JR秋葉原駅、神田駅、東京メトロ丸の内線淡路町駅、都営新宿線小川町駅、それぞれの駅のちょうど中間地点、神田須田町の旧万世橋駅近くの路地の一角に、インド料理店『アロマズ オブ インディア』はあります。
このお店、以前、秋葉原で北インド料理の名店として知られ、2016年1月に残念ながら閉店してしまっていた『ジャイヒンド』。その『ジャイヒンド』のメインシェフであったアミット・クマールさんが復活オープンさせたお店(2016年3月オープン)。
秋葉原にあった『ジャイヒンド』には訪れたことがあり、バターチキンの美味さに舌鼓を打っていた私ですが、この『アロマズ オブ インディア』には初めての訪問。
メディアにも多数紹介され、ネットでの評判も高いので、わくわくしながら訪問しました♪
メディアにも度々登場する、今注目の北インド料理店『アロマズ オブ インディア』
『アロマズ オブ インディア』の看板
『アロマズ オブ インディア』の看板です。
略して“AOI”。「シェフ アミット」の文字が燦然と輝いています!!
『アロマズ オブ インディア』の店内
『アロマズ オブ インディア』の店内です。
お店は、1階と地下1階の2フロアーあり、座席数は50席。
『ジャイヒンド』は1フロアーでちょっと狭い印象がありましたが、新オープンの『アロマズ オブ インディア』は広々としています。
店内は、サフラン色の壁とダークブラウンのテーブル、インパクトのある赤い色の椅子で統一され、全体的に温かみのある印象。
訪問したのは平日のディナータイムでしたが、年末ということもあり、お客は2組のみ。
一応予約していきましたが、予約の必要はなかったみたいです。
たぶん、普通の平日や休日はもっとお客さんで埋まるものと思われます。
お店の壁に貼られたメディア紹介
お店の壁には、メディア紹介の張り紙がいくつも!
「新チューボーですよ!」「safari」「GINZA」「Hanako」「TokyoWalker」など、テレビや雑誌で多数紹介されている様子。
メインシェフのアミット・クマールさん、かなりの有名人であるようです。
シェフのスペシャルカレーメニュー
さて、注文ですが、今回はぜひとも注文しようと思っていたメニューがありました。
メディア紹介でも掲載されていたスペシャルカレー「チキン・ミルチ」です。
アミット・クマールさんオリジナルのメニューで、かなり辛いとの噂でしたが、美味しいと評判なので、これはマストで注文するつもりでした。
それと、辛いカレーを頼むなら、もう一つはマイルドなカレーにしようということで、マイルドなスペシャルカレー「パニール・ラバン・ラティカ」をチョイス。
メニューにあったもうひとつのスペシャルカレー「マトン・ビンダルー」にもかなり惹かれたのですが、これはまたの機会にとっておきます。
そして、おつまみには「アムリサリ・フィッシュ」と「パパド」、サラダは「グリーンサラダ」、主食は「バスマティライス」と「チーズナン」を注文。
「キングフィッシャー・プレミアム」(700円)
「キングフィッシャー・エキストラ・ストロング」(700円)
さて、まずはビール!
「キングフィッシャー・プレミアム」と「キングフィッシャー・エキストラ・ストロング」
インドの代表的ビールである「キングフィッシャー」
アルコール度数は6%。
炭酸が強めでスッキリ、適度なコクがあって美味しい!
ストロングのアルコール度数は8%。インドではこちらの方が人気があるよう。
ぐびぐび飲みながらお料理が出てくるのを待ちます。
ホットな「チキン・ミルチ」とマイルドな「パニール・ラバン・ラティカ」がベストマッチ!
「パパド(3pcs)」(250円)
「グリーンサラダ」(750円)
「アムリサリ・フィッシュ(3pcs)」(850円)
ビールのおつまみとして頼んだのが、「パパド(3pcs)」「グリーンサラダ」「アムリサリ・フィッシュ(3pcs)」
ビールのおつまみにピッタリな「パパド」、普通のサラダだけどドレッシングがオリジナルでスパイシーだった「グリーンサラダ」、チリとクミンの効いたミントソースがナゲット風のフィッシュフライに合う「アムリサリ・フィッシュ」
どれも美味しい★
メインの前の前菜として満足の組み合わせでした!
「チキン・ミルチ」(1,400円)
さて、いよいよメインのカレーの登場です!
待望の「チキン・ミルチ」登場〜♪
見るからに辛そうな真っ赤なグレイビーの中にはチキンがごろごろ。上にはパクチーとジンジャーがどっさり!
メニューの紹介によると、
レッドチリペースト、グリーンチリペースト、ブラックペッパーペースト、ブラウンオニオン、トマトペーストベースのカレーソースで頂く、超辛いベースのチキンカレーです。
とのこと。
「パニール・ラバン・ラティカ」(1,400円)
続いて「パニール・ラバン・ラティカ」
バターチキンっぽいマイルドでクリーミーなグレイビーに大きめのパニールがごろり。
『ジャイヒンド』でいただいた濃厚でマイルドな「バターチキン」を彷彿とさせる雰囲気のカレーです★
メニューの紹介によると、
インド、ジャイプールのカレーです。フレッシュトマト、カシューナッツ、アーモンド、ブラウンオニオンベースのカレーソースです。パニール(インドのカッテージチーズをロール状にして、そこにクローブのハーブを突き刺します。中にはドライフルーツ、ミント、コリアンダーを入れます)を頂きます。マイルドな味わいです。
とのこと。
「チキン・ミルチ」
「パニール・ラバン・ラティカ」
「バスマティライス(M)」(400円)
「チーズナン」(700円)
「バスマティライス」と「チーズナン」を主食に、2つのスペシャルカレーをさあ、いただきましょう〜♪
まずは、「チキン・ミルチ」
ひと口いただいただけで、口の中がヒリヒリするような猛烈な辛さ‼︎
けれども、ただ辛いだけじゃなくて、複雑で深みのある味わい。
ミルチ(唐辛子)だけでなく、パクチーやジンジャーもそれぞれ個性を放っていて、辛いけど美味しい★
「辛い」「美味しい」と繰り返しながら、お水でお口を冷やしながら、夢中で食べ続けました!
そして、「パニール・ラバン・ラティカ」
激辛の「チキン・ミルチ」とは打って変わって、こちらはむしろ甘いくらいのマイルドな仕上がり。
カシューナッツやアーモンドなどのマイルドさと、カッテージチーズのソフトな食感。
そこに、ごろごろ入ったクローブの強烈な風味がパンチを効かせていて、甘くマイルドながらもインパクトのあるお味。
こちらも絶品です♪
ちなみに、「チキン・ミルチ」にはバスマティライスが、「パニール・ラバン・ラティカ」にはチーズナンが合う感じでしょうか。
燦然と光り輝く絶品カレーたち
ホットな「チキン・ミルチ」とマイルドな「パニール・ラバン・ラティカ」がベストマッチ!
混ぜて食べても美味しい!
対照的なアミットさんのスペシャルカレー2種ですが、これ、混ぜて食べても美味しいです♪
ホットな「チキン・ミルチ」とマイルドな「パニール・ラバン・ラティカ」がブレンドされると、辛さと甘さが中和されて、それぞれのスパイスが複雑に絡み合って、なかなかのお味!
う〜ん、満足です★
「グラブ・ジャムーン&アイスクリーム」(400円)
食後は、インド料理おなじみの世界一甘いスイーツ「グラブ・ジャムン」にアイスクリームを加えた「グラブ・ジャムーン&アイスクリーム」を注文。
スパイシーなお料理の後にいただく激甘スイーツは、お口直しにピッタリ!
アイスクリームは普通のレディーボーデンで、本当はさっぱりしたクルフィの方が良いのですが、十分美味しかったです。
「マサラチャイ」(400円)
「グラブ・ジャムーン&アイスクリーム」と一緒に、ホットの「マサラチャイ」をすすります。
あ〜、癒されますね、「マサラチャイ」のスパイシーながらも優しいお味。
お口の中と胃の中をクールダウンさせてくれました。
締めもバッチリ!満足のディナーとなりました★
お店の壁にはインド映画のポスターなどが!
秋葉原にあった『ジャイヒンド』のメインシェフであったアミット・クマールさんが復活オープンさせたインド料理店『アロマズ オブ インディア』
アミットさんの新作スペシャルカレー「チキン・ミルチ」と「パニール・ラバン・ラティカ」は、どちらも抜群の美味しさ★
南インド料理店の出店ラッシュが続く最近ですが、ハイレベルな北インド料理店の復活は本当に嬉しいこと。
美味しい北インド料理を食べたいなら、神田須田町にある『アロマズ オブ インディア』は選択肢の最右翼です!
◉『アロマズ オブ インディア』の地図・アクセス
- 住所:東京都千代田区神田須田町1-21-4 神田NKビル B1F・1F
- アクセス:東京メトロ丸の内線(淡路町)駅徒歩3分 都営新宿線(小川町)駅徒歩4分
- 営業時間:11:00~15:00 17:00~23:00
- 定休日:無休
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