マレーシアの首都クアラルンプール。その下町エリアである「カンポンバル」に、マレー半島北東部ケランタン州やトレンガヌ州のソウルフード「ナシクラブ」を食べられるお店があります。
お店の名前は、『KAK SOM(カク・ソム)』
『KAK SOM(カク・ソム)』の行き方は、↓のお店と同じなのでご参照ください。
カンポンバルの飲食店ストリート「Jalan Raja Muda Musa」
カンポンバルの飲食店ストリート「Jalan Raja Muda Musa」。通りに入ってすぐ左手に、『KAK SOM(カク・ソム)』はあります。
ナシチャンプルをいただけるカンポンバルの人気マレー料理店
『KAK SOM(カク・ソム)』の外観
こちらが、『KAK SOM(カク・ソム)』の外観。
『KAK SOM(カク・ソム)』は、ご飯を盛ったお皿にお好みで選択したおかずを乗せるプレート「ナシチャンプル」を提供しているお店です。
『KAK SOM(カク・ソム)』の店内
店員さんはマレー系のお姉さん
マレー系のお店なので、店員さんはマレー系のお姉さんやお兄さん。
もちろん、お料理は全てハラール対応です。
カウンターに並べられた沢山のおかず
ナシチャンプル方式でおかずを選べます。
カウンターには、たくさんのおかずが並べられています。
お客は、お皿の上にご飯を盛り、お好みのおかずを選んでお皿に乗せていき、最後に乗せたおかずに応じて料金を支払います。
これが、マレーシアやインドネシアの食堂でスタンダードな「ナシチャンプル」というお食事のスタイルです。
カレー煮込み系
魚やお肉のおかず
魚肉つみれ系
ソーセージ
ソース?
ソムタムを作ってます。
おかずは、カレー煮込み系、肉や魚などの煮物、揚げ物、焼き物。ソーセージ、野菜のサラダなど、品数豊富。
ルンダンやアヤムゴレン、イカンバカール。店頭ではソムタムも作っていました。
マレー半島は、西隣にあるインドネシア・スマトラ島と類似した料理が多く、また、北東部ケランタンやトレンガヌは、タイと隣接しているので、タイ料理との共通点も多そう。
『KAK SOM(カク・ソム)』のメニュー
こちらが、お店の壁に掲げられていた『KAK SOM(カク・ソム)』のメニュー。
今回は「ナシクラブ」を食べようと決めていたので、カウンターで「ナシクラブ」を注文。
2人で行ったので、もうひと皿は別のものをということで、お好みのおかずをチョイスした、マイ「ナシチャンプル」にしました。
お会計は、「ナシクラブ」と「ナシチャンプル」、フレッシュスイカジュース×2で、RM30.2(約950円)
会計を済ませ、お料理を受け取り、空いている座席を探します。
お客さんはほぼマレー系
簡素なテーブルと椅子が並ぶ店内。座席は60〜70席くらいはあるでしょうか。
お客さんはかなり入っていて、家族連れ、男性グループ、女性グループ、おひとり様など客層は多様ですが、ほぼマレー系の人である様子。
空いている席はあったので、席に座り、さっそくお料理をいただくことにします。
青いご飯がインパクト抜群!「ナシクラブ」をいただく♪
スイカのフレッシュジュース
席に座ってほどなくすると、「スイカのフレッシュジュース」が運ばれてきました。
スイカの果肉がどっさり入った、さっぱり&甘いスイカジュース。
間違いない美味しさ♪ 量も多くて満足!
「ナシクラブ」
そして、こちらがお料理「ナシクラブ」です。
マレー語で、”ナシ”はご飯、”クラブ”はサラダのこと。
ライスに各種生野菜を乗せ、ココナッツフレークやサンバルなどの調味料を掛けた、”サラダごはん”が「ナシクラブ」です。
「ナシクラブ」の特徴は、何と言っても、青い色のご飯。この青色は「バタフライピー(チョウマメ)」の花の色で、お米をバタフライピーの花と一緒に炊くことで、青い色のご飯になるのだそうです。
ちなみに、バタフライピー自体は味も香りもないので、単に見映えを良くするのが目的である様子。
バタフライピーで色付けされた青いご飯、ローストココナッツと魚のフレーク、サンバルソース、キャベツ、お魚の甘辛煮
今回、お姉さんに用意してもらった「ナシクラブ」は、バタフライピーで色付けされた青いご飯に、生キャベツ、ダウンケソム(ベトナムコリアンダー)、ローストココナッツと魚のフレーク、サンバルソースが添えられたもの。お魚の甘辛煮は、オプションで付けてもらいました。
お味は、そこまで「旨い!」って感じではなかったのですが、甘辛くてこってりしたお料理の多いマレー料理の中では、比較的あっさりさっぱり食べられる感じ。ヘルシーです★
「ナシクラブ」は、その名の通り、生野菜がメインのお料理なので、キャベツでなく別の野菜(もやし、インゲン、ロングビーンズ、四角豆など)が使われていたら、印象が変わったのかもしれません。
ナシチャンプル
こちらは、「ナシチャンプル」
白いご飯に、鯖のようなお魚のカレー煮、空芯菜の炒め物、インゲンとキャベツのサラダ、インゲンの煮物が乗っています。
白ご飯、お魚のカレー煮、インゲンの煮物、生野菜
ココナッツミルク味のお魚のカレー煮は甘辛いお味。マレー料理らしいスタンダードなお味でなかなかの美味しさ♪
ひっきりなしに来るお客さん
お店は大盛況で、ひっきりなしにお客さんが来店していました。
皆さん、自分好みの「マイナシチャンプル」をオーダーしているのでしょう〜。
マレー料理に慣れて、好みのおかずが見つかったら、満足度がもっと高まりそうです。
カンポンバル駅から見えた「ペトロナスツインタワー」
クアラルンプールの下町「カンポンバル」にある、マレー料理のお店『KAK SOM(カク・ソム)』
マレー半島北東部のソウルフード、青いご飯がインパクト抜群の「ナシクラブ」や、マイチョイスのおかずでオーダーできる「ナシチャンプル」をいただけるお店。
特に「ナシクラブ」は、クアラルンプールで食べられるお店は多くないので、このお店は貴重です。
『KAK SOM(カク・ソム)』の地図・アクセス
- 住所:19, 13, Jalan Raja Muda Musa, Kampung Baru, 50300 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, マレーシア
- 電話:+60176131195
- 営業時間:7:00~0:00
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