シンガポールの中心から東の少し離れたところにある「カトン」エリア。そこにはかつてプラナカンが多く住んでいました。
パステルカラーのかわいいショップハウス(狭く細長い家屋形式)や、カラフルなプラナカン雑貨に会うことができ、中心部とは違った、ちょっとのんびりと落ち着いた雰囲気を味わうことができます★
パヤ・レバ駅から歩いてカトンへ
シンガポール旅行2日目。
この日は朝から、プラナカン文化が残る街、「カトン」へ向かいます。

MRT東西線に乗って、シティ・ホール駅から5つ目の「パヤ・レバ Paya Lebar」駅へ。


駅には、パヤ・レバスクエアという駅ビルもあり、飲食店がたくさん並んでいました。
右の写真の「麦屋むぎや」というパン屋さんは、通勤の人たちが次々と入っていき列ができていて、人気のパン屋さんのようでした。ワッフルも美味しそう!


マクドナルドとモスバーガーが隣同士にありました!
朝マックに朝モス♪

店舗の向かいには外の席もあって、面白いな~と。
さてさて、カトンへ向かいましょうか。
この日は、あいにくの雨模様。。駅からカトンまでは約500m。順調にいけば、10分くらいで到着できるはずなので、雨だけど頑張って歩いて行くことに。
ところが、駅からの地図がなく、多分あっち方向ということで歩き始めたので、結構遠回りをしたみたい。。
歩き進んでいくと、プラナカン建築のカラフルな建物が見えてきました。

良かった。道、間違えてなかったみたい。


途中、近代的な建物や、派手なマンションもあり。


シンガポーリアンの台所「ホーカーズ」や、ハラールフードのお店も。
プラナカン文化
カトン地区に入ってきました。


「プラナカン」とは、15世紀後半からマレーシアやシンガポールにやってきた、中国系移民の子孫のことです。彼らは現地の女性と結婚し、中国やマレーの文化とヨーロッパの文化をミックスさせた、独自の生活スタイルを築きました。東西交易の要衝であった、マレー半島やシンガポールならではの歴史です。
「シンガポールナビ」より
プラナカン建築は、1階が店舗や事務所、2階が住居になっていて「ショップハウス」と呼ばれています。
1軒が単独で建つのではなく、数軒が隣り合った状態で建てられているのだそう。

こういったショップハウス様式は、シンガポールの色々なところでも見られますが、最も有名なのが、ここカトンのジョー・チアット・ロード周辺です。その中でも、クーン・セン・ロードは、装飾のきれいな家並みを見ることができます。

クーン・セン・ロードに入ると、突然パステルカラーの綺麗なショップハウスが目に飛び込んできました!
かわいい~! なんともメルヘンチック♪

壁には装飾が施されていて、かわいいタイルや、軒先にもレースのような飾りがあります。


良く見ると、色々凝っていて、見ていて飽きません。

門柱に、シーサーのような守り神が。



門柱のタイルの柄が、とっても素敵です♪

ショップハウスの裏側に回ることができました。
やはり奥行きがすごいですね!




裏側も素敵で、このドアの感じなんか、モロッコとかにありそう!とか思ってしまいました(私の勝手なイメージかもですが・・)。
ショップハウスでテンション上がった後は、朝ごはんを食べに行きます♪
『328カトン・ラクサ』
ジョー・チアット・ロードをさらに南下し、イースト・コースト・ロードにぶつかったら右に曲がり2分ほど歩くと、ラクサの人気店『328カトン・ラクサ』があります。

到着したときは、まだオープン前でした。

ラクサは、クリーミーでスパーシーでとても美味しかったです♪
詳細はコチラ→クリーミーでスパイシーな病みつきラクサ『328カトン・ラクサ』@シンガポール
カラフルなプラナカン雑貨
ジョー・チアット・ロードから「328カトン・ラクサ」に行く途中に、プラナカン雑貨のお店があります。
食後は、このお店を物色。
ラクサのお店から戻って、最初にあるのが、「キム・チュー・クエ・チャン」。


ニョニャ菓子のお店で、隣には雑貨も売られています。
入口はそれぞれありますが、店内でつながっているんです。

店頭には、ちまきが吊り下げられています。
ニョニャちまきは、笹の葉ではなく、パンダンというハーブの葉で巻かれているそう。

色鮮やかなニョニャ菓子

カラフルなビーズ刺繍サンダル
プラナカンの陶器が、カラフルでとってもカワイイんです♪

スプーン

調味料入れ

茶器セット
色合いがホントにきれいです♪ S$208!!結構なお値段します。。

お皿
お皿もいろいろ。S$46。買えないお値段ではないけど、やっぱりお高い。
何か記念におみやげを買いたかったので、お手頃なスプーンとタイルを買いました★



色合いが素敵です♪ このタイルはマグネットになってるので、冷蔵庫とかに貼りたいですね!
このお店の1軒隣には、店構えもとっても素敵な「ルマー・ビビ」というプラナカン雑貨のお店。

オシャレでかわいいお店です♪




お店の壁のタイルや床の模様もとっても素敵で、やっぱりこの色合いがなんとも言えません。
お店の中は写真を撮ることができなかったのですが、手が込んでるビーズ刺繍やカラフルな雑貨や洋服なども売られていて、素敵な空間でした。
プラナカン雑貨を堪能して、来た道を戻ります。

ジョー・チアット・ロード沿いにモスクがありました。
「マスジット・カルッド・モスク MASJID KHALID」です。

礼拝所に敷かれた、アラビックなカーペット。この模様と色合い、好きです♪
このモスクは、礼拝所がオープンな感じで、外から見えるようになっていました。
そして、またパヤ・レバ駅へと戻ります。
途中タクシーを拾いたかったのですが、なかなかつかまらず、結局歩いて駅まで。。また30分近く歩きました。
そうそう、でも雨は最初だけで、ほとんど傘をさすこともなかったので良かったです。

次は、「アラブ・ストリート」へ行きます。
MRTに乗って、ブギス駅へGO!
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