ラオス南部の町パクセー(Pakxe:ປາກເຊ)。
パクセーの街の中心部、セドーン川の東を走るThanon11Rd沿いに、『カフェ・シヌーク(Cafe Sinouk)』はあります。
パクセーの近郊にあるボラベン高原は、良質なコーヒーとして知られるラオスコーヒーの産地として有名。
『カフェ・シヌーク』は、そのボラベン高原に広大なコーヒー農園を持つシヌーク社が出店しているカフェ。
ラオス国内に数店舗チェーン展開しています。
シックで落ち着いた雰囲気の中、美味しいラオスコーヒーをいただく♪
『カフェ・シヌーク』の外観
こちらが、『カフェ・シヌーク』の外観です。
ラオス感をまったく感じさせないヨーロッパ風の雰囲気。
パクセーは、コーヒーの産地のボラベン高原に近いということもあり、小さい町ながらこのようなお洒落カフェがいくつかあります。
さっそく入ってみることにしましょう〜♪
『カフェ・シヌーク』の店内
『カフェ・シヌーク』の店内です。
店内は、日本にあるスタバやタリーズコーヒーと似たような雰囲気。
黒を基調にシックにまとめられています。
『カフェ・シヌーク』を運営するシヌーク社のオーナー、シヌークさんはパクセーのあるチャンパサック県生まれ。
学生時代に単身でフランスに渡って経営を勉強。
その後、地元のボラベン高原がコーヒーの栽培に適していることを知った彼は、コーヒー生産によって地域の振興に貢献したいと考えるようになります。
そして、帰国後にコーヒーのプランテーション経営を開始し、2003年には生豆の販売から焙煎したコーヒー豆の販売へと移行。
現在では、ラオスのコーヒー王と呼ばれるまでに成功したのだとのこと。
スッキリとした中にも深みを感じさせる美味しいコーヒー♪
アメリカーノ・コーヒー(20,000K:246円)
注文したのは、アメリカーノ・コーヒー(20,000K:246円)
スッキリとした中にも深みを感じさせる美味しいコーヒーです♪
ラオスのコーヒー栽培の歴史は意外と古く、フランス植民地時代の1915年に苗木が持ち込まれたのだそう。
栽培品種は、環境に強く栽培しやすいけど苦味がきつい「ロブスタ種」が7割、芳醇な香りがあるけど環境に弱く栽培が難しい「アラビカ種」が3割です。
「アラビカ種」は、ほとんどが海外へと輸出され、ラオス国内で飲まれるのは「ロブスタ種」が大半であるのだとのこと。
ロブスタ種は、そのまま飲むと苦味が強いため、ラオスの人はコンデンスミルクをたっぷり入れて飲む人が多いのだとか。
ただし、アラビカ種にロブスタ種をブレンドすると、強い苦味とちょっと泥臭さのある濃い目の味が繊細で豊かな香りのアラビカ種を引き立ててくれ、魅惑的な味わいとなります。
また、ロブスタ種はアラビカ種の2倍のカフェインを含んでいるので、健康にも良いのだとのこと。
『カフェ・シヌーク』で販売しているコーヒー
こちらは、店内で販売されているコーヒーです。
すべて、ボラベン高原のシヌーク社のプランテーションで栽培・焙煎されたコーヒーで、アラビカ種とロブスタ種のブレンドがメイン。
「ラオ・ブレンド インドシナロースト」を購入(157B:562円)
ラオス・ボラベン高原産のコーヒー
今回は、「ラオ・ブレンド インドシナロースト」(157B:562円)を購入することにしました。
帰国後、さっそく飲みましたが、濃い目のお味がラオスを感じさせてくれました。
結構好みのコーヒーです。
ラオス南部の町パクセーにあるお洒落なカフェ『カフェ・シヌーク(Cafe Sinouk)』
シックで落ち着いた雰囲気の中、コーヒーの名産地ボラベン高原産の美味しいラオスコーヒーをいただけるお店。
6:30から21:00までと、朝早くから夜遅くまで営業しているのも嬉しいところ。
パクセーに訪れたなら、この『カフェ・シヌーク(Cafe Sinouk)』でひと休みするのがオススメ★
それと、店内で販売しているコーヒーはラオス土産に最適です♪
◆『カフェ・シヌーク(Cafe Sinouk)』の地図・アクセス
- 住所:Ban Lakmuang, パークセー ラオス
- 営業時間:6:30~21:00
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