熊本県の天草。ここには、青い海にたくさんの島々が浮かぶ「絶景」を見渡すことができる場所があるとのこと。
そんな情報を知り、天草まで行ってみることにしました。
今回訪問したのは、「高舞登山展望所」と「天空の鳥居 倉岳神社」2カ所の絶景スポット。宿泊した下田温泉の「天草下田温泉 望洋閣」もご紹介します。
ミオ・カミーノ天草でレンタカーを借りる
「ミオ・カミーノ天草」
熊本から「特急 A列車で行こう」と「天草宝島ライン」のフェリーを乗り継いで到着した天草諸島の松島(前島)港。
この港に隣接した複合施設「ミオ・カミーノ天草」でレンタカーを借り、天草を巡ることにしました。
レンタルした車「SUZUKI HUSTLER」
レンタカーの料金は、24時間で8,800円。
レンタルした車は「SUZUKI HUSTLER」です(この車1択です)。
この日の移動ルートです。
「ミオ・カミーノ天草」を出発して、第1の絶景ポイント「高舞登山展望所」へ。
そこから南西へ向かい、第2の絶景ポイント「天空の鳥居 倉岳神社」へ。
そして、西へ向かい、宿泊場所である下田温泉の「天草下田温泉 望洋閣」へ。
移動時間だけで2時間ちょっと。走行距離は85kmです。
第1の絶景ポイント「高舞登山展望所」
高舞登山への道
まず、最初の目的地は、第1の絶景ポイント「高舞登山展望所」。高舞登山(たかぶとさん)の山頂にある展望台です。
「ミオ・カミーノ天草」から10分ほど(約4km)。山道を登って高舞登山へと向かいます。
高舞登山展望所
山道を登った先に、駐車場がありました。
ここが、「高舞登山展望所」への入り口。
駐車場は5,6台分あり、トイレも完備されています。
到着した時、既に5台の車が停車中でした。
この看板の脇の階段を登っていきます。
車を降り、この看板の脇の階段を登っていきます。
展望台までは徒歩5分ほど。さっそく、登山開始です!
展望所までの階段
展望所までの階段は整備されており、そんなに急ではありませんが、やっぱりキツい(汗)
汗をかきかき、息をハアハア言わせながら登っていきます。
「高舞登山展望所」
5分ほど階段を登っていくと、前方に見えてきたのがこちら。
「高舞登山展望所」です!
さっそく、階段を登って展望台の上へ。
「高舞登山展望所」からの眺め
「高舞登山展望所」のパノラマ
展望台の上へと登ると、そこには絶景が広がっていました♪
空が曇っていたため、想像していたよりも絶景度は下でしたが、それでも十分に美しい景色です★
以前見た、コロンビアの「ラ・ピエドラ・デル・ペニョール」からの絶景を彷彿とさせる風景でした。
雲仙天草国立公園 天草松島
高舞登山の標高は117m。頂上の展望台からは「日本三大松島」と言われる内海多島のリアス式海岸の姿が見えます。
また、天草の島々をつなぐ天草五橋も一度に見渡すことができます。
天気が良い日には、雲仙や阿蘇の山々も望むことができるそうですが、この日は曇り空だったので、見ることは出来ず。
ちなみに、ここから眺める夕日は「日本の夕陽100選」にも認定されているとのこと。
青空の日や夕陽が綺麗な日にまた訪れてみたいなと思わせる場所でした。
車に乗って出発!
山を降り、車に乗って、出発!
ちなみに、「高舞登山展望所」の駐車場に車は5台停まっていましたが、展望台で見掛けたのは、カップル1組のみでした。他の人がどこに行ったのかは謎です。
第2の絶景ポイント「天空の鳥居 倉岳神社」
天空の鳥居「倉岳神社」
高舞登山を出発し、天草上島を南へ。
次の目的地は、第2の絶景ポイント「天空の鳥居 倉岳神社」です。
長閑な田園地帯
鯉のぼりがたくさん!
「天空の鳥居 倉岳神社」までは、55分ほど(約32km)。
長閑な田園地帯や美しい緑の山々。方々に掲げられている鯉のぼりなどを眺めながら、車を飛ばしていきます。
「倉岳神社」への山道
倉岳町棚底から道は一気に山道へ。
車がすれ違うのも困難な、かなり激しい葛折りが続きます。
「倉岳神社」の神社下の駐車場
そして、出発から1時間ほど。「倉岳神社」の神社下の駐車場に到着しました!
この神社下の駐車場には、公衆トイレがあり、15台分の駐車スペースがあります。
神社下の駐車場からの眺め
神社下の駐車場からも、なかなか見事な風景を見渡すことができます。
靄がかかっていて、海と空の色が綺麗に見えないのが残念なところ。
「倉岳神社」への登山口の鳥居
ここから山頂にある「倉岳神社」までは、30分ほど急な坂道を登っていく必要があります。
実は、山頂の神社近くにも駐車場があり、そこに停めれば徒歩2分で神社へと辿り着くことができるそうなのですが、5台分しか駐車スペースがないため、結局、この神社下の駐車場に車を停め、山頂まで30分の登山をすることとなりました。
さあ、気合を入れて、山頂への登山開始です!!
「倉岳神社」への登山道
結構きついです(汗)
「倉岳神社」への登山道も、「高舞登山展望所」と同様にそこそこ整備されているので、まずまず歩きやすく、手を使わなければ登れないような場所もありません。
しかしながら、高舞登山への登山道よりも距離が長いので結構キツい(汗)
こちらの登山道は、登っている人がたくさんいました。
汗だくになり、息を切らせながら登ること30分ほど。ようやく、頂上の鳥居が見えてきました!
天空の鳥居からの眺め
こちらが、「倉岳」頂上にある「倉岳神社」の鳥居。通称「天空の鳥居」です。
眼下に見えるのは、八代海や有明海の海、御所浦の島々。
素晴らしい絶景♪ 相変わらず靄っていて、海と空の明度がイマイチでしたが、見応えは十分! 苦労して登ってきた甲斐がありました★
天空の鳥居「倉岳神社」
神社には多くの人が訪れていました。
「倉岳」は、天草諸島最高峰の山(標高682m)。その山頂にあるのが倉岳神社です。
漁民と航海の安全を祈願して祀られた神社で、最近ではSNS映えする撮影スポットとして人気を集め、多くの観光客が訪れるのだそう。
この日も、山頂は人がたくさん!
神社の3つの祠
諸行無常
山頂に吊るされた鐘
神社の3つの祠は、1800年代初期から中期に建立されており、大山津見之神ほか三柱が祀られているのだとのこと。
靄がなければもっと綺麗なのに
天空の鳥居「倉岳神社」からの絶景、なかなか見応えがありました♪
靄がなければもっと綺麗なのに、とも思いましたが、ネット上の写真を見ると、このくらいの靄のかかり具合の日のことが多そうな感じ。
雨や曇りじゃなかっただけでもOK。上出来です★
車に乗って下田温泉へ
登ってきた登山道を降り、車に乗って西へ。
天草上島から下島へ渡り、山間の道を横断。
東シナ海の海が見えてきました。
いくつものトンネルを抜け、無数のカーブを繰り返すこと1時間15分。
前方に東シナ海が見えてきました。
本日の宿泊地である下田温泉です★
ホテル望洋閣
こちらが、この日の宿泊先「天草下田温泉 望洋閣」です。
「天草下田温泉 望洋閣」は、天草西海岸に面したオーシャンビューの宿。
源泉かけ流しの温泉と、天草灘で水揚げされる新鮮な海の幸を使った料理が人気の宿です。
ちなみに、天草西海岸の夕陽は「日本の夕陽百選」にも選ばれており、ホテルのテラスから夕陽を眺めるのを楽しみにしていました。
しかしながら、あいにくの曇り空。。。
「天草下田温泉 望洋閣」のロビー
くまモンやイルカのぬいぐるみが
「天草下田温泉 望洋閣」の客室
こちらが、「天草下田温泉 望洋閣」の客室です。
広々とした和洋室で、フローリングの寝室にはソファーもあり、海に面したテラスもあります。もちろん、テレビもありますが、BSが映らなかったのがちょっと残念(早朝、メジャーリーグの試合を見ようと思っていたけど見れなかった)。
客室からの眺め
客室からの眺めです。
晴れていたら、海と空の色が青く、「絶景」と思えたかもしれません。
「天草下田温泉 望洋閣」のテラス席
期待できないのはわかっていましたが、日没時間に、天草西海岸の夕陽が一望できるというテラス席に行ってみました。
夕陽を見に来た宿泊客が他にも数人。
テラス席の壁に描かれた絵。こういう海の色を期待していたけど。
結局、夕陽は見ることが出来ず
結局、「日本の夕陽百選」にも選ばれているという天草西海岸の夕陽を見ることは出来ず。残念でした。
夕食を食べにレストラン会場へ
気を取り直して、「天草下田温泉 望洋閣」の売りのひとつである料理をいただきに、レストラン会場へ。
今回の予約プランは「伊勢えび会席プラン」♪ かなり豪華で盛りだくさんのディナーとなりました。
いただいたお料理の写真をご紹介★
前菜五種盛り合わせ、旬の地魚盛り合わせ
伊勢海老のお造り
生牡蠣
天草大王のみぞれ鍋
ロザリオポークの塩麹漬け
鯛出汁うどん
鮑の温泉蒸し
伊勢海老と旬の野菜の天麩羅
伊勢海老の赤出汁
お料理は、かなり盛りだくさんで、もちろん美味しかったですが、ちょっと量が多過ぎかも。
あまり量が多過ぎると、満足感は少し下がってしまうなと感じた次第です。
大浴場で源泉かけ流しの温泉を堪能♪
食後は、温泉♪
大浴場で源泉かけ流しの温泉を堪能しました★
広々とした開放感のあるローマ風の大浴場で、泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。お湯の温度もちょうど良く、お客さんも少なめで、ゆったりと温泉に浸かることができました♪
もちろん、翌朝も入浴。
「天草下田温泉 望洋閣」の情報
- 住所:熊本県天草市天草町下田北1201
- 電話番号:0969-42-3111
- HP:http://www.boyokaku.jp/
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