池袋駅から徒歩6分。西口五叉路の交差点を渡った北西。飲食店や風俗店が点在する界隈の雑居ビルの2階に、タイ料理のお店『クンヤー』があります。
お店のオープンは2008年2月。20年近く続いている老舗のタイ料理店です。
タイ東北部イサーン出身のお母さんが作る、日本ナイズドされていない”ガチな”イサーン料理をいただけるということで、行ってみることにしました。
『クンヤー』の外観と店内の雰囲気

『クンヤー』の入り口
こちらが、『クンヤー』の入り口です。
ガールズバーなどの呼び込みがちらほらいるものの、この辺りは比較的静かな界隈。

路面の立て看板
建物の前にはお店の立て看板があります。
タイ田舎料理を提供しているお店。
写真の方がお料理を作っているママさんでしょうか。

このビルの2階に『クンヤー』はあります。
『クンヤー』はビルの2階。
ビル内には、パブやスナック、タイマッサージの店などが入っています。

古いエレベーターに乗って2階へ

『クンヤー』の入り口
エレベーターを2階で降りたすぐ右手に『クンヤー』があります。
扉を開けて、さっそく店内へ。

『クンヤー』の店内
こちらが、『クンヤー』の店内です。
店内の座席はテーブル席のみで24席。
訪問したのは平日のディナータイム。お客さんは日本人の2人組が1組いました。
スタッフは厨房で調理をしているママさんと、ホール担当の女性スタッフ。
2人は日本語で会話をしていたので、ホールのスタッフはタイ人じゃ無さそう。
働き始めたのは最近のようで、ママさんからメニューなどのレクチャーを受けていました。

店内に流れるタイのポップミュージック
案内された窓際の席に着席。
窓から見える場末の歓楽街の様子。店内のモニターから流れるタイのポップミュージックのPV。まったりとしたお店の空気感。
「タイ」を感じます。居心地の良い雰囲気です♪
さて、メニューを開いて、お料理の物色を始めましょうか〜。
『クンヤー』のメニュー














こちらが、『クンヤー』のメニュー(の一部)です。
ソムタムやラープ、ガイヤーン、ネームクルック、トムセープ、ゲーンオム、パットミーコラートなどのイサーン料理を中心に、チェンマイのサイウアや中部タイのガパオやプーニムパッポンカリー、トムヤムクンなど、タイ料理の有名どころがひと通り揃っています。
それでもって、選んだのは下記のお料理。
- 「ヤムウンセン」(1,500円)
- 「ラープガイ」(1,500円)
- 「カオニャオ」(650円)
- 「トムカーガイ」(1,550円)
- 「パットミーコラート(イサーン風焼きそば)」(1,200円)
今回はいつも注文するソムタムでは無く、久しぶりに「ヤムウンセン」をチョイス。イサーン料理なら必ず食べたい「ラープガイ」と、スープは「トムカーガイ」を選びました。
締めはイサーン風焼きそばの「パットミーコラート」
注文を済ませ、お料理が運ばれて来るのを待ちます。
シンハービール

「シンハービール」(700円)
まずは、お飲み物。
定番の「シンハービール」です。
アルコール度数は5%。爽やかでバランスの取れた味は、スパイシーなタイ料理によく合います。
ぐびぐび飲みながら待っていると、さっそく最初のお料理が運ばれてきました。
ヤムウンセン

「ヤムウンセン」(1,500円)
「ヤムウンセン」です。
「ヤムウンセン」は、茹でた春雨をイカ、エビ、豚の挽肉と、玉ねぎ、セロリ、トマトやキクラゲ、ピーナッツなどで和え、ナンプラーやライム、唐辛子、砂糖などで味付けし、パクチーを載せたサラダ。

本場の辛さ
コリコリのイカ、プリプリのエビ、パクチーやセロリのハーブ感、ピーナッツやキクラゲの食感。
旨味、酸味、辛味、甘味、塩味のバランスが絶妙な、これぞタイ料理という感じ。
現地風に、辛さが結構強めなのがGood!
のっけからタイ現地の気分♪
ラープガイ

「ラープガイ」(1,500円)
続いて、「ラープガイ」
「ラープ」は、鶏や豚、牛などの挽肉をミントやこぶみかんの葉などのハーブや野菜、煎り米粉と和え、ナンプラーやライム、唐辛子で味付けしたイサーンを代表するサラダ。「ガイ」は鶏肉を意味します。
イサーンそのものといった感じのお料理で、これを食べるとタイ現地を思い出します。
タイ料理の中でも、この「ラープガイ」が一番好きな料理かも。

煎り米粉の食感、ハーブの香り
いただいた『クンヤー』のラープガイは、まさに思い描いていたようなラープガイ。
鶏ひき肉に、ナンプラーの旨味、ライムの酸味、唐辛子の辛味。
紫玉ねぎのシャキシャキ感と、煎り米粉(カオクワ)の香ばしさと独特の食感。そして、ミントとパクチーのハーブ感。
ラープは炒め物ではなく和え物料理なので、油はほとんど使わないため、見た目よりもさっぱりしています。
特に、カオクワがたっぷり入っているのと、現地並みに辛いのが良いです♪
カオニャオ

「カオニャオ」(650円)
ラープガイやヤムウンセンのお供は、イサーンのもち米「カオニャオ」
ハート型のカオニャオ容器「ガティップカオ」に入れられてサーブされました。
ハート型のガディップカオは初めて見ました!

ほど良いモチモチ感
ほど良いモチモチ感で食べやすいカオニャオ。
ラープとの相性抜群!美味しいです。
気分はイサーン♪
トムカーガイ

「トムカーガイ」(1,550円)
スープは、「トムカーガイ」を選びました。
トムカーガイは、ココナッツミルクにタイ生姜のカー(ガランガル)、コブミカンの葉(バイマックルー)、レモングラス、唐辛子、コリアンダーをベースとしたスープに、鶏肉やフクロタケを具材とし、ライムやナンプラーで味付けしたスープ。
タイ中部の料理ですが、イサーンでもよく食べられているとのこと。

濃厚なココナッツミルク感

器に取り分けたところ
イサーンのトムカーガイは、酸味や辛味を強めな傾向があるそうですが、『クンヤー』のトムカーガイは、酸味や辛味は控えめで、ココナッツミルクたっぷりのまろやか且つクリーミーなタイプ。
結構濃厚ではあるものの、意外と重さやしつこさは無く、口当たりはさっぱり。
カオニャオに掛けていただくのもGood!
パットミーコラート(イサーン風焼きそば)

「パットミーコラート(イサーン風焼きそば)」(1,200円)
食事の締めは、麺料理をチョイス。
「パットミーコラート(イサーン風焼きそば)」をいただきました。
「パットミーコラート」は、タイ東北部ナコーンラーチャシーマー県(通称コラート)の伝統的な郷土料理。
コラート地方のモチモチした米麺「センミーコラート」を使い、味付けは、タマリンドや黒醤油。そして、黒胡椒(プリックタイダム)を効かせた甘辛くスパイシーな風味が特徴です。

黒胡椒がガッツリ効いています。
『クンヤー』のパットミーコラートは、ガッツリ黒胡椒で、スパイシー且つジャンキー!
これ、かなり癖になる味。ニラの香味やモヤシのシャキシャキ感。モチモチしたセンミーコラートとの相性抜群!

タイお馴染みの4種の調味料
一緒にタイ料理お馴染みの卓上調味料がサーブされました。
ナンプラー(魚醤)、ナムターン(砂糖)、プリックポン(乾燥唐辛子)、プリックナムソム(唐辛子&お酢)の4種です。
パットミーコラートに加えてみます。
この中でやっぱり美味だったのが、ナンプラー。旨味増し増しです♪
カノムモァゲーン

「カノムモァゲーン」(500円)
食後のデザートは、ココナッツプリンの「カノムトゥアイ」を頼もうと思ったのですが、あいにく品切れとのことで、「カノムモァゲーン(カノムモーゲン)」をチョイス。
カノムモーゲンは、ココナッツミルク、卵、タロイモなどの芋類を練り上げて焼いた焼きプリン。

トッピングされたフライドエシャロット
柔らかで優しい食感と、仄かな甘味。トッピングされたフライドエシャロットの香ばしさや、パクチーの香りがアクセント。
食後の良いお口直しとなりました♪

『クンヤー』
池袋にあるタイ料理のお店『クンヤー』
イサーン出身のお母さんが作る、”ガチな”イサーン料理を提供しているお店。
いただいた「ラープガイ」は、煎り米粉の食感とミントの香り、唐辛子の辛味がガッツリ効いた本場イサーン仕様。黒胡椒がビビッドなイサーン焼きそば「パットミーコラート」も癖になるお味。
アットホームで居心地が良く、タイ現地の風情を思い出させてくれるお店です。
『クンヤー』の地図・アクセス・営業時間
タイ料理店











