MTR 1924(マレーシア・クアラルンプール)|絶品のドーサとイドゥリ&ワダを賞味

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KL2(MTR・ブリックフィールズ・クアラルンプール) グルメ
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マレーシアの首都クアラルンプール。その中心駅である「KLセントラル駅」から徒歩数分の場所に、南インド料理のお店『MTR 1924』は、あります。

「KLセントラル駅」の南東部は、「ブリックフィールズ」と呼ばれる地域で、インド系の人が多く居住しているエリア。

『MTR 1924』は、そんなインド系の人たち御用達の人気店です。

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クアラルンプール在住インド人御用達。南インドの軽食「ティファン」の人気店

KL2(MTR・ブリックフィールズ・クアラルンプール)『MTR 1924』の外観

 

こちらが、『MTR 1924』の外観です。

訪問したのは、朝8時頃。ティファンモーニングの時間帯♪

『MTR 1924』は、南インドの軽食「ティファン」がメインのお店。提供しているお料理は、オールベジです。

KL2(MTR・ブリックフィールズ・クアラルンプール)店頭の黒板メニュー

KL2(MTR・ブリックフィールズ・クアラルンプール)『MTR 1924』の店内

KL2(MTR・ブリックフィールズ・クアラルンプール)店内はシンプルなカフェ風

 

こちらが、『MTR 1924』の店内。

カフェ風の内装は、簡素だけどスタイリッシュ。店内は結構広めで、座席は40席ほどありました。

お客さんは、おひとり様や2人組インド系男性、インド系の夫婦、マレー・インド・中華混合のグループなど、5,6組のお客さんが来店していました。

KL2(MTR・ブリックフィールズ・クアラルンプール)厨房の様子

 

スタッフは、厨房に3人、ホールに2人。もちろん、全員インド系の方です。

 

さて、このお店『MTR 1924』、店名が示す通り、1924年創業の歴史あるお店です。

ここで『MTR 1924』の歴史について、ちょこっとご紹介します。

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『MTR 1924』の歴史

KL2(MTR・ブリックフィールズ・クアラルンプール)誕生は1924年。インドのバンガロール。

 

『MTR 1924』の誕生は1924年。創業の地は、インド・カルナータカ州のバンガロール。創業者は、Maiya(マイヤ)という3人兄弟です。

創業当初は「Brahmin Coffee Club(バラモン・コーヒー・クラブ)」という店名で、イドゥリとコーヒーを提供する小さなお店だったそうですが、兄弟のひとり「ヤグナーラヤナ・マイヤ(Yagnanarayana Maiya)」は、進歩的な考えでお店を大きく発展させていきます。

第二次対戦中、米の不足によってイドゥリの原料が不足すると、ヤグナーラヤナは、セモリナ粉を用いた「ラヴァ・イドゥリ」を発明、大ヒット商品となります。

戦後になると、ヤグナーラヤナは、ヨーロッパを旅行し、各地のレストランを調査。帰国後、その学びを生かして、調理器具や食器などの衛生管理を徹底させたり、厨房を顧客に見えるオープンエアにするなど、ヨーロッパのスタイルを取り入れ、インドの飲食店界隈に大きなセンセーションをもたらしたのだそう。

KL2(MTR・ブリックフィールズ・クアラルンプール)店内に『MTR 1924』の歴史が紹介されています。

 

1960年、お店は、バンガロールのラールバーグロードに移転。店名を現在の店名『Mavalli Tiffin Rooms(略してMTR)』に変更します(「Mavalli」とは、カルナータカ州にある地名とのこと)。

そして、現在。お店は、インド国内に3店舗(バンガロール・マイソール・ウドゥピ)を展開するほか、クアラルンプールやシンガポール、ドバイ、ロンドンなど、国外にも店舗展開するまでに発展しました。

ちなみに、今回訪れたクアラルンプールの店舗は、2018年のオープンです。

 

さて、『MTR 1924』の歴史のお話はこのくらいにして、そろそろメニューを見てお料理を選びましょうか〜♪

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『MTR 1924』のメニュー

KL2(MTR・ブリックフィールズ・クアラルンプール)曜日ごとのスペシャルメニュー

KL2(MTR・ブリックフィールズ・クアラルンプール)メニューは軽食「ティファン」が中心

KL2(MTR・ブリックフィールズ・クアラルンプール)オールデイメニュー

KL2(MTR・ブリックフィールズ・クアラルンプール)イドゥリ、ドーサなど

KL2(MTR・ブリックフィールズ・クアラルンプール)ランチメニュー。ドーサの種類豊富!

KL2(MTR・ブリックフィールズ・クアラルンプール)ディナーメニュー。ミールスも

KL2(MTR・ブリックフィールズ・クアラルンプール)ホットドリンクメニュー

KL2(MTR・ブリックフィールズ・クアラルンプール)デザートメニュー

KL2(MTR・ブリックフィールズ・クアラルンプール)コールドドリンクメニュー

 

こちらが、『MTR 1924』のメニューです。

もちろん、お料理は南インドの軽食「ティファン」が中心。品数はかなり豊富です。

ドーサも、プレーンドーサ、マサラドーサ、ペーパードーサ、ラギドーサ、ラヴァドーサ、ポディドーサなどいろいろ。ラヴァ・イドゥリ、ライス・イドゥリ、ポディ・イドゥリ、サンバル・イドゥリなどのイドゥリ。ラッサム・ワダ、カード・ワダなどのワダ。ニールドーサ、ポンガル、マンガロールバンズ、オニオンウタパム.etc

メニューには、ミールスもありました♪

どれを選んだらいいか迷いましたが、取り敢えず、スタンダードなところで、下記のお料理を選ぶことに。

  • Single Rice Idly&Single Udin Vada RM10
  • Paper Masala Dosa RM15.5

お店一番の人気メニューが「ラヴァ・イドゥリ」であることや、日本では食べられないヒエ粉を使った「ラギ・ドーサ」が美味だというのは、帰国後に知ったこと。

ラヴァ・イドゥリやラギドーサは、食べてみたかったですが、次回のお楽しみとしてとっておくことにします。

兎にも角にも、注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます。

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サクサクふわふわの「ワダ」、巨大でフォトジェニックな「ドーサ」

KL2(MTR・ブリックフィールズ・クアラルンプール)「Single Rice Idly&Single Udin Vada」RM10

 

ほどなくして、お料理が運ばれてきました。

「Single Rice Idly&Single Udin Vada」です♪

イドゥリとワダ。サンバルとチャトニ、ギー付きです。

さっそく、いただきましょう〜♪

KL2(MTR・ブリックフィールズ・クアラルンプール)サンバルとチャトニ、ギー付き

 

しっとりとソフトな食感のイドゥリは、酸味が少なめで食べやすいお味。主張しない味がサンバルやチャトニ、ギーと合います。

ワダは、サクッとした外身とふわふわで柔らかい中身のコントラストがたまらない美味しさ♪ このワダ、かなり旨いです★

青唐辛子が入っているので、ちょっとピリ辛で、甘めの味付けのサンバルと相性抜群!

う〜ん、もっと食べたい!

KL2(MTR・ブリックフィールズ・クアラルンプール)「Paper Masala Dosa」RM15.5

 

続いて、「Paper Masala Dosa」

想像以上に巨大なドーサがやってきました!

この巨大でインパクトのあるフォルムと、こんがりと焼き上がったきつね色のビジュアルが本場な感じ。

サンバルと、2種のチャトニ(ココナッツチャトニとグリーンチャトニ)、ギー付きです。

KL2(MTR・ブリックフィールズ・クアラルンプール)サンバル、ココナッツ&グリーンチャトニ、ギー付き

 

外側パリッ、内側しっとりの程よい硬さのペーパードーサは、期待通りのお味。

まろやかなギー、酸味のあるサンバル、甘めのココナッツチャトニ、青唐辛子が効いた後から辛さが来るグリーンチャトニ。

それぞれ相性抜群で、味変を楽しみつつ、いただけます。

KL2(MTR・ブリックフィールズ・クアラルンプール)ペーパーマサラドーサの中身

KL2(MTR・ブリックフィールズ・クアラルンプール)ポテトマサラが入っています。

 

ペーパードーサの中には、ポテトマサラが入っています。

カレーリーフやウラドダル、マスタードシード、玉ねぎなどで香ばしく味付けされたポテトマサラ。

間違いのない美味しさです♪

結構ボリュームありましたが、あっという間に完食!

KL2(MTR・ブリックフィールズ・クアラルンプール)「Filter Coffee」RM7.5

 

食後は、「Filter Coffee」をいただきました。

イドゥリやドーサなどのティファンと並ぶ、『MTR 1924』のもう一つの自慢が「フィルターコーヒー」。

コーヒー豆は、カルナータカ州チクマガルルのコーヒー農園で栽培されたアラビカ種コーヒー豆。60年間、同じ農園のコーヒー豆を使用しているのだそう。

水牛のミルクが使われ、1/4インチの泡でトッピングされた「フィルターコーヒー」は風味豊か。砂糖が入っておらず、お好みで自分で入れるスタイルなのも、モダンな感じ。

 

クアラルンプールのインド人街「ブリックフィールズ」にある、南インドの軽食ティファンのお店『MTR 1924』

1924年にバンガロールで創業した同店は、さすが老舗。ティファンメニューのバラエティの豊富さに驚かされます。本場直送のスパイスを使った「イドゥリ」や「ドーサ」は、現地南インドと変わらない本場の美味しさ♪

クアラルンプールでティファンをいただくなら、『MTR 1924』に行けば、満足間違い無しです★

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『MTR 1924』の地図・アクセス

  • 住所:69, Jalan Thambipillay, Brickfields, 50470 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, マレーシア
  • 電話:+60322764924
  • 営業時間:8:00~22:30

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マレーシア・クアラルンプールのレストラン

Nasi Lemak Wanjo(クアラルンプール)|マレーシアの国民食「ナシレマ」の人気店
クアラルンプールの下町「カンポンバル」にあるマレーシアの国民食「ナシレマ」の専門店『Nasi Lemak Wanjo(ナシレマ・ワンジョー)』。間違いなく美味しい「ナシレマ」をいただけるお店。クアラルンプールに行ったら、是非とも訪問して欲し...

https://search-ethnic.com/gourmet/mtr1924

MY 81 Hyderabad Dum Biryani(クアラルンプール)|KLのハイデラバード ダムビリヤニ
クアラルンプールのインド人街「ブリックフィールズ」にある、ビリヤニの本場「ハイデラバード」のビリヤニを提供するお店『MY 81 Hyderabad Dum Biryani(ハイデラバードダムビリヤニ)』。さすが、クアラルンプール在住テルグ人御用達のお店。ハイデラバードに行かずとも、本場さながらの「ダムビリヤニ」をいただけるお店です。ふわふわパラパラの「チキンビリヤニ」は、本当に絶品★
KAK SOM(クアラルンプール)|青いご飯の「ナシクラブ」が食べられるお店
クアラルンプールの下町「カンポンバル」にある、マレー料理のお店『KAK SOM(カク・ソム)』。マレー半島北東部のソウルフード、青いご飯がインパクト抜群の「ナシクラブ」や、マイチョイスのおかずでオーダーできる「ナシチャンプル」をいただけるお店。特に「ナシクラブ」は、クアラルンプールで食べられるお店は多くないので、このお店は貴重です。
Sun Fong Bak Kut Teh (新峰肉骨茶)クアラルンプール|マレーシアバクテーの有名店
クアラルンプールの繁華街「ブキッビンタン」にあるマレーシアバクテーのお店『Sun Fong Bak Kut Teh (新峰肉骨茶)』。10種類の漢方が使われているという、濃い茶色をしたマレーシア風醤油バクテーは、深みのあるお味。さすが、1971年から続く老舗人気店。クアラルンプールに行ったら、是非とも訪問したいお店のひとつです★
Hon Kee Porridge(漢記)クアラルンプール|体に沁み渡るホンキーの中華粥
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Sri Nirwana Maju(クアラルンプール)|ミシュランガイド掲載のバナナリーフライス
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Limapulo(リマプロ)クアラルンプール|マラッカ出身のババが作ったニョニャ・ラクサ
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Village Park Restaurant(クアラルンプール)|マレーシアNo.1の美味しい「ナシレマ」
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Bunn Choon Restaurant(品泉茶室)クアラルンプール|名物のエッグタルトが絶品
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