インド南部、テランガーナ州の州都である「ハイデラバード(Hyderabad:హైదరాబాదు)」
インド第7位の775万の人口を擁する大都市で、長らくイスラム王朝によって統治されてきたため、南インドにありながらムスリム文化が色濃く残っているのが特徴です。
また、世界中で人気があり、近年、日本でも知られるようになってきたインドの炊き込みご飯「ビリヤニ」のルーツのひとつであり、「バーフバリ」や「RRR」のヒットで注目を集めている「テルグ映画」のメッカでもあります。
そんな、魅力たくさんの「ハイデラバード」ですが、訪れる旅行者が意外なほど少なく、ネット上にあまり情報がありません。
今回、ハイデラバードに3日間滞在しましたので、ハイデラバードの街の概要・歩き方と現地の様子について、ご紹介したいと思います。
ハイデラバードの概要
ハイデラバードの位置
ハイデラバードの場所
「ハイデラバード」は、インド中南部、デカン高原の南東の内陸にあります。
位置的にインド観光のゴールデンルート(デリー〜ジャイプル〜アグラ〜バラナシ〜コルカタ)や、南インドのメインの町(チェンナイ・コーチン(ケララ州)・バンガロール・ゴア)とも離れているので、観光ルートに組み込みにくいのが、旅行者が少ない一因かもしれません。
ハイデラバードの気候
ハイデラバードの標高は489m。気候は7〜9月の雨季と10〜6月の乾季に分けられ、年間を通じて気温はかなり高く、特に乾季後半の4〜6月は40℃を超える日も多いそうですが、デリーよりも、夏の暑さ、冬の寒さ、雨季の雨量は穏やかです。
ハイデラバードの治安
ハイデラバードは、インドの大都市の中では、デリーなどに比べると、比較的治安の良い町として知られています。スリなどの軽犯罪はあるものの、凶悪犯罪はほとんどなく、夜間に1人で歩いている女性も見掛けます。
なお、ハイデラバードはイスラム教徒の多い町であるため、世界情勢やインド国内の政治状況によっては、テロが起こる可能性があります(2007年に市内のモスクで爆弾テロが発生したことがあります)が、概ねインドの大都市の中では治安が良い町と言えそうです。
ハイデラバードの地図
ハイデラバードの地図
ハイデラバードの市域面積は260㎢。町の中心にあるフセイン・サーガル湖という人造湖を挟んで「シカンデラーバード」という双子都市が近接し、同じ都市圏を構成しています。
かなり広大な町で、地形は全体的に平坦。町の南にはムルスィー川という川が流れ、市内には広大な人造湖がいくつもあります。
ムルスィー川の南に、16世紀から続く旧市街があり、チャール・ミナールをはじめとした見どころが集中しています。
川の北側は近代からの主要商業エリア。このエリアには、ハイデラバード中央駅やMGバススタンドがあります。比較的手頃な中級ホテルが多いのもこのエリア。
また、近年、ハイデラバードはIT産業の中心地のひとつとなっており、市北西郊外の広大な敷地にハイテクシティがあります。この界隈には大きなショッピングモールがたくさんあります。
ハイデラバードへのフライト
クアラルンプール空港
日本からハイデラバードへの直行便はありません。
直行便が飛んでいる「デリー」(JAL/ANA/Air Indiaが就航)か「ムンバイ」(ANAが就航)、「バンガロール」(JALが就航)で国内線に乗り換えるか、ハイデラバードまでの便がある「クアラルンプール」「シンガポール」「バンコク」でトランジットして行くことになります。
- デリー、ムンバイ乗り継ぎの場合、同日の乗り継ぎはできない。
- バンガロール、クアラルンプール、シンガポール、バンコクのトランジットであれば、同日の乗り継ぎができる便がある。
上記を考えると、ハイデラバードに一番早く行ける行き方は、JALのバンガロール便(深夜便)でバンガロールにて国内線に乗り継ぎをするか、クアラルンプール or シンガポール or バンコク経由で行くこと。クアラルンプール、シンガポール、バンコク経由の場合、LCCが使えるので価格も安いです!
マイルを気にせず、料金を重視するということであれば、クアラルンプール、シンガポール、バンコク経由がおすすめです♪
ちなみに、クアラルンプール、シンガポール、バンコクからのキャリアは下記です(全てハイデラバード深夜着)。
- クアラルンプール〜ハイデラバード(マレーシア航空・エアアジア)
- シンガポール〜ハイデラバード(シンガポール航空・インディゴ)
- バンコク(スワンナプーム)〜ハイデラバード(タイ国際航空)
- バンコク(ドンムアン)〜ハイデラバード(ノックエア)
今回は、クアラルンプール乗り継ぎで、クアラルンプールに1泊してから、エアアジアでハイデラバードへと向かいました(AK69便:クアラルンプール(21:20)~ハイデラバード(23:15) 所要時間:4h25)。航空券の予約は、Trip.comから。
ハイデラバード空港から市内へのアクセス
ハイデラバード空港
ハイデラバードの空港(ラジーヴ・ガンディー国際空港)は、ハイデラバード市の南にあり、市の中心部までは35kmほどあります。
ラジーヴ・ガンディー国際空港から市内へのアクセスは、下記があります。
- プリペイドタクシー
- 配車アプリ(Uber,Ola)
- バス(ハイデラバード駅、シカンデラーバード駅へ行く路線がある)
日中ならUberで良いのですが、今回は深夜到着ということもあり、ドライバーが捕まるかどうか不安だったので、宿泊予約したホテル『タージ・マハル・ホテル』(市中心部のアビッズ地区にある中級ホテル)に送迎を頼むことにしました。
フライトの到着が23:15分。入国審査などで結局空港を出たのが0:15分。空港を出るまでに1時間かかりました!
空港を出ると自分の名前が書かれたプラカードを持っている人がいて、ひと安心♪
ハイデラバードは、デリーのようなタクシートラブルは少ないようですが、深夜到着の場合は、事前に送迎を手配した方が安心です。
ホテル送迎の車
深夜で道は空いていましたが、空港からアビッズ地区にあるホテルまでは、約1時間かかりました。ホテルの到着は午前1:20分頃。フライトの到着から2時間!
ハイデラバードのホテル
宿泊したホテル『タージ・マハル・ホテル』
ネットや地球の歩き方の情報では、比較的安いホテルは、ハイデラバード駅の東側に広がる繁華街「アビッズ」地区に多いとのことなので、ホテル予約サイト「agoda」でチェック! すると、200軒のホテルがヒットしました。
それでもって、今回、選んだホテルは、植民地時代の建物を改装したという2つ星のホテル『タージ・マハル・ホテル』。agodaで予約し、1泊4,785円でした。
宿泊した『タージ・マハル・ホテル』ですが、宿泊してわかったのは、立地がちょっと不便! 大通りから奥まった所にあって静かなのはGoodなのですが、メトロの駅からちょっと遠いのがマイナスでした。
GoogleMapで調べたところ、メトロの駅から徒歩15分だったので、「15分なら何とか」と思い選んだのですが、インドの道は障害物が多く、道路の横断も簡単ではないので、予想以上に時間が掛かってしまうのです!
ハイデラバードは、メトロがとても使い勝手が良いので、メトロ駅の近くのホテルを選んだ方が良いと思います。
宿泊した部屋
トイレ&シャワー室
テレビ&A/C完備
こちらが、宿泊した『タージ・マハル・ホテル』の部屋。
グレードが一番低い部屋だったので期待はしていませんでしたが、ホットシャワーが全然温かくなかったのが大マイナスポイント(暑いので問題はなかったですが)。
部屋は広く、A/C完備。ベッドの寝心地は良好。
『タージ・マハル・ホテル』のロビー
植民地時代の建物を利用した歴史あるホテル
ホテルの廊下
ホテルのスタッフは、ぶっきらぼうですが、空港への送迎手配、日本円の両替手配、洗濯物の手配なども、的確にしてくれました♪
スーパーは近くにありませんが、ホテルを出て右手に5分ほど歩いた所に、飲み物や日用品を販売しているキオスクがあります。
『タージ・マハル・ホテル』の場所とアクセス
- 住所:4-1-999, Abids Road, Sultan Bazar, Abids, Hyderabad, Telangana 500001 インド
- 電話:+914066120606
- アクセス:メトロ・レッドライン Gandhi Bhavan駅から徒歩15分
- チェックイン時間:午後1:00 チェックアウト時間:午後12:00
ハイデラバードの市内交通
ハイデラバードの大通りとメトロの高架
ハイデラバードの市内交通機関は、市バス、タクシー、オートリキシャ、配車アプリ(Uber,Ola)、郊外鉄道MMTS、メトロです。
このうち、旅行者が使いやすいのは、オートリキシャと配車アプリ(Uber)、そして、メトロ。配車アプリのうち、Olaは、インドの電話番号がないとアプリを登録できないので、ハードルが高いです。
Uber Auto
オートリキシャ(Uber Auto)
「Uber」は、通常の自動車タイプのものと、オートリキシャのもの(Uber Auto)があります。「Uber Auto」は、車のUberに比べて値段が半額くらいなので、もっぱらこちらを利用しました。
「Uber Auto」は、目的地と現在地を入力すれば自分の所に来てくれるし、面倒な料金交渉も必要なく、ボッタくられる心配も無し。お支払いもカードが使えるので便利!(現金支払いを求められることもある)
しかしながら、乗車場所と目的地、時間帯によっては、オーダーを受けてくれる「Uber Auto」がなかなか見つからないことがあります。
と言うのも、ハイデラバードは、道が慢性的に渋滞しており、乗車場所に辿り着くまでに渋滞に捕まり、ドライバーの方が諦めてしまうことがあるからです。
そんな時は、多少金額は高くても、近くに走っている流しのオートリキシャを捕まえた方がスムースにいく場合があります。
特に、夕方以降は、渋滞がひどくなるので、夕食などで出掛ける場合は、なるべくメトロか徒歩でアクセスできるお店を選んだ方が良いと思います。
ハイデラバード・メトロ
ハイデラバードで最もストレスなく利用できる公共交通機関が「メトロ」です。
ハイデラバードのメトロは、2017年11月に開業。現在、レッドライン・ブルーライン・グリーンラインの3路線が運行しており、路線の総延長はデリー、バンガロールに次ぐインド第3位であるとのこと。
上の動画を見てわかるように、メトロは駅も車両も新しく、日本の通勤電車と遜色ありません。
区間や時間帯によってはそこそこ混みますが、乗り方も簡単だし、運賃も安く、運行本数も多いので、とても使い勝手が良いです。
ハイデラバード・メトロの路線
ハイデラバードのメトロ路線図
ハイデラバードのメトロ路線図です。
旅行者にとって利用価値が高いのが、ハイデラバード駅(ナンパリー駅)を通る「レッドライン」と、シカンデラーバード駅を通る「グリーンライン」。レッドラインとグリーンラインは、ハイデラバード最大のバスターミナルのある「MGバススタンド」駅で接続しています。
「ブルーライン」は、北西部のハイテクシティなどに行く時に便利な路線です。
ちなみに、メトロはハイデラバード観光のメインである旧市街には通っていません。建設中とのことで、これが開通すればさらに便利になりそうです。
ハイデラバード・メトロの乗り方
ハイデラバード・メトロの乗り方は、日本の地下鉄とそんなに変わりありません。
券売機や窓口でチケットを購入し、入り口でセキュリティチェックを受け、自動改札にチケットをかざせば入場できます。構内は写真撮影は禁止です。
路線はほぼ高架なので、エスカレーター、もしくはエレベーターに乗ってホームへと向かいます。その際、目的地の駅を通る列車の終点駅を確認しておくと、乗る番線を間違えずに済むと思います。
列車は3両編成と短く、そのうちの1両が女性専用車です。時間帯によっては非常に混雑しますが、整列乗車などはないので、満員電車だった場合は、気合を入れて飛び込んでいく必要があります(汗)
列車の車内の様子も日本と変わらず。車内では次の駅を知らせるアナウンスが流れるほか、液晶画面での路線や駅の案内表示もあります。
ハイデラバード・メトロの運賃
ハイデラバード・メトロの運賃は、乗車距離に応じて、Rs.10からRs.60まで(約17円〜102円)です。基本的に2kmでRs.10という料金体系になっているようです。
また、日本のSuicaやPasmoのようなスマートカードも販売されており、窓口でRs.50分のカードを購入することもできます。チャージも可能です。
運行時間は、午前6時から午後11時まで。
ちなみに、メトロの駅の窓口の係員は結構親切で、乗る列車の番線を教えてくれるほか、路線を乗り換えるチケットを購入した場合、乗り換え駅での番線も教えてくれます。
ハイデラバードの見どころ
チャール・ミナール
ゴールコンダ・フォート
クトゥブ・シャヒー・トゥームス
旅行者が少ない「ハイデラバード」ですが、見どころはたくさんあります♪
名所旧跡が集まっているのが「ハイデラバード旧市街」。ここには、ハイデラバードの紹介には必ず写真やイラストが使われる、ハイデラバードの町を象徴する建物「チャール・ミナール(Charminar)」のほか、モスクや宮殿などが点在しています。
町の中西部には、「ゴールコンダ・フォート」や「クトゥブ・シャヒー・トゥームス」という遺跡があります。
「チャール・ミナール」「ゴールコンダ・フォート」「クトゥブ・シャヒー・トゥームス」は、世界遺産の暫定リストにも登録されています。
詳細はこちらをご覧ください↓
今回は訪れませんでしたが、他にも見どころはいろいろ。
- サラー・ジャング博物館(藩王国の宰相が世界中から集めた美術品を展示)
- ビルラ・マンディル(白大理石造りのヒンドゥー寺院。街の眺望が美しい)
- ラモジ・フィルムシティ(ハイデラバード郊外にある世界で最も巨大な映画スタジオ。テルグ語映画の聖地で、「バーフバリ」のセットもある)
- フセイン・サーガル湖(ハイデラバード市の中央にある人造湖。湖畔には「ルンビニーパーク」という公園があり、湖の中には巨大なブッダ像が建てられている)
- ハイテク・シティ(市の北西部に位置する、アップルやアマゾン、グーグルなど世界各国の巨大IT企業がオフィスを構える経済特区)
ハイデラバードのレストラン
ハイデラバーディー・ビリヤーニー
ハイデラバーディー・ハリーム
アーンドラ・ミールス
ハイデラバードと言えば「ビリヤニ」。マリネした生肉の上に、バスマティライスを何層にも分けて重ねて炊き込む「カッチ式」の「ハイデラバーディー・ビリヤーニー」は、ビリヤニの代名詞的な存在として、世界中で知られています。
ハイデラバードには、美味なビリヤニをいただけるお店が多数あるほか、同じくハイデラバード名物の料理「ハイデラバーディー・ハリーム」をいただけるお店、アーンドラ地方のミールスを提供するお店、イラン由来の「イラーニー・チャーエ」を飲めるカフェ、もちろん、ティファンのスタンドも多数あります♪
詳細はこちらをご覧ください↓
ハイデラバードのお土産
ハイデラバードには、お土産になる特産品がたくさんあります。
有名なのは「真珠」。ハイデラバードは、ニザーム王朝の時代から真珠産業が盛んで、現在でも多くの熟練した職人が真珠を使った装飾品を作り続けています。真珠を売るお店は、旧市街の「パサー・ガッティ」に多くあります。
「ラックバングル」もハイデラバードの特産品です。旧市街の「ラード・バザール」には、ラックバングルを売るお店がズラリと並んでいます。
お土産として手頃で人気なのは、「カラチベーカリーのビスケット」。市内にたくさんの支店があるほか、空港にも店舗があります。
お菓子だと、アーンドラ沿岸部の紙菓子「プタレクル」もお土産として良いかもしれません。
工芸品では、アーンドラ・プラデーシュ州の「コダンパリのおもちゃ」が魅力的。ギフトショップでは大抵売られています。
それでもって、今回購入したお土産は「カラチベーカリーのビスケット」と「ブルートーカイのコーヒー」、「チャール・ミナールのマグネット」の3品。
「カラチベーカリー」のフルーツビスケット
「カラチベーカリー」の店舗
ハイデラバードのお土産の定番と言えば「カラチベーカリー(Karachi Bakery)」のビスケット。
「カラチベーカリー」は、1953年にハイデラバードで創業した老舗のお菓子屋さん。インド国内では有名で、ファンも多く、現在では、デリーやムンバイ、バンガロールなどの大都市や空港にも店舗があります。
この「カラチベーカリー」、”カラチ“というパキスタンを想起させる店名のため、ヒンドゥー至上主義者たちに幾度となく嫌がらせを受けているものの、決して名前を変えない実直なお店であるとのこと。
今回、この「カラチベーカリー」のビスケットを買って来て欲しいと頼まれたので、ハイデラバード市内のお店に行くことにしました。
ハイデラバードには、「カラチベーカリー」の店舗がいくつかありますが、今回訪問したのは、上の写真の店舗。
創業時の店舗があった「モアザム・ジャヒ・マーケット」の交差点向かいにあります。
「モアザム・ジャヒ・マーケット」の建物
お店の場所は、この建物(モアザム・ジャヒ・マーケット)の、メトロの高架(とその下の大通り)を挟んだ交差点の角です。
「カラチベーカリー」の店内
たくさんの種類のビスケット
人気のフルーツビスケット
店内には、たくさんのビスケットが並んでいて、どれを選べばいいのか迷いますが、品数が一番多く、人気だという「フルーツビスケット」を購入することに。
カラチベーカリーのフルーツビスケット
こちらが、カラチベーカリーのフルーツビスケット。お値段は、2箱でRs.150(¥271)
お味は、素朴で美味しいけど、練り込まれたフルーツがちょっとくどい感じ。
しかも、帰国後、依頼者にお土産として渡したところ、本当は、シンプルな「オスマニアビスケット」が欲しかったのだとか…。
カラチベーカリーオスマニアビスケット、400G Karachi Bakery Osmania Biscuits, 400G
ブルートーカイのコーヒー
ハイデラバードの「ブルートーカイコーヒー」のショップ
もう一つ、お土産として頼まれていたのが、「ブルートーカイ(Blue Tokai Coffee)」のコーヒー。
ハイデラバードの名産というわけではないですが、「ブルートーカイコーヒー」は、インド最大のコーヒーカンパニーとして知られ、最近、日本にも出店を開始したのだそう。
その「ブルートーカイコーヒー」のショップが、事前に調べたところ、ハイデラバードにもあるというので、行ってみることにしたのです。
ハイデラバードのショップ(Blue Tokai Coffee Roasters|Jubilee Hills)は、富裕層の多く住む「ジュビリー・ヒルズ」というエリアの、BMWのショールーム内にありました(店内の撮影は不可)。
お店は小ぢんまりとしていて、品数も少なく選択肢が限られており、コーヒー購入には、店内で飲み物を注文することが必須でした(アイスカフェオレを飲んだ)。
ブルートーカイのコーヒー
それでもって、購入したのが上の写真のコーヒー豆「DIWARI BLEND」。
柔らかな酸味の中に仄かな苦味と甘味を感じさせる奥深いお味。飲みやすく後味も爽やかな美味しいコーヒーでした。
お値段は、店内で飲んだアイスカフェオレと合わせて、Rs.450(¥810)
ちなみに、お店には夕方に訪問したのですが、帰りはUber Autoが捕まらず、かなり苦労しました。結局Uberは捕まらず、渋滞の道を1時間ほどリキシャを探して歩き続け、流しのリキシャを何とか捕まえ、帰ることができました。。
チャール・ミナールのマグネット
チャール・ミナールのマグネット
こちらは、3品目のお土産。観光地によくあるマグネットです。これは自分用。
ハイデラバードらしい、ハイデラバードの町の象徴「チャール・ミナール」のマグネットにしました。お値段は空港で買ったのでお高めで、Rs.250(¥453)
まとめ(ハイデラバードの街の印象)
ハイデラバードの滞在は3日間。訪れた場所も、旧市街やアビッズ地区周辺の商業エリア、ゴールコンダ・フォートなどの遺跡、6箇所のレストランおよび、その周辺エリアと、限定的でしたが、訪れた場所に限って言うと、とにかく、ハイデラバードはエネルギッシュで忙しく、騒々しいという印象です。
これだけの大都市なのに、3日間の滞在中に外国人の姿を一度も見掛けることはなく、有名観光地にたくさんいる客引きもおらず、街の人に声を掛けられることもなく、ジロジロ見られることもなく。みんな、忙しく働いているといった感じ。ほんと商売の町です。
観光名所もそこそこあるハイデラバードですが、何と言ってもこの町の魅力は「食」!
今回訪れた6店舗以外にも、魅力的なお店が山ほどあり、どこに行こうか迷ってしまうほど。「食」メインで訪れたら、きっと満足できる町だと思います。
ハイデラバードの街の風景
最後に、ハイデラバードの街の風景の写真をご紹介します。
街の様子はこんな感じ。訪問する際の参考にしてみてください。
朝のコッティ地区界隈
街角のティファン屋(コッティ地区)
交通量の多いアビッズロード
旧市街のチャール・ミナール前の広場
アジズ・プラザ界隈の食器屋さん(ビリヤニ鍋がたくさん!)
アジズ・プラザ(ギフトやおもちゃなどの卸売り市場)
リキシャから眺めた「フセイン・サーガル湖」
流しのオートリキシャの運ちゃん(適正料金だった)
ナンパリー駅近くの商店街
「モアザム・ジャヒ・マーケット」
ニューマーケット沿いの路上玉ねぎ売り
「モアザム・ジャヒ・マーケット」前の交差点。横断歩道を渡るのが大変!
ハイデラバード空港(ラジーヴ・ガンディー国際空港)の搭乗口
コメント