウスマサラダイナー』@渋谷
渋谷にある『エリックサウスマサラダイナー』は、東京の南インド料理ブームを牽引してきた『エリックサウス』が2018年4月にオープンさせた、モダンインディアンを楽しめる新しいスタイルのインド料理店です。
写真は「ハイデラバード風骨付きマトンビリヤニ」
グレービーが不揃いに染み込んだバスマティライスの上に、スターアニスやカシア、ローリエなどが飾られたフォトジェニックなビジュアル。
そして、ビリヤニにスプーンを縦に差し込むと、肉のグレービーの層とお米の層が分かれているのが見えます。
肉とお米を別々に調理し、鍋にそれぞれ層状に重ねて作るというビリヤニ。手の込んでいる様子が伺い知れます。
お味は、もちろん最高!
「ハイデラバード風骨付きマトンビリヤニ」、マストで注文したい一品です★
『SPICE LAB TOKYO(スパイス ラボ トーキョー)』@銀座
2019年11月16日、銀座にオープンした『SPICE LAB TOKYO(スパイス ラボ トーキョー)』は、”日本人が持つ「インド料理」の概念を覆すモダンインディアンキュイジーヌ” をコンセプトとしたお店。
洗練されたオシャレな空間で、美しいお料理をゆったりといただけるインド料理店です。
コースメニューのメインとして登場したのが、写真の「チキンのビリヤニ」です。
付け合わせとして、大根とくるみのライタ、ダル、ミルチ・カ・サランもセットになっていました。
柔らかくほぐれるチキンと、スパイスが香るグレービーの染み込んだバスマティライス。3種の付け合わせを混ぜてバリエーション豊かな味を楽しめます。
さすがモダンキュイジーヌ、洗練されたお味です★
『スリマンガラム』@経堂(テイクアウト)
今年(2020年)1月にオープンしてから、あっという間に人気店になった『スリ マンガラム(Sri Mangalam)』。南インド・チェッティナード地方の料理を提供するお店です。
写真は、テイクアウトのビリヤニ弁当。ビリヤニが大量に入った巨大なお鍋を店頭に並べて販売しており、訪問した日は、”チキンビリヤニ” と ”マトンビリヤニ” の2種類がありました。
ぎっしり詰まったビリヤニ。ほろほろのお肉が美味しい”チキンビリヤニ”も、マトン感を感じさせながらも食べやすい”マトンビリヤニ”も、抜群の美味しさ♪
現地っぽくビニール袋で提供してくれるライタとミルチ・カ・サランもGoodです★
『ビリヤニ食堂』@北千住
北千住駅西口から徒歩3分ほど。旧日光街道の西側の路地裏に、スリランカスタイルのビリヤニ専門店『ビリヤニ食堂』はあります。
お店は、昭和の時代の古民家をリノベーションした建物で、レトロな趣きのある風情が魅力的♪
『ビリヤニ食堂』の「チキンビリヤニ」は、スリランカスタイルのビリヤニ。
茶色がかったバスマティライスのビリヤニは、ホールスパイスがたくさん入っているわりには優しい感じのお味。スリランカ料理定番のパリップ(豆カレー)や、ゴロっとしたチキンも期待に違わぬ美味しさです。
スパイシーながら繊細な優しさを感じさせる、日本人なら誰もが美味しいと思えるようなオススメのビリヤニです★
『ロジャーズ・キッチン』@蓮根
東京都板橋区。都営三田線西台駅から徒歩12分ほどの住宅街の一角にあります。伝統的なスリランカ料理と、様々な料理をフュージョンさせた「モダンスリランカ料理」を提供するお店『ロジャーズ・キッチン』はあります。
スリランカ出身のオーナーシェフであるロジャーさんが作る「骨付きラムビリヤニ」は、3日間水に浸けて臭みを取り、3時間掛けて煮込んだラム肉を使って作るという手の込んだビリヤニ。
口の中でとろけるような食感と、芳しいスパイスの香りが見事な、他では味わえない絶品ビリヤニです♪
『シーバード・コロニー』@銀座
銀座に登場した、伝統的な南インド料理をベースに日本の旬の食材や現代的な素材を積極的に取り入れた”モダンインディアンダイニング”『シーバード・コロニー』。
ホリデーランチでいただいた本日のビリヤニ「いくらと鰆のビリヤニ」は、いくらと鰆というインド料理ではなかなか見掛けない素材を使ったビリヤニなのですが、いくらと鰆の味と食感がパラパラとしたバスマティライスにぴったりマッチ。
和の食材と南インド料理が融合したそのお味は、これまで味わったことのない美味しさでした♪
『シーバード・コロニー』。ラグジュアリーな雰囲気の中で、南インドの五つ星ホテル出身のシェフの独創的なモダン南インド料理を楽しめる注目のお店です★
『エリックサウス 高円寺カレー&ビリヤニセンター』@高円寺
JR中央線高円寺駅から徒歩2分。新宿寄りの中央線のガード下の店舗の並びに、『エリックサウス 高円寺カレー&ビリヤニセンター』はあります。
このお店、人気南インド料理店「エリックサウス」が提供する南インドカレーとビリヤニの専門店。ビリヤニは常時6種類以上提供しているとのこと。
「ロイヤルカッチビリヤニ」は、ハイデラバードの古典的な宮廷料理を再現したリッチなビリヤニ。ふわふわパラパラのバスマティライス、米の層の中にはスパイスやヨーグルトの旨味が染み込んだビーフやチキンがゴロッと入っています。
お味はあっさりとしていて上品な感じ。結構ピリッとした辛さがあってインパクトあります。
期間限定の「あさりビリヤニ」は、あさりの出汁の旨味が沁み込んだバスマティライスのパラパラとした食感、淡白なあさりの身とタケノコ、さやえんどうの食感とのマッチングもなかなか。
「ロイヤルカッチビリヤニ」とはまた違ったベクトルの、美味しいビリヤニでした★
『インド宮廷料理 Mashal(マシャール)』@大森
JR京浜東北線大森駅から徒歩2分。レストランや雑貨店などが入った8階建ての商業施設Luz大森の3階に、『インド宮廷料理 Mashal(マシャール)』は、あります。
このお店のメインシェフは、1980年代に来日して以降、日本のインド料理界を牽引し、多くの一流インド料理人を指導し輩出してきた伝説的なシェフ、モハメド・フセインシェフ。
『マシャール』の「ダムビルヤーニー (チキン)」は、まず、その香りからして、上品で洗練されている風が感じられます。
そして、バスマティライスは、これまで食べたどのビリヤニと比べても、ふんわりパラパラな食感が際立っていました。
このふわふわパラパラ感は感動的♪これが本物のビリヤニなのか〜って、頷きながら賞味です★
もちろん、ゴロゴロと入った骨付きチキンもグレービーが沁み込んで美味しく、ライタを掛けての味変もNice!蓋のパンも美味しかったです★
『ビリヤニすいさんしつ(旧名:流しのビリヤニ STAND)』@小伝馬町
東京メトロ日比谷線小伝馬町駅から徒歩3分。駅から南東へ2×2ブロックほどの、旧日光街道沿いの小さなビルの2階に、ビリヤニを提供するお店『ビリヤニすいさんしつ(旧名:流しのビリヤニ STAND)』はあります。
店主は、フェスやイベントなど様々な場所で、ビリヤニを振る舞い続けてきた日本人の方。
本日のビリヤニ「チキンとゴボウのビリヤニ」は、バスマティライスのふわパラ感がすごい! ほんと、ふわパラでサクサクスプーンが進む感じ。
スパイスもグローブやカルダモンなどのホールが適度に入っていて、具材のシャキシャキした歯応えが良いごぼう、柔らかくてジューシーなチキンともども、トータルでバランスの取れた美味しいビリヤニ。
『ビリヤニ大澤』@神田
神田にあるビリヤニだけを提供するビリヤニ専門店『ビリヤニ大澤』
合わせるお飲み物から、それを提供するタイミング、使う食器まで、ビリヤニの美味しさと、美味しくビリヤニを食べるということにこだわり抜いたお店。
いただいた「チキンビリヤニ」は、日本はおろか、インドでも食べたことがないほどのお米のふわパラ感にびっくり! そして、それぞれのお客に合わせたタイミングで提供されるコーラが美味い! ビリヤニとコーラの相乗効果に、なるほど〜と思わされました★
本場インドでいただいたビリヤニも美味しいけど、10年以上の月日を掛けて磨き上げられた『ビリヤニ大澤』のビリヤニは、それに勝るとも劣らない、これまで食べたビリヤニの中でも一二を争うほど満足度の高いビリヤニでした★