ボスニア・ヘルツェゴビナで飲まれているボスニアンコーヒーは、トルコの影響を受けている煮出して飲むタイプです。
そのボスニアンコーヒーの専門店『Café de Alma』で伝統的なボスニアンコーヒーをいただきました。
静かでのんびりできる素敵なカフェです♪
”ボスニアンコーヒー”がいただけるカフェ『Café de Alma』
ボスニア・ヘルツェゴビナで飲まれている伝統的なコーヒー、”ボスニアンコーヒー”がいただけるカフェ『Café de Alma』。
ネレトヴァ川の西側のちょっと奥まった静かな場所に、そのカフェはありました。
コーヒー豆のイラストが描かれた看板を発見!
こじんまりとした素敵な雰囲気のカフェです。
お店の前には、ゆっくりできそうなテラス席もあり、期待が上がります。
カラフルなチョークで描かれたイラストが可愛い入口。
お店の奥には、焙煎機が見えます。
ボスニアンコーヒーの銅製のカップ
テラス席にはギターが
さて、お店の中に入ってみましょう~
わー、なかなか渋い店内。
若い男性と女性で切り盛りをしているようです。
店内の座席は、このソファ席のみ。
写真では明るく見えますが、ちょっと薄暗い感じがしました。
黄色がカワイイ焙煎機
渋い銅製のボスニアンコーヒーのポットなど
店内に飾られていたボスニアンコーヒーのポットは、どれもアンティークのような感じ。
とても素敵です。
ボスニアンコーヒーのセットやコーヒー豆が飾られています
カウンターの奥にあるグラインダー
カウンターの奥にあったコーヒーグラインダーがレトロで、お店の雰囲気にとっても合っています。
良く見ると、量りや電気ポットもレトロでいいです!
さて、ボスニアンコーヒーを注文して、テラス席で待ちましょう。
お作法に則ってボスニアンコーヒーを賞味★
銅製のセットで出てきました~。お値段3マルカ(約190円)。
この渋い感じがなんとも言えず好きです。
テーブルのミントグリーンとの相性抜群! この色合い、ツボです♪
ボスニア・ヘルツェゴビナは、15世紀後半頃からオスマントルコの支配下にあったため、その影響で、トルココーヒーと同じような飲み方をします。
粉状のコーヒーを水から沸騰させて煮出して、粉が沈んだところで、上澄みを飲むというスタイルです。
お店の方が、飲み方を教えてくれました。
最初は、取っ手つきのポットにコーヒーが入っているので、まずスプーンでお水をすくってコーヒーのポットに入れます。
すると、泡がたつのでそれを飲みます。
泡を楽しんだら、コーヒーを白いカップに注ぎます。
お味は、ちょっと粉っぽくて苦いので、お砂糖を2個くらい入れて飲みます。
上の写真の奥にチラっと写っているのは、求肥のようなゼリーのような甘いお菓子で、苦みのあるコーヒーと一緒に食べるといい感じです。
お砂糖は、粒子が細かくて、パキっと割れる感じ。
ボスニア・ヘルツェゴビナでは、カフェのコーヒーといえば、このボスニアンコーヒーを提供しているお店が多いような気がしました。
普通のブラックコーヒーを飲みたいと思っても、なかなか出会えません(見つけられなかっただけかもですが)。
でも、せっかくならこの伝統的な飲み方で、ボスニアンコーヒーを飲みたいですよね。
しかもこのカフェは、通りから奥まったところにあるので、とても静かで、ゆっくりとのんびり過ごすことができます。
とてもオススメのカフェです☆
クロアチアもそうでしたが、ボスニア・ヘルツェゴビナもネコが多いのでしょうか。
テラス席の段差を枕?にして顎を置いて寝てました(笑)
◆『Café de Alma』の地図・アクセス
- 住所:Rade Bitange, Mostar 88000 ボスニア・ヘルツェゴビナ
- 電話:+387 63 315 572
- 営業時間:10:00~17:00
- 定休日:月曜日
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