岐阜県関市板取にある「名もなき池」
根道神社の参道脇にあるこの池は、透明度が高い湧水の水面に睡蓮が浮かび、色とりどりの錦鯉が泳ぐ、まるで、モネの絵画「睡蓮」みたいな光景が楽しめる池です。
池には名前はないのですが、この池を撮影した写真がコンテストのグランプリを受賞して有名になり、いつしか「モネの池」と呼ばれるようになったのだとのこと。
今回、名古屋から車でこの池を見に行ってきました♪
名古屋から「名もなき池」へ
こちらが、名古屋から「モネの池」までのルート。
名古屋高速から名神高速、東海北陸自動車道の美濃ICで降りて、板取川に沿って北上したところに「モネの池」はあります。
名古屋からおよそ1時間15分ほど。
あいにくの雨模様
天気はあいにくの雨模様。
雨は結構激しく降っていて、「モネの池」が綺麗に見えるか心配な気分です。
板取川沿いのあじさい街道をワイパーを揺らしながら走っていると、ほどなくして、カーナビの「目的地周辺です」の声が!
「モネの池」付近の地図
こちらが、「モネの池」付近の地図。
車は、あじさい街道沿いの広々とした駐車場に停めました。
「名もなき池」の看板
「名もなき池」(通称 モネの池)と書かれた案内看板があります。
里山の風景
車を降りると、まさに里山の風景。
雨模様で山々は雲に包まれていますが、木々の緑が鮮やか。空気も気持ちいいです♪
田んぼを横目に歩いていくと、前方に杉林が見え、右奥に平屋の大きな建物が見えてきます。
杉林と根道神社
杉林に向かって進んでいくと、神社が見えました。
こちらが、根道神社。この神社の入り口右手に「名もなき池(モネの池)」はあります。
「名もなき池」の案内板
歩いていくと、「名もなき池」の案内板がありました。
ここから右手に行くと、すぐにお目当ての「名もなき池(モネの池)」があります!
「名もなき池(モネの池)」
こちらが、「名もなき池(モネの池)」です。
「名もなき池」は、高賀山の伏流水を利用して1980年頃に灌漑用に整備された貯水池。
雨が降っていたので、心配していましたが、そこそこ綺麗に見えました★
錦鯉が見えます。
コウホネの葉が見えます。
1999年に池の隣にある「フラワーパーク板取」の経営者が周囲の雑草を除草し、スイレンやコウホネを植えたのが「モネの池」のはじまりです。
その後、地元の住民が自宅で飼えなくなった鯉を持ち込み、「モネの池」と呼ばれるような姿が出来上がっていったのだとか。
池の水の透明度は高いです。
「モネの池」の面積は約0.4㎢、最大水深は約0.5m。
池の水の透明度が高い理由は、湧き水の流入元の高賀山が流紋岩で出来ており、流紋岩からの湧き水には養分が含まれず、微生物が育たないためであるとのこと。
花がちらほらと咲いていました。
少ないですが、花もちらほらと咲いていました♪
「名もなき池」は、常に湧き水が流れ込んでいるため、年間水温が14℃と一定になっており、咲いた花が枯れにくいのだそう。
錦鯉です。
錦鯉です。結構たくさんいます。
何匹くらいいるのかは、わかりませんが、錦鯉は紅白や黄色、黒など色とりどり★
2016年5月には、板取地区の愛好家で作る板取錦鯉振興会が稚魚から育てた錦鯉を提供したのだそう。
スイレンの葉が見えます。
日が照っていたらもっと綺麗そう。
橋が架かっているのもモネっぽい
池に橋が架かっているのも、モネの睡蓮の絵っぽくていい感じ♪
訪問時は雨が結構降っていましたが、それでもなかなか見応えあり。
晴れて日が差していたらもっと綺麗に見えそうです。
錦鯉がいっぱい!
「名もなき池(モネの池)」堪能しました♪
「名もなき池(モネの池)」、想像以上に綺麗でした★
テニスコートくらいの小さな池ですが、わざわざ訪れても満足できると思います。
クロード・モネの「睡蓮」
フラワーパーク板取
「フラワーパーク板取」の温室内
「モネの池」を見たついでに、お隣にある「フラワーパーク板取」も訪問しました。
かなり広い温室に、たくさんの種類の花やサボテンなどの多肉植物が栽培・販売されています。
ホームページによると、栽培されているのさ、フレンチラベンダーやベゴニア、フランネルフラワーやゼラニウム。アロエフラミンゴやスパイラルズ、苔茶美やメセンなどなど。
珍しいサボテンがたくさん!
色々あって見ていて飽きません。
サボテンの苗?
栽培されているものの中では、特にサボテンなどの多肉植物が見応えあります。
見たこともない、様々な種類のサボテンがあって面白い!
綺麗な花がたくさん!
マリーゴールド
綺麗なお花もたくさん!
鮮やかで癒されます★
根道神社
根道神社の鳥居
「モネの池」の脇にある「根道神社」にも訪問します。
こちらは、入り口の鳥居。
水浄
鳥居をくぐる前にお清め
鳥居をくぐって
階段を登っていきます。
階段の上の狛犬(右)
階段の上の狛犬(左)
こちらが、根道神社の社
お賽銭を入れて、参拝して。
あじさい園の案内看板が
社の奥へ行くとあじさい園があるようですが、まだ、シーズンではないので、訪問せず。
神社から下を見たところ
さてさて、「モネの池」も堪能したし、「フラワーパーク板取」も、「根道神社」も見たところで、そろそろ出発。
宿泊予定の岐阜へと向かいます。
「名もなき池」から岐阜へ
あじさい街道(国道256号)をひたすら南下
岐阜市に入りました。
1時間ほどで岐阜市の中心部に到着!
午後いちで名古屋を出発して、「名もなき池(モネの池)」を鑑賞し、夕方暗くなる前に岐阜に到着。
充実した半日旅行でした★
夜は、岐阜駅前の「繊維問屋街」を探検し、飲屋街の中にあるスパイスバルでミールスをいただきました★
岐阜のエスニック記事
https://search-ethnic.com/travel/gifu-monet
コメント