メキシコの南、中米にある国「グアテマラ(Guatemala)」
午前中、世界遺産の古都アンティグアの街を散策した後、シャトルバスでグアテマラシティにある「ラ・アウロラ国際空港」へ。
夕方17:15発の飛行機で「フローレス」へと向かいます。
今回は、ティカル遺跡のゲートシティである「フローレス(Flores)」の町をご紹介します。
TAGエアー2372便でフローレスへ
ラ・アウロラ国際空港
14時、予約していたプライベートシャトルバスに乗り、アンティグアからグアテマラシティの「ラ・アウロラ国際空港」へ。
車は快調に飛ばし、約40分ほどで空港に到着しました。
ラ・アウロラ国際空港内にある「&Cafe」
「&Cafe」のカフェラテ
ラ・アウロラ国際空港
チェックインを済ませ、時間があったので空港内の「&Cafe」でコーヒーを飲んで待ちます。
コーヒーは、15ケツァール(225円)
グアテマラのコーヒーは、本当に美味しいです★
フローレス行きの待合室
こちらは、フローレス行きの搭乗待合室。
乗客はグアテマラ人ももちろんいましたが、フローレスが世界遺産ティカル遺跡のゲートシティということもあって、外国人旅行者率が高かったです。
フローレスまでは約1時間
フローレスまでは、中南米に展開する航空会社「Tagエアー」で約1時間ほど。
このルートをバスで行くと13時間ほどかかるので、かなりの時間の節約です。
ただし、お値段は約26,000円で、バス(約2,300円)の10倍以上かかります。
飛行機のチケットは、日本からネットを使い、エクスペディアで予約しました。
フローレス行き2372便
フライトスケジュールは、グアテマラシティを17:15分発でフローレスに18:15分着。
写真がフローレス行きTagエアー2372便の機体です。
かなり小さめの飛行機です。
天候の影響からか、30分ほど遅れて出発。
空から見た雲海
離陸した小さめの飛行機は一気に雲の上へ。
夕暮れの雲海が綺麗です★
機内で出た軽食
沈みゆく太陽
フローレスへと近づくにつれ、次第に眼下の風景はジャングルに覆われていきます。
フローレスの街が見えてきました!
40分ほど飛行したところで、熱帯雨林の合間に広い湖「ペテン・イツァ湖」が見えてきました。
その「ペテン・イツァ湖」の中にぽっかりと浮かぶ島、あれが目的地の「フローレス島」です。
湖に浮かぶフローレス島
飛行機は湖とフローレス島を左手に眺めながら、湖の外側にあるフローレスの空港「ムンド・マヤ国際空港」に着陸!
フローレス到着!
日没をバックにしたTagエアーの機体
機体を降りて、滑走路を歩いて空港の建物へ。
ちょうど夕陽が沈むところ。
とても、美しい光景でした★
「フローレス(Flores)」は、グアテマラ北部ペテン県の県都。人口は約30,000人。
東西32㎞、南北5㎞ほどの広さを持つ湖「ペテン・イツァ湖」の中に浮かぶ「フローレス島」と南岸にある「サンタ・エレナ」の2つの町から構成されていて、両者は陸橋で結ばれています。
ペテン県には、世界遺産の「ティカル」を始めとするマヤの遺跡が点在しており、フローレスはそれらマヤ遺跡観光の拠点としても知られています。
フローレスの空港「ムンド・マヤ国際空港」
空港の床に描かれたマヤ遺跡マップ
空港からフローレス島までは、宿泊予定のホテルの送迎を頼みました。
空港を出ると、ホテルの案内カードを持った人を発見!
さっそく車に乗り込み、ホテルへ。
西洋人のカップルと合い乗りでした。
Hotel Isla de Flores(ホテル イスラ デ フローレス)
宿泊した「Hotel Isla de Flores」
「Hotel Isla de Flores」の外観
ホテルに併設されたカフェ&レストラン
こちらが、宿泊した『Hotel Isla de Flores(ホテル イスラ デ フローレス)』
白を基調にした爽やかな外観で、カフェ&レストランも併設されています。
中央公園のすぐそばに位置し、レストランやお土産屋さんも近くにある便利なロケーション。
「Hotel Isla de Flores」の部屋
部屋は、白とブルーでまとめられていて、シンプルで清潔感があります。
バルコニーは小さいですが、湖が見え、湖の向こうに沈むきれいな夕日を見ることができました♪
『Hotel Isla de Flores(ホテル イスラ デ フローレス)』の記事はこちら↓
Restaurante Tipico Imperio
『Restaurante Tipico Imperio』
夕食は、フローレス島の南東にあるレストラン『Restaurante Tipico Imperio』に訪問。
『Restaurante Tipico Imperio』は、グアテマラ料理や西洋料理、そして、お酒をいただけるカジュアルなレストラン&バーです。
トリップアドバイザーで探しました。
『Restaurante Tipico Imperio』の店内
『Restaurante Tipico Imperio』の店内
店内は、天井が藁葺き風だったり、観葉植物が飾られていたりと、トロピカルな感じの雰囲気。
店の奥は、夜のため真っ暗で何も見えませんでしたが、湖に面したテラス席になっています。
お客の入りは5割ほど。欧米人客が多かったです。
モヒート(20ケツァール:300円)
お飲み物は、モヒートを頼みました。
フローレスは低地の熱帯雨林地帯にあるのでかなり暑く、爽やかなモヒートがぴったり。
ナチョスチキン(55ケツァール:825円)
フライドフィッシュ(70ケツァール:1,050円)
ベジタブルスープ(30ケツァール:450円)
お料理は、グアテマラ料理でナチョスチキン、フライドフィッシュ、ベジタブルスープをチョイス。
お味はまずまず。毎日のお食事がお肉率高かったので、魚料理が美味しかったです。
『Restaurante Tipico Imperio』
お料理の総額は、190ケツァール(2,850円)※2人分
食後は、フローレス島をぶらぶら。
熱帯のため、かなり暑くて湿気があります。
I Love ペテン県
島の入り口にあったペテン県のロゴ。
フローレス島には、旅行者向けのホテルやレストランがたくさんあり、観光客の多くがこの島に滞在します。
そのため、警備もしっかりしていて治安は良好。
一方、対岸のサンタ・エレナは商業の中心となっている地区で、場所によっては治安の悪いエリアもあるとのこと。
お土産やさん
島を歩いていて、あまりに蒸し暑いのでズボンを購入することに。
購入したズボンは、タイやインドのバックパッカー向けの雑貨屋でよく売られているようなコットンのカラフルズボン。
100ケツァール(1,500円)と、物の割には高めでしたが、明日、かなり暑いというティカル遺跡をジーンズで回らなくて済むのはGood!
ホテルに戻り、翌朝8時にティカル遺跡へと出発するため、早めに就寝zzz
フローレス島(Flores)の朝
ホテルのバルコニーから見たフローレス島の朝
フローレスの夜が明けていきます。
翌朝、早起きしてホテルのバルコニーから見たフローレス島の夜明けです。
まだひと気のない街並み。鳥の鳴き声だけが辺りに響き渡っていました。
ホテルに併設されたカフェ&レストラン
ホテルの朝食
ホテルに併設されたカフェ&レストランでアメリカンブレックファストの朝食。
パンケーキと、グアテマラの美味しいコーヒーと一緒にいただきます。
さあ、ティカル遺跡へと出発!
朝食を済ませ、午前8時に待ち合わせていたガイドさんの車が到着。
世界遺産ティカル遺跡へと出発しました。
ティカル遺跡については、こちら↓でご紹介。
ティカル遺跡
フローレス島(Flores)の街歩き
「Hotel Isla de Flores」に戻って来ました。
丸一日、ティカル遺跡を堪能し、フローレスのホテル『Hotel Isla de Flores(ホテル イスラ デ フローレス)』に戻って来ました。
ガイドさんたちとお別れした後、一旦ホテルの部屋に戻ってひと休み。
お部屋に戻り、窓を開けると、ちょうどバルコニーの向こうに夕陽が沈むところが見えました。
ちょうど夕陽が沈むところ
ホテルのバルコニーから眺めるフローレスの夕陽
夕陽を眺めた後、夕食を食べにお出掛け。
フローレス島をぶらぶらと歩きながら、ネットで探したお目当てのレストランへと向かいます。
フローレス島をぶらぶら街歩き
パステルカラーの建物が並びます。
フローレス島は、500m四方ほどの小さな島。
島の道には石畳が敷かれ、パステルカラーの建物が所狭しと建っています。
島の中心は高台になっていて、カテドラルやペテン県庁舎などが並ぶ中央公園があります。
丘の上にあった3オン3のコート
坂道を登って、中央公園に辿り着きました。
中央公園の横には、3オン3のコートがあって、地元の青年たちがバスケを楽しんでいました。
ペテン県の県庁舎
グアテマラ国旗が掲げられたペテン県庁舎があります。
丘の上からペテン・イツァ湖を眺める
中央公園のある丘の上からは、フローレス島の街並みと、ペテン・イツァ湖の水面を眺め見ることができます。
丘の上の広場に建つカテドラル
中央公園の横に建つ白亜のカテドラル。
工事中で外壁に足場が組まれていました。
ペテン・イツァ湖の夕暮れ
丘を下っていき、湖の岸辺まで歩いてきました。
夕暮れのペテン・イツァ湖の光景。
静かな水面。小さな漁船や観光客向けの遊覧ボートなどの姿がちらほらと。
石畳と坂道の多いフローレス島
夕暮れの静かなフローレス島の街路をのんびりと歩いていくと、しばらくして、お目当てのレストランが見つかりました。
La Casa de Enrico Restaurante
『La Casa de Enrico Restaurante』
トリップアドバイザーで評価の高い(フローレス1位)、グアテマラ、西洋、アジア料理などをミックスさせたフュージョン料理のお店『La Casa de Enrico Restaurante』です。
『La Casa de Enrico Restaurante』の入り口
こちらは、『La Casa de Enrico Restaurante』の入り口のウェイティングスペース。
壁や天井などのカラーリング、照明やソファー、クッションなどのインテリアもお洒落な感じ。
湖を眺めながらお食事できます。
案内された席は、ペテン・イツァ湖に面したテーブルで、夕暮れの湖の風景を眺めながらお食事を楽しめます。
夜なのでちょっと暗いですが、軒先にボトルが吊り下げられていたり、花がいろんなところに飾られていたりと、インテリアには凝っている様子。
座席はこんな感じ
座席に着席してメニューを眺めていると、お店のスタッフさん、冷たいおしぼりを持ってきて、首のところに載せてくれました(手を拭くおしぼりとは別)。
グアテマラのレストランでこんなサービスがあるとは思っていなかったので、ちょっとびっくり!
暑いフローレス、ひんやりとしたおしぼりが気持ちいいです♪
モンテカルロビール(15ケツァール:225円)
お飲み物は「モンテカルロビール」を注文。
ティカルのガイドさんにお勧めされたグアテマラ国産のビールです。
グアテマラ国産のビールでは、「ガヨ」という銘柄が一番飲まれているのですが、安っぽい感じの味の「ガヨ」に比べてお味が洗練されていて、なるほど美味しいです★
Ceviche de Camaron o Pescado(80ケツァール:1,200円)
Pollo al estilo Thai(75ケツァール:1,125円)
Pasta all’Arrabiata de la Casa(70ケツァール:1,050円)
お料理は三品注文。
魚介のセビーチェとタイ風のグリルチキン、そして、パスタ・アラビアータです。
この中で特に美味しかったのが、セビーチェ。
タイのナンプラーやベトナムのヌックマムのようなアジアの魚醤っぽいソースがかかっていて、それがセビーチェの具材であるレアな魚介やお野菜と合うんです♪
グアテマラ料理のこってりした味付けに飽き気味だった身としては、めちゃくちゃ美味しく感じる、グアテマラ&アジア・フュージョンのお味でした★
他の2品はまあまあ。
「Hotel Isla de Flores」のカフェ
美味しいグアテマラコーヒー
食後は、ホテルに戻って併設されたカフェ&レストランで、グアテマラコーヒーを一杯。
さすが、コーヒーの名産地グアテマラ。どこで飲んでもコーヒーが美味しいです★
フローレス島MAP
世界遺産「ティカル」を始めとしたマヤ遺跡巡りの拠点として知られる「フローレス島」
旅行者が遺跡に出掛ける日中だけでなく、旅行者が戻ってくるはずの夜も意外と静かでした。
雨季のローシーズンに入りかけの時期だったからでしょうか。
次回はティカル遺跡についてご紹介します。
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