シンガポール定番料理のひとつ「ラクサ」。
プラナカンが多く住んでいた街「カトン」に、ラクサの人気店『328カトンラクサ』はあります。
ココナッツミルクとスパイスが効いて、マイルドな辛さが美味しいラクサ。こういったお店で気軽に食べることができます!
プラナカンが多く住んでいた街「カトン」にあるラクサの人気店
シンガポールの中心部からはちょっと離れた街「カトン」は、プラナカン文化が残る街です。
『328カトンラクサ』は、そのカトンの南のイースト・コースト・ロード沿いにあります。
朝ごはんにラクサを食べようと、到着したのは10時前。ガイドブックには、朝9時からオープンと書いてあったのですが、この日金曜日は10時オープンとのこと。10分ほど時間を潰して待ちます。
10時過ぎにお店に戻ると、電気がついて開店していました!
店内と、お店の外にもテーブルが並べられています。混んでいるときは、この周りの席もいっぱいになるのかもしれませんね。
看板には、日本語も!
店内に入ります。
シンプルでキレイな店内。
オープン直後の店内は、地元の人と思われるお客さんが1組だけいました。
壁には、たくさんの写真が! 外の看板にも写真が載っていた女性の店主でしょうか。たくさんの有名人と思われる人との写真が並べられています。
新聞にも、たくさん記事が載ったようです。朝日新聞の記事も。
やはり人気店なんですね☆
お店の奥にはカウンターがあり、ここで注文をして、料金は先払いです。
メニューは、ラクサ・バナナの葉っぱに包まれたナシレマ・オターのみ。
「ラクサ」・・・シンガポールやマレーシアでポピュラーに食べられている麺料理。シンガポールでは、ココナッツミルクをベースとしたスパイシーなスープに、米麺が入っています。ダシはエビなどの海鮮からとられ、豚肉が使用されていないので、ムスリム系の人々にも広く食べられている料理です。
「ナシレマ」・・・マレーシアの定番朝食の一つで、ココナッツミルクで炊いたご飯にイカンビリスというアンチョビを揚げたもの、揚げピーナッツ、キュウリ、ゆで卵、そしてサンバルというチリソースを混ぜて食べます。シンガポールではナシレマというと、これにフライドチキンや魚団子、野菜のおかずなどを加えたものが一般的なようです。
「オター」・・・魚のすり身をバナナの葉に包んで焼いた、シンガポール風かまぼこ。
クリーミーだけどスパイシー!そのバランスが絶妙な「ラクサ」
ラクサ(Small)S$5.00
注文したのは、ラクサとコーラ。
カウンターから呼ばれ、受け取りに行きます。
「ん?お箸がない。。」「チョップスティックス プリーズ!」
すると、「ノーチョップスティックス!」と。 お箸ではなく、このレンゲで食べるようです。
え?麺料理なのに、スプーンだけじゃ食べられないでしょ。と思いつつ、レンゲで麺をすくってみると、なるほど、短い麺なんですね。レンゲで食べられます(笑)
ココナッツミルクベースなのでクリーミーなんだけれど、スパイシー。このバランスが絶妙です!
海老などの海鮮からとれたダシが効いていて、なんとも深いコクがあって美味しい。
麺が短いので食べやすいし、レンゲで麺とスープを一緒に食べることができます。
コーラ S$1.60
ラクサにコーラ、合うような合わないような・・・
こちらのお店、テイクアウトもできるらしく、食べている間に3組くらい持ち帰りをしているお客さんがいました。
この『328カトンラクサ』があるイースト・コースト・ロードには、ラクサのお店が集中しているそうです。他のお店のラクサと食べ比べもしてみたいですね。
◆『328カトンラクサ(328Katong Laksa)』の地図・アクセス
住所:51/53 East Coast Rd.
電話:(65)9732-8163
営業時間:9:00~22:00
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