ベトナムのハノイから北西へ約400kmの山岳地帯にある街、サパ(Sa Pa)。サパ近郊には、少数民族の村が点在しています。
その少数民族の中に「ザオ族」がいますが、細かく分けると11のグループからなると言われています。「赤ザオ族」はザオ族のひとつで、ラオスとの国境付近や内陸部、北部沿岸地域に住んでいます。
その赤ザオ族のレストラン『レッドザオハウス』に行ってきました!
店員さんはみんな赤ザオ族Red Dao House(レッドザオハウス)
お店は、中心の賑わっているエリアから少しだけ奥まったところにありました。
山小屋風のお店です。
さて、お店に入ってみましょう。
店内は結構広々としていて、バーカウンターもあり、落ち着いた雰囲気のお店です。
この日は、欧米の団体のお客さんがいて、ワインを飲みながら談笑していました。(写真は、他のお客さんが帰った後の閉店間際に撮ったものです)
サパの街は、ヨーロッパ人の避暑地としても人気が高く、たくさんのヨーロッパからの観光客がいました。このお店も西洋料理のメニューが多く用意されていました。
5月のあたまのサパは、日中の日差しはとても強く暑かったのですが、夜になると若干涼しくなったので、サパの郷土料理でもある鍋を食べよう!ということになりました。
赤ザオ族の郷土料理鍋『ホットポット(HOT POT)』
まずは、お決まりのビールから(^^)
ハノイビールは、さっぱりとしててとても飲みやすく美味しいです♪
そして、お鍋が登場~!!
お鍋は、『ホットポット(HOT POT)』というメニューで、写真は2人分です。
お肉や魚介類が山盛り! こんなに食べれるかな~というくらいてんこ盛りです(笑)
そして、お野菜とキノコも山盛りです。うーん、ヘルシーでいいですね!
蓋を開けると、お出汁になる野菜が。トマトも入ってます。
お鍋は、全部赤ザオ族の店員さんが作ってくれます。なので、じーっと待つだけでOK!
お野菜やお肉も投入され、グツグツ。。美味しそう♪
出来上がり~!! 具沢山で元気が出そうなお鍋です。
店員さんが器にもよそってくれます。なんだか見た目が違う(笑)お肉多めとお野菜多め。
日本のお鍋と違うと思ったのが、スープを入れないんですね。お鍋はやっぱりスープでしょ、ってことで、もちろんスープも注ぎ足しました。
まずは、スープを一口。
・・・おいし~い♫ 出汁がすごく効いていて、あったまるし、とっても美味しい!お箸が進みます。
トマトが入っていたので、酸味も効いてきて、食欲をそそります。
うん、これはウマい!!
お肉は、油のない部分(ささ身?)を使っていて、キノコは何のキノコか分からないけど、食べ応えあって美味しいです。
そして、なんとなんと、締めにはラーメン!!
やっぱり、お鍋に締めは必要ですよね。
かなりお腹いっぱいになってきましたが、ラーメンも2袋投入~!
お出汁がラーメンにからまって、これまた美味しいです♪ 合う~!!
山盛りのお肉にお野菜、ラーメンまでほとんどたいらげました~
まさか、暑いベトナムでお鍋を食べるとは思いませんでしたが、この時期のサパの夜にはとっても合うお鍋で、大満足のゴハンでした♪
最後に、ミントたっぷりのモヒートもいただき、ごちそうさまでした!
ハノイビール2本、モヒート1杯、お鍋2人前で、481,000ドンでした。
閉店時間回ってたのでしょうか。もう、着替えて帰る準備の店員さんもいた中で、最後までありがとうございましたー。
外観だけみても、どのお店に入ったらいいか迷いますよね。
こちらのお店は、観光客向けだと思いますが、キレイだし、接客も丁寧で、なにより美味しかったのでオススメです!
◆『レッドザオハウス(Red Dao House)』の地図・アクセス
住所:4B Thac Bac St.,Sa Pa
電話:(020)872927
営業時間:7:00~22:00
コメント