早朝、ラオス最南部にある「コーン島」からボートと車と飛行機を乗り継いで、タイのバンコクにお昼頃到着。スクンビットにあるホテルにチェックインしました。
既に時刻は14時近く。お腹がかなり空いています。
取り敢えず、ランチをいただきに、お目当てのお店、海鮮タイ料理店『Forget Me Not』へと向かいます。
海鮮たっぷりのどんぶりと、ママー麺が入ったトムヤム鍋が美味しい『Forget Me Not』
『Forget Me Not』のあるストリート
MRTブルーラインの「サムヤーン(Sam Yan)」駅から徒歩5分ほど。フアランポーン駅の東、チェラロンコーン大学のあるWANG MAI地区の一画に海鮮料理店『Forget Me Not』はあります。
『Forget Me Not』の外観
『Forget Me Not』の店内
ネットの情報サイトで、この『Forget Me Not』が載っていて、その記事で紹介されていたお料理がめちゃくちゃ美味しそうだったのです。
そのお料理が、
- シャコ、シャコ、カニ、エビ、カニの卵が載った「タイ風海鮮丼」
- シャコ、カニ、エビ、イカ、白身魚、ママー麺が入った「トムヤム海鮮鍋」
の2品です★
さっそく、注文!
シャコ、シャコ、カニ、エビ、カニの卵が載った「タイ風海鮮丼」
混ぜ混ぜしていただきます。
こちらが、タイ風の海鮮丼。
熱く熱せられた金属製の土鍋の中に、ごはん、その上にシャコやエビ、カニ、カニの卵などが、たんまりと入っています。
シャコやエビ、カニなどの具材は、辛味と酸味のあるソースで味付けされていて、アツアツのご飯との相性もバッチシ!蟹の卵の濃厚なお味も良いアクセントとなっています。
旨いです!この海鮮丼♪
シャコ、カニ、エビ、イカ、白身魚、ママー麺が入った「トムヤム海鮮鍋」
こちらが、お目当てのシャコ、カニ、エビ、イカ、白身魚、ママー麺が入った「トムヤム海鮮鍋」
オレンジ色の辛そうなトムヤムスープに、シャコ、カニ、エビ、イカ、生タマゴ、野菜類がどっちゃりと入っています。
う〜ん、豪華絢爛★
鍋の中にはママー麺が!
煮立ったトムヤム鍋の中をかき混ぜてみると、鍋の中からママー麺がどっさりと出てきました!
辛味、酸味、ほのかな甘み、そして、海鮮の旨味のバランスの取れたトムヤムスープとプリプリで身の締まった海鮮、ちょっとジャンクな感じのママー麺のマッチング、最高の最高です★
ただし、むちゃくちゃ辛い(滝汗)
強烈な辛さで、舌がビリビリ痺れ、汗だくになってしまいましたが、大満足のランチ。
本当に美味しかったです。
『Forget Me Not』についての詳細はこちら↓
「ワット・パクナム」まさに“インスタ映え”!仏教の世界観が表された荘厳な空間がすごい!
BTSウッタカット駅
ランチを済ませた後は、“インスタ映え”で有名な仏教寺院「ワット・パクナム(Wat Paknam)」を観に行きます。
「ワット・パクナム」は、BTSシーロム線の「ウッタカット駅」が最寄り駅。
駅からワット・パクナムまでは直線距離で1㎞ほどなので歩いても行けますが、迷いそうな気分満点なので、タクシーで行くことにしました。
駅からタクシーに乗って「ワット・パクナム」へ
駅前でタクシーを捕まえ、10分ほどで「ワット・パクナム」へ。
料金は、メーターで49B(176円)でした。
最初乗ったタクシーは、メーターを倒さず、150Bなどと言ってきたので(「No Thank you」と言ってすぐ降りましたが)、ちゃんとメーターで行ってくれるかどうか確認した方が良いです。
「ワット・パクナム」へと続くアーケード
アーケードの天井にはタイ国旗がたくさん!
タクシーは寺院の手前までしか入れないので、下車した後、少し歩きます。
上の写真のアーケードを通って進むこと5分ほど。大きな白い仏塔のある寺院の敷地内に入っていきます。
だいたい、寺院に向かって歩いている観光客(日本人多め)がいるし、所々に案内も貼られているので迷わないと思います。
「ワット・パクナム」の仏塔
こちらが、「ワット・パクナム(Wat Paknam)」の大仏塔です。
この仏塔内の最上階(5階)に“インスタ映え”として、最近日本人観光客に有名な「緑ガラスの仏塔」があります。
大仏塔の正式名称は、「マハーチェディマハーラーチャモンコン」と言い、故プミポン国王(ラマ9世)と王妃の生誕72年のお祝いとして2012年に完成しました。
大仏塔の大きさは、一辺52m、高さ80mです。
寺院は一般に開放されており、入場は無料。拝観時間は8:00~18:00まで。
仏塔内は土足厳禁。靴を脱いで、さっそく、中に入ってみることにしましょう〜♪
「ワット・パクナム」の大仏塔の入口
3階の博物館
タイ仏教界の偉人「ルアンポーソッド師」のメモリアルホール
「ワット・パクナム」の大仏塔は、5つのフロアに分かれています。
フロアーは、下記の構成です。
- 1階・・・タイの芸術や文化遺産の展示室
- 2階・・・宗教儀式や会議、瞑想などが行われる場所
- 3階・・・博物館
- 4階・・・タイ仏教界の偉人「ルアンポーソッド師」のメモリアルホール
- 5階・・・エメラルド仏塔(仏舎利奉安塔)と天井の仏伝図があるホール
仏塔はすべて大理石で造られていて、天井や柱など内部の装飾もとても豪華。
それぞれの階には、仏像や展示品が無数に置かれていて、しっかり観て回ろうと思ったらかなり時間がかかりそうです。
時間もそんなないので、今回は5階のエメラルド仏塔のみを見ることに。
最上階にあるエメラルドの仏塔と天井画
こちらが、最上階にあるエメラルドの仏塔と天井画です。
写真では見ていましたが、実際に見るとさらにインパクトあります!
視界全体をカラフルな色彩が埋め尽くし、サイケな感じ。
“インスタ映え”も納得。すごい幻想的な空間です。
“インスタ映え”も納得。すごい幻想的な空間です。
青と緑で描かれた宇宙の星々が天井に広がっています。
仏陀の生涯を表す二十八仏陀と菩提樹
ひとつひとつ丁寧に描かれた二十八仏陀と菩提樹
緑色の宇宙と星空が目に鮮やか
天井ドームの周囲には、仏陀の生涯を表す二十八仏陀と菩提樹が取り囲んでおり、その上には、青と緑で描かれた宇宙の星々が天井に広がっています。
煌びやかで幻想的。宇宙を感じる空間です。
エメラルドの仏塔の周りには龍が取り囲んでいます。
幻想的なエメラルド仏塔
中心に聳え立つのは、緑色のガラスで出来た「エメラルド仏塔(仏舎利奉安塔)」
緑色の星空を背景に淡く光り輝く仏塔の姿は、まさしく極楽浄土を思わせる荘厳さ★
エメラルド仏塔の脇には4本の煌びやかな黄金の柱が立ち、台座には、ガラスで出来た80匹の龍が周囲を取り囲んでいます。
エメラルド仏塔の周りには4本の黄金に輝く柱が。
仏教の宇宙観がここに表されています。
オレンジ色の袈裟を纏った僧が祈っていました。
上の写真は、エメラルド仏塔の前でお祈りをしていたオレンジ色の袈裟を纏った僧の姿。
この「ワット・パクナム」のエメラルド仏塔。いつから旅行者に知られるようになったのかはわかりませんが、ここ最近、特に日本人の間で“インスタ映え”のする寺院として有名になり、様々なメディアにも頻繁に紹介されている様子。
今回訪れた時も、日本の女子2人組が7,8組くらい観に来ていて、様々なポーズを取りながら写真を撮っていました。
けれども、ここは仏教徒にとっては、とても神聖な場所。くれぐれも跳んだり大声を出したりなどといった、参拝者の邪魔になるような行動は慎みたいものです。
お静かに(Please be quiet)
仏塔内で、ダンスしたり、跳んだり、ヨガしたり、キスやハグしたらダメです。
騒いだり、跳んだりする観光客はたまにいるようで、上の写真のような案内板が仏塔内の随所に置かれていました。
仏塔内で、ダンスしたり、跳んだり、ヨガしたり、キスやハグしたらダメです!
「ワット・パクナム」の5階のテラスから見た風景
向こうに見える背を向けた仏像は「ワット・クンチャン」の仏像
エメラルド仏塔のある5階の周囲はテラスのようになっていて、バンコクの街の風景を眺め見ることが出来ます。
緑の多い街並みの中には、寺院の建物がいくつも見え、遠くにはマンションなど高層ビルが林立している様子が見えます。
「ワット・パクナム」のすぐ脇には運河が流れ、その向こうには背を向けた大きな仏像が立っているのが見えました。
あれは、「ワット・クンチャン」という寺院の仏像であるとのこと。
なんか、すごい巨大な仏像が建設中でした!
テラスを歩いていると隣に、なんか、すごい巨大な仏像が建設中でした!
これは、ワット・パクナムの敷地内に建設中の、高さ69m、幅40mにもなる巨大仏像。
びっくりするくらいの巨大さです!
完成したら、ワット・パクナムにさらにインスタ映えスポットが加わることになりそうです。
「ワット・パクナム」の本堂の入口
“インスタ映え”のエメラルド仏塔を観た後、「ワット・パクナム」の本堂を覗いてみることにしました。
こちらは、エメラルド仏塔とは違って、観光客の姿はほとんどおらず。
ワット・パクナムの本堂にて【タイ・バンコク】
本堂にはたくさんの僧侶がいました。
本堂の中の礼拝堂
「ワット・パクナム」の本堂の様子です。
本堂には、かなり広い空間となっていて、オレンジ色の袈裟を纏った男性の僧、薄いピンクの袈裟を纏った尼僧の姿がたくさん見えました。
ちょうどメインの礼拝堂では、お経の朗唱が行われていて、大勢の僧侶が堂内に集結しているところでした。
「ワット・パクナム」は、アユタヤ時代に設立された寺院で、正式名称は「ワットパクナム・パシーチャローン(Wat Paknam Phasicharoen:วัดปากน้ำภาษีเจริญ)」というのだそう。
「ワット・パクナム」は、前僧正である「ルアンポーソッド」(1884-1959)の時代に全国的に知られるようになったのだそう。
「ルアンポーソッド」は、詳しい内容はわかりませんが、当時、それまでになかった新しい座禅・瞑想の理論を説いた人物であったそうで、彼の理論は現在のタイ仏教界に大きな影響を与えているのだとのこと。
バンコクでこれまでいくつもの仏教寺院を訪問しましたが、これほど僧がたくさん居て、信仰の熱気溢れる寺院を見るのは初めてでした。
「ポー・タイ・マッサージ39」で体を癒し、ターミナル21のフードコートでガパオをいただく。
BTSに乗ってプロンポンへ
「ワット・パクナム」を観た後、再びタクシーに乗って「ウッタカット駅」へ。
BTSに乗車して「プロンポン駅」へと向かいます。
旅もラスト。最後にタイ・マッサージで疲れを癒そうと思います。
プロンポン駅近くの界隈
プロンポンの駅を出て、駅の北にある路地の中に、「ワットポー・マッサージスクールスクムビット校・直営店39」はあります。
日本料理店やコカ・レストランなどが並ぶ、上の写真の路地の正面です。
「ワットポー・マッサージスクールスクムビット校・直営店39」
こちらが、「ワットポー・マッサージスクールスクムビット校・直営店39」
タイのマッサージの本場「ワット・ポー」の技術を受け継ぐ、マッサージスクールの直営店です。
足と背中と肩の1時間のマッサージをお願い。料金は380B(1,363円)
マッサージ師は若めの男性の方。マッサージはそこまで上手とは思えませんでしたが、そこそこ気持ち良かったです。
お客さんはほぼ日本人で、店員さんもマッサージ師もカタコト日本語を話してました。
ガイドブックにも載っているお店なので、続々と日本のお客さんが来店してきて大盛況な感じでした。
兎にも角にもマッサージをしてもらい、体の凝りをそこそこほぐしてもらった後、ディナーをいただくことにします。
元々の予定では、ちょっと離れた所にある食堂でトムヤムクンを食べようかと思っていたのですが、かなり疲れ気味だったということもあり、すぐ近くのアソークのモール「ターミナル21」のフードコートで済ませることに。
吹き抜けになったターミナル21の建物
ターミナル21のフードコート
こちらが、ターミナル21のフードコートです。
どこにでもありそうな普通のフードコート。お店は結構たくさんあります。
さて、どのお店で注文するか、物色開始です。
なお、タイのフードコートで良くあるように、ここも食券制で、事前にカウンターで80B(287円)分の食券を購入しました。
麺料理のお店
タイ料理の定食屋さん
フルーツジュースのお店
ガパオなど、タイの炒め物のお店
いろいろお店を物色した後、選んだのはこのお店。
炒め物+ご飯の定食のお店です。
なぜか、注文可能なお料理の種類が数種類しかありませんでしたが、結構お客さんが来ていました。
ここは、タイ料理の定番、ガパオライスを注文!
ガパオを食べることに
バジルとプリッキーヌが効いていて美味しい
こちらが、注文した「ガパオライス」
挽肉とライスとたまご。安定のマッチングです♪
バジルとプリッキーヌが効いていて美味しい!本場らしく、ちょっと辛めです。
フードコートのガパオでしたが、満足のいくお味でした★
タイのスイーツ屋さん
真ん中のスイーツを注文しました。
スイーツが提供されます。
食後は、甘いものを食べたいと思い、せっかくだからとタイのスイーツを食べることに。
メニュー看板を見て、一番リッチな感じに見えた「5 Tropical Nuts in Longan Syrup」というのをチョイス!
メニューの写真とは全然違います。
こちらが、その「5 Tropical Nuts in Longan Syrup」ですが、メニューの写真と全然違います!
内容は、あんみつの汁みたいなスープの中に、ナッツや豆、レンコン、タピオカや寒天のような物がいくつかと、かき氷が入っている、タイ版のみつ豆。
見た目はイマイチでしたが、お味はむちゃくちゃ美味しいという感じではないですが、まずまずな美味しさ。
取り敢えず、お口直し成功です♪
「Artis」というカフェでお茶
ターミナル21を出て、前回バンコクに訪問した時も訪れた「Artis」というカフェでコーヒーをいただきました。
場所はアソークの駅から徒歩数分のスクンビット通り沿い。ホテルのすぐ近くです。
「Artis」のテラス席からバンコクの街並みを眺める。
美味しいコーヒーをいただきます。
美味しいコーヒーをいただきながら、バンコクの街並みを眺めます。
トゥクトゥクが走っているのが見えます。赤バスが走っているのが見えます。
短い旅でしたが、ラオス南部の旅も本日で終わり。翌日は朝の飛行機で羽田へと向かいます。
早朝、タクシーに乗ってスワンナプーム国際空港へ
翌早朝、ホテルからタクシーに乗ってスワンナプーム国際空港へ。
飛行機の出発が9:45分発なので、6時半頃、ホテル前からタクシーに乗り(ホテルのスタッフがタクシーを捕まえてくれました)、空港へと向かいました。
タクシーの窓から見えた日の出
タクシーは、朝のバンコクの高速道路をスピードを上げて走っていきます。
車窓からは、バンコクの日の出を見ることができました♪
40分ほどで、空港に到着。チェックインを済ませ、カフェで朝食をいただくことに。
空港のカフェで朝食
空港のカフェで朝食にクロワッサンとデニッシュ、コーヒーをいただき(435B:1,561円)、出入国手続きを済ませ、お土産を購入した後、飛行機に搭乗。
搭乗した飛行機、日本航空JL032便は、定刻通りに9:45分にバンコク出発し、17:55分に無事、羽田空港に到着しました★
バンコクMAP
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