メキシコの南、中米にある国「グアテマラ(Guatemala)」
前日、マヤ文明最大の都市遺跡「ティカル」を観光。
一夜明け、滞在していた「フローレス」の町から、朝一番の飛行機に乗ってグアテマラシティへ。その足で再び、世界遺産の古都「アンティグア」へと向かいます。
アンティグアでは、近郊の町「サン・アントニオ・アグアス・カリエンテス」と、アンティグア市内の史跡を巡りました。
フローレスから飛行機でグアテマラシティ、そして、アンティグアへ
宿泊した「Hotel Isla de Flores」からの眺め
朝8時発のグアテマラシティ行きの飛行機に乗るために早起き。
今日もフローレスは晴れていました。
前日に予約していたホテルから空港までのピックアップシャトル(無料)に乗って空港へ。
空港には出発の1時間ほど前に到着しました。
フローレスの空港「ムンド・マヤ国際空港」
空港には、前日ティカル遺跡で見掛けた日本人ツアー客の団体が。
西遊旅行の中米マヤ遺跡ツアーの団体です。
マニアックなツアーのせいか、ツアーのメンバーには家族連れやカップルはおらず、お一人様の男女や壮年女性の2人組など渋いラインナップ。年齢構成も高めな感じ。
ムンド・マヤ国際空港の待合室から
早々とチェックインを済ませ、待合室で待つと、そのうち搭乗する飛行機が到着し、さっそくボーディング。
アンティグア行きTagエアー2373便
ムンド・マヤ国際空港の建物
Tagエアー2373便はプロペラ機
搭乗するのは、Tagエアー2373便。小さなプロペラ機です。
8:00にフローレスを出発し、1時間後の9:00にグアテマラシティに到着予定です。
フローレス~アンティグア(約2時間)
離陸して1時間後、Tagエアー2373便は何事もなく、グアテマラシティの「ラ・アウロラ国際空港」に到着。
空港からアンティグアの町までは、宿泊予定のホテル『Hotel Mesón de María(ホテル メゾン デ マリア)』で事前予約した送迎プライベートシャトル(40ドル)。
空港を出たところで予約したシャトルのドライバーが見当たらず、ちょっと焦りましたが、ほどなくしてドライバー登場!
ドライバーのおじさんによると、道が混んでいたので遅くなったとのこと。
プライベートシャトルはすぐに出発し、約1時間ほどでアンティグアに到着。
アンティグアはこの旅で3回目の訪問となります。
三たび、「ホテル・メゾン・デ・マリア」にチェックイン!
アンティグアのマクドナルド
世界遺産の古都「アンティグア」
ホテルで荷を解き、少し休憩した後、アンティグアの町を歩き始めます。
そろそろお昼時。
まずは、軽くランチでもいただきに参りましょう〜!
アンティグアのバーガーキング
アンティグアのダンキンドーナツ
アンティグアのアイスクリーム屋さん
アンティグアは、外国人旅行者が多く訪れるグアテマラ屈指の観光地。また、町にはリーズナブルな料金でスペイン語を学べるスペイン語学校がたくさんあるということもあり、アメリカ人を中心に多くの外国人が訪れます。
そのため、欧米系のファーストフード店やレストランチェーンも町にはたくさん見掛けました。
バーガーキング、ダンキンドーナツ、ウェンディーズ、サブウェイ、ドミノピザ・・・。
アンティグアは町の景観を保持するため、どのお店も外観はコロニアル風で町の風景に溶け込んでいます。
アンティグアのマクドナルド
アンティグアのマクドナルドの入り口
あのマクドナルドの外観もこんな感じ。
マクドナルドの代名詞である黄色のMの文字のない、シックな外観のマクドナルドです。
この日のランチは、ここ、マクドナルドでいただくことにしました♪
アンティグアのマクドナルドの店内
マックカフェ
アンティグアのマクドナルドの店内です。
内装やインテリアは、コロニアル風のお洒落な感じですが、カウンターの中はお馴染みのマックです。
マックカフェも併設されていました。
マクドナルドのセット(29ケツァール:435円)
注文したマクドナルドのセットです。
何を注文したかは忘れてしまいましたが、普通のベーコンレタスバーガーとかだったと思います。
メニューには、これといってグアテマラならではのものがあるわけではありませんでしたが、お馴染みのマクドナルドのお味、美味しくいただきました★
お値段もセットで29ケツァール(435円)と安め!
アンティグアのマクドナルド、中庭のテラス席
この、アンティグアのマクドナルド、他の店舗と違うのは、緑溢れる広々とした中庭があるというところ。
中庭のベンチに座るドナルドとアグア山
中庭には噴水があったり、ベンチにドナルドが座っていたり、庭の向こうにアンティグアの町の象徴でもあるアグア山が見えたり。
織物の町「サン・アントニオ・アグアス・カリエンテス」へ
アンティグアの近郊マップ
マクドナルドでランチをいただいた後、チキンバスに乗って、近郊にある町「サン・アントニオ・アグアス・カリエンテス(San Antonio Aguas Calientes)」へと向かいました。
サン・アントニオ・アグアス・カリエンテスは、織物が美しいことで知られている町です。
美しい織物を求めて、一路、アントニオへ!
サン・アントニオ・アグアス・カリエンテス行きのチキンバス車内
アンティグアからサン・アントニオ・アグアス・カリエンテスまでは、チキンバスで約15分ほど。料金は4ケツァール(60円)。
これが、初チキンバス乗車です!
チキンバスについては、こちらから→グアテマラ名物「チキンバス」★派手なデコレーションがインパクト大!
サン・アントニオ・アグアス・カリエンテス行きのチキンバス
サン・アントニオ・アグアス・カリエンテスの街並み
「サン・アントニオ・アグアス・カリエンテス(San Antonio Aguas Calientes)」に到着し、町を歩き始めます。
サン・アントニオ・アグアス・カリエンテスは小さな町。観光客の姿もほとんど見掛けません。
町の中央広場に面して民芸品市場があるというので、歩いていた地元の人に中央広場の場所を聞き、教えられた方へと向かいました。
サン・アントニオ・アグアス・カリエンテスの中央広場
こちらが、サン・アントニオ・アグアス・カリエンテスの中央広場。
中南米のスペイン植民地都市によくある佇まいの広場です。
サン・アントニオ・アグアス・カリエンテスの中央広場の様子
広場の建物には、世界遺産のレリーフがありました。
アーチが美しい、サン・アントニオ・アグアス・カリエンテスの建物
広場の前に建っていたアーチが美しい二階建ての建物。
市庁舎でしょうか?
アーチの建物の隣にあるこの建物。ここが民芸品市場の建物のようです。
建物の壁には、ウィピルを織る女性の絵が描かれていました。
サン・アントニオ・アグアス・カリエンテスの街並み
民芸品市場の前の通りの風景。
のんびりとした田舎町の風情です。
さて、民芸品市場の中に入っていきましょう〜!
民芸品市場の内部
民芸品市場の内部です。
吹き抜けの二階建ての建物には、布や雑貨を扱う土産物屋がずらりと並んでいます。
訪問した時は観光客の姿はほとんどなく、自分たちだけでしたが、とりあえず、入り口近くのお店から一軒一軒物色開始。
通路で先住民のおばちゃんたちが織物を織っています。
後帯機で織物を織るおばちゃん
通路には後帯機が置かれていて、おばちゃん達が織物を織っていました。
この後帯機は、テラール・デ・シントゥーラ(Telar de Cintura)という腰で支える昔ながらの後帯機。柱などに引っ掛け、一方を自分の腰で固定して織るそうです。
テラール・デ・シントゥーラ(Telar de Cintura)と結婚式用の敷物
上の写真が「テラール・デ・シントゥーラ(Telar de Cintura)」という後帯機。
織られているのは、伝統的な結婚式用の敷物です。
この織物は、テーブルセンターや壁掛けとして使われるもので、花嫁が1ヶ月かけて織るのだとのこと。
向かい合っている二匹の鳥はグアテマラの国鳥でもあるケツァール。つがいのケツァールの間に、結婚指輪や火山などをモチーフにした図柄が描かれています。
サン・アントニオ・アグアス・カリエンテスの織物
サン・アントニオ・アグアス・カリエンテスの織物の図柄です。
サン・アントニオ・アグアス・カリエンテスの織物は、表裏どちらから見ても同じ模様が表れる両面縫取織という高度な技法で織られています。
模様は花や鳥などを始めとした動植物柄が多く、色合いは赤青黄緑と鮮やかな原色を使ったレインボーカラーが特徴です。
このおばちゃんのお店で布を買いました!
たくさんあるお店、一軒一軒覗いてみたのですが、お店に入るなりウィピルを着たおばちゃんがにこやかに現れて、色んな織物を見せてくれました。
その中でも、青をベースにした両面縫取織の織物が気になり、お値段を確認したところ、ウィピル(ブラウス)やテーブルセンターサイズの布で、5万円ほどもするとのこと。
ちょっと高いなと思いますが、毎日少しづつ織って完成するまでに半年から1年くらいかかるそうで、お値段の高さも納得です。
購入した織物(425ケツァール:6,375円)
たくあんあるお店、どのお店も両面縫取織の織物はあるのですが、お店ごとにデザインや色、出来栄えが違い、お値段もお店によって様々。
けれども、デザインや仕上がりのレベルが高いお店は、その出来に自信があるらしく、お値段は高めで、なかなか値引きしてくれませんでした。
上が、購入した織物の端切れ。数あるお店の中でも一番出来栄えが良いと思われるお店で購入しました。
ウィピルやテーブルセンターは高過ぎるので30㎝×15㎝くらいの端切れを購入。
それでもお値段は、425ケツァール(6,375円)
表裏どちらから見ても同じ模様が表れる高度な技術で織られた織物です。
2階から吹き抜けの下の中庭を眺める
民芸品市場は2階建てで、2階部分にもお店がたくさん並んでいます。
2階のお店を物色しながら奥へと進むと、小さな織物博物館があります。
民芸品市場の2階にある小さな織物博物館
織物博物館に展示されている見事な柄のウィピル
こちらが、民芸品市場に併設された小さな織物博物館。
雑然とした感じの展示室に、見事な柄のウィピルがたくさん展示されています。
お値段はかなり高そうですが、さすがに素晴らしい色合いとデザインです!
「サン・アントニオ・アグアス・カリエンテス」の中央広場
民芸品市場で織物を購入した後、チキンバス乗り場へ。
サン・アントニオ・アグアス・カリエンテスは、小さな田舎町で何もないので、アンティグアへと戻ることにしました。
両面縫取織のウィピルを着た地元のおばさん
バス乗り場へと向かう途中、両面縫取織のウィピルを着た地元のおばさんに遭遇。
ブラウスのウィピル(Huipil)と腰巻のコルテ(Corte)、どちらもグアテマラ・レインボーの鮮やかな色使い。
おばさん、写真を撮ると、手を振って挨拶してくれました!
チキンバス乗り場に戻ってきました。
アンティグア行きのチキンバスとウィピルを着た女性
チキンバスの乗り場に戻ると、ちょうどアンティグア行きのバスが停車しているところでした。
さっそくバスに乗り込みます。
車内はまだガラガラ。お客さんが集まるまでしばらく車内で待ちぼうけ。
チキンバスから見たアントニオの街並み
チキンバスの運転席
10分ほどすると、お客さんがパラパラと乗り込んできました。
満席にはほど遠いですが、座席が3割ほど埋まったところで、ドライバーと車掌さん、バスを出発させました。
アンティグアの市場
フルーツがたくさん!
バスは15分ほどでアンティグアに到着。
写真は、バスターミナルの隣にあるフルーツ市場です。
さて、アンティグアに戻ってからは、街の史跡を巡ります。
2日前アンティグアを訪れた時に、カテドラルや時計台など、いくつかの史跡を訪れていましたが、まだ見ていない史跡を訪問です。
レコレクシオン修道院(Convento de la Recoleccion)
「レコレクシオン修道院(Convento de la Recoleccion)」
アンティグア史跡巡り。まず最初に訪れたのは、市場の北西にある教会と修道院の建物跡「レコレクシオン修道院(Convento de la Recoleccion)」
アンティグアには、1773年のサンタマルタ地震で崩壊した建物がそのままの状態でいくつも残されていますが、この「レコレクシオン修道院」はその中でも最大の規模の廃墟です。
青空の下に佇む「レコレクシオン修道院」の廃墟
入場料40ケツァール(600円)を払って内部へ。
入り口には青々とした芝生があって、その向こうに存在感のある廃墟が佇んでいます。
敷地内には、地震で崩壊した建物の柱や梁がそのままの状態で放置されています。
芝生の緑鮮やかな廃墟。敷地内はとても静か。
廃墟の中には、ピクニックする家族連れがいたり、カップルがいたり。
廃墟の敷地はかなり広大で、敷地内にはピクニックする家族連れがいたり、遺跡の陰でいちゃいちゃしているカップルがいたり・・・。
人影はまばらで、とても静か。
200年の時の流れを感じさせる、雰囲気たっぷりの廃墟です。
「レコレクシオン修道院」から歩いて東へ
「レコレクシオン修道院」を出てそのまま通りを直進し、東へと歩いていきます。
500mほど進んだところに、アンティグアで最も美しいと言われる「メルセー教会」があります。
メルセー教会(Iglesia de la Merced)
「メルセー教会(Iglesia de la Merced)」
「メルセー教会(Iglesia de la Merced)」は、1751年に創建された黄色と白のカラーリングが美しい教会。
1773年のサンタマルタ地震で崩壊しましたが、1855年に再建されました。
「メルセー教会」の正面入口
「メルセー教会」の正面入口
漆喰の装飾が見事!
正面入口のバロック様式の装飾は、メキシコのプエブラからやってきた漆喰職人によって造られたのだとのこと。
黄色の壁と白の漆喰のコントラスト、細かな漆喰の装飾が見事です★
柱の漆喰で描かれているのは、グアテマラ名産のカカオやとうもろこしなのだそうです。
メルセー教会の内部
内部はシンプルな感じ
「メルセー教会」の中に入ります。
白を基調をした内部は比較的シンプルな感じ。
現役の教会で、真剣に祈っている地元の方の姿が見えました。
また、教会の敷地内部には、地震で廃墟と化した旧教会跡があり、その中庭には当時中米最大と言われた噴水が残っています。
「メルセー教会(Iglesia de la Merced)」
カフェ・レ・パラダ(Cafe Le Parada)
「カフェ・レ・パラダ(Cafe Le Parada)」
メルセー教会のファサードの向かいに、小ぢんまりとしたお洒落カフェ「カフェ・レ・パラダ(Cafe Le Parada)」があります。
トリップアドバイザーでも評価の高いカフェです。
歩き回ってちょっと疲れたので、コーヒーでも一杯いただくことにしました。
「カフェ・レ・パラダ(Cafe Le Parada)」の店内
椅子にグアテマラの織物が張られていてお洒落
カフェらしいこざっぱりとした「カフェ・レ・パラダ(Cafe Le Parada)」の店内。
椅子にグアテマラの織物が張られていてお洒落感があります。
店内には、おひとり様欧米人女性客がちらほら。グアテマラでスペイン語を勉強している長期滞在旅行者でしょうか。
美味しいグアテマラコーヒー
アイスカフェラテ
美味しいグアテマラコーヒーを飲みながら、しばし、まったり♪
満足のいくカフェタイムを過ごすことができました。
料金は、25ケツァール(375円)。
カプチナス修道院(Convento de las Capuchinas)
午後のアンティグアの街並み
カフェでお茶した後、再び街を歩き始めます。
午後のアンティグアの街並み、ちょっと日差しが強めですが、のんびりとした空気感が最高です。
「カプチナス修道院(Convento de las Capuchinas)」
メルセー教会から東に3ブロック、南に1ブロック歩いたところに「カプチナス修道院(Convento de las Capuchinas)」があります。
上の写真が入り口。料金は40ケツァール(600円)。
1700年代のアンティグアの中央広場の模型
「カプチナス修道院」の中庭
「カプチナス修道院」は、1736年に建造された女子修道院です。
1773年のサンタマルタ地震で崩壊し、現在では宗教施設としての役割を終え、廃墟公園のひとつとなっています。
2階から中庭を眺めたところ。
ブーゲンビリアが咲き乱れています。
2階のテラスから「カプチナス修道院」の中庭を眺めたところ。
中庭を取り囲むリズミカルなアーチと、咲き乱れるブーゲンビリアの花が印象的。
敷地の奥にある廃墟
礼拝所の廃墟
修道女たちはこの修道院に入ると、二度と外に出ることはなく、与えられた狭い小部屋で厳しい信仰生活を送ったのだそうです。
内部には、修道女たちが生活した寝室や浴室、キッチン、礼拝所などが残されています。
ニム・ポット(Nim Po’t)
午後の時計台
「カプチナス修道院」を見た後、アンティグアの町のランドマークである時計台まで戻ってきました。
午後の遅い時間、アンティグアの街の人通りはこのくらいの混雑具合。
落ち着いた風情の町です。アンティグア。
時計台とウィピルを着た女性たち
「ニム・ポット(Nim Po’t)」の入口
時計台のある通りに、グアテマラの民芸品が一堂に会した土産物屋「ニム・ポット(Nim Po’t)」があるので覗いてみました。
「ニム・ポット(Nim Po’t)」の店内
「ニム・ポット(Nim Po’t)」は、大きな倉庫のような店舗に、グアテマラ各地のウィピルや木彫りの仮面、小物雑貨、陶器製品、コーヒーやチョコレート、ポストカードや絵など、様々な民芸品が所狭しと並ぶ土産物屋さん。
全ての商品に産地が明記され、値札が付けられていて定価販売。商品の質も良質で価格も良心的なのが嬉しい♪
お店の天井には、アンティグア近郊の町「サンティアゴ・サカテペケス」の死者の日の祭りで揚げられる円形の大凧がいくつも飾られています。
グアテマラの織物がたくさん!
仮面もたくさん!
この「ニム・ポット」、織物の品揃えがすごくて、これまで訪問したチチカステナンゴから、アティトラン湖周辺のサンティアゴ・アティトラン、サンタ・カタリーナ・パロポやサン・アントニオ・パロポ、午前中訪問したサン・アントニオ・アグアス・カリエンテスの織物も売られていて、お値段も現地とあまり変わらない感じ。
織物目的で、時間がないという方には、このお店、便利かと思います。
ロス・トレス・ティエンポス(Los Tres Tiempos)
「ロス・トレス・ティエンポス(Los Tres Tiempos)」
「ニム・ポット」でお土産を物色した後、そろそろお腹も空いてきたので、ディナーにすることに。
3日前にアンティグアの有名レストラン「ラ・フォンダ・デ・ラ・カジェ・レアル(La Fonda de la Calle Real)」でいただいた「ペピアン」というスープがまた食べたくなったので、地球の歩き方に載っていたペピアンが美味しいというお店「セニョール・ペピアン」を探したのですが、見つからず。
どうしても「ペピアン」を食べたい気分だったので、時計台近くのバー「FRIDAS」のスタッフに聞いたところ、「ロス・トレス・ティエンポス(Los Tres Tiempos)」というお店を紹介されたので行ってみることにしました。
「ロス・トレス・ティエンポス(Los Tres Tiempos)」
「ロス・トレス・ティエンポス(Los Tres Tiempos)」の店内です。
なかなかセンスの良いお洒落なレストランで、スタッフの対応もまずまず。
メインディッシュのメニュー
メニューを見ると、お値段はちょっと高め。
グアテマラの郷土料理が中心で、お目当の「ペピアン」もしっかりメニューにありました!
取り敢えず、メインに「ペピアン」を頼んで、前菜&主食として「タコス」と「セビーチェ」を注文することにしました。
サングリア
モンテカルロビール
まずはお飲物。
サングリアとモンテカルロビール。
グアテマラ国産ビールの中ではピカイチに美味しい「モンテカルロ」。サングリアも洗練されたお味。フルーツもたくさん入っていました。
タコス(チョリソー入り)3pz(43ケツァール:645円)
こちらは、タコス(チョリソー入り)。
揚げ春巻きみたいなタコスで、中にチョリソーが入っていて、チーズとサルサソースが掛かっています。
パリパリして美味しい★
ビールによく合います。
セビーチェ(フィッシュ)82ケツァール:1,230円
中南米でよく食べられる魚のマリネ「セビーチェ」
新鮮なレアフィッシュと生野菜、アボカド、そして、レモンの酸味が爽やかで美味しいです♪
付け合わせのトルティーヤチップスと一緒に食べるのもGood!
ペピアン(ポーク)92ケツァール:1,380円
こちらがお目当の「ペピアン」
唐辛子やシナモン、クローブなどが入った辛口のスープにお肉とジャガイモ、トマトなどの野菜が入ったシチューのようなお料理。マヤの時代から伝わる料理だそうです。
この「ペピアン」、今回食べるのは2回目となりましたが、スパイス料理好きの自分の好みにベストマッチ!
お気に入りの料理となりました★
「ロス・トレス・ティエンポス(Los Tres Tiempos)」の入り口
「ロス・トレス・ティエンポス(Los Tres Tiempos)」の外観
夜の時計台
美味しいグアテマラ料理をいただいた後、お店の外に出ると、すでに外は夜の風景。
食後にコーヒーでも、ということで、中央公園前にある有名カフェ「カフェ・コンデサ(Cafe Condesa)」に行ってみることに。
カフェ・コンデサ(Cafe Condesa)
「カフェ・コンデサ(Cafe Condesa)」の入り口
「カフェ・コンデサ(Cafe Condesa)」の入り口です。
写真は営業終了後に撮ったので、営業中は扉はオープンしています。
薄汚れた壁と鍵がいくつも付いた木製の扉と金属製のお店のロゴ。この渋い感じ、たまらないですね♪
「カフェ・コンデサ」の店内
「カフェ・コンデサ」の店内
「カフェ・コンデサ(Cafe Condesa)」の店内です。
「カフェ・コンデサ」は、アンティグアの地元民なら誰でも知っているというほどの老舗有名カフェ。グアテマラコーヒーと共に、ニューヨークスタイルのチーズケーキが美味しいことで有名です。
お店は、町の中心、中央公園の西側のアーケード沿い。
店内には噴水のある中庭もあり、内装もなかなかお洒落で雰囲気あります。
ブラックコーヒーとニューヨークスタイルチーズケーキ
注文したのは、もちろん、アンティグアン・コーヒー(ドリップスタイル)ブラックとニューヨークスタイルチーズケーキ。
さすが、評判なだけのことはあります。コーヒーもチーズケーキも美味しい★
料金は、コーヒー2杯とチーズケーキで81ケツァール(1,215円)でした。
専用マグカップのデザインも可愛い!
コーヒー豆がたくさん売られています。
コーヒー豆を購入。ひとつ70ケツァール(1,050円)
「カフェ・コンデサ」のお店の入り口では、コーヒー豆も販売されています。
ホールビーンズとグラウンドの2種類購入しました(ひとつ70ケツァール:1,050円)。
甘い香りと強めの酸味が特徴のグアテマラコーヒー。美味しくいただいております。
アンティグアMAP
早朝フローレスから飛行機でアンティグアに到着し、近郊の町「サン・アントニオ・アグアス・カリエンテス」と、アンティグア市内の史跡を巡ったこの1日。
盛りだくさんな1日となりました★
翌日は、アンティグア近郊の「ホコテナンゴ」にあるコーヒー農園を訪れ、夕方の飛行機でグアテマラシティから帰国の途へと向かいます。
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