スペイン、カタルーニャ地方の中心都市バルセロナ。
ガウディの建築やFCバルセロナの試合、闘牛やフラメンコ、ミロの美術館など、どれも素晴らしかったのですが、特に一押ししたい見どころは、この「サン・ジュセップ市場」(Mercat de Sant Josep )です。
新鮮でカラフルな野菜や果物、鮮魚や精肉がたくさん!バルセロナ最大の市場「サン・ジュセップ市場」
「サン・ジュセップ市場」の入り口
カフェやレストラン、花屋などが並び、たくさんの大道芸人が芸をしていて、夜遅くまで地元の人や観光客でごった返す、バルセロナいちのメインストリート「ランブラス通り」(La Rambla)
その「ランブラス通り」に「サン・ジュセップ市場」はあります。
「サン・ジュセップ市場」は、地元のカタルーニャ人には、「ラ・ボケリア」(La Boqueria)と呼ばれているそうです。
美味しそうにディスプレイされたフルーツ類
おなじみのフルーツから、見たことのない珍しい果実までより取り見取り!
見てください!
このカラフルなフルーツの数々!
並べられている食材の種類の豊富さと陳列の見事さ。
これまでいろいろな国でいろいろな市場を見てきましたけど、ひとつひとつの物がこんなに美味しそうだと思った市場は初めてでした。
りんご、オレンジ、いちご、バナナ、マスカット、ナシ、ザクロ、レモン、パイナップル、スターフルーツ、パパイヤ、ブルーベリー、ラズベリー・・・。
どれも、とっても美味しそう!
色とりどり!見ていて楽しくなるディスプレイ
野菜類もありとあらゆる種類が勢ぞろい!
この「サン・ジュセップ市場」は、バルセロナで最大の市場。
市場内には、約300もの店舗が入っているのだとか。
果物や野菜のお店、精肉やソーセージ、ハム類、魚介類のお店、チーズ。きのこやナッツ、チョコレートの専門店、フレッシュジュースやカットフルーツのスタンド、バル(居酒屋)もあります。
市場の起源は13世紀にまで遡るそうですが、現在の姿になったのは、1914年のこと。
あらゆる食材が売られており、一般の主婦から有名レストランのシェフまで食材を買いに来る、バルセロナの台所です。
フルーツのスタンド
ナッツ類のお店。あらゆる種類のナッツ
チョコレートの専門店
売られている食材は、すべて量り売り。
市場の人たちは観光客が来るのは慣れているので、観光客も食べたい分だけ買うことができます。
ここで、ナッツやフルーツを1ユーロ分とか買って、ホテルで食べました♪
魚介の専門店。エビもいろいろな種類が
とれたての新鮮なエビ、カニ
魚もいろいろ、より取り見取り
市場の華、魚介類です!
バルセロナは港町なので、魚介類も新鮮、種類も豊富。
見たことのないような珍しい魚が並び、エビやカニもいろいろな種類のものが売られています。
ズラリと並んだソーセージ、ハム、サラミ類
チーズ屋さん。いろんなタイプのチーズが揃います。
ハムやサラミなどの肉類、チーズもどれを選べばいいか迷うほど、たくさんの種類が売られています。
バルセロナの人々が豊かな食生活を送っていることが窺える品揃えです。
市場内には、スペインの居酒屋「バル」も何軒か併設されています。
そのうちの一軒でパエリヤを食べながらビールを飲みました。
4.85ユーロでした。
バルは午後過ぎに店じまいしてしまうことが多いのですが、最近は観光客向けに夜までやっているお店も出てきているのだとか。
世界に市場は数あれど、これだけ豊かで華やかな市場はそうそう見掛けません。
こんな市場が近くにあったら、毎日料理するのが楽しみになりそう!
コメント