小田急線町田駅南口から徒歩2分。飲食店の連なる「まほろ坂」沿いのビルの地下1階に、タイ料理のお店『ソムタムローンプレーン』があります。
お店のオープンは2020年2月。本場タイ出身のシェフが作る、タイ東北部イサーン地方の郷土料理を提供するお店です。
『ソムタムローンプレーン』の外観と店内の雰囲気

「まほろ坂」の通り沿いに立つ、黄色の看板がお店の目印。

黄色に塗られた階段を降りた先、地下1階がお店です。

階段の壁には、バンコク市内交通の地図が描かれています。

こちらが、『ソムタムローンプレーン』の入り口

緑色のポップな扉。タイ文字風のカタカナがいい感じ♪

『ソムタムローンプレーン』の店内
こちらが、『ソムタムローンプレーン』の店内。
壁がカラフルなパステルカラーに塗られていて明るい雰囲気。
座席は合計36席。テーブル席とカウンター席があります。席間が広く、ゆったりと座れるのがGood!

厨房で調理するタイ人シェフ
お客さんは、カップル客や男性のグループなどが4組ほど。スタッフはホール担当が日本人の若い女性の方で、厨房ではタイ人のシェフが調理していました。
今回は、休日のディナータイムに電話で事前予約の上訪問。以前、当日の午後に電話した時、満席で断られたことがあったので、事前に予約しておいた方が安心できます。2日前までならネット予約も可能です。

壁に描かれた象

田植えの絵

バンコクの市内地図
店内の壁には、タイの象の絵や、田植えの様子の絵。料理の紹介POPやバンコクの市内地図のイラストなど、今どきキャッチーな「タイ」が散りばめられていていい感じ♪
さて、案内された座席に座ったところで、さっそくメニューを見てお料理を選びましょうか〜。
『ソムタムローンプレーン』のメニュー







こちらが、『ソムタムローンプレーン』のメニューです。
タイ料理の有名どころはひと通り網羅している感じですが、「タイ東北酒場」と謳っているだけあって、メニューもイサーン料理推し!
イサーンのソムタム「ソムタムパラー」や、イサーンの名物スープ「トムセップ」。「ラープ」や「ガイヤーン」などなど。

黒板メニュー
黒板メニューもありました。
チェンマイのカレーラーメン「カオソーイ」や、イサーン風ではないバンコク風の「ソムタムタイ」、ココナッツミルク不使用のトムヤム「クイッティアオトムヤムナムサイ」などなど。
シェフの引き出しはかなり多そうです。
それでもって、今回選んだお料理は↓
- 「ヤムネーム」(タイの発酵ソーセージのサラダ)(930円)
- 「生馬肉のラープ」(1,250円)
- 「トムセップ」(イサーンの名物スープのモツ煮風)(1,030円)
- 「カオニャオ」(もち米)(390円)
- 「プーニムパッポンカリー」(ソフトシェルクラブと卵のカレー炒め)(1,650円)
- 「タロイモとココナッツのケーキ」(700円)
メニューで“おすすめ”と紹介されていた料理を中心にチョイス。
イサーン料理は「生馬肉のラープ」と「トムセップ」。「ヤムネーム」は北タイの料理、「プーニムパッポンカリー」はバンコク生まれの料理です。
なお、メニュー本はあるものの、『ソムタムローンプレーン』の料理の注文は、テーブル上のPOPに記載された「QRコード」から専用サイトにアクセス。料理を選択して注文するというスタイル(↓がその専用サイトの画面キャプチャ)。

QRコードから専用サイトにアクセスして注文
専用サイトで料理を選択し、注文ボタンを押すと、厨房内にアラームが鳴るのが聴こえます。

お好みの辛さが選べます
それと、それぞれの料理は辛さを選ぶことができます(専用サイト上で、辛さを0,1,2などから選択)。
スタンダードは0、ちょい辛が1、本場タイの辛さが2です。
今回は、「ヤムネーム」と「生馬肉のラープ」をちょい辛の1にしました(他はスタンダードの0)。
注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます。
「ビアラオ」と「LEOビール」

「ビアラオ」(750円)
まずは、お飲み物から。
ラオスのビール「ビアラオ」を頼みました!
「ビアラオ」は、ラオスの国内シェア90%以上と言われる、ラオスの国民的ビール。
アルコール度数は5.0〜6.5。材料としてお米が使われているのが特徴で、スッキリとした飲み口ながら、しっかりとしたコクも感じさせるラガービールです。
相変わらずの美味しさ♪

「LEOビール」(750円)
こちらは、「LEOビール」
シンハーやチャーンを抜いてタイのシェアNo.1となったという人気のビール。アルコール度数は5.0。苦味が少なくすっきり爽やか。
ちなみに、このビールは日本だと発泡酒に区分されるビールだそうです。
ビールを飲み始めるや否や、さっそくお料理が運ばれてきました!
「ヤムネーム」(タイの発酵ソーセージのサラダ)

「ヤムネーム」(930円)
「ヤムネーム」(タイの発酵ソーセージのサラダ)
「ネーム」は、豚肉の生肉をみじん切りにして、ニンニクや塩、唐辛子と一緒に発酵させて作るソーセージ。チェンマイの郷土料理です。「ヤム」はサラダのこと。
この「ヤムネーム」がとにかく美味しい♪
豚肉のコリコリとした食感と発酵の酸味がたまりません!
紫玉ねぎのシャキシャキ感やフレッシュな青菜、キリッとした生姜、クリスピーなピーナッツ、パクチーの風味とのマッチングもGood!
ビールが進みます★
「生馬肉のラープ」

「生馬肉のラープ」(1,250円)
続いて、「生馬肉のラープ」
ヘルシーで栄養価の高い生馬肉を使用したタイハーブとの和え物で、ナンプラーやライム、唐辛子などを使用した特製ソースで味付けしています。煎り米粉やこぶみかんの葉が入っているのでタイらしい独特の風味を感じられる料理。
ラープは、ガイ(鶏肉)やムー(豚肉)は食べたことがありますが、生馬肉のラープを食べるのは初めて。
これも抜群に美味しい!
生馬肉のレアな食感と、煎り米粉の食感&香ばしさ。フレッシュな野菜やハーブの風味、ライムやナンプラーの酸味のコンビネーションが最高♪
しかしながら、この「生馬肉のラープ」と先ほどの「ヤムネーム」、辛さをスタンダードの0ではなく、ちょい辛の1にしたせいか、どちらもむちゃくちゃ辛い!
本場タイの辛さの2にしたら、いったいどれほどの激辛になってしまうのでしょうか。
「トムセップ」(イサーンの名物スープのモツ煮風)

「トムセップ」(1,030円)
お料理のサーブはかなり早いです。
すぐに、次の料理「トムセップ」(イサーンの名物スープのモツ煮風)が運ばれてきました。
沢山のハーブを利用し豚の軟骨と豚モツを煮込んだ酸味と辛味のスープ風煮込みです。お酒のおつまみにどうぞ!
スープの中に具材がかなりたくさん!見るからに美味しそうです。

タマリンドの酸味と豚の軟骨の食感が絶品!
『ソムタムローンプレーン』の「トムセップ」、こちらもかなり美味でした♪
とにかく、スキッとしたタマリンドの酸味がたまりません! そして、豚のモツだけでなく、コリっとした食感の豚の軟骨が激ウマ!!
レモングラスやカーなどのハーブ感も効いています♪

「カオニャオ」(390円)
ラープやヤムネーム、トムセップなどのお供は、「カオニャオ」(もち米)
「ガティップカオ」(カオニャオ容器)からカオニャオを取り分けていただきます。

美味な『ソムタムローンプレーン』の料理の数々
もちっとした食感の「カオニャオ」と、辛くて酸っぱくてフレッシュなイサーン料理とのマッチングは最高!
「プーニムパッポンカリー」(ソフトシェルクラブと卵のカレー炒め)

「プーニムパッポンカリー」(1,650円)
こちらは、「プーニムパッポンカリー」(ソフトシェルクラブと卵のカレー炒め)
辛味と酸味が強めな料理が続いたので注文しました。
やわらかい殻を丸ごと食べられるソフトシェルクラブを卵とカレー粉で炒めています。ふわっとした食感とカレーの旨味がお酒と相性抜群です。タイ料理に合うように作られた白ワインと是非。
注文する前から確実に美味しいということがわかる「プーニムパッポンカリー」ですが、『ソムタムローンプレーン』のプーニムパッポンも抜群の旨さ!
卵のまろやかさとほど良い甘味、ソフトシェルクラブの柔らかな殻の食感と蟹の旨味。セロリのハーブ感が良いアクセント♪
「タロイモとココナッツのケーキ」

「タロイモとココナッツのケーキ」(700円)
食後のデザートは、「タロイモとココナッツのケーキ」
こちらも美味♪
素朴な味と食感で沁みるような美味しさ。控えめな甘さがGood!添えられた生クリームやアイスとのマッチングもベストです。
良いお口直しとなりました。

タイ前国王と現国王
町田にあるタイ料理のお店『ソムタムローンプレーン』
本場タイ出身のシェフが作る、タイ東北部イサーン地方の郷土料理を提供するお店。
いただいたお料理は、ラープ風味と生馬肉の相性抜群な「生馬肉のラープ」や、タマリンドの酸味と豚軟骨が美味な「トムセップ」など、どのお料理も抜群の美味しさ♪
居心地のよい店内の雰囲気や、料理の辛さを選べるのもGood!
町田でタイ料理を食べるなら、是非おすすめしたいお店です★
『ソムタムローンプレーン』は、ネット予約出来ます!
『ソムタムローンプレーン』は、ネット予約することが出来ます!
週末や時間帯によっては混雑することも考えられるので、事前にネット予約していくと安心です。
※お店の事情により、ネット予約が急遽中止になることもありますので、詳細はリンク先の食べログやホットペッパーグルメ、一休などの店舗ページをご確認ください。
『ソムタムローンプレーン』の地図・アクセス・営業時間
タイ料理店








