「インド」(India:भारत)
ゴアは、1961年までポルトガルの植民地でした。16世紀にポルトガル人が来訪して以来、長い間ポルトガルの統治下にあったゴア。ここは他のインドの町とは随分と違った、インド文化と西洋文化が混じった独特な雰囲気があります。
今回は、ゴアです!
蒸し暑い「ゴア」の街とポルトガル時代の教会
ゴア、パナジの街並み
ゴア(Goa:गोंय)は、ムンバイから南に約300Km、鉄道で12時間ほどの場所にあります。
ゴアというのは州の名前で、ゴア州はインドで一番小さな州です。
ゴアは、1961年までポルトガルの植民地でした。
16世紀にポルトガル人が来訪して以来、長い間ポルトガルの統治下にあったゴア。ここは他のインドの町とは随分と違った、インド文化と西洋文化が混じった独特な雰囲気があります。
パナジの風景
ゴアの中心で観光の拠点となる町は「パナジ」です。
パナジに最も近い鉄道駅は、街から34Km離れたマルガオ駅。駅から街まではバスが走っています。
パナジ教会
パナジの中心にあるパナジ教会。
とても蒸し暑い夏のゴア、教会の中でしばしひと休み。
中にはほとんど人がおらず、まったりとした空気が流れていました。
パナジのカフェ
パナジはポルトガル風の風情を持った建物がたくさん。雰囲気いいです!
だけど、この時はモンスーン期の直後でとても蒸し暑かったため、あまり歩き回ることができませんでした。
雰囲気のいいカフェでまったりします。
ポルトガル植民地時代の首都があった「オールド・ゴア」
ボム・ジェズ教会
パナジの街からリキシャでバスで30分ほど行ったところにあるのが「オールド・ゴア」。
ここは、ポルトガル植民地時代の首都があったところで、世界遺産にも登録されているエリアです。
一番の見どころは、フランシスコ・ザビエルの遺体のある「ボム・ジェズ教会」。
10年に一度、棺が一般公開され、たくさんの信者や観光客が集まるそうです。
ボム・ジェズ教会
ボム・ジェズ教会内部
聖フランシス修道院
セ・カテドラル
セ・カテドラル
聖フランシス修道院
オールド・ゴアには、他にも考古学博物館が併設された「聖フランシス修道院」や、黄金の鐘のある「セ・カテドラル」などがあります。
どれも16〜17世紀に建てられた建物です。
地元の人とヒッピーと、牛も集まるゴアのビーチ
カラングートビーチ
ゴアはインド屈指のビーチリゾートとして世界的に知られています。
特に1970年代にはヒッピーと呼ばれる人たちの聖地として知られ、多くの西洋人たちが集まってきました。
現在でもトランスミュージックなどが演奏されるパーティーがよく行われていて、サイケデリックトランスなどはここで生まれたそうです。
写真は「カラングート・ビーチ」
パナジの北にあるビーチで、ここからさらに北の「バガ・ビーチ」まで約7Kmほど砂浜が続いています。
観光客だけでなく地元の人たちも集まる、ゴアで一番メインのビーチです。
ヒッピーたちが集まったりトランスミュージックのパーティーが行われるのが、さらに北にある「アンジェナ・ビーチ」です。
ロマルドゲストハウスのひとたち
宿は、カラングート・ビーチの近くにある「ロマルドゲストハウス」に泊まりました。
宿の人たちはとても親切で、部屋も簡素でしたが広々としていて気持ちのよい宿でした。
バガ・ビーチの牛
夕暮れ時、「バガ・ビーチ」で夕陽を見ることにしました。
地元の人や観光客に混じって、たくさんの牛たちも砂浜に集結してきています。
牛たちも夕陽を見に来たのかな?
バガ・ビーチの夕陽
バガ・ビーチの夕陽です。
砂浜にのんびりと座り、夕陽が水平線に沈むまで眺めます。
さて、夕食です!
ゴアは、シーフード料理が有名。
カラングート・ビーチの目の前にあるレストランで、ゴア名物のエビカレーを食べます。
ちょっぴり酸っぱい味付けとココナツミルクのまろやかさがプリプリのエビとマッチしていて大満足。
夜の海を眺め波の音を聴きながら・・・。
エビカレー、ゴアでは毎日食べてました!
旅行時期:2003年10月
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