♪マヌ・チャオ(バイヨナレーナ)世界の音楽をミックスした白熱のライブ!

マヌ・チャオ、バイオナレナ【音楽】 エスニック音楽
♪マヌ・チャオ(バイヨナレーナ)世界の音楽をミックスした白熱のライブ!
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フランス生まれのスペイン系ミュージシャン、「マヌ・チャオ」(Manu Chao)

フランスやスペインなどヨーロッパではカリスマ的な人気を誇るミュージシャンです。

「マヌ・チャオ」の音楽は、ロックやパンクをベースに、レゲエやラテン、アラブ音楽、フラメンコやシャンソンまで、世界の様々なジャンルの音楽をミックスしたごった煮ミクスチャーサウンド。

何でもありの勢いの良さが魅力です!

 

歌詞も何でもあり!

スペイン語、英語やフランス語のほか、イタリア語、アラビア語、バスク語などでも歌っています。

 

今回ご紹介する彼のライブアルバム「バイヨナレーナ」ですが、これがすごい!

とにかく一度聴いてみてください↓

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世界中の音楽をミックスして歌うレベル・ミュージシャン

Manu Chao live – “Panik Panik” & “El Hoyo” – Baionarena

 

上の楽曲は、2009年にリリースされたライブアルバム「バイヨナレーナ」(Baionarena)のオープニングナンバー「PANIK, PANIK」「EL HOYO」

動画は、メキシコでのライブ演奏の模様です。

「マヌ・チャオ」と彼の率いる「ラディオ・ベンバ・サウンド・システム」(Radio Bemba Sound System)の、オーディエンスを虜にする熱いライブ・パフォーマンス。

圧倒的です!

 

このアルバム「バイヨナレーナ」には、2枚組のライブCDとともに、ライブ演奏のDVDが付いています。

2008年にフランス・バスクの町「バイヨンヌ」で行われたライブを収録したものです。

タイトルの「バイヨナレーナ」は、「バイヨンヌ」と会場となった「アリーナ」を組み合わせた造語であるとのこと。

収録曲は、2007年リリースのアルバム「ラ・ラディオリーナ」からの楽曲を中心に「マノ・ネグラ」時代の曲も含む33曲です。

 

「マヌ・チャオ」の真骨頂はライブ。

CDを聴くよりも、まず、ライブ演奏のDVD。見ただけで一気にやられます!

 

バスク人の母とビルバオ人の父を両親に持つ「マヌ・チャオ」

子供の頃から、両親のルーツであるスペイン音楽やスペイン語圏のラテンアメリカの音楽に親しんでいたそうです。

また、生まれ育ったパリで流行っていた欧米のロックやポップスにも影響を受け、特にUKのロックからは強い影響を受けたのだとのこと。

 

本格的に音楽活動をスタートさせたのは、1980年半ば。

ロカビリーのグループ「ホットパンツ」を結成し、楽曲は地元では大いに評価されたのだとのこと。

1987年には、マヌの兄弟と従兄弟とで「マノ・ネグラ」を結成。

結成当初は、パリの地下鉄駅で演奏していたそうです。

パリの地下鉄駅は、世界中から来たあらゆる民族が行き交う場所。

そんな人々に音楽を聴いてもらうためには、世界中のあらゆる音楽を演奏できなければいけないということで、様々なジャンルの音楽を習得したのだとのこと。

このことが、現在の「マヌ・チャオ」の音楽性を形作るベースになっているのだとか。

 

「マノ・ネグラ」は、1988年にシングル曲「マラ・ビーダ」(Mala Vida)をヒットさせ、一気にスターダムへとのし上がりました。

1980年代後半から1990年代初頭、世界中の様々な音楽を融合した音楽が大きなムーブメントとなりましたが、「マノ・ネグラ」はその中でも伝説的な存在となったのです。

「マノ・ネグラ」はその後解散しますが、マヌは1998年に「ラディオ・ベンバ・サウンド・システム」を結成。

現在に至るまで、スタジオアルバムを4枚、ライブアルバムを2枚リリースしています。

Manu Chao – Clandestino live @ Bayonne from Baionarena DVD

 

上の楽曲は、マヌの代表曲のひとつ「CLANDESTINO」(非合法)です。

この曲のテーマは、非合法の「移民」

北アフリカなどから地中海を渡ってヨーロッパに密入国してくる移民の苦悩と運命が描かれています。

現在世界中で問題になっている移民問題。

1998年に発表されたこの曲は、反排外主義のアンセムとして知られ、英語やスペイン語、フランス語、ポルトガル語など他言語で歌われているのだとのこと。

 

「マヌ・チャオ」は、政治活動家的な側面ももつアーティストとしても知られています。

楽曲のテーマにも、移民問題のほか、メキシコのサパティスタ民族解放軍を扱ったものがあり、コロンビアやホンジュラスなどの環境問題、先住民族の権利向上、多国籍企業による収奪への反対などを訴えたコンサートなども行っています。

20世紀のレベル・ミュージシャンが「ボブ・マーリィ」なら、21世紀は「マヌ・チャオ」だという声もちらほら。

Manu Chao – Me gustas tu &la primavera -Baionarena

 

ちなみに、「マヌ・チャオ」は、2002年のフジロックでライブパフォーマンスを行っています。

日本ではほとんど無名のマヌでしたが、フェスに訪れた観衆たちにとって彼らのパフォーマンスは衝撃的だったそう。

オーディエンスの熱気はかなり凄かったのだとのこと。

一度でいいからマヌのライブパフォーマンスを見てみたいものです。

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♪ヨーロッパ

♪タラフ・ドゥ・ハイドゥークス/バンド・オブ・ジプシーズ(ジプシー最強バンド)
自らを”義賊楽団”と名乗る、ルーマニアの「本物」のジプシー(ロマ)バンド「タラフ・ドゥ・ハイドゥークス」。ルーマニアの首都ブカレストの南東、「クレジャニ村」出身の12人編成のバンドで、圧倒的な演奏技術とロック顔負けの熱いライブパフォーマンスが世界的に大人気!
♪ポルスカ・ルーツ(Polska Rootz)ポーランドの新潮流の音楽コンピ!
2009年にドイツの振興レーベル「Eastblock Music」がリリースしたアルバム「ポルスカ・ルーツ(Polska Rootz)」。ベルリンの壁崩壊から20年を経た、かつての”東側”の国であるポーランドの、クラブを中心としたアンダーグラウンド・シーンに集う若者たちに聴かれている楽曲たちを16曲収録!

https://search-ethnic.com/music/manu-chao

♪ストーン・エイジ(伝統的ケルト音楽と現代的テクノハウス音楽の融合)
数千年前、ヨーロッパ全土を覆っていた「ケルト文化」。その末裔たちが、自らの伝統的ケルト音楽と現代的テクノハウスミュージックを融合して作ったのが、このアルバム「ストーン・エイジ」です。アルバムのジャケットには「ケルト」の渦巻き紋様が使われ、音も古代の風景を想起させる壮大で神秘的な雰囲気に溢れています。
♪ディープ・フォレスト(ボエム)ジプシーの古歌をハウス・ビートでミックス
世界各地の民族歌をサンプリングし、ハウス・ビートとミックスした楽曲を作りづつけているフランスのエレクトロニカ・ユニット「ディープ・フォレスト(Deep Forest)」。セカンド・アルバム「ボエム(Boheme)」の舞台は東ヨーロッパ。広大なユーラシア大陸の空気を感じさせる作品に仕上がっています。

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