エストニアの首都タリンで、世界遺産に登録された旧市街の中世そのまんまの雰囲気を満喫した後、次の目的地、ラトビアの首都リガへと向かいます。
タリンからリガまでは、バスで4時間半ほど。バスの出発は11:15分です。
●タリン出発!バスターミナル(Tallinna Bussijaam)へ
朝の「ラエコヤ広場(Raekoja Plats)」
早起きしてホテルのチェックアウトを済ませます。
バスはネットで予約済みなのですが、早めにバスターミナルに行っておこうと思ったのです。
ホテルを出て、まずは旧市街の中心「ラエコヤ広場(Raekoja Plats)」へ。
今日も快晴♪若干肌寒いキリッとした空気と、雲ひとつない真っ青な空。
旅行日和です★
朝の「旧市庁舎(Raekoda)」
朝の「旧市庁舎(Raekoda)」です。
タリンの街ともこれでお別れ。旧市庁舎を最後に拝んで、バスターミナルへと向かいます。
『ペッパー・サック(Peppersack)』
歩いて行くと、昨晩ディナーをいただいた『ペッパー・サック(Peppersack)』がありました。
胡椒袋が吊り下げられたお店の建物を横目に、新市街方向へと歩いて行きます。
トラムに乗ってバスターミナルへ
バスターミナルは、タリンの町の東の外れにあります。
バスターミナルへは、トラムに乗って向かいました。
ヴィル門から旧市街を出て、新市街に入った大通りにトラムが走っています。
ここで、2番か4番のトラムに乗車。タリンのバスターミナル(Tallinna Bussijaam)までは約1.5㎞、5分ほどです。
料金はおばちゃんの運転手さんに支払いました。2ユーロです。
タリンのバスターミナル
トラムは、「Autobussijaam」の駅で降ります。
親切なおばちゃん運転手さんが教えてくれたので、間違えずに降りることができました。感謝!
停留所を出て横断歩道を渡って、2,3分ほど歩くと、バスターミナルに到着。
タリンのバスターミナル
タリンのバスターミナル
タリンのバスターミナル
バスターミナルはかなり近代的で、綺麗な感じ。
ところで、リガまでのバスのチケットですが、ネットで事前予約しました。
利用したのは「リュクスエクスプレス(Lux Express)」というバス会社です。
バルト三国には、国際バスを運行している会社はいくつかありますが、「Lux Express」はその中でも最大の路線網を持ち、お客さんの評価も高い会社。
チケットは、こちらのHPから予約。とてもわかりやすいHPです。
タリンからリガまでは、10ユーロ。11:15タリン発15:40リガ着。所要4時間30分です。
ちなみに、タリンからは、ラトビアのリガやリトアニアのビリニュス、ポーランドのワルシャワ、ロシアのサンクトペテルブルク行きの国際バスや、タルトゥやパルヌ、ナルヴァ、クレサーレ、ヴァルガ、ハープサルなどへの国内へのバスが発着しています。
早めに着いて、バスの出発までまだ時間があったので、荷物をロッカーに預け、周辺をぶらぶらしてみることに。
ロッカーはバスターミナルの地下1階にありました。
●タリン中央市場
タリンの街並み
荷物を預け、身軽になった後、バスターミナルから旧市街方向に歩いて、タリン中央市場へと向かいます。
途中の街並みは平凡ですが、↑こんな、バルコニーの形が面白いマンションがあったり。
タリンの街並み
旧ソビエトっぽい無機質な感じの団地があったりしました。
人通りはあまりありません。
タリン中央市場
こちらが、「タリン中央市場」です。
まだ朝早いからなのでしょうか。かなり閑散としています。
苺が売られていました。
他にはブルーベリーも。
イチゴ、イチゴ
目立っていたのはイチゴだけ。
市場の入り口辺りで、真っ赤な苺が盛大に売られていました。
小ぶりですが、新鮮そうな苺です。
けれども、それ以外には主だったものは売られておらず。
お客さんもほとんどいないし、タリン中央市場って、ここじゃなかったのかな?
タリンの街並み
とにもかくにも、ひと通り苺を見た後、他にすることもないので再びバスターミナルに戻ることに。
バスターミナル内のカフェ
バスターミナル内のカフェです。
カフェには、多くの欧米人に混じって日本人らしき人が数組。
比較的日本人率が高めな印象です。
パンとコーヒーなどをいただく
朝食をまだ食べていなかったので、このカフェでパンとコーヒーをいただくことにしました。
コーヒー、カフェラテ、ヨーグルト、ラップサンドやクロワッサン、タルト。合計11.7ユーロ。味はまあまあ。
さて、バスの出発時間が近づいてきました。
ロッカーから預けていた荷物をピックアップし、バスに乗り込みましょう〜!
●バスに乗ってリガへ
リガ行きのバス
「Lux Express」のリガ行きのバスです。
日本のバスと遜色ない設備の整ったバス。
車内にはトイレがあり、セルフサービスでコーヒーもいただけます。
座席もそこそこゆったり。座席はほぼ満席でした。
乗客は地元のエストニア人を始め欧米人が中心ですが、日本人の姿もちらほら。
日本人以外のアジア人や黒人、インド人、アラブ系はほとんどいませんでした。
タリン〜リガの車窓風景
車窓から見えた街並み
バルト海を横目に
爽やかな春のエストニア
広大な牧草地が広がります。
ラトビアへと入ってきました。
いよいよバスが出発です!
バスは首都タリンを出発し、一路南へ。エストニアの雄大な風景を走って行きます。
エストニアは国土は狭いものの、平坦なので広々とした印象を受けます。
パルヌの町を通過したところで、車窓にバルト海の海が見えてきます。
そこからさらに進むと、いつの間にか国境を越え、ラトビアに入国。
エストニア、ラトビアともEUに加盟しているので入国手続きはありません。
リガ到着
そして、4時間半後の15:40にバスはラトビアの首都リガに到着しました。
タリンからはおよそ300㎞、途中休憩はありませんでした。
リガのバスターミナルの向かいの中央市場
バスを降り、バスターミナルを出て、宿泊するホテルへと歩きます。
リガの街並み
リガのトラム
ラトビアの鉄道
高架下に描かれた「見ざる聞かざる言わざる」?
鉄道の高架をくぐり、大通りを渡った目の前、旧市街の入り口の所に、宿泊するホテル「ウェルトン・リガ・ホテル&スパ(Wellton Riga Hotel & SPA)」がありました。
リガのホテル「Wellton Riga Hotel & SPA」
こちらが、宿泊するホテル『ウェルトン・リガ・ホテル&スパ(Wellton Riga Hotel & SPA)』
チェックインを済ませ、荷物を解いた後、さっそく街へ。
●クリッパン・サウレ(Klippan Saule)
クリッパン・サウレ
まず最初に向かったのが「クリッパン・サウレ(Klippan Saule)」
「クリッパン(Klippan)」とは、スウェーデンのウール製品のブランドで、1879年の創業以来、自社でウールの紡績と織工、染色、製造まで行っている会社です。
スウェーデンの人気デザイナーを起用したブランケットはユニークで、最近では日本でも人気が高まっているブランドです。
そのクリッパン、近年ではラトビアのリガの工場で製品の製造を行っているとのことで、行ってみることにしました。
「クリッパン・サウレ」の外観
「クリッパン・サウレ」
クリッパンの糸車のマークが
「クリッパン・サウレ」の入り口
「クリッパン・サウレ」
ラトビアの鉄道駅前でタクシーを捕まえて、東に10分ほど。
工場街の中に「クリッパン・サウレ」はありました。タクシー料金は2.5ユーロでした。
ほとんど人気のない工場街でしたが、事前に外観を調べていたのですぐにわかりました。
とりあえず工場の敷地に入り、入ったすぐの所にお店らしきドアがあったので開けてみます。
「クリッパン・サウレ」の店内
こちらが、クリッパンの工場の直売所「クリッパン・サウレ(Klippan Saule)」です。
店内にはお客は誰もおらず、おばちゃんの店員さんがひとりいるだけ。
さっそく、ブランケットの物色開始です!
どれにしましょうか♪
ウールの毛糸もたくさん!
店内には、コットンからウールまで様々なブランケットや、ストール、カーペットなどがたくさん!
日本で人気の「ミナ・ペルホネン」はなかったですが、素朴なデザインのブランケットがたくさんありました★
キリン柄のコットンブランケット(黄色)
馬の柄のウールブランケット
うさぎの柄のウールブランケット
ふくろうの柄のウールブランケット
キリン柄のコットンブランケット(水色)
くまの柄のコットンブランケット
緑色のウールのショール
黄色のウールのショール
キリン柄のコットンブランケット(青&緑色)
いろいろ悩んだ挙句、いくつかブランケットとストールを購入しました。
上の写真が購入したクリッパンのブランケットとショールです。
「クリッパン・サウレ」
「クリッパン・サウレ」でブランケットを買った後、ホテルへと戻ります。
荷物があったのでタクシーで行きたかったのですが、捕まえられず(汗)
その辺を走っていた中心部方向へと向かうバスに適当に乗って、リガ駅まで辿り着きました。
●夕方のリガの街並み
リガのトラム
リガのホテル前からの風景
ホテルに荷物を置いて、再び出発!
リガの旧市街へと向かいます。
写真は、宿泊したホテル「Wellton Riga Hotel & SPA」の前から見えた風景。
リガの町にはトラムが走っているのが目立ちます。
共産主義時代っぽい、クラシックな車体が雰囲気出してます。
ラトビア製コスメティックの店「ズィンタルス(Dzintars)」
旧市街のデパート「ツェントゥルス(Garelija Centrs)」
まず、立ち寄ったのが、ラトビア製コスメティックの店「ズィンタルス(Dzintars)」。
市内各所にお店があるようですが、宿泊したホテル「ウェルトン・リガ・ホテル&スパ」から1~2分という、すぐ近くにお店がありました。
店内は綺麗に商品が並べられていて高級な雰囲気で、ちょっと入りづらかったですが、実際は、お値段お手頃でお土産にもぴったりな商品が色々ありました。
次に入ったのが、旧市街のデパート「ツェントゥルス(Garelija Centrs)」。
こちらもホテルからすぐのところにあったので、早速行ってみました。
地下にはスーパーがあり、洋服や靴屋さん、コスメショップなど何でもあります。
ここでのお目当ては、ラトビアのハンドメイド石鹸のお店「ステンダース(STENDERS)」。日本にもお店があって、現在は大阪に店舗があるようです。
「ズィンタルス」で買ったハンドクリーム
「ツェントゥルス」で買ったステンダース
まず、「ズィンタルス」で購入したのが、ハンドクリーム。
お値段確か3ユーロもしないくらいで、お土産にぴったりだったので、いくつかゲットしました。パッケージもシンプルでいい感じです。
パッケージに書かれている「94%」や「59%」は、おそらく保湿力。お店に人に聞いてみたのですが、いまいち英語が通じず、多分数字が大きい方がよりしっとりするみたいなことを言ってました。
そして、デパート「ツェントゥルス」に入っている「ステンダース」で購入したのが、バスソルトと石鹸とハンドクリーム。
お値段は、日本の3分の1くらい! ハンドクリームは、日本のオンラインショップでは扱っていないようです。ちなみに、ハンドクリームは25gと小さいサイズなのですが、一番お値段が高かったです。。
リガ旧市街の街並み
タリン旧市街に比べて少し都会的な感じ
リガ旧市街の街並み
「リガ(Riga)」の旧市街(Vecriga)は、ダウガヴァ川とかつての堀に囲まれた0.5㎢ほどの地域。
タリンの旧市街とそれほど変わらない広さですが、リガはバルト三国きっての大都市(人口は約70万人。タリンは人口43万人)。
全体的に都会的で賑やかな印象です。
聖ペテロ教会
旧市街の建物を眺めつつ、夕食をいただくレストランへ向かって歩いていきます。
写真を見ると、夕方な感じですが、実はこの時、既に夜の8時過ぎ!
5月のリガの日没は午後9時くらいなんです(ちなみに7月は夜の10時くらいが日没とのこと)。
●クローズィニシュ・プロヴィンツェ(Krodzins Province)
「クローズィニシュ・プロヴィンツェ(Krodzins Province)」の外観
リガでの最初の食事に選んだお店は、ラトビア郷土料理がいただける『クローズィニシュ・プロヴィンツェ(krodziņš-Province)』です。
聖ペテロ教会からほど近い、クング通り沿いにあります。
「クローズィニシュ・プロヴィンツェ」の店内
「クローズィニシュ・プロヴィンツェ」雰囲気いいです♪
こじんまりとしたカワイイ店内。
お店に入った時は、まだ2,3組しかお客さんがいなかったのですが、座ってしばらくしたら、あっという間に満席になってしまいました。混む前に入って良かった。
ラトビアビール「Aldaris 1865」
ラトビア家庭料理『ズィルニ』
カレイのソテー
チーズケーキ
いただいたのは、ラトビアのビールにスープ、「ズィルニ」という黒豆のお料理、カレイのソテー、そしてケーキです。
どれもお値段お手頃でとても美味しく、大満足でした。
お店の内装もかわいくて、雰囲気もいいので、オススメできるお店です★
「クローズィニシュ・プロヴィンツェ(Krodzins Province)」については↓
●ホテルへ
ホテル「Wellton Riga Hotel & SPA」から見えた「フォーラム・シネマ」
ディナーを済ませた後、ホテルへと戻ります。
もう少し街をぶらぶら歩き、夜の都会を楽しんでみたい気分でしたが、長旅で疲れていたので無理をしないことにしました。
夜のリガ。走るトラム
「ウェルトン・リガ・ホテル&スパ(Wellton Riga Hotel & SPA)」
宿泊したホテル『ウェルトン・リガ・ホテル&スパ(Wellton Riga Hotel & SPA)』の入り口です。
出来たばかりの新しいホテルで、お部屋も立地もなかなかGood!
今回は利用する時間がありませんでしたが、館内にはスパも併設されています。
快適なホテルでぐっすりと睡眠zzz
翌日は、リガ旧市街を見て回ります。
『ウェルトン・リガ・ホテル&スパ(Wellton Riga Hotel & SPA)』についてはこちら↓
タリン〜リガ(4時間30分)
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