ミャンマー中部。世界遺産「バガン遺跡」の観光の拠点でもある町「ニャウンウー」
この町にある最大の市場が「ニャウンウー・マーケット」です。
市場には、野菜や果物、肉、川魚、穀物や日用品など、ありとあらゆる物が売られていました。
「ニャウンウー・マーケット」の様子をご紹介します★
生鮮食料品がたくさん!活気溢れる地域最大のマーケット
暑い中、ニャウンウーのマーケットをぶらぶら歩き。
竹の柱でできたテントの店が並ぶ素朴な市場です。
ここなら、ミャンマー料理に使う食材ならなんでもあります。じゃがいも、玉ねぎ、白菜、にんじん、にんにく、インゲン豆、トマト、キャベツ・・・
市場は早朝から開きます。そして、午後3時頃店じまい。
この時、ちょうど午後3時に差し掛かろうという時間帯だったので、お客はあまりおらず、みなさんマッタリ。
たくさんの果物が見えます。ミャンマーはフルーツ天国です。
アボガドやマンゴー、パパイヤ、スイカ、りんご、バナナ、ザボン、シャカトゥ、ランブータン、マンゴスチン・・・
ミャンマーは近年、果物や野菜などの海外への輸出を増やしています。日本でも中国などに代わる新たな食材供給先として注目されているのだとか。
こちらは何でしょうか?
塩かな?それとも小麦粉とか。ちょっと記憶が定かです。
これはお米屋さんですね。隣には卵も並んでいます。
ミャンマーの主食は米、細長いインディカ米が中心です。米と「ヒン」(ဟင်း)という煮込み料理を2、3品つけて食べるのがミャンマーの一般的な食卓。
ミャンマーは農業大国。GDPの3割を農業が占め、国民の6割が農業に従事しています。
農用地は約1256万ha。日本の約3倍です。米の生産は約2900万トンで日本の3.5倍。このほか、生産が多い作物としては、さとうきびやとうもろこしなどがあります。
米が多く生産されているのは、ヤンゴンのあるエーヤワディー川下流のデルタ地帯。
このバガンのある中央乾燥地帯では、畑作がメインで、豆類やゴマ、綿花などが栽培されています。
市場では魚も売られていました(写真はないけどもちろん肉も)。
ミャンマーでは、川魚が主に食べられています。また、タイやベトナムと同じように、料理に塩味をつけるための魚醤や塩辛が用いられています。
塩辛のペーストである「ンガピ」、魚を原型のまま加工した「ンガピガウン」、魚醤の「ンガピーイェー」などがあります。
生活雑貨から、糸あやつり人形劇「ヨウッテー・ポエー」の人形まで
上は雑貨屋さんです。トイレットペーパーや石鹸、歯磨き粉などが並んでいます。
下はお菓子屋さん。よく見てみると、日本語や中国語、韓国語の文字が・・・
こちらは、ミャンマーの伝統的な糸あやつり人形劇「ヨウッテー・ポエー」で使われる人形です。
13本の糸を操ることによって100以上の動作をするというすごい人形です。
その後、この人形劇を鑑賞しましたが、その操り技術は、まさに職人芸と呼ぶのにふさわしい見事なものでした。
このニャウンウー・マーケットを案内してくれたのは、ホテルの前でガイド及び斡旋をしていた青年、ソータン君。
このソータン君に、バガン遺跡の馬車やポッパ山への車の斡旋など色々してもらったのですが(後でしっかりガイド料を請求されました)、夜、彼と食事し一緒にビールを飲んだところ、ソータン君、ふらふらになるまで酔っ払い!!
何度も倒れそうになるし、道端に座り込んでしまうし、かなり大変でした(汗)
ニャウンウー・マーケットMAP
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