あったかスパイシー!エスニック料理のおいしいスープ《厳選》18品♪

新宿、スクンビットソイ55エスニック料理

秋から冬にかけて、寒くなる季節に嬉しいのがあったかいスープ!

ポタージュやコンソメ、もちろんお味噌汁もとっても美味しいけど、アジアやインド、アラビア、中南米、アフリカのスープはスパイスやハーブが入っていて芯から温まる感じ。

健康や滋養強壮、そして、美容にも効果満点です。

そんなエスニックなスープを、アジア、中東、アフリカ、中南米、ヨーロッパ地域(タイ、インド、インドネシアベトナムシンガポールマレーシアフィリピンモロッコウズベキスタンジョージア韓国グアテマラコロンビアペルー、ナイジェリア)から18品、ご紹介します!

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  1. トムヤムクン(Tom yum goong:ต้มยำกุ้ง)【タイ料理】
    1. 「トムヤムクン」が美味しいお店
  2. トムカーガイ(Tom kha kai:ต้มข่าไก่)【タイ料理】
    1. 「トムカーガイ」が美味しいお店
  3. トムセープ(ต้มแฃบ)【タイ料理】
    1. 「トムカーガイ」が美味しいお店
  4. ラッサム(Rasam:ரசம்)【南インド料理】
    1. 「ラッサム」が美味しいお店
  5. ソトアヤム(Soto Ayam)【インドネシア料理】
    1. 「ソトアヤム」が美味しいお店
  6. カインチュア(Canh chua)【ベトナム料理】
    1. 「カインチュア」が美味しいお店
  7. バクテー(肉骨茶)【シンガポール・マレーシア料理】
    1. 「バクテー」が美味しいお店
  8. シニガン(Sinigang)【フィリピン料理】
    1. 「シニガン」が美味しいお店
  9. ハリラスープ(Harira Soup:حريرة)【モロッコ料理】
    1. 「ハリラスープ」が美味しいお店
  10. ショルバ(チョルバ:Sho’rva)【ウズベキスタン料理】
    1. 「ショルバ」が美味しいお店
  11. ハルチョー(Kharcho:ხარჩო)【ジョージア料理】
    1. 「ハルチョー」が美味しいお店
  12. ソルロンタン(설렁탕)【韓国料理】
    1. 「ソルロンタン」が美味しいお店
  13. サムゲタン(삼계탕)【韓国料理】
  14. ペピアン(Pepian)【グアテマラ料理】
  15. アヒアコ(Ajiaco)【コロンビア料理】
  16. カルド・デ・コスティージャ(Caldo de Costilla)【コロンビア料理】
  17. チュペ・デ・カマローネス(Chupe de Camarones)【ペルー料理】
    1. 「チュペ・デ・カマローネス」が美味しいお店
  18. ぺぺスープ(Pepe sup)【ナイジェリア料理】
    1. 「ぺぺスープ」が美味しいお店
  19. おすすめ記事

トムヤムクン(Tom yum goong:ต้มยำกุ้ง)【タイ料理】

新大久保、バーンタム『バーン・タム』トムヤムクン

 

世界三大スープのひとつにも数えられるタイの「トムヤムクン」(Tom yum goong:ต้มยำกุ้ง)

日本でもかなり有名になったタイを代表するスープです。

「トム」は”煮る”、「ヤム」は”混ぜる”、「クン」は”エビ”を意味していて、エビを煮て混ぜて作るスープが「トムヤムクン」

鶏肉を使った場合は「トムヤムガイ」、お魚を使った場合は「トムヤムプラー」になります。

レモングラスの酸味とプリッキーヌ(青唐辛子)の辛味が特徴で、他に、バイマックルー(こぶみかんの葉)、カー(タイショウガ)などのハーブが入り、ナンプラーやナム・プリック・パオ、ライム果汁などの調味料で味付けされています。

仕上げとして上に載せられているのは、パクチー

 

「トムヤムクン」は、トムヤムの中でも、エビの旨味が染み込んでいるのがいいですね!

酸味と辛味、そしてエビの旨味がミックスされた複雑な味わい。

世界三大スープの名に恥じない、美味しさ満点のスープです。

「トムヤムクン」が美味しいお店

『バーン・タム』知る人ぞ知る天才タイ料理シェフ、タムさんのお店がオープン!@新大久保
JR新大久保駅から徒歩6分のところにあるタイ料理店『バーン・タム』。2016年8月1日にオープンしたばかりのこのお店、すでに食べログのTOP1000にランクインするほどの高評価&人気店となっています。それもそのはず、この『バーン・タム』は、知る人ぞ知る天才タイ料理シェフ「タムさん」が腕を奮うお店なのです。
落ち着いて本格タイ料理が食べられるお店『スクンビット ソイ 55』@西新宿
新宿三井ビルに「ケチャまつり」を観に行った際、近くで夕食のお店を探していた時に見つけたお店。同じ三井ビル内にあるタイ料理のお店『スクンビット ソイ 55(Sukhumvit Soi 55)』です。最近、TBS「新チュウボウですよ!」で紹介されたそうです。
タイ・バンコクのレストラン『バーンメーユイ(Baan mae yui)』@お洒落な店内でいただく、極上のトムヤムクンナムコン
本場バンコクには、数多くのトムヤムクンの名店がありますが、ここ最近、「トムヤムクン」が絶品と評判を集めているお店があるというので行ってみることにしました。お店の名前は、『バーンメーユイ(Baan mae yui)』。地元バンコクっ子の舌をも唸らせる、レベルの高いタイ料理をいただけるお店です。
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トムカーガイ(Tom kha kai:ต้มข่าไก่)【タイ料理】

池袋、プリック『プリック』トムカーガイ

 

タイ料理を代表するもうひとつのスープが、この「トムカーガイ」(Tom kha kai:ต้มข่าไก่)

「トム」が”煮る”、「カー」が”タイショウガのカー(ガランガル)”、「ガイ」が”鶏肉”の意味です。

ココナッツミルクを使ったまろやかな旨味と酸味、辛味が特徴で、レモングラス、バイマックルー(こぶみかんの葉)、プリッキーヌ(青唐辛子)、カー、パクチー(コリアンダー)、ライム果汁、ナンプラーなどが使われています。

 

日本では「トムヤムクン」ほど知られていないこの「トムカーガイ」ですが、意外とさっぱりしていて酸味と辛味のバランスもちょうどよく(辛さも「トムヤムクン」ほどではなく)、日本人の口に合うお味。

個人的にイチ押しのスープです!

タイ北部やラオスでよく飲まれているようで、もち米とよく合います。

材料さえ揃えられれば、家庭で作るのも結構簡単です。

「トムカーガイ」が美味しいお店

プリック【池袋】ビブグルマンにも選ばれた池袋No.1との声もあるタイ料理店
池袋駅北口から徒歩6分。劇場通りと文化通に挟まれた路地の一角に、タイ料理店『プリック』はあります。このお店、池袋でかなり古くからあるタイ料理店ですが、本場仕様のタイ料理は、池袋No.1との声もあり。2020年のミシュラン・ビブグルマンにも選ばれているお店(タイ料理店では全国で2店舗のみ)です★
美味しい!農大通りにあるカジュアルなタイ料理屋さん『ソンタナ』@経堂
ソンタナ、オシャレで美味しいカジュアルなお店。小田急線経堂駅、農大通りの端にあるお店、タイ料理の『ソンタナ』に行ってきました。お料理は、まずラープガイ・えびせん・トムヤムクン・トムカーガイ・カオニャオ(タイのもち米)を。
歌舞伎町で30年以上も愛され続けてきた老舗のタイ料理屋さん『バンタイ』@新宿
日本最大の歓楽街と言われる新宿歌舞伎町。その入り口のところ、靖国通りから入ってすぐの歌舞伎町一番街に、タイ料理店『バンタイ』はあります。この『バンタイ』、1985年創業の老舗も老舗のタイ料理店です。今日も110席の座席が満員御礼!歌舞伎町でタイ料理を食べるなら、『バンタイ』一択です!
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トムセープ(ต้มแฃบ)【タイ料理】

渋谷、ダオタイ『ダオタイ』のトムセーブ

 

「トムセープ(ต้มแฃบ)」は、モツの辛いスープ。

生姜やレモングラス、パクチーなどのハーブやたっぷりのお野菜とモツを煮込んだスープで、こちらもイーサーン地方生まれのスープであるそう。

酸味と辛みが絶妙のバランスの透明なスープにモツの深い旨みが染み込んでいて、トムヤムやトムカーとは、また違った美味しさです。

スープのお味がしみ込んだコリコリとしたモツが、これまた美味いんです♪

「トムカーガイ」が美味しいお店

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ラッサム(Rasam:ரசம்)【南インド料理】

経堂、スリマンガラム『スリマンガラム』の蟹のラッサム(ナンドゥラッサム)

 

南インド料理を代表するスープといえば、「ラッサム」(Rasam:ரசம்

南インドでは日常的に飲まれていて、南インド定食「ミールス」にもかならず付いてきます。

トマトやタマリンドをベースに、ブラックペッパーや青唐辛子、ニンニク、ショウガなどを効かせた、酸味と辛味が特徴のスープです。

レシピによっても異なりますが、マスタードシードやクミンシード、カレーリーフ、コリアンダー、カイエンペッパー、フェネグリークシードなど、たくさんの香辛料が入っていてとってもスパイシー!

その辛さと独特の酸味に最初はびっくりしますが、すぐに病みつきになります。

 

「ミールス」でご飯にかけたり、他のカレーやおかずと混ぜ合わせたりすると、とっても美味しい♪

南インド料理屋さんに行ったらこれなしではいられないくらいのマストな一品です。

「ラッサム」が美味しいお店

【閉店】スリマンガラム【経堂】ミールスが美味しい♪南インド・チェッティナード料理専門店
経堂にオープンした南インド料理店『スリマンガラム(Sri Mangalam)』。本場、南インドの食堂の味を彷彿とさせるシンプルで優しいお味のベジ料理。リッチでガッツリとしたスパイス使いのチェッティナードスタイルのノンベジ料理。そのどちらも抜群の美味しさです★
『バンゲラズキッチン』★日本初!南インド・マンガロール料理専門店@銀座一丁目
東京メトロ銀座駅、銀座一丁目駅から徒歩1分ほど。銀座西2丁目の外堀通り沿いにある「銀座インズ2」の2階に、2018年1月14日、注目のお店がオープンしました!南インド・マンガロール料理のお店『バンゲラズキッチン』★マンガロール料理の専門店としては日本初のお店です。
シーバード・コロニー【銀座】絶品!和の食材を使ったモダン南インド料理
銀座に登場した、伝統的な南インド料理をベースに日本の旬の食材や現代的な素材を積極的に取り入れた"モダンインディアンダイニング”『シーバード・コロニー』。ラグジュアリーな雰囲気の中、猪肉のカリーやいくらと鰆のビリヤニなど、和の食材と南インドの伝統が融合した、他では味わえないお料理をいただくことができます。
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ソトアヤム(Soto Ayam)【インドネシア料理】

インドネシア 料理『アヤム・ゴレン・スハルティ』のソトアヤム

 

「ソトアヤム」(Soto Ayam)は、スパイスをたっぷり使った鶏肉のスープ。

「ソト」は”スープ”、「アヤム」は”鶏肉”を意味します。

にんにくやショウガ、ターメリックなどのスパイス、鶏肉、野菜、春雨などが入っています。

 

お味は、あっさりさっぱりだけど、にんにくやショウガたっぷりで体に良さそう!

辛さはなく、鶏肉の旨味がしっかり効いていて、日本人の口にも合う美味なスープです。

インドネシアではご飯(ナシ)とこの「ソト・アヤム」だけで食事を済ます人が多いそうですよ。

「ソトアヤム」が美味しいお店

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カインチュア(Canh chua)【ベトナム料理】

ニャーベトナム『ニャーヴェトナム(Nha Viet Nam)』のカインチュア

 

「カインチュア」(Canh chua)は、ベトナム南部のメコンデルタ地域で飲まれているスープ。

「カイン」は”澄んだスープ”、「チュア」は”酸っぱい”を意味するとのこと。

スープのベースとなるのは、タマリンド。その酸っぱさが「カインチュア」の特徴です。

タマリンドの他には、トマトやパイナップル、ヌクマムなどが出汁として使われ、レモンのような香りのハーブであるシソクサ、コリアンダー、タイバジル、にんにくなどのハーブやスパイスが使われています。

具材としては、ハスイモやオクラ、ネギ、川魚やエビなどが入っていて具沢山、満足できます!

バリエーションも色々あるみたいで、写真の「カインチュア」は、ターメリックで色つけしてお味もカイエンペッパーが効いた辛味のあるものでした。

「カインチュア」が美味しいお店

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バクテー(肉骨茶)【シンガポール・マレーシア料理】

ソンファ・バクテー、肉骨茶【シンガポール】『松發肉骨茶(Song Fa Bak Kut Teh )』バクテー

 

「バクテー(肉骨茶)」とは、骨付き豚肉を八角やシナモン、クローブ、胡椒、ニンニクなどのスパイスや漢方で煮込んだシンガポールやマレーシアの郷土料理のこと。

「肉骨茶」は、福建語のbah-kut-têに由来しており、英国植民地時代に中国から渡ってきた福建人が故郷の料理に倣って作り出したのが発祥と言われています。

マレーシアのクアラルンプール近郊の港町クランは発祥の地として知られ、お店も多い。一方でシンガポールが発祥の地であると主張される場合もあって、マレーシア人・シンガポール人の間で発祥を巡り論争となっているそうです。

マレーシアとシンガポールでは、バクテーの味に違いがあり、マレーシアは醤油スープで八角やクローブ、シナモンなどのスパイスが多用される一方、シンガポールは胡椒スープでニンニクと白胡椒をメインにした爽やかな味付けが多い様子。

ほろほろとほぐれるお肉と、滋味深いスープがたまらない美味しさです♪

「バクテー」が美味しいお店

松記鶏飯【小川町】★潮州スタイルの肉骨茶(バクテー)を啜って至福の瞬間到来♪
神田小川町にあるシンガポール料理のお店『松記鶏飯(SONG KEE JEE FAN)』。小さなお店ながら、都内に数あるシンガポール料理店の中でも指折りだという噂は本当でした!肉骨茶(バクテー)もペーパーチキンも、数々の一品料理も抜群に美味しかったです★
馬来風光美食【荻窪】★バクテーとルンダンが絶品!エレンさんの作るマレーシア料理
荻窪駅から徒歩5分の場所にあるマレーシア料理店『馬来風光美食』。美食の町として知られるマレーシア、イポー出身の女性店主エレンさんが営むこのお店は、中華系マレーシア料理を提供しているお店。気さくな人柄のエレンさんが作るバクテーやルンダンは”絶品”のひとこと。荻窪で20年も続く人気店である理由がわかりました★
名物"バクテー(肉骨茶)"をいただける日本初の専門店『シンガポールバクテー』@赤坂
赤坂にオープンした日本初のシンガポールバクテーの専門店、その名も『新加坡肉骨茶(シンガポールバクテー)』。現地の名店を食べ歩いた店主の作るオリジナルの「バクテー(肉骨茶)」は本場の味に勝るとも劣らない絶品です★
マカンマカン【大和】ラクサとバクテーが本当に美味♪シンガポール・ニョニャ料理の専門店
神奈川県大和にあるシンガポール料理・ニョニャ料理のお店『マカンマカン』。シンガポール出身のシェフが作るお料理は、どのお料理も本当に美味しい♪特に、エビの旨味が濃厚な「ラクサ」と、スパイスと漢方がたっぷり入った「肉骨茶(バクテー)」は、絶品!全国のシンガポール料理店の中でも一二を争うお味です★
創作マレーシア料理のバクテーが絶品!『馬来西亜マレー』@祖師ヶ谷大蔵
小田急線祖師ヶ谷大蔵駅から約10分。商店街を抜けた住宅街の中に、東南アジア創作料理のお店『馬来西亜マレー』はあります。 ご夫婦で切り盛りされているお店は、カフェ風でとてもかわいらしく、お料理はこだわりと自信が溢れるメニューがたくさん!
『ラサ・マレーシア』★どの料理も絶品!マレーシア料理の多様性を存分に味わえる♪@銀座
銀座にあるマレーシア料理店『ラサ・マレーシア』。このお店、実はマレーシアの王室関係者もご来店されたこともあるという、マレーシア政府観光局推奨のお店なのだとか。マレー、中華、インドという3主要民族の料理を持つ「マレーシア料理」。その多様性を存分に味わえる、大満足必至のお店です★
コショウの効いた絶品バクテー『松發肉骨茶(Song Fa Bak Kut Teh ソンファ・バクテー)』@シンガポール
シンガポールの国民食「肉骨茶(バクテー)」。1969年創業の人気店『松發肉骨茶(Song Fa Bak Kut Teh )』は、ローカルな雰囲気満載の中、絶品バクテーがいただけます。あっさりしたスープはコショウが効いていて、ホロホロのスペアリブとの相性は抜群!
肉骨茶(バクテー)【十条】マレーシアの日常食「肉骨茶」を気軽に味わえるお店
十条にあるマレーシアのスープ料理「肉骨茶」をいただけるお店『肉骨茶(バクテー)』。現地マレーシアA1社のスパイス調味料をベースとした肉骨茶スープは、薬膳の風味がしっかり効いた滋味深いお味。スープの沁み込んだほろほろの豚スペアリブは絶品です★特製ダークソースをつけて味変を楽しんだり、ご飯をスープに入れるのも美味♪
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シニガン(Sinigang)【フィリピン料理】

西荻窪、アテ『フィリピンレストランATE(アテ)』のシニガン

 

「シニガン(Sinigang)」は、フィリピンを代表するスープ料理で、国民食のひとつ。

タマリンドをベースに作る酸味のあるスープで、元々はタガログ人の間で食べられていた料理であるとのこと。

素材はタマリンドのほか、魚肉やエビなどの魚介、豚、牛、鶏などの肉、玉ねぎ、ナス、ししとう、オクラ、大根、空芯菜、トマト、生姜などの野菜が入って具沢山。

辛さはなく、スッキリとした酸味が爽やかなスープです。

「シニガン」が美味しいお店

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ハリラスープ(Harira Soup:حريرة)【モロッコ料理】

東北沢、エンリケマルエコス『エンリケマルエコス』のハリラスープ

再びワルザザート【モロッコの旅】ワルザザートのハリラ

マラケシュ【モロッコの旅】マラケシュのハリラ

モロッコのソウルフード、「ハリラスープ」(Harira Soup:حريرة)です。

モロッコでは日本の味噌汁並みに飲まれているモロッコを代表するスープで、栄養満点のため、ラマダン(断食)の日没後の夕食の時に必ず飲まれるスープであるとのこと。

お店や家庭ごとにレシピは異なるそうですが、トマトをベースに、ひよこ豆やレンズ豆、たまねぎやにんにく、しょうが、唐辛子、ブラックペッパーやコリアンダーなどのスパイスで味付けしていて、牛肉やラム肉などを入れたりすることもあるみたいです。

トマトの酸味と豆の旨味がとっても美味しく、にんにくやしょうがが効いていて、ほんとあったまる感じ。

モロッコパンにつけて食べても美味しいです。

タジン」や「クスクス」に続く、モロッコ料理注目の一品です!

「ハリラスープ」が美味しいお店

全部美味しい!お味も雰囲気も抜群★『モロッコ料理の台所 エンリケマルエコス』@東北沢
小田急線東北沢駅から1分の住宅街の中に、ひっそりと佇む1軒のお店『モロッコ料理の台所 エンリケマルエコス』。モロッコで5年ほどモロッコ料理を学ばれたという女性店主の方が、一人で切り盛りをしています。お店の雰囲気もお料理のお味も抜群のセンスで、一気に引き込まれました♪
ランプの灯る店内で楽しむモロッコ料理『ダール・ロワゾー』@三軒茶屋
三軒茶屋駅世田谷通り口より徒歩1分。昭和の香り漂うレトロなアーケード「エコー仲見世商店街」のただ中に、モロッコ料理店『ダール・ロワゾー』はあります。店頭には、モロッコタイルのテーブルが置かれ、モロッコランプが吊り下げられていて、レトロアーケードの中で、ここだけモロッコ空間です★
「孤独のグルメ」で紹介された人気のモロッコ料理店『タムタム』@西荻窪
JR中央線の西荻窪駅から徒歩10分ほどのところに、モロッコ料理のお店『タムタム』はあります。こちらは、テレビ東京で放送されていた「孤独のグルメ」で紹介され、ゴローさんも訪れたお店。モロッコの雰囲気いっぱいの店内で、美味しいモロッコ料理に舌鼓ゴローさんも飲んだハリラスープで温まります♪
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ショルバ(チョルバ:Sho’rva)【ウズベキスタン料理】

新井薬師前、ヴァタニム『ヴァタニム』のショルバ

 

「ショルバ」(チョルバ:Sho’rva)は、肉や野菜がたくさん入ったスープ料理です。

語源は「飲む」を意味するアラビア語の「ショールバ」に由来するそうで、東ヨーロッパから中東、インド、ウイグルに至るまで、幅広い地域で同じような名前のスープ料理が存在します。

ルーマニアでは「チョルバ」、ロシアでは「シュルパ」、トルコでは「チョルバス」、ウイグルでは「スルパ」。

ウズベキスタンでは「ショルバ」、もしくは「ショールヴァ」と呼ばれてます。

地域によってレシピもお味もかなり違いますが、ウズベキスタンの「ショルバ」は、トマトベースのトマトの酸味が効いた澄んだスープで、具材にはラム肉やじゃがいも、にんじんなどが入っており、コリアンダーの香りがアクセントを付けていました。

辛さはなく、飲みやすいスープ。油っこいウズベキスタン料理の箸休めにぴったりの美味スープです!

「ショルバ」が美味しいお店

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ハルチョー(Kharcho:ხარჩო)【ジョージア料理】

吉祥寺、カフェ・ロシア『Cafe RUSSIA(カフェ ロシア)』のハルチョー

メスティアの宿「オールド・ハウス」の夕食【ジョージア(グルジア)Georgia:საქართველო】メスティアの宿で食べた「ハルチョー」

 

ジョージア(旧グルジア)を代表するスパイシーで激辛な牛肉のスープ「ハルチョー」(Kharcho:ხარჩო)

「トケマリ」という酸っぱいプラムの調味料、フェヌグリークをメインとしたミックススパイス「フネリスネリ」、刻んだクルミが入ることが特徴で、香草の味と香りがアクセント。お肉は、脂身の多い牛肉が主に使用されるほか、子羊肉、豚肉、鶏肉、またはガチョウなども使われることもあるそう。

スープにはご飯も入っていて食べ応えもあり、お肉と辛さでとても温まります。

「ハルチョー」が美味しいお店

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ソルロンタン(설렁탕)【韓国料理】

六本木、赤坂一龍『赤坂一龍』のソルロンタン

 

「チゲ」や「ユッケジャン」などの辛いスープが有名な韓国料理ですが、あっさりスープもかなりの美味しさ。

「ソルロンタン」(설렁탕)は、その中でも最も一般的なスープのひとつです。

「ソルロンタン」は、牛の骨や内臓などを長時間煮込んで作るスープ料理で、スープは乳白色であっさりとしてコクがあります。具材には他に春雨やネギなどが入ります。

味付けはあまりされておらず、塩・コショウ・唐辛子で自分好みに仕上げて食べるのがお決まりだそうです。

ご飯やキムチもスープに入れて食べるとかなりの美味。

食材から出たアミノ酸やカルシウムがたっぷり含まれていて滋養強壮効果があって、コラーゲンも多く含まれているので、美肌効果も期待できる。

おすすめのスープです。

「ソルロンタン」が美味しいお店

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サムゲタン(삼계탕)【韓国料理】

韓国料理【韓国、ソウル】

「サムゲタン」(삼계탕)は、もち米や高麗人参、ナツメ、栗、松の実、ニンニクなどの生薬を詰めた鶏を煮込んだスープ。

私が韓国料理で最もおいしいと思っている料理、それが「サムゲタン」です。

疲労回復によいとされ、韓国では夏の料理(夏バテ対策)として知られていて、薬膳料理や補身料理(ポシン料理・滋養食)ともされているとのこと。

鶏が丸ごと一匹入っているので、かなり食べ応えがあります。

高麗人参のエキスやにんにくの味が鶏肉やもち米に染み込んでいて、とっても美味しい。

満足できるスープです。

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ペピアン(Pepian)【グアテマラ料理】

Fonda de la Calle Real【グアテマラ⑤:パナ~アンティグア】『ラ・フォンダ・デ・ラ・カジェ・レアル(La Fonda de la Calle Real)』の「ペピアン」

 

「ペピアン(Pepian)」は、グアテマラの伝統料理のひとつで、トマトや香辛料を使って、鶏肉や豚肉と野菜を煮込んだ辛口のスープです。

スパイスは、チレパサ(辛くない乾燥唐辛子)、シナモン、クローブ、ブラックペッパーなどが使われ、ニンニクや赤パプリカ、かぼちゃの種、玉ねぎ、トマトなども入っています。

この「ペピアン」をピラフのようなライスに掛けて食べるのが絶品♪

グアテマラで一番美味しかったお料理です。

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アヒアコ(Ajiaco)【コロンビア料理】

ボゴタ①(旧市街:La PUERTA de la CATEDRAL)【コロンビア②】「La PUERTA de la CATEDRAL」のアヒアコ

 

コロンビア伝統のスープ「アヒアコ(Ajiaco)」

ボゴタを中心としたアンデス高原地域の”おふくろの味”です。

「アヒアコ」は、鶏肉とジャガイモを主材料に、トウモロコシ、長ネギ、パクチーなどを加えて煮込んだスープのこと。

ジャガイモを崩れる直前まで煮込み、ドロッとした食べ応えのある食感が特徴です。

ボゴタ①(旧市街:La PUERTA de la CATEDRAL)【コロンビア②】「アヒアコ」の付け合わせのアボカドやサワークリームなど

 

「アヒアコ」を食べる際には、アボカドやサワークリーム、ケッパー、ライスなどを入れていただくのが定番であるとのこと。

濃厚なスープに、あっさりとしたアボカドや酸味のあるサワークリーム、ケッパーのピクルスの味が良く合います。

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カルド・デ・コスティージャ(Caldo de Costilla)【コロンビア料理】

ホテル・エルドラド【コロンビア⑤】