大塚駅北口から徒歩5分。マンションやホテルが並ぶ大通りを北西に進んだ右手。ビルの1階に、中国・四川料理のお店『川A食堂』があります。
オープンは2026年7月。出来たばかりです。
お店の料理は、省都成都を中心に食べられている「上河帮(蓉派)」の四川料理。それも、宴席料理ではなく街角で親しまれてきた食堂の味を提供しているとのこと。
Googleの口コミやネットの紹介記事に掲載されていた里芋と鶏肉の煮込みが、やけに美味しそうだったので、行ってみることにしました。
『川A食堂』の外観と店内の雰囲気

『川A食堂』の外観

アニメ絵のイラストがあるお店の看板
こちらが、『川A食堂(SICHUAN RESTAURANT )』の外観です。
シンプルなネイビーの看板に、麺を食べるアニメ絵のイラスト。
店名である「川A」とは、四川省成都市のナンバープレートに由来しており、川は四川省、Aは成都を表しているのだとか。

店頭に掲げられた料理写真

青島ビールまたは紹興酒+魯肉(890円)
店頭の看板には日本語表記が多く、在住中国人だけでなく、日本人のお客さんにも来て欲しい感が伝わってきます。
扉を開けてさっそく店内へ。

『川A食堂』の店内
『川A食堂』の店内です。
小ぢんまりとした店内空間は、シンプルで小ざっぱりとした雰囲気。
座席は20席程度でしょうか。
訪問したのは平日のディナータイム。お客さんは中国人の若いカップルや男性2人組などが3組ほど。
ホール担当のスタッフは、日本語堪能な若い中国人女性です。

ネットが被せられた料理

店内の中国らしい飾り付け
さて、空いている座席に座ったところで、さっそくメニューを見てお料理の物色開始!
『川A食堂』のメニュー

『川A食堂』について














こちらが、『川A食堂』のメニューです。
見るからにAIで作ったメニューで、料理写真が作り物感ありますが、分かりやすく纏められてはいます。
『川A食堂』の料理は、省都である成都を中心に発展した「上河帮(蓉派)」の四川料理。それも、大衆食堂や家庭の料理が中心。
麻婆豆腐や青椒肉絲、担担麺や刀削麺など日本でもよく知られている料理もありますが、このお店に来たら、他では食べられない四川の家庭料理をいただきたいもの。
今回は事前にネットでリサーチの上、下記の料理を頼むことにしました。
- 「芋兒鶏」(2,180円)
- 「薬膳老媽蹄花湯」(1,380円)
- 「油油飯」(980円)
- 「蒜泥黄瓜」(580円)
一番食べたいと思ったのが、鶏肉と里芋を豆板醤や唐辛子で煮込んだ家庭料理「芋兒鶏」。
薬膳スープの「薬膳老媽蹄花湯」と、四川定番のご飯もの「油油飯」。冷菜としてシンプルな「蒜泥黄瓜」もチョイス。
注文を済ませ、お料理が運ばれて来るのを待ちます。
青島ビール

「青島ビール」
まずは、お飲み物から。
メニューには記載がありませんでしたが、「青島ビール」を頼むと出てきました。
青島ビールは1903年に生まれた中国で最も歴史のあるビール。中国国内でのシェアは第2位(1位は華潤雪花ビール)。マイルドでスッキリとした味わい。
ちびちび飲んでいると、ほどなくして前菜が到着。
蒜泥黄瓜

「蒜泥黄瓜」(580円)
きゅうりのニンニク和え「蒜泥黄瓜」です。
シンプルな涼菜ですが、ニンニクに加え、花椒が仄かに効いているのがGood!
ビールが進みます。
ビールを飲みながらきゅうりをつまんでいると、さっそくメインの料理が運ばれて来ました!
芋兒鶏

「芋兒鶏(芋儿鸡)」(2,180円)
「芋兒鶏(芋儿鸡)ユーアルジー」です。
メニューの紹介によると、芋兒鶏はホクホクの里芋と鶏肉を豆板醤や唐辛子でじっくり煮込んだ四川の定番家庭料理とのこと。
成都や重慶周辺で親しまれている郷土料理で、家庭料理でありながら、専門店も数多く存在する人気料理であるそう。
料理名の「芋兒(芋儿)」は四川方言で小さな里芋(タロイモ)を意味するのだそう。

スープがめちゃ旨!
芋兒鶏、初めていただきましたが、これがもうめちゃ旨!
まず、スープが本当に美味しい♪
豆板醤や唐辛子、花椒を効かせたスープは濃厚で深みのあるお味。花椒の辛さはあるものの、激辛ではなくほど良い辛さ。
豆板醤の旨味、唐辛子の辛味、花椒の痺れ。そして、八角の風味が良いアクセント。
ねっとりとした里芋(芋兒)と、柔らかな鶏肉の食感。キクラゲやコンニャクも名脇役。それぞれに濃厚なスープの味が沁みていてたまらない美味しさ♪
これは絶品!
薬膳老媽蹄花湯

「薬膳老媽蹄花湯」(1,380円)
続いて、「薬膳老媽蹄花湯」
成都では専門店も多くあるという豚足のスープ料理「老媽蹄花(老妈蹄花)」を、漢方食材でさらに滋養豊かに仕立てた一品。
唐辛子や花椒の入った辛味ダレを掛けていただきます。

体に沁み渡るコラーゲン
漢方の複雑な風味の効いたスープはひと口啜っただけで滋養たっぷり感あり。
骨からぬるりとほぐれる豚足はプルプルでとろけるように柔らかで、コラーゲンが体に沁み渡る感じ。
スープ自体はあっさりとした塩味ですが、辛味ダレを加えると、ピリッとした辛味と香味がプラスされて、メリハリがつきます。
これまた美味しい♪
油油飯

「油油飯」(980円)
お食事の締めはご飯もの。
「油油飯」をいただきました。
油油飯は、白飯に豚肉のラードと醤油を掛けた、四川の家庭で古くから親しまれてきた素朴な混ぜご飯。
『川A食堂』の油油飯は、甘塩っぱく濃い目に味付けされた豚挽肉と酸味の効いた高菜のような漬物がごってりと載った、これだけで一食分になるような一品。
甘塩っぱさと酸味の絶妙なバランス。言わずもがな美味!
甜豆花

「甜豆花」(580円)
食後のデザートは「甜豆花」
川A食堂には、甘い豆花だけでなく、特製の辣味ダレが掛かった塩味の豆花「鹹豆花(咸豆花)」もあって、かなり気になるところですが、ここは食後なので甘い豆花をチョイス。
ふるふるとした豆腐の食感と黒糖の自然な甘味。そして、ホットな四川の料理を食べた後の「甜豆花」の冷たさが心地良いです。
プーアル茶

「プーアル茶」(580円)
甜豆花のお供は「プーアル茶」
油を分解して消化を助ける効能があると言われるプーアル茶。
脂っこい四川料理の食後はプーアル茶が最適。中国を旅行した時、お茶と言えば、大抵はプーアル茶が出てきました。
まろやかで素朴な味が、食後のお飲み物としても、デザートのお供としてもぴったり!
良いお口直しとなりました。
大塚にある中国・四川料理のお店『川A食堂』
四川省成都周辺の街角で親しまれてきた食堂の味を提供しているお店。
里芋と鶏肉を豆板醤と唐辛子で煮込んだ「芋兒鶏」や、薬膳と豚足の滋味深いスープ「薬膳老媽蹄花湯」など、いただいた料理はどれも美味♪
激辛麻辣だけじゃない、四川の”ガチな”日常食を味わうことが出来る貴重なお店です。
『川A食堂』の地図・アクセス・営業時間
- 住所:東京都豊島区北大塚2丁目23-2 北大塚ハイム 1F
- アクセス:大塚駅より徒歩5分
- 営業時間:11時00分~14時30分 17時00分~22時30分
中国料理(ガチ中華)・韓国・東アジア料理店









