南インド、ケララ州最大の都市「コーチン(コチ)」(Kochi:കൊച്ചി)
午前中、ボートに乗って内陸部の繁華街である「エルナクラム地区(Ernakulam)」を歩き、スパイスがいっぱいの「エルナクラム・マーケット」を散策し、ビリヤニが美味しいと評判のレストラン『カイーズ・ホテル(Kayees Hotel)』で、大満足のランチをいただきました。
そして、午後はお買い物タイムの予定!
市バスに乗って、インド最大のショッピングモール「ルル・モール(Lulu Mall)」へと向かいます。
①市バスに乗って「ルル・モール(Lulu Mall)」へ
「ルル・モール」行きの市バスの車内
まずは、海側を縦断する大通り「パーク・アベニュー(Park Avenue)」に行き、バス待ちの人々が集っている辺りへ。
引っ切り無しに到着するバスに、「ルル・モールに行く?」と聞きまくります。
すると、何台目かのバスの乗務員が、「ルル・モールに行く」と言うので、難なくルル・モール行きのバスに乗ることができました!
市バスの切符
写真は市バスの切符。
運賃は10ルピー(18円)。
車内は結構混み合っていましたが、途中から座ることができました。
インドのバスはたいてい、前の方に女性と家族連れが座り、後ろの方に男性のみの客が座ります。
バスは窓がなく、開けっ放し
コーチンを走る市バスは、窓ガラスがない車が多かったです。
ケララ州は雨がとても多い地域なので、窓の上には雨除けの幌がたくし上げられていました。
雨期になると、きっとバスは幌で覆われるのでしょう。
ケララ州コーチンの市バスに乗る
バスはオンボロでサスペンションも効いていないので、乗り心地はあまり良くないです。
でも、インドのバスはこういうものだと思っているので、別に気になりません。
バスは大通りを人を乗り降りさせながら進み、30分ほどで「ルル・モール」に到着!
②「ルル・モール(Lulu Mall)」
「ルル・モール(Lulu Mall)」の入り口
「ルル・モール(Lulu Mall)」は、2013年3月にオープンした、インド最大のショッピングモールです。
モールの総面積は、160,000㎡にも及び、ショッピング、レストラン、エンターテインメント、何でも揃っていて、一日中楽しめるインド人の憩いのスポットです♪
「ルル・モール(Lulu Mall)」の外観
「ルル・モール」のグランド・フロアー
記念撮影する家族連れ
モールは4階建てで、真ん中が吹き抜けになっています。
モール内には、215以上の店舗があるのだとのこと。
ロビーには、年も明けた時(1月2日)だったのに、クリスマス真っ盛りなディスプレイが!
みなさん写真撮影してました。
マクドナルド
マクドナルドもあります!
メニューには、『MAHARAJA MAC(マハラジャマック)』があります。お値段はインドの物価からするとちょっと高め。
ヒンドゥー教の国だけに、メニューには、ベジとチキンと両方あります。
フォレスト・エッセンシャル
「ルル・モール(Lulu Mall)」には、海外のブランドも数多く入っていますが、もちろん、インドならではのブランドもたくさん!
こちらは、『FOREST ESSENTIALS(フォレストエッセンシャル)』
インドの高級アーユルヴェーダコスメブランドの一つで、五つ星ホテルのアメニティにも使用されているそうです。
こちらは、「chumbak」というインドの雑貨屋さん。
カタカリのイメージキャラクター
「カタカリ」のダンサーをイメージしたキャラクターがいました!
”Yo Yo Mani” という「chumbak」のキャラクターらしいです。
とってもオシャレなスパイス屋さん「Spices India」
モール内には遊園地もあります
4階には、なんと遊園地「SPARKYS AMUSUMENT」が!
所狭しとアトラクションがあって、ジェットコースターやバイキングもありました!
なんと、スケートリンクもあります!
フードコートはインド各地のお料理がいっぱい!
4階にはフードコートがあります。
インド各地のお料理を中心に、ネパール料理やケバブ屋さんなども。
ただし、それ以外の国のお料理はあまりなく、インドは食に対して結構保守的なのかもしれないと思いました。
ゲームセンターもあります!
その他、ゲームセンターやボーリング場、ビリヤード場、映画館があり、大人から子供まで、一日中楽しめるような施設になっていて、インド人にとってはコーチンの観光名所のひとつにもなっているのだとか。
スーパー「HYPER MARKET」。売り場面積がすごい!
そして、地下にはスーパー「HYPER MARKET」
インド最大規模のスーパーマーケットだそうです。
野菜や果物、肉や魚、冷凍食品や缶詰、パンやお菓子、お米や豆類、スパイス、日用雑貨、ヘルスケア・コスメ、文房具などなど、様々なものが売られています。
この「HYPER MARKET」、本部はアラブ首長国連邦のアブダビにあり、湾岸諸国に124の店舗を展開しているのだとか(マレーシアとインドネシアにも1店舗ずつあります)。
COSTA COFFEEでひと休み
1階に降りて、入口のところにあった『COSTA COFFEE』で休憩します。
『COSTA COFFEE』は、イギリスのチェーン系カフェで、イギリスでは第一位のシェアを誇るコーヒーショップです。
アメリカーノコーヒー
アメリカーノ(110ルピー)と紅茶(100ルピー)を注文。
お店が、入口の近くでオープンになっていたので、行き交う人たちを観察しながら、ゆっくりお茶することができました。
お客さんは、90%以上はインド人だったように思います。
「ルル・モール」の夜
外に出ると、すっかり暗くなっていて、イルミネーションがキレイでした!
トータル4時間くらい「ルル・モール(Lulu Mall)」にいました。
コーチンの中心からはちょっと遠いですが、スーパーでお買い物もできたし、なかなか楽しめたので、来て良かったです♪
派手にライトアップされています。
「ルル・モール」の記事はこちら↓
「ルル・モール」で買い物を楽しんだ後、夕食を食べに向かいます。
向かう先は、エルナクラムの「エルナクラム・ジャンクション・サウス駅」の近く、「MGロード」沿いにある『グランド・ホテル』です。
「ルル・モール」の近くでリキシャを捕まえると、200ルピー(360円)との回答。
だいたい相場だと思えたので、このリキシャで向かうことに。
けれども、この捕まえたリキシャ、かなり運転が荒っぽかったんです(汗)
道中、かなり渋滞していたのですが、車と車の間を縫うように、かなり強引に突っ込んでいっていました(滝汗)
③グランド・ホテル(Grand Hotel)
『グランド・ホテル(Grand Hotel)』
コーチンの中心部である「エルナクラム地区」にある『グランド・ホテル(Grand Hotel)』のレストランは、お料理が美味しいということで地元の人にも観光客にも評判のレストラン。
ホテル自体は3つ星のホテルで、1965年創業の老舗のホテルです。
『グランド・ホテル』の店内
店内はかなり広く、座席は150席以上はあったと思います。
お客さんはそこそこ入っていて、日本人の観光客も数組見かけました(コーチンでは日本人をここで初めて見かけました)。
ビジュアル的に華やか!カレーリーフの香りが香ります★
「タッカリ・コディ?」
「マラバール・コディ・イラチ・カレー?」
「ミーン・ポリチャトゥ」
「ミーン・ポリチャトゥ」の中身
注文したのは、「マラバール・コディ・イラチ・カレー」「タッカリ・コディ」「ミーン・ポリチャトゥ」と、「ラッサム」「ライス」です。
どのお料理もケララ料理らしく、ココナッツミルクやマスタードシードが使われていて、カレーリーフの香りが香ばしかったです。
特に、ケララ州の名物料理である「ミーン・ポリチャトゥ」(魚のバナナの葉包みスパイス焼き)が絶品!
さすが、有名店『グランド・ホテル』のお料理。大満足です★
『グランド・ホテル』の記事はこちら↓
『グランド・ホテル』のドアマン
食後、陽気なドアマンの男性に見送られ、『グランド・ホテル』を後にします。
MGロード沿いを走っていたリキシャを捕まえ、料金交渉。
宿泊しているフォート・コーチンにあるホテル 『No.18 ホテル』まで、270ルピー(486円)とのこと。
だいたい相場だと思えたので、このリキシャで向かうことに。
安全運転してくれたリキシャの運ちゃん
30分ほどで『No.18 ホテル』に到着。
今回のリキシャは安全運転でした。
さて、翌日は、コーチンから列車に乗ってバックウォーター(水郷地帯)の入り口の町「アレッピー(アラップーザ)」へと向かいます。
列車の出発は8:17分と朝早いので、早めに就寝です。
マップ(①市バス乗車〜②ルル・モール〜③グランド・ホテル)
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