台湾の古都「台南」の街をぶらぶら歩いて、お買い物をして、美味しいご飯やかき氷を食べて、観光して。。
小さい街なので、歩いて結構回れちゃいます。
昭和レトロな雰囲気の街並みを歩きながら、台南を満喫しちゃいましょう★
①北極殿
台湾4日目。前日の夜台南に到着し、この日は台南観光です★
朝食は、宿泊している「カインドネスホテル チーカンタワー」で。
朝食後、民権路二段沿いのホテルのすぐ近くにある、1665年に建立された、玄天上帝を主祀とする『北極殿』に行きました。
玄天上帝は北方を支配するため、北極殿の内部の柱は北を表す黒を基調としているとのこと。そのため、他の廟と比べて、重厚な雰囲気が漂っています。
熱心にお祈りをする人たちがいます。
台湾の方は、宗教観念が強いのでしょう。寺院でこういった光景はたくさん見られますね。
②合成帆布行
台南は、布製(帆布)バッグの生産が盛んで、丈夫でかわいくて、お値段もリーズナブルなバッグが買えちゃうんです!
台南で代表的な帆布のお店は3店舗あり、まずはその中の『合成帆布行』に行ったのでご紹介します★
お店は中山路沿いにあります。
一瞬、お店とは気づかないようなお店。
店先では、ミシンでカバンを縫っている人や、作業する人。談笑するおじいさんとおばあさんが★
お店の中には、カラフルな商品がたくさん陳列されていました。
かわいくて、見てるだけでワクワクします♪
小さめバッグは、200元~250元くらい。小物類は100~200元くらいでしょうか。
こちらでは、小さめバッグを2種類4つ!購入しました~!
③永盛帆布行
帆布バッグのお店、テンション上がります♪
もう1店舗も近くにあるので行ってみました。中山路からロータリーを越え中正路へ。
ありました~! こちらは、『永盛帆布行』。
またまた工場のような佇まい。
永盛帆布行のバッグは、、、
ジャーン! オレンジのかわいいトートバッグがいっぱい★
同じオレンジのバッグでも、持ち手の色が違うんです! かわいい♪
これまたテンションアップ↗です。
ここでも、バッグ1つ購入しちゃいました~。
「合成帆布行」と「永盛帆布行」で購入したバッグは、コチラで紹介してます!
もう1軒、台南の帆布バッグの有名なお店『廣富號』というお店があるのですが、今回は行きませんでした。また買ってしまいそうなので。。
お値段もお手頃で、何といってもかわいくて実用的なので、自分用にもお土産にもグッドです? 台南で帆布バッグ購入は、マストにしたいですね。
④レトロな「林百貨店」
林百貨店は、山口県出身の経営者「林 方一」により、日本統治時代に創立した百貨店です。1980年代より、空きビルになっていましたが、2014年6月にリニューアルオープンしました!
林百貨店
中正路を進み、忠義路二段との左手角に『林百貨店』はあります。
レトロな外観の林百貨店には、オシャレで素敵なものがたくさん売られています。
洗練された中にもなんとなくレトロ感が漂ってきます♪
とても気になったのが、「林百貨店」グッズ! この「林」ロゴがかわいいんです♪
しかも、左の写真のバッグは、「合成帆布行」とのコラボグッズだとか★
「HAYASHI CAFE(林珈琲)」もありました!
屋上にも上がれます。
なんと、屋上には神社がありました!
神社本堂は新しくつくられたものですが、説明看板の下の黒っぽい石などは当時のままだそうです。祭られていたのは商売繁盛の神様であるお稲荷様だったそう。
お買い物はもちろん、台湾の歴史を感じられるものなど、色んな見どころがある林百貨店。
台南に行ったら、一度は必ず行きたいスポットです!
⑤メニューは紅茶だけ!『雙全紅茶』
林百貨店から中正路の左側を真っすぐ進み、131巷を中に入ると右手に紅茶専門店『雙全紅茶』があります。
知らなければ絶対に気づかないような、細い路地を入ったところですが、地元の人や観光客がたくさん訪れるお店なのです。
「SINCE 1949」! そうなんです、雙全紅茶は1949年開店の老舗紅茶店です。
ちょうどお客さんがいなくなったところをパチリ!
お店は、この小さなカウンターのみ。この中でおじさんが紅茶を作ってくれます。
メニューは紅茶1種類ですが、全糖・半糖・微糖・無糖を選ぶことができます。台湾のお客さんには半糖(ノーマルの半分の量)が人気だそうですが、日本人には微糖くらいがおすすめ。
また、ホット、アイス、常温が選べます。
アイスの微糖にしました。1杯25元です。
茶葉は台湾魚地産紅茶を主に6種類をブレンドしており、少し濃い目に入れているためか、ほのかに残る渋さと香り、そしてさわやかな甘さがこれぞ台湾式紅茶という素朴な味わいを引き出しています。
(台北ナビより)
確かに、少し渋みがありました。微糖にしましたが、それでも甘く感じたので、無糖でも良かったかもしれません。量は、結構たくさんありますよ。
ぜひ、台南散策の途中で、台湾紅茶を味わってみてください。
⑥かき氷はマスト?『裕成水果店』
台湾といえば、特に台南といえば、美味しいフルーツにかき氷!
台南の民生路一段沿いに、台南のかき氷屋さん(フルーツ屋さん)の中でも有名なお店『裕成水果店』があります。
日本人にはかき氷が有名なので、かき氷屋さんだと思っていたのですが、果物屋さんなんですよね。
新鮮なフルーツ、フレッシュジュース、マンゴーかき氷などのデザートを求めて毎日たくさんのお客さんが訪れる人気のお店だそうです。
店先、ショーケースの中には、美味しそうなフルーツがずらりと並んでいます★
もちろん「マンゴーかき氷♪」!!
・・・と思っていたら、なんと5月なのに、マンゴーがないとのこと。残念~!
聞くところによりと、今年はマンゴーが不作で遅れているのだとか。。
楽しみにしてたのに残念ですが、気を取り直して注文したのが、、、
どーん! 6~7種類のフルーツがどっさりと、そこにマンゴーソースがトロリとかかっていて、トッピングにはマンゴーアイス。
贅沢なかき氷です★ 大きさは、どんぶりの大きさくらい。一人で食べるのは厳しそう。2人もしくは3人で丁度いいくらいの量です!
『鮮果氷』マンゴーアイストッピング付きで175元です。
氷は、昔ながらのガリガリのタイプ。フルーツと一緒に爽やかにいただけます。
うーん、これは見た目もお味も満足できます♪
⑦カラフルビーサンあります『雙全昌鞋行』
西門路二段を上がっていくと、ロータリーにぶつかります。そのロータリーを右側に沿って歩いて行くとすぐに、カラフルなビーチサンダルが並んでいるお店『雙全昌鞋行』があります。
昔からあるような靴屋(サンダル屋?)さん。
店内は、靴箱がたくさん積まれていて倉庫のような感じ。
ビーチサンダルや、スリッパタイプのサンダルなど、色んな色の組み合わせがあって、カワイイ♪
お値段の最新情報は分かりませんが、台北ナビによると、ビーチサンダルが150元だそうです。うーん、激安という訳でもないかな。
台南の後に墾丁に行くスケジュールだったら、ビーサン買いたかったけど、台南の後は帰国なので、日本でビーサンは履かないかな、と思い購入には至らず。。
お店の前には、かわいいサンダルキャラクターのイラストが描かれているブロックが置かれていました。サンダル同様、カラフルでかわいいです!
なんか、このお店、色んなところにイラストが。
壁には、こんな大きな壁画も! レトロでかわいい☆
「Pray for Kumamoto」くまモンのイラストも。
サンダル以外にも、革靴や長靴なども売っているそうです。掘り出し物に出会えるかも!
⑧ドライマンゴーが絶品!『玉井之門』
台湾といえば、「マンゴー」! マンゴーかき氷を食べられなかったので、その代わり(?)にドライマンゴーはGETしたいところ。
民族路二段沿いの名所『赤崁楼』の真向かいに、美味しいドライマンゴーが買える『玉井之門』があります。
『玉井之門』の看板。ドライフルーツのお店です。
台湾のマンゴーの産地「玉井」にあるドライマンゴー専門店の台南支店だそうです。
ってことは、美味しいに違いないですね。楽しみ♪
自動ドアで、高級感のあるお店。
マンゴーがメインですが、パイナップルなどマンゴー以外のドライフルーツも。
マンゴーだけでも、色んな種類のドライマンゴーがあって、どれがいいのか迷います。
すると、なんとこのお店、試食がたくさんありました!
この真ん中の棚にあるタッパー、全部試食なんです★
こんな感じで、試食が並んでいます。
何種類か試食をしてみて、やっぱり愛文芒果(アップルマンゴー)かな~。
肉厚で爽やかな甘味でとっても美味しいです♪
1つだけ購入!
愛文芒果乾(230元)!
東南アジアやハワイなどで売っている、黄色くて薄いドライマンゴーとは様子が違います。
肉厚で大きく、色もオレンジ~茶色という感じ。見た目は正直あまり良くないですが、味は保証付き❕
食べ応えもあって、甘すぎずとても美味しいです★
ちゃんとジッパー付きの袋になっていて、お土産にもオススメです♪
ホント美味しかったので、もっと買ってくれば良かったなぁ。他のフルーツも食べてみたかった。。
隣のセブンイレブンに「オープンちゃん」が! やっぱりかわいい。。♪
(オープンちゃんは、台湾のセブンイレブンのキャラクターです。)
⑨赤崁楼
ドライマンゴーのお店『玉井之門』の真正面に台南の名所『赤崁楼』があります。
門では、コマイヌならぬシーサーならぬ、獅子がお出迎え!
門を入る手前に、チケット売り場があります。ここで入場券を購入。一人50元です。
『赤崁楼』は、オランダ人が1652年に建造したもので、当時は「プロヴィンシア城」と呼ばれていました。
オランダ統治、明鄭時代、清代、日本統治時代と、4つの国の歴史が交差してきた赤崁楼。その間、数回に渡る改築や修復が施された赤崁樓は、1983年国家一級古跡に指定され、台南を代表する名所古跡となったとのこと。
赤崁樓(海神廟)
落ち着いた色合いの赤崁樓(海神廟)ときれいなお庭です。
赤崁樓の前に板状の石碑が並んでいますが、この石碑の下に亀の石碑があって、亀がこの板を背負っているようになています。この亀が背負っている石碑には良い功績を残した人への文が書かれているそうです。主に当時の皇帝が内容を決めていたとのこと。
お庭の池には、たくさんの鯉が! 金の鯉もいっぱい泳いでます!
では、本殿に入ってみましょう。
階段で2階へ上がることができ、2階には船の模型のようなものが展示されていました。
ここから、隣の文昌廟を見ることができます。
屋根が弓なりに曲がった形が、中国式建築様式で、特に屋根の軒先が緩やかに空に向かって延びていくのが赤崁樓の特徴だそうです。
2階から庭園を見た様子。手入れがきちんとされていて、とてもきれいな庭園です。
視界が開けていて、気持ちいい♪
こんなアーチ状の門がありました! オシャレですよね☆
『赤崁樓』、中国の派手派手なお寺などとは違って、落ち着いていて、雰囲気のある素敵な古跡でした。
⑩台南名物「担仔麺」のお店『赤崁擔仔麺』
台南グルメといえば、『擔仔麺(タンツァイミエン)』 台南料理のなかで、最も有名と言われる甘い肉味噌をのせたスープ麺です。
その擔仔麺が食べられる有名店『赤崁擔仔麺』が赤崁樓のすぐ近くにあります。
レトロな雰囲気が素敵です♪
店内入って左手には厨房があって、お客さんから見えることろで、麺を茹でたりしています。
お店の中も、レトロ感漂っています。
ここで食べるのは、もちろん、、、
担仔麺(50元)
だいぶ小ぶりで、見た目もシンプル。
まずは、スープを一口。あっさりしているけど、ダシが効いていて美味しい♪
肉味噌を混ぜて食べると、あっさりしたスープにアクセントが効いて、さらに美味しくなります。あ~、この味好きですね。 麺もとっても食べやすいです。
台南に来たら、この担仔麺はマストです!!
担仔麺の他にも、2品注文しました。
詳細はコチラの記事で↓
かなり歩きましたが、お買い物や観光、食事、スイーツをお散歩しながら楽しめて、とても満足できました! これだけ回っても、まだ夕方前です!
台南、色々楽しめます。
さぁ、これからまだまだ歩きますよ~★
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