千葉県船橋市習志野台。東葉高速線と京成松戸線の北習志野駅から徒歩10分の、エビス通りを北上した右手に、インド料理のお店『シムランダバ』があります。
メインで提供している料理はミールスやドーサなどの南インド料理ですが、週末になると、ベンガル料理をはじめとした”ガチインド”なスペシャルメニューを週替わりで提供しているのが特筆すべきところ。
インド料理マニアの熱い視線を浴び続けているお店のひとつです。
今回、ベンガル家庭料理が提供されるということで、行ってみることにしました。
『シムランダバ』の外観と店内の雰囲気

こちらが、『シムランダバ』の外観です。
店構えは、よくあるインド人オーナーの南インド料理店という感じ。
インド国旗が棚引いています。

お店のフロントには、ドーサやワダの写真が掲げられており、南インド感満点ですが、その写真の下に、小さく「南インド・ベンガル料理」と書かれています。
お店のオーナーはベンガル出身の方。ベンガル料理がお店の隠れたメイン料理です。

店頭の立て看板のメニュー。
メニューには、ミールスやドーサ、ワダ、ビリヤニなどの南インドセットのほか、ナンやバターチキン、シークカバブなどの北インドセットもあり。

そして、お目当ての、本日のスペシャルメニューの貼り紙もありました。
本日のスペシャルは「本格ベンガルホームメイドターリー」!
扉を開けて、さっそく店内へ。

こちらが、『シムランダバ』の店内です。
座席はテーブル席のみで30席ほど。店内空間はそれほど広くはありませんが、席間が広めなのでゆったりと過ごせる感じ。
訪問したのは休日の早めのディナータイム。お客さんはインド人の夫婦やグループ客などが3組ほど。日本人のお客さんはいませんでした。

店主は、17年前に来日したという日本語達者で話好きなアラムさん。インド・西ベンガル州のオディシャに近い場所の出身とのこと。
アラムさんは来日後、日本のインド料理店で研鑽を積み、2022年に念願の自分のお店を創業。2025年に現在の場所に移転したのだそう。
オープン当初は南インド+北インド料理のみを提供していましたが、近年は故郷の料理であるベンガル料理もスペシャルメニューとして提供するようになった様子。
アラムさんの話によると、そんなスペシャルメニューを求め、日本人客が数多く訪れ、常連客は日本人が多いのだそう。

店内にはインド食材の販売コーナーもあり。
スパイスや豆、油、スナックなどの食材だけでなく、インド産の石鹸やシャンプーなども販売しており、地域在住のインド人にとって貴重な場となっていることが窺えます。



さて、座席に座ったところで、そろそろメニューを見てお料理の物色を始めましょうか〜。
『シムランダバ』のメニュー



こちらが、『シムランダバ』のメニュー(の一部)です。
南インド料理では、ドーサとバナナリーフのミールスが美味しそう。エビカレーの付いたフィッシュマサラセットも気になります。

しかしながら、今回のお目当てはこちら。
本日のスペシャルメニュー「本格ベンガルホームメイドターリー」(1,950円)です!
当然のことながら、こちらを注文。


テーブル上のメニューのみならず、壁にもメニューがありました。
特に気になるのが、「ダウ・チングリ」
ココナッツの実の中にエビが丸ごと刺さった豪快なお料理です。
アラムさんの話によると、新鮮なココナッツの実はすぐに痛んでしまうので常備というわけにはいかず、事前予約が必要とのこと。
これ、いつか必ず食べに行きます!
注文を済ませ、お料理が運ばれて来るのを待ちます。
本格ベンガルホームメイドターリー

まずは、お飲み物。
セットのラッシーです。
ちょっと薄めだけど、お料理の相棒としては十分。
ちびちび飲みながら待っていると、すぐにサラダ登場。

セットのサラダは、これまた少し薄めの味の胡麻ドレッシングが掛かったもの。
ポリポリ食べていると、ほどなくしてメインのプレートが運ばれてきました。

こちらが、本日のスペシャル。
「本格ベンガルホームメイドターリー」です。
プレート上のお料理の内訳は↓
- 「自家製フィッシュカレー」(白身魚をスパイスとハーブでじっくり煮込んだ、やさしい味わい)
- 「チキン・ラールサーグ・カレー」(チキンと赤ほうれん草をスパイスで煮込んだ、コク深いカレー)
- 「インドの瓜「Lauri(ラウキー)」とマトンのカレー」(インドの瓜ラウキーとマトンをスパイスで煮込んだやさしい甘みのカレー)
- 「ググニ(豆のカレー)」(インドの豆をスパイスでじっくり煮込んだ、ピリッとした辛さが癖になる味わい)
- 「サーグ・バージ」(空芯菜の炒め物)(ガーリック香る空芯菜のスパイシー炒め)
- 「バナナ・バジ」(バナナを衣で包んだ揚げ物。お芋のような味わい)
- 「ルチ」(ふんわり揚げたインドの揚げパン。カレーと相性抜群!)
- 「パパド」(パリッと香ばしい豆のせんべい。砕いてカレーと一緒に)
- 「ライス」(インドの良質なバスマティライス。カレーやおかずと一緒にどうぞ)
- 「デザート」(本日のデザート)
さっそく、いただきましょう〜♪

特に美味だったのが、やっぱりベンガルらしい魚のカレー「自家製フィッシュカレー」
マスタードオイルの風味が効いていて、柔らかな白身魚の食感もGood!
ご飯との相性抜群です。

「チキン・ラールサーグ・カレー」は、紫色の個性的な色合い。トマトベースのグレイビーの酸味と、赤ほうれん草のほろ苦さが身の締まったチキンと良い塩梅。優しい味わい。
「ラウキーとマトンのカレー」は、ガッツリとしたマトンの風味とマイルドなグレービーがなかなか。グレイビーの沁みたインドの瓜ラウキーの柔らかな食感もいい感じ。
「ググニ(豆のカレー)」は、ホワイトピースのほくほくした食感が新鮮。


ガーリックの旨味の効いた、クタッとした食感の「サーグ・バージ」。芋っぽい食感のシンプルな「バナナ・バジ」も名脇役。
揚げパン「ルチ」も美味しい♪
たっぷりの油感がたまりません。マトンやフィッシュ、ググニに付けていただくと秀逸!

そして、本日のデザートの「ミシュティ・ドイ」。これが、抜群の美味しさでした。
さっぱりとした甘さと適度な柔らかさ。
アラムさんに、食後にパパドに付けて食べると美味しいと勧められたので、そのようにしていただくと、めちゃ旨!
パパドの塩気とミシュティ・ドイの甘味がベストマッチ♪

優しく食べやすいベンガル家庭料理のワンプレート。
美味しくいただきました♪

食後のお飲み物は「チャイ」
スティックシュガーを全部入れていただきます。
ミルクの優しさと砂糖の甘味。食後の良いお口直しとなりました。

千葉県習志野台にあるインド料理のお店『シムランダバ』
南インド料理メインのお店ですが、週末に週替わりでスペシャルメニューが提供されます。
いただいた「本格ベンガルホームメイドターリー」は、店主アラムさんの故郷であるベンガルの家庭のお味。
ベンガルらしいフィッシュカレーや、デザートのミシュティ・ドイが美味でした♪
アラムさんは、ベンガル出身のムスリムで、自身の好みは「ニハリ」をはじめとした肉料理とのこと。
次回訪れた際は、事前予約制の「ダウ・チングリ」と共に「ニハリ」(スペシャルメニューのひとつとして提供されることがある)もいただいてみたいです。
『シムランダバ』の地図・アクセス・営業時間
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