南インドのカルナータカ州の州都「バンガロール(ベンガルール)」
この町には、南インド料理の軽食「ティファン」の名店が数多く存在しています。
今回は、バンガロールで訪問したドーサの専門店2店舗をご紹介。
ムルガバル・ドーサを提供する『Mulbagal Dosa Corner, JP Nagar』と、ダヴァンゲレ・ドーセを提供する『Dose of Davangere』です。
『Mulbagal Dosa Corner, JP Nagar(ムルガバル・ドーサ・コーナー・JPナガール)』

『Mulbagal Dosa Corner, JP Nagar(ムルガバル・ドーサ・コーナー・JPナガール)』は、店名の通り「ムルガバル・ドーサ」をメインに提供しているティファン店。
お店の場所は、バンガロール市内南部の住宅・商業エリア「JPナガール」にある「Pai Conforts Hotel」の1階。オープンは2024年9月です。
ムルガバルに本店のある「Mulbagal Dosa Corner」の支店のひとつで、バンガロールにはここ以外に2店舗。マイソールにも支店がある様子。

店頭の垂れ幕に掲載されている写真が「ムルガバル・ドーサ(Mulbagal Dosa)」
さて、ムルガバル・ドーサとはどんなドーサなのか。ここでちょこっとご説明。
「Mulbagal Dosa(ムルガバル・ドーサ)」とは?
「Mulbagal Dosa(ムルガバル・ドーサ)」は、バンガロールの東約100kmの所にある町「ムルガバル(Mulbagal)」発祥とされるドーサ。
1970年代後半にムルガバルの食堂「Prasad Hotel」がはじめてお店で提供し、人気メニューになったと言われています。
ムルガバル・ドーサは、発酵させた米とウラド豆の生地を使う通常のドーサとは異なり、ポハ(押し米)を使った生地で作られます。ポハを使うことにより、発酵が早く、ふんわりとした厚みが出て、クレープとパンの中間のような食感になるのだそう。
また、一気に薄く伸ばさず、自然に広がるのを待つ焼き方なので、生地が段状になり中に大きな空間ができるのが特徴です。


『ムルガバル・ドーサ・コーナー・JPナガール』の店内です。
ホテルに併設されたレストランらしく、内装やインテリアは高級感のある雰囲気。
お客さんもホテルの宿泊客と思われる人が多めです。

テーブルシートには、名物の「ムルガバル・ドーサ」の写真が!
ここに来たら、「ムルガバル・ドーサ」を食べろと言わんばかりです。
『Mulbagal Dosa Corner, JP Nagar』のメニュー

メニューは、イドゥリやワダ、チョウチョウバートなど、バンガロールのスタンダードなティファンが揃っていますが、ここは、もちろん「ムルガバル・ドーサ」一択!
『Mulbagal Dosa(ムルガバル・ドーサ)』

こちらが、『Mulbagal Dosa(ムルガバル・ドーサ)』です。
光沢があって薄茶色の焼き色が美しいドーサ。ココナッツとトマトのチャトニ付き。
ドーサ生地は外から見ると段状になっていて、中の空間が広いことがわかります。

ドーサ生地をパカっと開けると、ドーム状の広い空間に、赤いチリチャトニが掛かったポテトマサラがどっさり!
生地は外側がクリスピーで内側は柔らか。味も食感もなかなかの美味しさ♪
しかしながら、兎にも角にもポテトマサラの量が多過ぎ!
内部空間が広いので、ポテトマサラをたっぷり入れているようですが、ドーサを食べるというよりも、ポテトマサラを食べている感じになってしまいました。
ちなみに、「ムルガバル・ドーサ」は、もともとはプレーンがデフォルト。
次に食べる時は、プレーンでいただいてみたいです。
『Mulbagal Dosa Corner, JP Nagar』の住所・営業時間
- 住所:1319, 100 Feet Ring Rd, near JP Nagar, Marenahalli, 2nd Phase, J. P. Nagar, Bengaluru, Karnataka 560041 インド
- 営業時間:7:00~11:00 16:00~19:00
『Dose of Davangere(ドーセ・オブ・ダヴァンゲレ)』

続いてハシゴしたこちらは、『Dose of Davangere(ドーセ・オブ・ダヴァンゲレ)』
バンガロール市内南部の住宅街エリア「ジャヤナガル(Jayanagar)」にある、「ダヴァンゲレ・ベンネ・ドーセ(Davangere Benne Dose)」の専門店です。
バンガロール市内には、「Davangere(Davanagere)」の名を冠したティファン店がいくつもあり、どのお店もバターをたっぷり載せた「Davangere Benne Dose」を提供しています。ここ『Dose of Davangere』もそんなお店のひとつ。
ちなみに、「ドーセ」とはドーサのカンナダ語読みのこと。

『Dose of Davangere(ドーセ・オブ・ダヴァンゲレ)』の店内です。
店内は小ぢんまりとしていて簡素。ドーサを焼く厨房とテーブルが数卓。
まさに、街のティファン屋さんといった感じで、来店してサッと食べ、食べ終えたらすぐに出ていく。そんなお店です。
訪問したのは朝9時頃。朝食には少し遅い時間帯でしたが、数組のお客さんが来店していました。
ほとんどのお客さんが食べているのが「ダヴァンゲレ・ベンネ・ドーセ(Davangere Benne Dose)」
さて、ダヴァンゲレ・ベンネ・ドーセとはどんなドーセなのか。ここでちょこっとご説明。
「Davangere Benne Dose(ダヴァンゲレ・ベンネ・ドーセ)」とは?
「Davangere Benne Dose(ダヴァンゲレ・ベンネ・ドーセ)」は、バンガロールの北西東約270kmの所にある町「ダヴァンゲレ(Davangere)」発祥とされるドーセ。
大量のバター(ベンネ)を使った分厚くて柔らかいドーセで、クレープというよりも、パンケーキに近い味・食感・ビジュアルです。
スタンダードなドーセと比べ、原料の米の比率が高く、発酵は控えめ。砂糖は入れないものの、生地に仄かな甘みがあるのが特徴。
サンバルはあまり付かず、トマト不使用の赤いチリチャトニを付けていただくのがスタンダードな食べ方だそう。
『Dose of Davangere』のメニュー

こちらが、店頭に掲げられていた『Dose of Davanagere』のメニュー。
ドーセの種類が豊富。すべて「ダヴァンゲレ・ベンネ・ドーセ」と思われます。ほかに、イドゥリや Paddu(パニヤラム)もあります。
今回はメニューを見ず、「ダヴァンゲレ・ベンネ・ドーセ」と伝えて注文したので、どのドーサかは分かりませんが、たぶん「Butter Open Dose」だった模様。
「Davangere Dose(ダヴァンゲレ・ベンネ・ドーセ)」

注文すると、さっそく店員さんが鉄板の上に生地を広げ、ドーセを焼き始めます。

燃料は薪です!
薪の炎で焼かれるドーセ生地。インパクトのある光景です。

「ダヴァンゲレ・ベンネ・ドーセ」は、畳んだり巻いたり包んだりしないオープンドーサのスタイル。
ベンネを上に塗り、赤いチリチャトニを塗して焼いていきます。
動画もご覧ください↓
ほどなくして、ドーセが焼き上がり、プレートに載せられ、テーブルの上にサーブされました。

こちらが、「Davangere Benne Dose(ダヴァンゲレ・ベンネ・ドーサ)」
すごいビジュアルです!
大きな丸いオープンスタイルのドーセの上に、オレンジ色のドライチャツネパウダーと赤いチリチャトニ。そして、真ん中に白いベンネとココナッツチャトニが載っています。
ドーセ生地は厚みがあり柔らか。酸味はほぼ無く、少し甘みを感じさせます。
オレンジ色のドライチャツネパウダーの豆感&パウダー感。赤いチリチャトニのピリ辛感があるものの、主役は白いベンネのコクとまろやかさ。
朝食にしては結構重めですが、かなり美味しいです♪

バンガロールにある『Dose of Davangere(ドーセ・オブ・ダヴァンゲレ)』でいただいた「Davangere Benne Dose(ダヴァンゲレ・ベンネ・ドーサ)」
『CTR』や『Vidyarthi Bhavan』のベンネドーサの原形とも言われます。
ビジュアルや味は別物ですが、また違った美味しさがありました♪
『Dose of Davangere』の住所・営業時間
- 住所:1467.11th main, 38th Cross Rd, 4th T Block East, Pattabhirama Nagar, Jayanagar, Bengaluru, Karnataka 560041 インド
- 営業時間:7:30~13:00 16:00~22:00
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