「クナーファ」とは、小麦粉で出来た細麺状の生地に濃厚なクリームやフレッシュチーズ、ナッツなどを挟んで焼き上げ、シロップを掛けた温かいスイーツです。
レバノン、シリア、トルコ、エジプトなど東地中海地域で広く食べられており、特にパレスチナでは国民的なスイーツとして親しまれているのだとか。
今回訪問したのは、そんな「クナーファ」を専門的に提供しているお店。その名も『クナーファ屋』
現地パレスチナで作り方を学んだという日本人男性がオーナーのお店です。
毎週水曜のカフェタイムにシェアキッチンで間借り営業しているというので、祝日に合わせて行ってきました。
『クナーファ屋』の外観と店内の雰囲気
富士見台商店街の中にある「富士見台トンネル」
JR南武線谷保駅から徒歩3分ほど。国立市谷保の富士見台団地の商店街に、お洒落なシェア商店「富士見台トンネル」があります。
『クナーファ屋』は、ここで、毎週水曜の14時から19時に出店しています。
「富士見台トンネル」の外観
「富士見台トンネル」の外観です。
富士見台トンネルは、小さなお店を始めたい人や、実験的な商売を始めたい方が出店できるシェアキッチンで、カフェやスイーツ店、カレー屋やお弁当屋など、日替わりで様々な飲食店が出店しています。
本日の出店は『クナーファ屋』
『クナーファ屋』のメニュー看板
本日の出店は『クナーファ屋』。
毎週水曜の14時から19時に出店しているとのこと。
店頭のメニュー看板を見ると、提供している食べ物は「クナーファ」のみ。
暖簾をくぐり、さっそく店内へ。
店内の様子
真ん中に白い大きなカウンターテーブルが置かれた店内は、シンプル且つスタイリッシュ。明るく開放的で居心地の良い空間です。
訪問したのはオープン時刻の14時。2組目の入店だったので空いている席に座れましたが、15分も経たないうちに全てのカウンター席が埋まりました。
パレスチナ生まれの「クナーファ」
スタッフは、クナーファを作る店主さんと、ドリンクと注文&会計を担当する男性のツーオペ。
店主さんは、パレスチナで現地の職人から直接クナーファの作り方を学んだという方。インスタの投稿によると、つい先日はシリアにも訪問し、現地シリアの職人にシリア風のクナーファの作り方を習ったのだそう。
『クナーファ屋』のメニュー
クナーファは4種類
ドリンクメニュー
こちらが、『クナーファ屋』のメニューです。
クナーファは、下記の4種類。
- クナーファ ナーイマ(700円)
- クナーファ キシュナ(600円)
- 抹茶と小豆(700円)
- チョコレート(700円)
2種のクナーファとドリンクがセットになった「たべくらべセット」(1,650円)もあります。
それでもって、今回は2人で「たべくらべセット」を2つ。全4種のクナーファをいただくことにしました。
セットドリンクは、「カルダモンコーヒー」と「ミントティー」をチョイス。
シリア旅行のお土産
ピスタチオとくるみのクッキー
注文とお支払いを済ませると、店主さんが、シリア旅行のお土産だというクッキーをサービスしてくれました。
中にピスタチオとくるみが入ったクッキーで、なかなか美味♪
コンロで「クナーファ」を焼き上げ
カウンター席に座り、店主さんがクナーファを作る様子を観察。
事前に準備されたクナーファのベースをコンロで焼き、焼き上がったクナーファをお皿に移し、ピスタチオやローズペタルなどをトッピングして出来上がり。
ミントティーの準備
ドリンクは、「カルダモンコーヒー」と「ミントティー」を注文。
写真はミントティーをドリップしている様子。
そして、注文して15分後、クナーファが運ばれてきました♪
4種のクナーファ
4種の「クナーファ」
こちらが、4種の「クナーファ」
右下から時計回りに「クナーファ ナーイマ」「クナーファ キシュナ」「チョコレート」「抹茶と小豆」。
4種並ぶと映えます!
さっそく、いただきましょう〜。
「クナーファ ナーイマ」(700円)
まずは、「クナーファ ナーイマ」
本場パレスチナでよく食べられる王道のクナーファ。焼き立てにシロップがじゅわっと染み込みます。
ファルケと呼ばれる挽いたセモリナ粉の生地を使ったパレスチナ伝統のクナーファ。
ケーキ状でしっとりとしていて重厚。
中身は、ナーブルシーチーズという塩味のある白チーズが入っていて、モツァレラチーズのようにビヨーンと伸びるのが特徴です。
シロップが沁み込んだ茶色のガリッとした表面の食感&甘味と、チーズの弾力のコントラストがGood!
トッピングのピスタチオやローズペタルの風味&香りも良いアクセント。
「クナーファ キシュナ」(600円)
こちらは、「クナーファ キシュナ」
カダイフと呼ばれる糸状の生地を使用したクナーファ。ナーイメよりパリパリ。+バニラアイスもおすすめです。
カダイフと呼ばれる細麺状の小麦生地を固めたクナーファで、世界的に最も普及しているタイプ。アラブ料理店でもよく見掛けるクナーファです。
サクサクパリパリとした食感が美味しい♪
「抹茶と小豆」(700円)
続いて、「抹茶と小豆」
抹茶を混ぜ込んでしっかり風味をつけた生地と粒が残るあんこを合わせた和のクナーファです。
『クナーファ屋』オリジナルの和クナーファ。
抹茶が練り込まれたカダイフ生地が風味豊か。サクサク食感が餡子や生クリームとベストマッチ!
「チョコレート」(700円)
最後は、「チョコレート」
マスカルポーネをフィリングにして上からチョコレートをかけて冷やしたクナーファです。
こちらも、オリジナルクナーファ。
最初の3種とは違い、こちらは冷製。
パリパリのカダイフ食感とチョコレートのマッチングは良いですが、ちょっとチョコが多めで重過ぎかも。
パリパリの食感が美味しい♪
4種食べるとさすがにお腹いっぱい
4種のクナーファ。2人で食べましたが、さすがに甘々な中東スイーツを4つも食べると少し多過ぎ感あり。
「カルダモンコーヒー」(550円)
「ミントティー」(500円)
そんな、甘々なシロップまみれになったお口をスッキリとさせてくれたのが、セットドリンクの「カルダモンコーヒー」と「ミントティー」
挽き立てのカルダモンの香りが中東の街並みを思い出させる「カルダモンコーヒー」と、お口の中が爽やかになる「ミントティー」
良いお口直しとなりました♪
パレスチナ旅行の写真
パレスチナ旅行の写真
こちらは、パレスチナ旅行の際に撮影したという、クナーファ職人の写真。
インスタで、パレスチナやシリア旅行の写真をギャラリー展示するという案内があったものの、壁には何も無かったので聞いてみたところ、準備が間に合わなかったのだそう。
店主さん、壁に貼る予定だった写真をいくつか、見せてくれました。
国立の谷保で、毎週水曜日の14時〜19時まで間借り出店している『クナーファ屋』
パレスチナ発祥の中東スイーツ「クナーファ」の専門店です。
本場パレスチナやシリアの職人に作り方を学んだというクナーファは、シロップの甘さと、パリパリサクサクした生地や伸びるチーズの食感が個性的でクセになるお味。
甘いクナーファのお供はアラブコーヒーやミントティー。
中東の風を感じることが出来るお店です★
『クナーファ屋』の地図・アクセス・営業時間
アラブ・中東料理店






















