マレーシアの首都クアラルンプールに行ってきました!
ここでは、東京からクアラルンプールまでのフライト。クアラルンプールの空港から市内までのアクセス、クアラルンプール市内交通の利用方法についてご紹介。
また、ついでに、訪問した場所、地元のマレー人が集う飲食店街「カンポンバル」、KLのリトルインディア「ブリックフィールズ」、KL郊外にあるヒンドゥー教の聖地「バトゥケイブ」、屋台街やウォールアートで知られる「チャイナタウン」や、食事したレストラン、宿泊したホテルについてもご紹介します★
東京(TYO)からクアラルンプール(KUL)までのフライト
成田空港からJAL723便でクアラルンプールへ
東京からクアラルンプールまでの飛行機ですが、今回は、行きはJALのマイル、帰りはエアアジアXを利用しました(エアアジアXは、Expediaで購入)。
- 日本航空 JL723 7時間30分 14,500マイル+燃油サーチャージ等23,660円
- NRT(11:15)→ KUL(17:45)
- エアアジアX D7522 7時間20分 34,382円
- KUL(14:15)→ HND(22:35)
行きにマイルを使ったのですが、燃油サーチャージが予想以上に高かったので、スケジュールの都合が合えば、往復エアアジアにした方が良かったかもしれません。
ちなみに往復エアアジアの場合は、往路が23:50羽田発:翌6:10クアラルンプール着の深夜便で、料金は、62,075円。
東京からクアラルンプールまでは、約7時間半
東京からクアラルンプールまでは、約7時間半。
夏休みシーズンだったということもあり、機内は日本人の家族連れがたくさん。カップルも多かったです。機内ではほとんどの人がマスクはしていませんでした。
クアラルンプール国際空港
7時間半かけて、クアラルンプール国際空港(KLIA)に到着♪
クアラルンプール国際空港(KLIA)は、主要なエアラインが発着する「KLIA」(ターミナル1)と、LCCが発着する「KLIA2」(ターミナル2)があります。なので、JALは「KLIA」(ターミナル1)に到着。
上の写真はサテライトエリア。ここから無料バスに乗って入国審査のあるメインターミナルに向かい、そこで入国審査を受けます。
空港内の両替所
入国審査を済ませた後は、両替をしました。
マレーシアの通貨は、リンギット(MYRまたはRM)。2023年8月時点では、1リンギットは、31円ほど。
マレーシア・クアラルンプールは、クレジットカードを使えるお店がほとんどであり、クアラルンプール市内への鉄道やバス、配車アプリやタクシーなどもクレジットカードが利用できます。また、空港の両替レートもよくないので、市内交通や屋台での支払い用として、空港では少額の両替に留めておいた方が良いです。
空港からクアラルンプール市内へのアクセス「KLIAエクスプレス」
「KLIAエクスプレス」の改札&チケット売り場
クアラルンプール国際空港から市内中心部までのアクセス手段は、4つあります。
交通手段 | 所要時間 | 運行間隔 | 運行時間 | 料金 | 到着場所 |
KLIAエクスプレス | KLIAから28分 KLIA2から35分 |
20~30分間隔 | ※KLIA2 始発4:55~終発0:55※KLIA 始発5:00~終発1:00 |
55RM | KLセントラル |
リムジンバス | 約1時間 | 30分間隔 | ※KLIA 始発5:30~終発0:30 |
10RM | KLセントラル |
タクシー | 約1時間 | ー | ー | 70〜120RM程度 | お好きな所 |
Grab | 約1時間 | ー | ー | 60〜80RM程度 | お好きな所 |
今回は、所要時間が短い、鉄道「KLIAエクスプレス」を利用しました。
ちなみに、「KLIAエクスプレス」と同じ路線で「KLIAトランジット」という列車が走っていますが、「KLIAトランジット」が各駅停車、「KLIAエクスプレス」が快速列車(ノンストップ)という位置付けです(運賃は同じ)。
「KLIAトランジット」は、途中駅で有名なピンクモスクの最寄り駅「プトラジャヤ&サイバージャヤ駅」にも停車するので、ピンクモスクに立ち寄りたい場合は、「KLIAトランジット」を利用すると良いと思います(プトラジャヤ&サイバージャヤ駅までは、9.4RM 18分)。
「KLIAエクスプレス」のチケット購入
「KLIAエクスプレス」のチケット購入ですが、主な購入方法は3つあります。
- 正規のチケット売り場(有人カウンター)で購入 ※正規料金
- セルフサービスキオスクで購入 ※10%程度割引
- オプショナルツアーサイトで事前にオンライン購入 ※10%程度割引
今回は、3の事前オンライン購入でチケットをゲットしました。
利用したのは、こちら「KKday」のサイト。
購入すると、QRコードが発行され、登録したメールに届くので、そのQRコードを自動改札でタッチすればOKなので、簡単です♪
「KLIAエクスプレス」のホーム
こちらが、「KLIAエクスプレス」のホームです。
ホームは、ピンク色の表示の「KLIAエクスプレス」と、水色の表示の「KLIAトランジット」の番線で別れているので、乗り間違えないようにしましょう。
ホームは、かなり広々していて近代的。ベンチもそこそこあります。
空港からKLセントラルまでの地図
「KLIAエクスプレス」の車内
「KLIAエクスプレス」の車内です。
座席は自由席なので、空いている席に座ります。
車内空間は日本の列車と変わらない快適さで、揺れも少なく乗り心地もGood!
時間帯にもよるのかもしれませんが、夜7時頃に空港を出発した列車は、それほど混んではいませんでした。
「KLIAエクスプレス」からの車窓
近代的なビルが立ち並びます。
KLセントラル駅
30分ほどで、終点の「KLセントラル駅」に到着!
「KLセントラル駅」は、クアラルンプール市内交通のハブ駅。空港と市内を結ぶ「KLIAエクスプレス&KLIAトランジット」のほか、「LRT」(高架鉄道)、「KTM」(マレー鉄道)、「KLモノレール」といった鉄道、「GOKL」(無料循環バス)、「rapidKL」(路線バス)といったバスが発着しています。
また、駅から徒歩圏には「MRT」(市内地下鉄)の「マスジッド・ヌガラ駅」があります。
ここから、LRT(高架鉄道)の「クラナジャヤ線(Kelana Jaya Line)」(ピンク色の路線)で、ホテルの最寄り駅の「パサール・スニ(Pasar Seni)」へと向かいます。
クアラルンプール市内交通の乗り方
LRT(高架鉄道)のチケット売り場と改札
クアラルンプールの市内鉄道には、「LRT」(高架鉄道)、「MRT」(市内地下鉄)、「KLモノレール」、「KTM」(マレー鉄道)がありますが、チケットの買い方、改札の通り方や列車の乗り方は全て同じです。
LRTの切符(トークン)の券売機
まずは、乗車券の購入。
改札口の前に、上の写真のような券売機で、切符を購入します。
券売機は画面をタップしての選択式です。
- 画面の言語切り替えで「English」を選択
- 路線を選択 ※今回はピンク色の「クラナジャヤ線(Kelana Jaya Line)」
- 購入枚数を選択 ※+ボタンで枚数切り替え
- 表示された金額を券売機に投入
- 切符(トークン)とお釣りが出てくる。
ここで注意なのは、クレジットカードは使えず、現金のみ利用可能であること。現金も高額紙幣は使えないことが多く、RM5以下のみ利用可能な券売機が多いということ。
お金を入れると、プラスチック製の500円玉くらいの大きさの青い「トークン」が出てきます。
改札を入る時は、「トークン」を改札機の上にタッチします(改札の扉が開きます)。
改札を出る時は、「トークン」を入れる穴があるので、そこにトークンを返却すると改札の扉が開きます。
ちなみに、日本の「Suica」や「ICOCA」のような、電子マネー付きのICカード「Touch n’ Go」(料金はRM5)もあり、駅での購入&チャージが可能です。
LRT「クラナジャヤ線(Kelana Jaya Line)」
こちらが、LRT「クラナジャヤ線(Kelana Jaya Line)」の車両。
「LRT」(高架鉄道)や「KLモノレール」は、車体が小さく、車内は狭め。「MRT」(市内地下鉄)や「KTM」(マレー鉄道)は、日本の通勤電車並みの広さです。
列車は、3~15分間隔で運行されています。ホームの電光掲示板に「あと●分で到着」と表示されるので、わかりやすいです。
車内の様子は、日本の通勤電車と同じ。路線や時間帯にもよりますが、特に通勤時間帯などはかなり混雑しますので、スリなどに注意した方が良いです。
MRT「カジャン線(Kajiang Line)」
こちらは、MRT「カジャン線(Kajiang Line)」
「MRT」も「LTR」と似たような構内・車内の雰囲気。「MRT」の方が新しく車体も大きいせいか、スピードが早い感じ。
なお、クアラルンプールの市内交通としては、鉄道の他にもバスやタクシー、配車アプリの「Grab」がありますが、クアラルンプール市内は渋滞がひどいことで有名。
鉄道でアクセスできる場所の場合は、なるべく鉄道を使った方がスムースに目的地に辿り着けそうです。
クアラルンプール&近郊の見どころ
ここからは、今回訪れた、クアラルンプール&近郊の見どころをご紹介します。
訪問したのは、↓の6箇所です。
- 「カンポンバル」の飲食店街(地元のマレー人が集う飲食店街)
- 「ブリックフィールズ」(KL在住インド人が住む「リトルインディア」)
- 「チャイナタウン」(屋台街やウォールアートで有名)
- 「ブキッビンタン」(クアラルンプール最大の繁華街)
- 「バトゥ洞窟(バトゥケイブ)」(KL郊外にあるヒンドゥー教の聖地の洞窟)
- 「プトラジャヤ」(KL郊外にある行政新首都。「ピンクモスク」が有名)
クアラルンプール広域MAP
クアラルンプール市内MAP
「カンポンバル」の飲食店街(地元のマレー人が集う飲食店街)
「カンポンバル」の飲食店街「Jalan Raja Muda Musa」
マレーシアの首都クアラルンプールの中心「KLCC」のすぐ北にある「カンポンバル」
「カンポンバル」は、100年以上の歴史を持つ古い居住エリアで、マレー伝統の家屋がいくつも残されている地域なのだそう。
その一角にある飲食店街「Jalan Raja Muda Musa」には、マレー系を中心とした人気レストランがたくさん!
地元のマレー人が集う賑やかな雰囲気の中、バラエティに富んだマレー料理を堪能することができる場所です★
ヤギ肉定食「ナシカンビン」のお店
「ナシクラブ」を食べられるお店『KAK SOM(カク・ソム)』
トルコ料理とスイーツのお店
路上のオタオタ屋台
通りにあったコインランドリー店。ランドリーの前で食事をする人たち
ブリックフィールズ|インドの雰囲気満点♪ クアラルンプールの“リトルインディア”
「ブリックフィールズ」のメインストリート「ジャラン・トゥン・サンバンタン」通り
首都クアラルンプールにあるインド人街のひとつ「ブリックフィールズ(Brick Fields)」。
メインストリートである「ジャラン・トゥン・サンバンタン」通りには、サリーなどのインド服屋、インドスイーツやインドスナックの屋台、スパイスやインド食器、カラフルなお供え用の花屋さんなど、インドのお店がズラリと並び、インド感満点♪
本場インドのお味を提供するインド料理店もたくさんあり、エキゾチックなインド風情を楽しめる場所です。
サリーやパンジャビードレスなどの服・布地屋さん
インドスイーツの屋台
南インド料理の食堂
チャイorコーヒー撹拌の人形がインパクトあり!
クアラルンプールのチャイナタウン|ペタリン通りの屋台街とアートな路地裏「鬼仔巷」
「ペタリン通り(Jalan Petaling)」入口の門
クアラルンプールの「チャイナタウン」
屋台が並び、飲食店が軒を連ねる中華街らしい雰囲気の「ペタリン通り」、マレーシア全土の伝統工芸品や特産品をまとめて物色できる「セントラル・マーケット」、古のチャイナタウンを再現したアートなストリート「鬼仔巷」。魅力的な見どころがたくさんあります。
ハブ駅である「KLセントラル」から近く、飲食店やコンビニなどもたくさんあるので、宿泊するのにも良いところです★
提灯が中華街らしい風情
観光客や地元の人でごった返す昼の「ペタリン通り」
「鬼仔巷(Kwai Chai Hong)」の風景
ウォールアートがたくさん描かれています。
ブキッビンタン|クアラルンプール最大の繁華街
「ブキッビンタン」の街並み
クアラルンプール最大の繁華街「ブキッビンタン」
「パビリオン」や「ファーレンハイト」「ロット10」「スンガイワンプラザ」「ペルジャやタイムズスクエア」などの大型ショッピングモール。高級ブティック、ホテル、レストランやカフェなどが立ち並び、音楽クラブやマッサージ店、周辺には屋台街「アロー通り」もあります。
新宿と銀座とアメ横を一緒にしたような、マレーシアいちのトレンド発信エリアです。
大都会です!
路上で演奏するミュージシャン
アラブスイーツのお店「Kunafa Finger’s」
バクラヴァやクナーファなどがずらり!
クアラルンプールには、バクラヴァやクナーファなどを販売する「アラブスイーツ」のお店がたくさんあります。
「ブキッビンタン」にある「Kunafa Finger’s」もそのうちのひとつ。ショーケースには、たくさんの種類のアラブスイーツが並んでいました。
美味しそうだったので買いたいなとも思ったのですが、結構行列が出来ていたので断念。。
バトゥ洞窟|クアラルンプール郊外にあるヒンドゥー教の聖地
黄金のムルガン神像が祀られたヒンドゥー教の聖地
クアラルンプール近郊にある、マレーシア随一のヒンドゥー教の聖地「バトゥ洞窟(Batu Caves)」
マレーシア随一のヒンドゥー教の聖地の洞窟で、巨大な黄金神像と272段のカラフルな階段を登った上にある壮大な洞窟が圧巻で、クアラルンプールを訪れたら必見の見どころのひとつ。ヒンドゥー教徒だけでなく世界中からの観光客を集めている観光名所です。
緑色の巨大なハヌマーン像
272段のカラフル階段
壮大なバトゥ洞窟の内部空間
4億年前の石灰岩によって形成された洞窟
プトラジャヤのピンクモスク|フォトジェニックなローズピンクのモスク
「ピンクモスク」(プトラモスク)の外観
クアラルンプールの南25kmの所にある「プトラジャヤ」。
その一番の見どころである「ピンクモスク」(プトラモスク:Putra Mosque:Masjid Putra)は、ピンクのドームが9つ載った可愛らしい外観も、ため息が出るほど美しいピンクグラデーションの内装も、見応え抜群!
クアラルンプールを訪れたら、是非とも訪れたい場所のひとつです。
ピンクモスクの内部
ローズピンク色のアラベスク装飾が美しい天井のドーム
プトラジャヤ湖に面して建つ「ピンクモスク」
クアラルンプールのレストラン
マレー系、中華系、インド系.etc。様々な民族が暮らす多民族国家マレーシア。
もちろん、お料理もマレー系、中華系、インド系それぞれの料理があり、それぞれの名物料理があります。
今回、クアラルンプールで、マレー系(2店舗)、中華系(1店舗)、インド系(2店舗)のレストランを訪問しましたのでご紹介します★
『Nasi Lemak Wanjo(ナシレマ・ワンジョー)』【カンポンバル:マレー料理】
クアラルンプールの下町エリアである「カンポンバル」に、マレーシアの国民食とも呼ばれる「ナシレマ」の人気店があります。
お店の名前は、『Nasi Lemak Wanjo(ナシレマ・ワンジョー)』
お店の創業は1963年と、かなりの老舗です。
こちらが、マイチョイスの「ナシレマ(Nasi Lemak)」
ナシレマ(ココナッツミルクで炊いたご飯)に、きゅうり、ゆで卵、イカンビリス、サンバルソース、テンペ。アヤムメラ(甘辛チキン)、アヤムゴレン(フライドチキン)が載っています。
お味ですが、想像どおりに、抜群に美味しかったです★
特に、酸味と辛味と甘味のあるトマト風味のチキン「アヤムメラ」が絶品でした♪
クアラルンプールの下町「カンポンバル」にあるマレーシアの国民食「ナシレマ」の専門店『Nasi Lemak Wanjo(ナシレマ・ワンジョー)』
間違いなく美味しい「ナシレマ」をいただけるお店。クアラルンプールに行ったら、是非とも訪問して欲しいお店のひとつです★
『MTR 1924』【ブリックフィールズ:南インド料理】
クアラルンプールの中心駅である「KLセントラル駅」から徒歩数分の場所に、南インド料理のお店『MTR 1924』は、あります。
「KLセントラル駅」の南東部は、「ブリックフィールズ」と呼ばれる地域で、インド系の人が多く居住しているエリア。
『MTR 1924』は、そんなインド系の人たち御用達の、南インドの軽食「ティファン」がメインのお店です。
「Paper Masala Dosa」は、巨大でインパクトのあるフォルムと、こんがりと焼き上がったきつね色のビジュアルが本場な感じ。サンバルと2種のチャトニ、ギー付きです。
外側パリッ、内側しっとりの程よい硬さのペーパードーサ。香ばしく味付けされた具材のポテトマサラ。間違いのない美味しさです♪
クアラルンプールのインド人街「ブリックフィールズ」にある、南インドの軽食ティファンのお店『MTR 1924』
1924年にバンガロールで創業した同店は、さすが老舗。ティファンメニューのバラエティの豊富さに驚かされます。本場直送のスパイスを使った「イドゥリ」や「ドーサ」は、現地南インドと変わらない本場の美味しさ♪
『MY 81 Hyderabad Dum Biryani(ハイデラバードダムビリヤニ)』【ブリックフィールズ:インド料理】
クアラルンプールの中心駅である「KLセントラル駅」から徒歩10数分の場所に、インドのビリヤニの本場「ハイデラバード」のビリヤニを提供するお店『MY 81 Hyderabad Dum Biryani(ハイデラバードダムビリヤニ)』はあります。
インド系の人が多く居住している地域「ブリックフィールズ」の奥の方は、テルグ系の人々が多く住んでいるエリアのようで、ハイデラバードビリヤニの専門店が数店舗まとまって存在しています。
『MY 81 Hyderabad Dum Biryani(ハイデラバードダムビリヤニ)』は、そんな、いくつかあるビリヤニ専門店のひとつ。在住テルグ人御用達のお店です。
「チキンビリヤニ」です。
生肉の層と米の層を重ね、蒸し焼きすることで、肉汁の沁み具合によって、お米の色が、白、黄色、オレンジ、茶色と色とりどりになっていて、カラフル♪
「チキンビリヤニ」は、ひと口食べてびっくりの美味しさ♪ ふわパラのバスマティライスは、マリネ肉の風味と、各種スパイスの複雑な味と香りが沁み込んでいて、ひと口食べるごとに、新たな風味が広がる感じ。
MY 81 Hyderabad Dum Biryani(ハイデラバードダムビリヤニ)』。さすが、クアラルンプール在住テルグ人御用達のお店。ハイデラバードに行かずとも、本場さながらの「ダムビリヤニ」をいただけるお店です。
ふわふわパラパラの「チキンビリヤニ」は、本当に絶品★
『KAK SOM(カク・ソム)』【カンポンバル:マレー料理】
クアラルンプールの下町エリアである「カンポンバル」に、マレー半島北東部ケランタン州やトレンガヌ州のソウルフード「ナシクラブ」を食べられるお店があります。
お店の名前は、『KAK SOM(カク・ソム)』
『KAK SOM(カク・ソム)』は、ご飯を盛ったお皿にお好みで選択したおかずを乗せるプレート「ナシチャンプル」を提供しているお店です。
こちらがお料理「ナシクラブ」。
「ナシクラブ」の特徴は、何と言っても、青い色のご飯。この青色は「バタフライピー(チョウマメ)」の花の色で、お米をバタフライピーの花と一緒に炊くことで、青い色のご飯になるのだそうです。
甘辛くてこってりしたお料理の多いマレー料理の中では、比較的あっさりさっぱり食べられる感じ。ヘルシーです★
クアラルンプールの下町「カンポンバル」にある、マレー料理のお店『KAK SOM(カク・ソム)』
青いご飯がインパクト抜群の「ナシクラブ」や、マイチョイスのおかずでオーダーできる「ナシチャンプル」をいただけるお店。
特に「ナシクラブ」は、クアラルンプールで食べられるお店は多くないので、このお店は貴重です。
『Sun Fong Bak Kut Teh (新峰肉骨茶)』【ブキッビンタン:中華系ニョニャ料理】
クアラルンプールの最大の繁華街である「ブキッビンタン」に、マレーシアバクテー(肉骨茶)の有名店があります。
お店の名前は、『Sun Fong Bak Kut Teh (新峰肉骨茶)』
「肉骨茶(バクテー)」は、福建語のbah-kut-têに由来しており、英国植民地時代に中国から渡ってきた福建人が故郷の料理に倣って作り出したのが発祥と言われています。
注文したオリジナルバクテー「肉骨茶(正宗空煲:Original Bak Kut Teh)」は、大きめの鍋の中に入った、濃い茶色をしたマレーシア風醤油バクテー。スープの中には、2人分の豚スペアリブ肉がごろごろ入っています。
スープをひと口啜ると、濃いめで少し甘味があり、漢方の風味が感じられます。バクテーのスープがよく沁みた、肉厚で食べ応えのある豚スペアリブも絶品!
クアラルンプールの繁華街「ブキッビンタン」にあるマレーシアバクテーのお店『Sun Fong Bak Kut Teh (新峰肉骨茶)』
10種類の漢方が使われているという、濃い茶色をしたマレーシア風醤油バクテーは、深みのあるお味。スープの沁み込んだ肉厚のスペアリブもたまらない美味しさ♪
クアラルンプールに行ったら、是非とも訪問したいお店のひとつです★
クアラルンプールのホテル
クアラルンプールでは、2箇所のホテルに宿泊しました。
宿泊したエリアは「チャイナタウン」。クアラルンプールの中心「KLセントラル駅」からひと駅の「パサール・スニ」から徒歩でアクセスできる便利なエリアです。
リーズナブルなホテルとミドルクラスのホテル、2箇所をご紹介します★
「ユー・ホテル・チャイナタウン(Yu Hotel Chinatown)」
「ユー・ホテル・チャイナタウン(Yu Hotel Chinatown)」の入り口
謎なオブジェ風の照明がお出迎え
クアラルンプールのチャイナタウン。飲食店が並ぶ「ペタリンストリート」沿いに、「ユー・ホテル・チャイナタウン(Yu Hotel Chinatown)」は、あります。2つ星の宿泊施設です。
LRTのパサール・スニ駅から徒歩数分の好立地。「ペタリンストリート」沿いには、安くてお洒落な飲食店がたくさんあり、コンビニも近くにあってとても便利な場所です。
入り口の隣には、ホテルと同じ経営なのでしょうか。お洒落な茶館がありました。
「ユー・ホテル・チャイナタウン(Yu Hotel Chinatown)」のロビー
お部屋は、ホテル検索サイト経由で予約。料金は部屋のタイプにもよりますが、6,000円程度〜10,000円程度とリーズナブル。
今回は、キングスイートを2泊で予約し、13,712円でした。
ロビーは入り口から奥まったところにあり、受付のみの簡素さ。ホテルの入り口は夜間隊はお部屋のカードキーでの入館となっており、セキュリティーもOK。
「ユー・ホテル・チャイナタウン(Yu Hotel Chinatown)」の部屋
こちらが、「ユー・ホテル・チャイナタウン(Yu Hotel Chinatown)」のキングスイートです。
シンプルだけど清潔で、そこそこの広さがあります。窓からはクアラルンプールの風景も見えます。
トイレ&シャワーブースは一体型ですが、ガラス戸で分かれています。シャワーのお湯の出はまずまず。リネンやタオルも不具合なかったですが、洗面台はアメニティを置くスペースが狭いのがちょっとNG。
ベッドは、寝心地はGood! 空調の調節もしやすく、Wifiの繋がりも良好でした。
寝るだけという感じのホテルですが、十分快適で、立地もコスパもよく、なかなか良いホテルだと感じました★
「ユー・ホテル・チャイナタウン(Yu Hotel Chinatown)」の場所とアクセス
- 住所:126, Jalan Petaling, City Centre, 50000 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, マレーシア
- 電話:+601136882278
- アクセス:LRTパサール・スニ駅から250m
「フォー・ポインツ・バイ・シェラトン・クアラルンプール(Four Points by Sheraton Kuala Lumpur)」
「フォー・ポインツ・バイ・シェラトン・クアラルンプール(Four Points by Sheraton Kuala Lumpur)」の受付
同じく、チャイナタウン「ペタリンストリート」沿いにある4つ星のホテルが、「フォー・ポインツ・バイ・シェラトン・クアラルンプール(Four Points by Sheraton Kuala Lumpur)」
「ユー・ホテル・チャイナタウン」の目と鼻の先にあり、便利な好立地なのは「ユー・ホテル〜」と同じです。
「フォー・ポインツ・バイ・シェラトン・クアラルンプール(Four Points by Sheraton Kuala Lumpur)」のロビー
お部屋は、ホテル検索サイト経由で予約。料金は部屋のタイプにもよりますが、9,000円程度〜25,000円程度。
今回は、デラックスキングルームを1泊で予約し、9,821円でした。
ホテルのフロントは7階にあり、天井が高く、大きな窓から陽光が差し込んできて明るい雰囲気。
今回は利用しませんでしたが、朝食・昼食・夕食をいただけるレストラン「Quan’s Kitchen」や、プラナカンスタイルのハイティーを提供している「Lady Yi’s Tea House」、オリジナルカクテルをいただけるバーラウンジ「JANN」。屋外プールやフィットネススタジオもあります。朝食は美味しいと評判の様子。
「フォー・ポインツ・バイ・シェラトン・クアラルンプール(Four Points by Sheraton Kuala Lumpur)」の部屋
「フォー・ポインツ・バイ・シェラトン・クアラルンプール(Four Points by Sheraton Kuala Lumpur)」のデラックスキングルームです。
4つ星なので当然ですが、お部屋は快適です。
ベッドの寝心地は素晴らしく、空調やシャワーの出、洗面台の使い勝手、リネンやタオル、アメニティも申し分なし。
部屋の壁に描かれていた古のチャイナタウンの絵
部屋の窓からはクアラルンプールの夜景が見えます。
そして、何より部屋の窓から見えるクアラルンプールの夜景が最高!
ライトアップされたペトロナスツインタワーやクアラルンプールタワーも見えます♪
「フォー・ポインツ・バイ・シェラトン・クアラルンプール(Four Points by Sheraton Kuala Lumpur)」の外観
チャイナタウンの路地から見た「フォー・ポインツ・バイ・シェラトン・クアラルンプール(Four Points by Sheraton Kuala Lumpur)」の外観です。
古い街並みと現代的なホテルの建物とのコントラストがいい感じ♪
「フォー・ポインツ・バイ・シェラトン・クアラルンプール(Four Points by Sheraton Kuala Lumpur)」の場所とアクセス
- 住所:2, Jalan Balai Polis, City Centre, 50000 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, マレーシア
- 電話:+60 3-2035 7333
- アクセス:LRTパサール・スニ駅から250m
コメント