日本にもあるチャイナタウン(中華街)。どこのチャイナタウンも、見どころも美味しいものもたくさんあって、とても賑わっています。
シンガポールのチャイナタウンも活気があって、お寺や屋台や雑貨屋などがたくさんあり、地元の人も観光客も集まる人気の観光スポットになっています。
そんなチャイナタウンを散策しましたー!
①シンガポールの朝食の定番「カヤトースト」のお店『ヤクン・カヤトースト』
宿泊しているホテルのあるシティホールから、朝のお散歩がてら、チャイナタウンの方まで歩いて朝食を食べに行きました。
雨が降った後のシティホール駅近く
サウスブリッジロードから見た高層ビル
壁に、とてもかわいらしい絵が描かれていました☺
シティホールから約20分。
MRTテロック・エア駅の近く、チャイナストリート沿いのファー・イースト・スクエアの1階に『ヤクン・カヤトースト』はあります。
朝7:30から営業していて、地元の人や観光客が朝早くからカヤトーストを食べにきます。
カヤトーストセット S$4.80(ホットドリンク)と、フレンチトーストセット S$4.50(ホットドリンク)をオーダーしました。
コピ(砂糖・練乳入りコーヒー)と半熟たまご2個が登場!
コーヒーは甘いけど、南国で甘いコーヒーは、なぜか美味しい♪
半熟たまごは、そのまま食べてももちろん美味しいけど、後から来るカヤトーストをつけて食べると美味しいらしい。それが、正しい食べ方!?
カヤトースト
フレンチトースト
カヤトーストは、炭火でカリカリに焼かれていて、トーストの間には、カヤジャムとバターが挟まれています。香ばしくて美味しい~?
そして、フレンチトースト。
最近流行りのフワフワなフレンチトーストとは違うけど、カヤジャムが添えられていて、美味しかったですよ。
でも、断然カヤトーストの方が好みでした♪ とっても美味しかったです★
②1841年創建「シアン・ホッケン寺院」
「ヤクン・カヤトースト」から、テロック・エア駅の反対側のテロック・エア・ストリート沿いに、1841年創建のシンガポール最古の道教寺院「シアン・ホッケン寺院」があります。
旧正月の時期だったため、赤い提灯がたくさん飾られていて、華やかな雰囲気です。
寺院の向かいのビルの前にも提灯が飾られていて、何やら中国っぽい動物たちの人形がたくさんいました♪
旧正月のイベントも催されるようです。
さて、中に入ってみましょう!
入口の天井には、細かな彫刻が施されています。
中に入りと、中央にどどーんと大きな亀が!!
何でしょ、これ。。
写真を撮っていると、ちょうど観光バスが到着して、欧米系の外国人の方がたくさん降りてきました。団体様とかぶってしまった?
シンガポールに限らず中華圏では「亀」が長生きや繁栄のシンボルであることから、旧正月や誕生日などお祝いごとがある時に、亀を飾ったり、亀の模様のお菓子を食べたりするそうです。
この大きな亀は、お米の入った袋でできていました。
お祈りをする人たち
みなさん、亀の形のお供え物などを買って、本殿にお供えしお祈りしています。
お寺の脇の出入り口
床や壁には、プラナカン模様のようなタイルが埋め込まれています。
良く見ると、屋根にはお花のカラフルでかわいらしい彫刻が! 凝ってます。
寺院を見学した後は、シアン・ホッケン寺院から裏のアモイ・ストリートを通って、チャイナタウンの中心部へ向かいます。
中国雑貨と飾り物
中華カフェでお茶する外人さん
アモイ・ストリートに入ると、、、
あまり空いているお店はありませんでしたが、カフェやレストランなどが並ぶ、おしゃれな感じの通りでした。
テロック・エア駅の方へ戻り、クロス・ストリートからサウス・ブリッジ・ロードを左折します。
③ペパーミントグリーンの「ジャマエ・モスク」
サウス・ブリッジ・ロードに入ると、通りの上に、アーチ状の飾りがされていました。これも旧正月だからでしょうか。
右手に、ペパーミントグリーンのきれいなモスク「ジャマエ・モスク」があります。
なんだか、かわいらしいですね♪
ジャマエ・モスクは、1826年に建てられた、シンガポールで最も古いモスクのひとつ。インド南東部のコロマンデル海岸からやってきた、タミル人のイスラム教徒によって建造されました。
礼拝所の中も、淡いグリーンで統一されていて、とても綺麗です?
イスラム教徒の人たちが、何やらお勉強?をしています。コーランを読んでいるのでしょうか。。
④チャイナタウンの中心にあるヒンドゥー教寺院「スリ・マリアマン寺院」
なぜかチャイナタウンの中心「パゴダ・ストリート」の入口に建つヒンドゥー教寺院「スリ・マリアマン寺院」。
極彩色に塗られた南インドのドラヴィダ様式で、南インドの地母神である女神「マリアマン」を祀り、マリアマンの持つ病気に対する治癒力を求めて、多くの信者が訪れるそうです。
スリ・マリアマン寺院は1827年、この地に建設されました。現在はチャイナタウンの中心部に当たりますが、19世紀半ばまではこの近辺には多くのインド人が住んでいたそうです。その後、寺院は拡張を続け、1903年には玄関部分に高い塔門を持つに至ります。この寺院があるパゴダ・ストリートの、「パゴダ(仏塔)」という名前は、空に向かってそびえ立つこの塔門に由来しているのだそう。
「シンガポールナビ」より
⑤もっとも賑わう「パゴダ・ストリート」
チャイナタウンでもっとも活気があるのが、「パゴダ・ストリート」です。
中国雑貨のお店やレストランなどがたくさん並んでいます。
扇子やお箸、ハンコなどいろいろ。。
ビーフジャーキー(ポークジャーキー)?のお店
筆がたくさん
カリグラフィーのお店
中華料理レストラン
お店はたっくさんあったけど、人も多くて、あまり見れませんでしたし、写真も撮れなかったです。
パゴダストリートを一通り見て、ニュー・ブリッジ・ロードに出てきました。
旧正月な飾り
薄っぺらいビル!
このビル、薄い?!!
マンションでしょうか。。こんなに薄くて大丈夫?って感じのビル。なんでこんな形にしたのでしょう。。
面白くて写真を撮ってみましたが、後で調べてみたら、上の薄い部分は分からないのですが、下の部分はショッピングセンターになっていて、両替所やマッサージ屋さんなども、たくさん入っているようです。
ニュー・ブリッジ・ロードにあった「林志源」というお店。
お客さんがいっぱいだったのですが、ポークジャーキーが美味しいらしく、オーチャードにもお店があるようです。
漢方のお店もありました。
⑥ふわふわしっとりのマンゴースノーアイスが食べられる『味香園』
パゴダ・ストリートの1本隣のテンプル・ストリートの入口にある『味香園』。
人気のマンゴースノーアイス食べられるお店です。
そろそろ休憩をしたくなったので、入ってみましょう~♪
マンゴースノーアイス(S$5.50)と、マンゴーロール(S$3.50)を食べました★
マンゴースノーアイスは、ふわふわ且つしっとりと滑らかで、マンゴーの味も濃く、とっても美味しい♪
マンゴーロールは、回りの白い寒天のような部分が、ツルンとしていて不思議食感!
どちらも、美味しかったですよ☆
⑦「CKデパート」で日清食品のカップヌードルを買う
スミス・ストリートの入口に、きれいな建物が。
入ってみると、1階には衣料品が売られていて、「CKデパート」という小さなデパートのようでした。地下に行くエスカレーターがあったので、下りてみると、食品や生活用品が売られているスーパーになっています。
店内はとても綺麗で、落ち着いてお買い物ができそうな空間です。
カップラーメンのコーナー! 一番上の段には、日清食品のカップヌードルが!!
日本にはない、シンガポール特有のフレーバー、チリクラブ味やラクサ味もあります?
これは食べてみたい!と思い、この中から5種類を購入。
帰国後、全種類食べてみましたよ♪
食べ比べ記事は、こちらで↓
⑧ホーカーズのある「チャイナタウン・コンプレックス」
「CKデパート」の隣に、「チャイナタウン・コンプレックス」という建物があって、この2階は大型ホーカーズになっています。
中華料理中心のホーカーズで、約150店舗入っているそうです。
たくさんのお店がありますが、中でもこの鳥の丸焼き(北京ダックのような・・・)のお店はどこも行列ができていました。
こちらのホーカーズは、シンガポールのホーカーズの中でも、ローカル色が強いそうです。確かに、観光客は見当たらず、ほとんど地元の方のように見受けられました。
そして、1階は買い物エリアになっています。
衣料品
縁起物雑貨
茶器セット
お守りストラップ
色々お店がありましたが、ここでは正直あまり目に止まるものはありませんでした。。
出入り口の壁には、斬新な絵が。。 ブルースリー!!
⑨裏道「サゴ・ストリート」
チャイナタウン・コンプレックスの脇の裏道のような「サゴ・ストリート」にも、狭い通りにお店がたくさんあって興味深かったです。
「More Shops@Sago Street」の看板が。そう、確かに、案内がないとあまり気づかないかも。
屋根の上に、たくさんの飾りが
中国菓子のお店
お箸のお店。店頭にあった、カラフルな干支のお箸。この時はそれほどピンと来なかったけど、今写真で見たらカワイイ 欲しくなるっ!
時間と体力があったら、もっとゆっくり見てみたかったですね。
⑩利用しやすいホーカーズ「マックスウェル・フードセンター」
サゴ・ストリートからサウス・ブリッジ・ロードに出て右折。サウスブリッジロードとマックスウェルロードがぶつかった角にホーカーズ『マックスウェル・フードセンター』があります。
ちょうどお昼時だったので、かなり混雑していました。
ここ、マックスウェル・フードセンターで食べたかったのは、人気店『天天海南鶏飯』のチキンライス。
おー! 行列。。
でも、並んでゲットしましたよ~★ 鶏半羽分の「大」サイズS$12.70。
チキンが柔らかくて、お味が染みていて、とっても美味しかったです。
結構な量だったけど、2人でペロリと完食!
もう1品は、炒め麺。甘辛くて、こちらも美味しかった。
⑪見ごたえあります!「新加坡佛牙寺龍牙院」
さきほどのサゴ・ストリートとサウス・ブリッジ・ロードの角に、やけに目立つ豪華な寺院が建っていました。
比較的新しめなこの寺院、ガイドブックを見ても詳細が載っていなく、スルーしようかと思ったのですが、近くに行くと観光客がたくさんいたので、入ってみることに。
瓦屋根を葺いた堂々たるこのお寺は、唐王朝時代の建築様式。ミャンマーの寺院で発見された、仏陀の歯を納めるために建てられました。2007年5月に完成した建物は、朱塗りの柱もまだピカピカで、内部も目の覚めるような鮮やかさ。ちょっと日本人的には「わびさび」に欠けますが、絢爛豪華なたたずまいで、中華系シンガポーリアンの篤い信仰を集めています。
「シンガポールナビ」より
地元の人や観光客がたくさん。
まず、入ってすぐのところに、財宝を司る黄財神像や、おだやかな微笑を浮かべる如意輪観音像が。熱心に祈りを捧げています。
壁には仏像が祀られていて、その周りには、無数の小さな仏像が並べられています。この小さい仏像の数がすごいんです!! 圧巻ですよね。
その奥へ入ると、とても広い空間になっていて、中央には金色に輝く巨大な弥勒菩薩像が。
左右の壁には、100体の仏像が祀られていて、その周りには、またまた無数の小さな仏像が並べられています。なんだか、この寺院すごいです。。
この寺院は4階と屋上まであります。
・中2階ー回廊 ・2階ー図書館兼ショップ ・3階ー仏教博物館「龍華展覧館」と舎利の展示室 ・4階ー仏陀の歯を祀る、聖なる光のホール ・屋上:萬佛閣とランの咲く庭
一通りまわって、屋上まで行きました。
屋上は庭園になっていて、静かで落ち着いた空間になっています。
中心には瓦屋根の建物「萬佛閣」の中には、金色の梵字で彩られた巨大な「転経器(マニ車)」が! これは回転する円筒形の経文入れで、この種の仏具としては世界最大のものだそうです。
みなさん、これを回してたので、私も1周回しました~★
そして、この屋上の周りにも、小さな仏像が無数に。。
降りる途中、2階の回廊から、1階の広間を見ることができました。
人が集まってきていて、僧侶も一緒にお経をあげているようです。
この「新加坡佛牙寺龍牙院」、歴史も浅い(10年も経ってない)ので、有名ではありませんが、かなり見応えがあって良かったです。
チャイナタウンに行ったら、ぜひ見学することをオススメします?
シンガポールのおよそ80%の人が中華系を占めているそうなので、チャイナタウンはシンガポールの必ず訪れるべきエリアですね!
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