グアテマラ旅行最終日。
アンティグアからチキンバスに乗って、ホコテナンゴのコーヒー農園『La Azotea(ラ アゾテア)』へ。
敷地内には、コーヒー博物館や音楽博物館も併設されていて、のんびりと見学することができます。
ホコテナンゴの町もコーヒー農園も、穏やかな雰囲気でとても癒されました。
グアテマラ旅行最終日の朝
グアテマラ旅行最終日。
アンティグアで、とびとびで3泊宿泊した『Hotel Mesón de María(ホテル メゾン デ マリア)』での最後の朝食です。
新鮮なフルーツがたくさんあって、素敵な中庭でいただく朝食は、とても爽やかでした。
ホテルの屋上からの景色も見納め。
アグア山が綺麗です。
パノラマも撮ってみました!
高い建物がないので、視界が開けていて気持ちがいいです。
コーヒー農園「La Azotea(ラ アゾテア)」へ
コーヒー農園のあるホコテナンゴまでは、チキンバスで10分ほど。
チキンバスのターミナルから乗ります。
チキンバスターミナルに隣接する市場では、カラフルなお花もたくさん売られていました。
グアテマラっぽい色彩です。
バスターミナルで、ホコテナンゴ行きのバスを探します。
「Jocotenango(ホコテナンゴ)」の文字を見つけましたが、何台もあってどれが先に出発するか分かりません。
ウロウロしていると、運転手なのか客集めのおじさん(お兄さん)なのかが「Jocotenango(ホコテナンゴ)?」と言い、こっちだよと、手招きして案内してくれました。
チキンバス乗り場では、行先を伝えると、大抵みんな親切に教えてくれたり、連れて行ってくれます。
ホコテナンゴは、アンティグアからチキンバスで北へ10分ほどのところ。歩いても行ける距離です。
乗るときに、「La Azotea」に行きたいと運転手さんに伝えていたので、降りる場所で声をかけてくれました。みんな親切です。
降りたところの目の前に、ありました!『CENTRO CULTURAL La Azotea』です。
Azotea の目の前の通りです。
人も少なく、とてものんびりとしていて、いいところです。
ホコテナンゴは、腸内洗浄が安くできることで、有名?なのだそうです。
興味ありますが、グアテマラで腸内洗浄。。ちょっと怖いですね。。
Azoteaコーヒー農園へ入って行きましょう~!
トゥクトゥクも入って行きました。
かわいい看板。
緑がたくさんで、とても爽やかです。
人も少なく、どこかの避暑地にでも来たような感じ。
3~4分歩いて行くと、入場料を払って入る入口がありました。
ブーゲンビリアがとても綺麗です。
入場料は一人50ケツァール(約750円)。意外と高いです。
敷地内に入ると、ちょうどスペイン語圏のお客さんの博物館ガイドツアーが始まるところだったので、一緒について行ってみました。
グアテマラの伝統楽器の ”マリンバ” 。
マリンバは、木琴の一種で、アフリカが起源だと言われています。
グアテマラ南西部のマヤ先住民の間で信仰されている神様 ”マシモン” と演奏する人たち。
何の衣装なのか分かりませんが、花柄と色合いがかわいいです。
サン・アントニオ・アグアス・カリエンテスの織物を織る女性。
中庭を囲む廊下には、伝統的なマリンバが置いてあって、自由に演奏できるようになっていました。
ちょっと叩いてみましたが、柔らかく深みのある音が出ます。
”MUSEO DEL CAFE(コーヒー博物館)” の入口。
”コーヒーって何?”
世界のコーヒー生産量
コーヒー博物館には、コーヒーについての説明やコーヒー生産量の世界ランキングなど、色々な掲示がされていました。
1位はブラジル! グアテマラは、8位でした。
グアテマラ国内のコーヒー生産地マップ。
生豆から焙煎までのコーヒー豆。
ここでコーヒー豆を干して乾燥させるらしいのですが、時期が違ったようで、何もありませんでした。残念。。
素敵なコーヒーカップが!
古いもののようですが、どれもデザインや色使いがとても綺麗でした。
敷地内にあるお土産屋さん。
アゾテア農園のコーヒー豆やTシャツや石鹸などいろいろ販売されています。ここで、お土産を買うことに。
グアテマラのカラフルな伝統柄の織物で包まれたコーヒー豆。
お友達のお土産に。
自分たち用に Azotea のコーヒー豆。
こちら、まだ飲んでません。
コーヒー豆をチョココーティングしたお菓子。
小さくてちょっとオシャレなパッケージなので、お土産にいい! ってことで、いくつか購入。
自分用にも買いましたが、食べやすくとても美味しかったです。
お土産も買えて満足♪
コーヒー豆の苗木が植えられていました。
もっとこういう景色が見られるのかと思っていたのですが、この辺りだけで、時期も違ったらしく、人も少なく静かな感じでした。のんびりしてて、良かったですけど。
コーヒー豆、発見!! 赤くてかわいいです。
敷地内に、小学校なのか分かりませんが、子供たちが走り回って遊んでいました。
馬~!
なんて爽やかで平和な光景でしょう。
しばし、草を食べるお馬さんを眺めていました。
人が少なかったこともあって、のんびりとしていて、とても癒されました♪
コーヒー農園を後にして、ホコテナンゴの町を歩きながら、チキンバスが来るのを待ちます。
ホコテナンゴ
「Jocotenango(ホコテナンゴ)」は、アンティグアの北西、徒歩10分ほどの所にある町。
町の名前は、ナワトル語で、“ホコテ(すももや梅の仲間の果実)があるところ”という意味であるとのこと。
人口は約18,000人ほどで、その昔、アンティグアがグアテマラの首都だった頃は、職人が多く住む町として知られていたのだそう。
Ricardo Arjona – Fuiste tú feat. Gaby Moreno
上の動画は、グアテマラを代表する歌手として知られる「リカルド・アルホナ(Ricardo Arjona)」の名曲「Fuiste tú」のPVです。
アルホナは、ホコテナンゴの出身で、町にはアルホナ通りもあるのだとか。
「リカルド・アルホナ」は、社会問題を題材としたメッセージ性の強い歌詞で知られ、2009年には第49回グラミー賞最優秀ラテン・ポップ・アルバム賞を受賞。グアテマラで最も世界的に成功したミュージシャンのひとりです。
名曲「Fuiste tú」のPVは、映像にグアテマラ各地の名所や風景が映し出されていて、見るとグアテマラが懐かしくなります。
ちなみに、フィーチャリングしている女性アーティスト「ギャビー・モレノ」もグアテマラの出身で、彼女も2013年のラテングラミー賞の新人賞を受賞している人気アーティストです。
チキンバスが通るのを待ちつつ、アンティグア方面に歩いて行きます。
すると、何軒か飲食店やコンビニのようなお店が並ぶ中に、カラフルなお花のオブジェが天井からたくさんぶら下がっているのを発見。
近づくと、そこはスーパーマーケットでした。
海外旅行に行くと、必ずその国のスーパーはチェックするので、ちょっと覗いてみました。
が、特にグアテマラっぽい食べ物や日用品は見当たらず、すぐに退散。
確かに メイド イン グアテマラのお菓子とか、日用品メーカーとかって、あまり聞かないですよね。。
スーパーで色々物色する楽しみがなかったのは、ちょっと残念でした。
公園のような広場に教会がありました。
レンガ色に白のコントラストが印象的なファサード。可愛らしい感じです。
教会の入口から覗いてみると、礼拝中。熱心にお祈りをしている人たちがたくさんいました。
教会前の公園の脇に、チキンバスが止まっていたので、「アンティグア?」と聞いてみると、「そうだ。」とのことだったので、バスに乗り込みアンティグアまで戻ってきました。
こちらが、乗ってきたチキンバス。
後ろのドアが開いたので、後ろから降りてみました。
チキンバスは2回(往復で4回)乗りましたが、近距離であれば、特に心配もないと思いました。
地元の人たちの足である ”チキンバス” に乗って、現地の人の生活に触れられたような気がして、楽しかったです。
フライドチキンのお店『Pollo CAMPERO』
グアテマラ旅行最後の食事は、フライドチキンのお店『Pollo CAMPERO(ポヨ カンペーロ』で。
『Pollo CAMPERO(ポヨ カンペーロ)』は、グアテマラのフライドチキンチェーン店で、とても人気のお店です。
訪問した昼間は空いていましたが、夜見たときは、お店の外に行列ができていました。
今は、ロサンゼルスやサンフランシスコを中心にアメリカでも人気のお店だそうです。
かつては、ケンタッキー(KFC)がグアテマラにも進出したのですが、このお店の存在の影響で、撤退してしまったとか。。
昼間は、こんなにガラガラ。
広々とした、キレイなレストランです。
メニューは、フライドチキンや、サンドウィッチやハンバーガーにフライドチキンを挟んだものなど。
サルサケチャップとサルサピカンテ
オレンジジュース
お店オリジナルのサルサケチャップとサルサピカンテ。ピカンテが何かは良く分かりませんが、辛いソースです。
オレンジジュースの色がスゴい。。汗
◆チキンアリタス(手羽)(44.50ケツァール)
チキンのソースを ”Buffalo” “Barbacoa” “Oriental” の3種類から選べるのですが、どれにしたか失念。。
付け合わせのソースは、店員さんにオススメを聞いて、”Ajo Cilantro” に。
“Ajo” はガーリック、”Cilantro” は調べたけど、分かりませんでした。
チキンはスパイシーで美味しい! なんとなくタバスコの味がするような感じでした。
フライドポテトが嬉しい。
手がベトベトになりながら、かぶりつきます。
なんと、トルティーヤがついていました。
メキシコやグアテマラは、何でもトルティーヤで包んで食べるんですね~。
トルティーヤは、すぐ飽きてしまうので、少しでいいです。。
◆サンドウィッチカンペーロ(40ケツァール)
パンが大きくてボリューミー!
チキンはサクサクのクリスピータイプです。
お味は、普通に美味しかったです。
でも、サンドウィッチじゃなくて、チキンだけで良かったかな。
お店のキャラクターのリュックを背負ってる店員さん発見。
すかさずパシャリ! なんていう名前なんだろう。
お店の入口を入ったところに、テイクアウトのカウンターがあって、ここでお支払いをします。
特別美味しい!という訳ではありませんでしたが、普通に美味しいので、旅ではこういう地元のファーストフードで食事をするのも、いいものですよね。
CAFE BARISTA(カフェ バリスタ)
食後にコーヒー飲みたいねってことで、カフェを探します。
中央公園の周りには、チェーン店カフェもいくつかあるので、まだ入ってない『CAFE BARISTA』へ。
黄色の壁がオシャレ♪
店内入ると、普通のチェーン系カフェな感じ。
席を確保して、カウンターでオーダーします。
店員さんの愛想が良くなかった。。
カフェスペースが広々としていて、写真が飾られていたりと、オシャレな雰囲気。
窓も大きく、明るくて爽やかな雰囲気です。
奥にはソファ席があったので、そちらに座り、まったりとコーヒータイム♪
Wi-Fi も繋がるので、のんびりと長居できそうです。
アメリカーノ(10ケツァール)とカフェラテ(15ケツァール)。
チェーン系のカフェだと、大体10ケツァール(約150円)でコーヒーが飲めます。
美味しくいただきました!
15時頃にはアンティグアを出発して空港に向かわなければいけないので、一旦ホテルに戻り、荷物をピックアップして、予約していたシャトルバスで空港に向けて出発です。
ついに、アンティグアとさよならです。。
治安が悪いと言われているグアテマラの印象を覆す、のんびりとしていて、本当に素敵な町でした。
アンティグアMAP
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