2011年の民政移管以降、大きく変わりつつあるヤンゴンの街。
新しいショッピングモールが次々と建設されています。
そのうちのひとつ、ミャンマー、ヤンゴンにある「ガ・モン・プイン(GMP)ショッピングモール」をご紹介します★
ヤンゴンのモールでウィンドウ・ショッピング♪
「ガ・モン・プイン(GMP)ショッピングモール」の外観
「ガ・モン・プイン(GMP)ショッピングモール」は、2008年12月にオープンしたショッピングモール。
1階はコスメ、バッグ、靴、2階はファッションのショップとレストラン、3階は雑貨やアクセサリーのショップ、Jドーナツ、インターネットカフェがあります。
「ガ・モン・プイン(GMP)ショッピングモール」の店内の様子です。
かつては、ほとんどの女性が民族衣装であるロンジーを着ていましたが、最近では、特に10〜20代の若い人たちは、ジーンズやスカートを履いて、シャツやブラウスを着ることが多くなってきている様子。
たくさんの若い子たちがお買い物
まったり中のジーンズ屋のスタッフたち
モール内には、オシャレなセレクトショップがたくさん出店しています。
ブランドとしては、タイ、香港、マレーシア、台湾、シンガポール、韓国など、アジアのブランドが人気の様子。
売られている洋服のお値段は、露店で売られている商品に比べてちょっと高めです。
2倍から5倍はします(露店で売られているブラウスが5000K:500円くらいだとして、その3倍の15000K:1500円くらい)。
だけど、露店の服よりもこっちの方が断然オシャレ!こっちの方が欲しいに決まってます。
ショップは日本の店ともあまり遜色ない雰囲気
ネットカフェでサーフィン中
Jドーナツ
携帯電話のショップ
ショップは、タイやインドネシア、また、日本のお店とも変わらない雰囲気です。
ネットカフェや携帯電話のショップもありました。
ミャンマーのネット普及率は1%程度。2011年の民政移管によりやっとインターネットの利用が開放されたばかりなので、一部の人しかネットは使っていません。
携帯電話の普及率も約10%程度。お隣のインドやバングラデシュが70%なので、かなり低い数字です。
ミャンマーの携帯電話事業は、長らく国営のMPTが独占していましたが、政府は外資の参入を決定。2013年に2つの免許枠を勝ち取ったのは、ノルウェーのテレノールとカタールのオーレドー。
一方、日本のKDDIは国営のMPTと共同事業運営契約を締結し、ミャンマー携帯市場への参入を果たしています。
ネットも携帯電話もこれからのミャンマーです。
こちらは美容院。カラフルな店内でカリスマ店員風のイケメン美容師がカットしています。
ミャンマー人は日本人と同じで黒髪です。ですが、日本のようにヘアカラーをする人やパーマをする人は少なく、ナチュラルな黒髪のままの人が多かったです。
ヤンゴン市内にはヘアサロンは約500箇所。美容免許制度はないので、誰でもやろうと思えばお店を出すことができます。
カット代は、10000K(1000円)ほど。
こちらはCD屋さん。
お店の女の子に、
「ミャンマーで人気のあるミュージシャンのCDが欲しい」
と言うと、ふたりで相談していくつかのアーティストのCDを持ってきてくれました。
そのうちの何枚かを購入♪
ミャンマーのポップスは、ロック系からアイドル系など様々なジャンルがあります。欧米の音楽をコピーしたような曲が多く、伝統的な音楽とは分断されているような感じ。
日本と同じような状況です。
最近では、若い人たちにはヒップホップが人気な様子。
ソーセージ類など
ジュースなど飲料
スーパーマーケットです。
野菜や果物などの青果、精肉、鮮魚、米や麺などの穀物類、乳製品、お菓子、生活雑貨、飲料、調味料など、陳列も店内の雰囲気も日本と同じ。
「ちいさい きんくま」「恋愛のはさみ心ケーキ」「JAPAN パンケーキ」
なんだかパクリっぽい、怪しい日本語のお菓子。
パッケージの文字を見ると、たぶん中国製な感じ。
日本語が書かれていると売れるんでしょうか。
「ビスケット ヒフククリーム ヨーグルトオレンジ」
韓国のインスタント麺
「ビスケット ヒフククリーム ヨーグルトオレンジ」
ヒフククリームって何のことかと思ったら、coated withの直訳(被覆)のようです。
韓国のインスタント麺も売られていました。
ミャンマーには日本の中古車がたくさん走っています。
ヤンゴン市内を走る90%が中古車で、そのほとんどが日本からの中古車であるとのこと。
バスも日本からの中古車が多いです。
写真は京成バスの中古車。色も京成電鉄の表記もそのままに走っています。
ミャンマーの中古車、数年前までは、外国からの中古車には高い関税がかけられていて、お金持ちしか購入できなかったのですが、経済開放政策により関税が低くなり、ミャンマーの中古車市場は沸騰中の様子。
カバーエー・パゴダの参道
カバーエー・パゴダの参道にある手相見
「ガ・モン・プイン(GMP)ショッピングモール」の向かいには、「カバーエー・パゴダ」がありました。
「カバーエー・パゴダ」は、1952年に当時の首相ウー・ヌによって、世界の平和を祈願して建てられたパゴダです。
現代的な新しいパゴダで、外観も内部も綺麗。
GMPでウィンドウショッピングを楽しんだ後、地元の人たちと一緒にお参り。
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