オマーンの山岳地帯「ジュベル・アフダル」の大峡谷の絶景を堪能!

オマーンの山岳地帯「ジュベル・アフダル」の大峡谷の絶景を堪能!

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】 オマーン・ドバイの旅
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アラビア半島の南東、ペルシャ湾岸にある国オマーン(Oman:عمان)」への旅。

オマーン内陸部の町ニズワ(Nizwa)」と山岳地帯「ジュベル・アフダル(Jubel Akhdar)」を巡るプライベート1日ツアー。

午前中は、ニズワの町を訪れ、フォートとスークを散策。午後は山岳地帯のジュベル・アフダルに向かい、ランチと峡谷の風景を楽しむ予定です。

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ジュベル・アフダルの壮大な峡谷を眺め見る

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】ニズワからジュベル・アフダルへと向かいます。

 

午後13時過ぎ、車は「ニズワ」の町を出発しました。

ツアーの始動が1時間遅れたことにより、スケジュールが押しています。

朝食を摂っていないということもあり、お腹がかなり空いてきました。

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】ダイナミックな岩山風景

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】山岳地帯に入ってきました!

 

車は、街を出てしばらく走ったところで、いきなり山道へと入りました。

急傾斜のつづら折りの道が延々と続きます。

そして、40分くらい登った見晴らしの良い地点で、ガイドさんが車を停めました。

ビューポイントです★

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】ビューポイントに到着!

 

ビューポイントからは、「ジュベル・アフダル」の属するハジャル山地の壮大な峡谷を眺め見ることができました。

ハジャル山地は、オマーンの北東部を横断する3,000m級の山地。最高峰はシャムス山(太陽の山)で、標高は3,075mです。

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】ハジャル山地の岩山

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】日本では決して見られない雄大な眺め

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】段々畑と岩山にへばり付くように建つ家

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】ハジャル山地のパノラマ

 

どこまでも広がる荒涼とした岩山、麓から山の上の方まで作られた段々畑、岩山にへばり付くように建ち並ぶ石造りの建物群。

スケールの大きい、見事な景観です★

音の全く聞こえない壮大な風景をしばし眺めた後、ランチをいただく「サマ・ホテル」へと向かいます。

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「サマ・ホテル」で美味しい洋食ランチをいただく!

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】ランチを頂いた「サマ・ホテル」

 

ビューポイントから10分ほど走ったところに、「サマ・ホテル」はありました。

なかなか立派なホテルです。

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】「サマ・ホテル」のレストラン

 

ホテル内のレストランに入り、ランチタイムです。

午後2時過ぎと、遅い時間のせいか、お客さんは他にひと組のみ。

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】ランチのメニュー

 

メニューはコースメニューで、サラダとメイン、ドリンクをチョイスできます。

ここの料金はツアー代金に含まれています。

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】本日のスープ

 

卵とコーンの入った優しいお味の飲みやすいスープ。美味しいです♪

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】レバノンサラダ、ファトゥーシュ

 

レバノンのサラダ「ファトゥーシュ」

ざく切りの生野菜と、クルトンみたいなカリカリダイスのマッチングがなかなか。

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】グリークサラダ

 

ギリシャ風のサラダ。

こちらは、チーズとオリーブが生野菜の味を引き立てる定番のお味。

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】グリルドチキン

 

ジューシーでしっかりとした肉厚のチキンが美味い!

ペッパーの効いたソースも、フライドポテトも満足のいくお味でした。

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】ペンネアラビアータ

 

イタリア以外でパスタを注文した場合でも、ハズレが少ないのがペンネアラビアータ。

トマトとチリがペンネに絡んだ、安定した美味しさです。

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】食後のコーヒー

 

食後はブラックコーヒーを飲んですっきり!

オマーンに来たのにもろ洋食ですが、大満足のランチでした♪

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】「サマ・ホテル」の中庭

 

ランチを済ませた後、ホテルの中庭を散歩します。

ジュベル・アフダルには、いくつかのリゾートホテルがあり、「サマ・ホテル」もそのうちのひとつ。

中庭にはコテージタイプの部屋が並び、部屋から大峡谷の壮大な眺めを堪能することができます。

中庭には、プールもありました!

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】向こうにダイアナ妃が宿泊したというホテルが見えます。

 

「サマ・ホテル」の中庭から見た風景です。

向こうの山の上に見えるのは、ダイアナ妃が宿泊したというホテルだとのこと。

ホテルへはヘリコプターで訪れたそうです。

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さらなる絶景!ハジャル山地とニズワの2つのビューポイント

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】食後、別のビューポイントに訪問

 

「サマ・ホテル」を出て、次に向かったのは、最初に訪れたビューポイントより、さらに高いところにある別のビューポイント。

最初のと似たような風景ですが、このダイナミックな風景、いつまで見ていても飽きません★

 

さて、そろそろ風景の鑑賞もこの辺で切り上げて、マスカットへと戻ります。

マスカットへの道すがら、ガイドさんが「サービス」と言って、連れて行ってくれたのが、↓のビューポイント。

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】ガイドさんが連れて行ってくれたナツメヤシの茂るビューポイント

 

ニズワの町の近くにある鉄塔が建てられている高台で、高台の上からは、どこまでも広がるナツメヤシの森と、その中に埋もれた古い建物の廃墟。そして、その奥に広がる茶色の岩山風景が見渡せました。

素晴らしい絶景です★

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】一面に広がるナツメヤシの森

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】スケールの大きな風景です。

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】デーツが沢山採れそう

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】岩山の麓には土色の住居跡が

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】ああ、絶景かな

 

連れて行ってくれたガイドさんに感謝ですが、帰国後、よくよくツアーのスケジュールを確認してみると、ツアー行程に書かれている「Birkat Al Maus立ち寄り」(山麓の丘陵地帯にある可愛らしい村。森林の中ウォーキングをお楽しみいただけます)という行程をやっていない!

1時間遅れたから、「Birkat Al Mauz」には行けず、代わりにこのビューポイントに訪れたようです。

ここはここで良かったですけれども。

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】あの鉄塔の麓に登り、風景を見ました。

 

あの鉄塔のある高台の上から、先ほどの絶景が見えました!

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一路、マスカットへと戻ります。

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】一路、マスカットへと戻ります。

 

さてさて、再び車に乗り込み、マスカットを目指します。

帰りの道中、ガイドさんはオマーンについて色々なことを話してくれました。

オマーンは、税金がなく、教育費も医療費もタダであること。

南アジアからの出稼ぎ労働者がかなりの数訪れていて、首都マスカットだけでなく、地方都市でも働いているということ。

イスラム教を信仰しているが、自身は礼拝は1日5回は行わず、1回にまとめてしているということ。

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】雄大な岩山風景

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】黄色い岩や土が広がる地帯

 

そんな話を聞きながらハイウェイを走っていくと、いつしか車はマスカット市内に到着。

降車は、ホテルではなく、マスカット最大のショッピングモールである「マスカット・グランド・モール」にしてもらいました。

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】ニズワツアーのドライバー兼ガイドさん

 

こちらが、ニズワツアーのドライバー兼ガイドさんです。

ホテルを間違えて1時間遅刻したけど、親切で頼れるガイドさんでした。

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マスカット最大のショッピングセンター「マスカット・グランド・モール」

マスカットグランドモール【オマーン旅④】「マスカット・グランド・モール」

 

こちらが、マスカット最大のショッピングモールである「マスカット・グランド・モール(Muscat Grand Mall)」です。

「マスカット・グランド・モール」は、150以上のショップ、フードコートやレストラン、映画館、子供向けのエンターテインメント施設、スーパーマーケットなどが入った巨大ショッピングモール。

お金持ちのオマーン人たちが買い物を楽しむ、ピカピカのショッピングモールです。

マスカットグランドモール【オマーン旅④】「マスカット・グランド・モール」のショップ

マスカットグランドモール【オマーン旅④】オマーン帽のお店

マスカットグランドモール【オマーン旅④】アラブ女性たちが着る長衣

マスカットグランドモール【オマーン旅④】日本の100円ショップ「ダイソー」がありました!

 

モール内は、日本をはじめ、世界中どこにでもあるショッピングモールの雰囲気ですが、オマーン男性が被っている帽子のお店があったり、オマーン女性が着る長衣のお店があったり。

ショップは、欧米やアラブ系のブランドショップが多かったですが、日本の100円ショップ「ダイソー」も入っていました!

マスカットグランドモール【オマーン旅④】スーパーマーケット「カルフール」

 

こちらは、世界中にある巨大スーパーマーケット「カルフール」

マスカットの店舗も例に漏れず、かなり広大な売り場空間で、日常生活に必要なあらゆるものが売られていました。

マスカットグランドモール【オマーン旅④】「カルフール」のスパイス売場

マスカットグランドモール【オマーン旅④】オレンジ、ライチがたくさん!

マスカットグランドモール【オマーン旅④】カフェでひと休み

マスカットグランドモール【オマーン旅④】冷たいアイスカフェラテで生き返る

 

モール内をうろつき回り、カルフールでお土産を物色した後、カフェでひと休み。

 

「マスカット・グランド・モール」の詳細はこちら↓

そろそろお腹も空いてきたので、夕食を食べに行くことにします。

お店は事前にリサーチして決めていました。

ルイ地区にある南インド・ケララ料理店『アナサプリ・レストラン』です。

ニズワツアー②(ジュベルアフダル)【オマーン旅④】ライトアップされたマスカットのモスク

 

ルイにあるレストランまで路線バスで行こうと思い、モール近くのバス停を探したのですが、かなり歩き回ったものの見つけられず・・・。

結局、タクシーに乗って行くことになりました(5オマーン・リヤル:1,444円)

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南インド・ケララ料理店『アナサプリ・レストラン(Anathapuri Restaurant)』

Anathapuri Restaurant(マスカット)【オマーン旅④】南インド・ケララ料理店『アナサプリ・レストラン』

Anathapuri Restaurant(マスカット)【オマーン旅④】『アナサプリ・レストラン』の店内

 

こちらが、ルイ地区にある南インド・ケララ料理店『アナサプリ・レストラン』です。

入口の象、壁に飾られたカタカリの頭飾り、トリチュールの象祭りの象の頭飾り。

ケララっぽい店内空間が素敵です。

お客さんはかなり入っていて、そのほぼ全員がインド系のお客さん。

Anathapuri Restaurant(マスカット)【オマーン旅④】マラバール,チキン・フライとチキン65

 

注文したお料理は、南インド料理定番の揚げ鶏のスパイス和え料理「チキン65」と、ケララ料理らしい、ココナッツをたっぷり使ったマイルドなカレー「マラバール・チキン・フライ(Malabar Chiken Fly)」

主食は、南インド料理でポピュラーなパン「パロータ(Parotta)」とライス。ドリンクは「マンゴー・ラッシー(Mango Lassi)」をチョイス。

いずれも、満足のいくお味でした★

 

『アナサプリ・レストラン』についての詳細はこちら↓

th_ニズワツアー【オマーン旅MAP】ニズワツアーMAP

 

オマーンの首都マスカット滞在2日目も終了。

翌日は、お隣のアラブ首長国連邦にある世界的都市「ドバイ」へワンデイトリップする予定です★

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