美しすぎるモスク「スルタン・カブース・グランド・モスク」(オマーン・マスカット)

スポンサーリンク
スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】 エスニックな旅
マスカット(オマーン)>
記事内に広告が含まれています。

オマーン最大のモスク「スルタン・カブース・グランド・モスク」

真っ白ではない、オフホワイトのようなピンクがかったような建物は、とても上品で、どこを切り取っても美しく、ため息が出るようなモスクでした。

マスカット観光で、必ず訪れるべき超オススメのスポットです。

スポンサーリンク

「スルタン・カブース・グランド・モスク」への行き方

オマーン最大のモスク「スルタン・カブース・グランドモスク」へ行くには、ルイ・バスターミナルから、Route1のバス(空港とルイを結ぶバス)に乗って向かいます(30分ほど。0.3リヤル)。

夜のライトアップされているモスクはすでに見たので、昼間のモスクを見学しに行きました。

夜のモスクの様子はコチラで↓

モスクへの入場は、朝8時からなので、8時半過ぎにはホテルを出発して向かいました。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

歩道橋の手前でバスを降り、歩道橋を渡って歩いて向かいます。

左手向こうにミナレットが見えますが、結構な距離です。

年末年始のマスカットは、毎日お天気が良く、この日も快晴!

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

歩道橋の上から見たハイウェイとモスク。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

モスクに近づいてきました。

デーツの木の隙間からミナレットが見えます。

スポンサーリンク

「スルタン・カブース・グランド・モスク」への入場

「スルタン・カブース・グランドモスク(Sultan Qaboos Grand Mosque:جَامِع ٱلسُّلْطَان قَابُوْس ٱلْأَكْبَر)」は、2001年に完成したオマーン最大のモスク。

中央ドームの高さは50m、メインミナレットは高さ約90m、4つの隣接するミナレットの高さは45.5m。敷地の総面積は416,000㎡、モスクなどの施設の総面積は40,000㎡もあるそう。

モスクの全体像は↓

この「スルタン・カブース・グランドモスク」は、オマーン国内で唯一、イスラム教徒以外が入ることを許されているモスクなのですが、異教徒が入場できるのは午前8時〜11時の3時間のみ(金曜を除く)

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

モスクに入場の際は、イスラムのルールに則り、男女とも長袖・長ズボン着用。女性は、スカーフで髪を隠さなければいけません。

カーディガンを羽織って、ロングスカートで行ったのですが、スカートの裾から足首が見えているとのことで、なんとNG!

アバヤやスカーフはレンタルがあるとのことで、2.5リヤルでレンタルすることにしました。

係のおばちゃんが、真っ黒のアバヤとスカーフを着させてくれます。

自分で持って行ったストールを使って、きれいに頭に巻いてくれました。

どうやって巻いているのか分かりませんでしたが、落ちないようにきっちりと巻かれていて、きっとコツがあるのだなー。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

こちらが、モスクの入口。

ちなみに、モスクの入場料は無料です。

入口に立っている係の人に、服装のチェックをされます。

アバヤを着たので、今度は問題なく通過。

スポンサーリンク

荘厳で神秘的な「スルタン・カブース・グランド・モスク」を鑑賞

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

入り口を抜けると、広大な中庭が広がっています。

なんだか宮殿のお庭のようです!

床がピカピカで、緑があって、小さな噴水があって。。。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

青空にそびえるミナレット。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

「スルタン・カブース・グランドモスク」は、現国王「カーブース・ビン・サイード」の即位30周年を祝うため、1995年に建設が開始され、2001年に完成しました。

モスクの設計やデザインはコンペによって決められたそうで、コンペでは「モハメッド・サレハ・マキヤ」という建築家の案が採用されたのだとか。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

キレイ☆

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

途中にあった大広間には、たくさんのシャンデリアが。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

細かい彫刻です。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

建物の石材は、インディアンサンドストーンという石。

なんと、約30万トンも使われているのだそう。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

美しい。。

人が少ないところが、またいいんです。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

メインのプレイヤールームの入口です。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

うわっ! すごいシャンデリア。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

高さ14m、幅8mという巨大なシャンデリア。

1,122個の照明が使われているそう。シャンデリアはスワロフスキー製クリスタルのシャンデリアです。

こんな豪華なモスクがあるんですね。。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

このモスクは、信仰の場所としてだけではなく、イスラム文化を広めるために建てられたものでもあるとのこと。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

イスラムのモザイク柄。

色合いとか模様が素敵ですよね♪

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

様々なモザイク模様が見られます。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

床にはペルシャ絨毯が敷かれていて、面積は4263㎡もあるそうです。

70m×60mのこの絨毯は、600名の女性が4年掛けて紡ぎあげたそうで、世界で2番目の大きさなのだとか。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

コーラン。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

壁、天井、床、すべてが美しくて神秘的。

見ごたえバッチリです。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

ピカピカな大理石の床。

とても広々としていて気持ちいいです。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

回廊も素敵で、モザイク柄やランプは、絵になります。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

お祈りの前に、顔や手、足を洗う洗い場。

洗い場までも素敵な感じ。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

青空に映えます。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

すべてが美しくて、ずっとここにいられそう。。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

イスラムのモザイク柄って、青系が多いので、赤い模様は珍しい気がします。

赤も素敵ですね。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

きれいにお花も植えられていて、まさに宮殿のよう。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

とてもきれいに手入れがされています。

スルタンカブースグランドモスク【オマーン旅⑦】

「スルタン・カブース・グランド・モスク」、とても美しくて感動の一言。。

イスラム建築の素晴らしさや、イスラム教徒の信仰心の強さを感じました。

とにかくスケールが大きく広々としていて、この広さの割に人が少なくて、ゆっくりと見学することができたのが良かったです。

見てるだけで癒される、オマーンの穏やかさが表れているような、そんなモスクでした。

オマーン・マスカットの最大の見どころと言っていいと思います!

th_マスカット1日目【オマーン旅MAP】マスカットMAP

スポンサーリンク

続きの記事・関連記事

続きの記事

関連記事

アラブの雰囲気が味わえる「マトラ・スーク」を散策(オマーン・マスカット)
オマーンの首都マスカットのマトラ地区にあるマーケット「マトラ・スーク」。マトラのコルニーシュ(海岸道路)沿いにスークの入口があります。大きなスークではないけれど、伝統的なアラブのスークの雰囲気が味わえます。適度な混み具合で、押し売りもあまりなく、落ち着いて見られます。
オマーンの首都マスカットの夜景★コルニーシュとスルタン・カブース・グランドモスク
アラビア半島の南東、ペルシャ湾岸にある国「オマーン(Oman:عمان)」への旅。首都「マスカット(Muscat:مسقط)」東部にあるマトラ地区の海岸通り(コルニーシュ)を散策した後、マスカット最大のスーク「マトラ・スーク」、オマーン最大のモスク「スルタン・カブース・グランドモスク」を訪れます。
城塞都市「ニズワ」プライベートツアー★フォートとスークを巡る(オマーン)
アラビア半島の南東、ペルシャ湾岸にある国「オマーン」への旅。この日は、オマーン内陸部にある城塞都市「ニズワ」とオマーン最高峰の緑の山「ジュベル・アフダル」を巡るプライベート1日ツアーに出掛けました★まずは、午前中、ニズワに訪問し、ニズワのフォートとスークを見て回ります。
オマーンの山岳地帯「ジュベル・アフダル」の大峡谷の絶景を堪能!
アラビア半島の南東、ペルシャ湾岸にある国「オマーン(Oman)」への旅。オマーン内陸部の町「ニズワ(Nizwa)」と山岳地帯「ジュベル・アフダル(Jubel Akhdar)」を巡るプライベート1日ツアー。午後は山岳地帯「ジュベル・アフダル」に向かい、峡谷の絶景を堪能しました。

https://search-ethnic.com/travel/oman-8

マスカット最古の街「オールド・マスカット」とコルニーシュの夜景(オマーン)
アラビア半島の南東、ペルシャ湾岸にある国「オマーン」への旅。オマーンの首都「マスカット」滞在4日目。午前中に市内の西にあるオマーン最大のモスク「スルタン・カブース・グランドモスク」を訪れた後、午後は東の端、マスカット最古の地区である「オールド・マスカット」を観光します。
「ワヒバ砂漠」とオアシス「ワディ・バニ・ハリッド」を4WDで巡る(オマーン)
アラビア半島の南東、ペルシャ湾岸にある国「オマーン」への旅。オマーン滞在5日目。この日は、首都マスカットからオマーン東部にある砂漠「ワヒバ砂漠」と、オマーン東部、ハジャル山地の南西麓に位置するオアシス「ワディ・バニ・ハリッド」を巡るプライベート一日ツアーに出掛けます。
世界のモスク52カ所ご紹介(アラビア・トルコ・アフリカ・インド・マレーシア.etc)
世界各地のモスク52カ所をご紹介します★ イスラム教の礼拝所である「モスク(Mosque)」。アラビア・トルコ・アフリカ・インド・中央アジア・東南アジア・日本などの各地にあるモスクの外観と内観をご紹介。モスクのデザインや建築様式は地域や文化によって異なり、それぞれのモスクには独自の美学や歴史があります。
中東料理(アラブ・トルコ・イラン料理)のおすすめメニューとお店をご紹介♪
中東料理(アラブ・トルコ・イラン料理)は、ひよこ豆など豆を多用し、オリーブオイルを使い、羊肉が主に食べられ、スパイスやハーブを使いながらも辛くなくヘルシー。中東料理のおすすめメニューとお店をご紹介します♪

コメント