♪ハレド(C’est La Vie)ライの帝王が人気プロデューサー”レッドワン”とコラボ

ハレド、セ・ラ・ヴィ【音楽】 エスニック音楽
♪ハレド(C’est La Vie)ライの帝王が人気プロデューサー”レッドワン”とコラボ
記事内に広告が含まれています。

「ハレド」(Khaled)は、アルジェリアのオラン生まれの”ライ”の歌手。

”ライ”とは、1940年代にベドウィン歌謡をルーツとして、港町オランで生まれたポップミュージックのこと。「ハレド」は、”ライ”の歌手として世界的に最も知られた存在で、「ライの王様」とも呼ばれています。アルジェリアでは国民的歌手とも呼べる存在なのだとのこと。

また、「ハレド」は、アラブ圏から生まれた初の世界的ポップスターとしても知られています。

1988年にフランスのレーベルからリリースされたアルバム「クッシェ(kutche)」は、世界中に「ハレド」(当時は、シェブ・ハレドと名乗っていました)の名前と彼の音楽である”ライ”の存在を知らしめ、同アルバムは、ワールド・ミュージックの歴史的名盤として今でも語り継がれる存在となっています。

 

そんな「ハレド」が2012年にリリースした最新アルバムがこちら「セ・ラ・ヴィ(C’est La Vie)」

このアルバム、なんと!プロデューサーが、レディ・ガガやピットブル、ジェニファー・ロペスなどの楽曲をプロデュースしてきた「レッドワン(Red One)」なんです。

「ハレド」は、”ライ”を中心に”グナワ”や”シャアビ”など、アルジェリア・モロッコの土着のポップ・ミュージックを歌い続けてきたミュージシャン。

そんな「ハレド」と、欧米のダンスミュージックのプロデューサー「レッドワン」の組み合わせとは異色な感じですが、実はレッドワンはモロッコ北西部の町ティトゥアン生まれのモロッコ人であるのだとのこと。

アルジェリアとモロッコはお隣同士の国。ハレドとレッドワンは、同じ文化的ルーツを持つアラブ人なのですね。

スポンサーリンク

ダンスミュージックのビートをベースに、ハレドがコブシを効かせて歌う

Khaled – C’Est La Vie

 

上の動画が、アルバムの同名タイトル曲にして、1stシングルである「セ・ラ・ヴィ(C’est La Vie)」です。

ハレドがこれまで歌ってきた”ライ”とは違って、かなりシンプルなポップ・サウンドですが、さすがハレド!

その、誰も真似のできないコブシを効かせた声だけで、「ハレド」の世界を作り上げてしまっています。

この曲、フランスのポップチャートで4位、ドイツで3位を記録するヒット曲となったのですが、アメリカ、プエルトリコ出身のサルサの帝王「マーク・アンソニー」「Vivir Mi Vida」という曲名でサルサバージョンとしてカバー(2013年)。

「Vivir Mi Vida」は、ビルボード・ホット・ラテン・チャートで16週連続1位を獲得するなど、サルサの曲としては、史上最高にヒットした曲となったのは有名な話です。

 

マーク・アンソニーの曲についてはこちら→♪マーク・アンソニー(3.0)サルサの帝王、ラテン・アメリカのカリスマの最新アルバム

Cheb Khaled Feat Pitbull – Hiya Hiya

 

こちらは、アルバムの2曲目に収録されている「ヒヤ・ヒヤ(Hiya Hiya)Feat Pitbull 」

レッドワンが手掛ける大物ラッパー「ピットブル」がフィーチャリングされています。

ポップなダンスサウンドに乗せて、ハレドのコブシを効かせた歌声と、ピットブルのラップが競演♪

見事なマッチング!ハレド52歳にして新境地です★

Cheb Khaled | Dima Labess Feat. Mazagan

 

アルバムの5曲目「いつも良い感じで(Dima Labess)」

モロッコのロックバンド「マザガン(Mazagan)」がフィーチャリングされています。

”ライ”のメロディーラインとサビの部分のドラマチックな展開。

ハレドのコブシも絶好調な感じ♪

Cheb Khaled -♥ Andalucia ♥-2012

 

8曲目の「アンダルシア(Andalucia)」

曲名のとおり、フラメンコ風のギターと手拍子がエキゾチックな風情を醸し出している、アラブ・アンダルース音楽を歌い続けてきた「ハレド」らしい楽曲。

Cheb Khaled – Wili Wili – 2012 ORIGINAL

 

11曲目の「ウィリ・ウィリ(Wili Wili)」

リズミカルで心地よいギターリフに、コブシを効かせたハレドの歌声がものすごい存在感!

レッドワンによるセンス抜群の打ち込みリズムもうまくハマってます♪

 

1988年、アルジェリアの土着音楽であった”ライ”とエレクトロニクスを融合させたアルバム「クッシェ(kutche)」によって、一躍世界的なミュージシャンとなった「ハレド」

2012年、ハレドは、再び新しい境地へとその歩みを進めました。

欧米のダンスミュージックのプロデューサー「レッドワン」とのタッグです!

 

「ハレド」の最新アルバム「セ・ラ・ヴィ(C’est La Vie)」

”ライ”や”グナワ”、”シャアビ”など、アルジェリアのポップミュージックを聴き慣れていないリスナーでも聴きやすい、「ハレド」の歌声の魅力を知ることができる最適な一枚だと思います。

スポンサーリンク

♪アラブ・中東音楽

♪アマジーグ・カテブ/マルシェ・ノワール(Amazigh Kateb)
フランスのバンド「グナワ・デフュージョン」のリーダーであったアマジーグ・カテブが、満を持してリリースした初のソロアルバム「マルシェ・ノワール」。アルジェリア色が濃厚なアルバムです。 2011年の来日公演の様子もご紹介。
♪グナワ・ディフュージョン(時代の棘)10年振りリリースの傑作アルバム
「グナワ・ディフュージョン(Gnawa Diffusion)」は、アルジェリア出身のアマジーグ率いるミクスチャー・グルーヴ・バンド。アルジェリアの音楽「グナワ」をベースに、ロックやレゲエなどをミックス。の新作アルバム「時代の棘(Shock El Hal)」は、10年振りにリリースされた傑作アルバムです♪
♪シェブ・マミ(Cheb Mami:شاب مامي)Layali(アルジェリア音楽「ライ」の歌手)
アルジェリアのライ歌手「シェブ・マミ」と言われても、聞いたことがないという人が多いと思います。だけど、洋楽好きの方なら、1999年発表のスティングの傑作「デザート・ローズ」にフィーチャーされていた、あの女性のような美しい声のヴォーカリスト、と言えば、「ああ~」と思いだされる方もいるかもしれません。
♪ハレド(C'est La Vie)ライの帝王が人気プロデューサー”レッドワン”とコラボ
アルジェリアのオラン生まれの”ライ”の歌手「ハレド」が2012年にリリースした最新アルバム「セ・ラ・ヴィ」。このアルバム、なんと!プロデューサーが、レディ・ガガやピットブル、ジェニファー・ロペスなどの楽曲をプロデュースしてきた「レッドワン」なんです。
♪オーケストラ・ナショナル・ドゥ・バルベス/En Concert
フランス、パリ市の北東部に位置する18区。ここは、モロッコやアルジェリアなどのマグレブ諸国や西アフリカ、カリブ海からの移民が多く暮らしている地域です。その18区の一画にある「バルベス地区」で生まれたミクスチャーバンドが、この「オーケストラ・ナショナル・ドゥ・バルベス」です。
♪オマール・スレイマン/ハイウェイ・トゥー・ハッサケ(Omar Souleyman)
今まで聴いた音楽の中で最もインパクトの強かったのがこれです!オマール・スレイマン、94年から活動しているシリアのポップ・ミュージシャンです。シリアでは最も有名なミュージシャンの一人であるという彼ですが、そのサウンドはまさにカオス!
♪ティナリウェン/アマン・イマン~水こそ命(Tinawiren)
「青い民」トゥアレグの生み出した歴史的な傑作アルバム。ティナリウェン/アマン・イマン~水こそ命。ヴォーカル、パーカッション、ギターを中心とした彼らの音楽は、「砂漠のブルース」と呼ばれます。

コメント