京王井の頭線神泉駅から徒歩9分、渋谷駅からは歩いて13分の渋谷宇田川町の雑居ビル「パピエビル」の2階に『ポークビンダルー食べる副大統領』はあります。
「ポークビンダルー」は、ポルトガルのワインとニンニクを使用した豚肉料理「カルネ・デ・ヴィーニャ・ダリョス」という料理に由来し、ポルトガルの植民地であったインドのゴアに伝えられ、現地のスパイスやチリなどを加えてアレンジされ、広まったお料理。
『ポークビンダルー食べる副大統領』は、そんな「ポークビンダルー」のみを提供するお店です。
『ポークビンダルー食べる副大統領』の外観と店内の雰囲気

『ポークビンダルー食べる副大統領』のある建物「パピエビル」
店名の由来は、もちろん、「ポークビンダルー」が伝えられたというインドの“ゴア”
“ゴア”と言えば、環境問題に尽力しているアメリカ元副大統領の「アル・ゴア」氏。
副大統領「アル・ゴア」の“ゴア”と、インドの“ゴア”を掛けて、『ポークビンダルー食べる副大統領』という意味である様子。
ひねりが効いたインパクトのある店名です★

『ポークビンダルー食べる副大統領』のお店の看板

お店は建物の2階の奥にあります。
建物を見て、このパピエビル、「以前訪れたことがあるな」と思いましたが、ここは以前訪れた、アフリカ料理を堪能できる熱帯音楽酒場『ロス・バルバドス』と同じ建物。
そして、お店は、これも以前訪れた、タイのディープな屋台料理を味わえるお店『パッポンキッチン』(現在は閉店)の場所にありました。

『ポークビンダルー食べる副大統領』の外観
こちらが、『ポークビンダルー食べる副大統領』の外観です。
『パッポンキッチン』時代とほぼ同じ外観のお店ですが、話によると、『パッポンキッチン』も『ポークビンダルー食べる副大統領』も同じ会社の運営だそうで、運営しているのは、代々木公園にあるポルトガル料理のお店『クリスチアノ』であるとのこと。
ちょっとびっくりです。

『ポークビンダルー食べる副大統領』の看板
店内の雰囲気も『パッポンキッチン』時代と変わらず、L字型のバーカウンター5席。
営業は11:30~17:00の日中しかやっていないので、平日の12時半頃訪問しましたが、お客さんが2名おりました。
店内でカレーを作っていたのは、よくメディアで紹介されている個性的な店主ではなく、若めの方でした。
メニューは、「ポークビンダルー」しかないので、注文しなくても自動的に出てきます。
酸味と辛味のバランスが最高!ワンプレートでいただける「ポークビンダルー」

こちらが、「ポークビンダルー」1,000円
こちらが、「ポークビンダルー」
席に座ってほどなくしてサーブされました。
銀色のカレープレートにライスとカレーが半々に載せられたカレーライススタイル。
キャベツやニンジン、トマトなどが刻まれたサラダにクスクスやアチャールも添えられていて、彩り鮮やか★
さっそくいただきます♪

ライスに酸味が効いたカレー、サラダとクスクス、アチャールが載っています。
お味は、さすが「ポークビンダルー」一本で勝負しているお店。抜群に美味いです★
ワインビネガーが効いた強めの酸味、チリの辛味、各種スパイスの味わいがマッチしていて、とってもバランスの良いお味。サラダやクスクスと一緒にいただくのも美味しいです♪
ちなみに、テーブルには4種類の調味料があって、それらを混ぜていただくこともできます。
- ソルティーヨーグル(ニンニクの効いたヨーグルトソース)
- ローリングハリケーンチリペッパー(豆板醤とキビ糖入りチリソース)
- フィッシャーマンズヴィネガー(ナンプラー入りビネガー)
- ファンタスティックジンジャー(スパイスの効いた生ショウガおろし)
調味料を加えなくても最高に美味しかったので、使いませんでしたが、次回訪問したら試してみたいです。
インドカレーの中でもまだまだマイナーでニッチな存在の「ポークビンダルー」
けれども、酸味と辛味が同居したこの味わいは、他のインドのカレーにはない美味しさ。この味、結構好きな方も多いのではと思います。
そんな、美味しい「ポークビンダルー」をワンプレートでいただける『ポークビンダルー食べる副大統領』は貴重な存在。
近くにあったら週一でも通いたくなるお店です★
『ポークビンダルー食べる副大統領』の地図・アクセス・営業時間
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