秋葉原駅から徒歩3分。中央口を出て北東に進み、首都高速の高架をくぐり抜けた路地の一角に、インドネシア料理のお店『チンタジャワカフェ』はあります。
お店のオーナーはインドネシア人の女性の方。神奈川県の平塚に1号店(2012年開店)があり、ここ秋葉原のお店は2号店(2019年開店)。横浜の関内や東京・渋谷にも店舗があります。
日本向けアレンジのされていない、本場のお味のインドネシア料理をいただけるお店として、在日インドネシア人にも人気のお店です。
在日インドネシア人が集う、インドネシアの雰囲気満点のお店
『チンタジャワカフェ』の外観
こちらが、『チンタジャワカフェ』の外観です。
お店は路地裏に静かに佇んでいる感じ。赤白のインドネシア国旗カラーの店舗テントと布飾り。オープンテラス用のテーブルや椅子もあります。
店頭に掲げられていたイラスト
店頭のメニュー看板
店頭の看板やイラスト、メニューのデザインや表示なども、飾り気のないデザインがインドネシア人経営のお店って感じ。
本場の味を味わえるという期待が高まってきます♪
『チンタジャワカフェ』の店内
『チンタジャワカフェ』の店内です。
店内はアジアの現地にあるレストランって感じの雰囲気。店内はそれほど広くはないですが、天井が高いので開放的な感じがあります。
お店の壁には、イカットのタペストリーや木彫りのお面など、ジャワの民芸品が飾られています。
店内のBGMは、ゆったりとしたガムラン。癒されます♪
まるでインドネシアにいるような雰囲気です。
店内に流れるガムランの音色が心地いい♪
平日の19時頃の訪問でしたが、お客さんは3組ほど。お食事をいただいている間に、3〜4組来店したので、座席はかなり埋まりました。
客層は、インドネシア人のグループやカップル、おひとり様インドネシア人、日本人のグループや2人連れなどなど。
インドネシア人と日本人が7:3くらいの割合でしょうか。日本の方もインドネシアにゆかりがありそうな感じ。
店員さんは、全員インドネシアの方です。
さてさて、座席に座り、メニューを見てお料理を選びましょうか〜♪
『チンタジャワカフェ』のメニュー
前菜メニュー
スープメニュー
ご飯メニュー
牛肉料理・シーフード料理メニュー
若鶏料理メニュー
サテ料理メニュー
テンペ&豆腐料理メニュー
麺類・カレーメニュー
野菜料理メニュー
ロースト・グリル料理、サンバルメニュー
デザートメニュー
デザートメニュー
アルコールドリンクメニュー
ソフトドリンクメニュー
こちらが、『チンタジャワカフェ』のメニューです。写真付きでわかりやすい!
お料理はかなりバリエーション豊富!
「ソトアヤム(チキンスープ)」や「バクソサピ(肉団子スープ)」などのスープ系。「ナシゴレン」や「ナシチャンプル」などのご飯もの。「ミーゴレン」や「ミーアヤム」などの麺類系。「グライアヤム」や「グライカンビン」などのカレー。
鳥唐揚げの「アヤムゴレン」、インドネシア納豆の「テンペ」、茹で野菜の「ガドガドサラダ」、ティラピアの焼き魚、肉串の「サテ」も鶏・牛・羊・海老といろいろ。
いろいろ迷った挙句、今回選んだお料理はこちら↓です。
- 「えびせんべい」(KRUPUK UDANG) 480円
- 「ナシゴレン」(NASI GORENG) 1,100円
- 「牛テールのスープ」(SUP BUNTUT) 1,350円
注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます。
定番のインドネシアチャーハン「ナシゴレン」と「牛テールのスープ」(ソップバントゥット)
「ビール ビンタン」720円
まずは、お飲み物から。
インドネシアのビール「ビール ビンタン」(Beer Bintang)です。
「ビンタンビール」は、インドネシアの国民的ビール。インドネシアで一番よく飲まれているビールです。
“ビンタン”とはインドネシア語で星の意味。ラベルに赤い星が描かれています。
コクのあるピルスナータイプのビールで、辛口だけど後味さっぱり★
ぐびぐび飲みながらお料理を待ちます。
「えびせんべい」480円
ビールのお供は、インドネシアお馴染みの「えびせんべい」(KRUPUK UDANG)
サクサクとした歯ざわり、軽い味わいの海老せんべい。
「クルプック」は、キャッサバ芋から取った澱粉(タピオカ)にエビや魚のすり身などを混ぜ、薄く伸ばして乾燥させ、食用油で揚げたスナック。
インドネシアやマレーシア、中国などでお料理の付け合わせとしてよく食べられています。
いつ食べても美味しい「クルプック」。ビールのおつまみとして最適です♪
ビールを飲みながら、えびせんを齧っていると、さっそくメインのお料理が運ばれてきました!
「ナシゴレン」1,100円
お馴染み、インドネシアのチャーハン、「ナシゴレン」(NASI GORENG)です。
インドネシア語で“ナシ”は「ご飯」、“ゴレン”は「揚げる」の意味。
インドネシアの国民食で、現地では様々なバリエーションがあります。
中華料理のチャーハンと似ていますが、インドネシアの辛味調味料である「サンバル」や「ケチャップマニス」「トラシ」などが使われるのが特徴。具材は鶏肉・牛肉・海老や野菜などで、プレートには、目玉焼きやえびせんべい、きゅうりやトマトなどの生野菜が添えられます。
『チンタジャワカフェ』の「ナシゴレン」は、スタンダードでシンプルなナシゴレン。具材は鶏肉だったような記憶が。
ケチャップマニスの甘辛くて濃いめのお味がなかなかGood!美味しいです★
ナシゴレンをいただいていると、もう一品のお料理が運ばれてきました。
「牛テールのスープ」1,350円
「牛テールのスープ」(SUP BUNTUT)です。
こちらは、牛テールスープインドネシア風。メニューの説明によると、テールと野菜を時間をかけてじっくり煮込み肉の美味しさを引き出しているのだとのこと。
この「牛テールのスープ」(ソップバントゥット)がたまらなく美味しかったです★
透明なスープの中に、牛テールとジャガイモ、ニンジン、エシャロットのフライなどが入っています。ライムを絞り掛けていただきます♪
牛テールがごろごろ
スープには、牛テールのお肉の旨味と、にんにくの旨味。パクチーの風味、絞り掛けたライムの酸味が沁み込んでいて、いくらでもいただけちゃいそうな美味しさ★
そして、スープが沁み込んだ牛テールのお肉が本当に旨い!
牛テールの骨から肉を削ぎ落とすのが結構苦労するのですが、フォークとスプーンを使って一生懸命こそぎ落としました!!
隣を見ると、おひとり様インドネシア人の男性が、自分と同じように牛テールのお肉を無心にこそぎ落としていたり。
「ジャワコーヒー(ホット)」370円
食後は、「ジャワコーヒー(ホット)」(JAVA COFFEE HOT)をいただきました。
ジャワでのコーヒーの飲み方は、トルココーヒーと同じように、カップにコーヒーの粉を入れてかき混ぜ、粉が沈んでからその上澄みを飲むというスタイル。
濃厚な風味がなかなかGood!お砂糖を入れていただきました★
『チンタジャワカフェ』
秋葉原にあるインドネシア料理のお店『チンタジャワカフェ』
日本向けアレンジのされていない、本場のお味のインドネシア料理は、定番のインドネシアチャーハン「ナシゴレン」も、お肉の旨味が沁み込んだ「牛テールのスープ」(ソップバントゥット)も本当に美味しい★
開店以来、インドネシア料理を日本人に広め、在日インドネシア人の望郷の思いに応え続けてきたという『チンタジャワカフェ』。インドネシア現地の雰囲気を感じられる、おすすめのインドネシア料理店です♪
◉『チンタジャワカフェ』の地図・アクセス
- 住所:東京都千代田区神田和泉町1-1-7 大和ビル1F
- アクセス:秋葉原駅から徒歩3分
- 営業時間:11:00~22:00
- 定休日:無休
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