ゼノビアカフェ(麻布十番)|アラビアコーヒーと水タバコ「シーシャ」

麻布十番、ゼノビアカフェ グルメ
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都営地下鉄大江戸線「麻布十番」駅から徒歩2分。4番出口から出たパティオ通りの並びの雑居ビルの2階に、アラビアコーヒーやアラブスイーツ、アラブ料理をいただけるお店『ゼノビアカフェ』は、あります。

2018年4月にオープンしたこのお店、広尾にあるシリア・アラブ料理店『アラビアレストラン ゼノビア』が経営するカフェ店舗。

本格的なアラブコーヒーやハーブティーをいただけるほか、水タバコ(シーシャ)を吸うこともできるお店。アラブの料理も提供しています。

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アラビアの雰囲気満点のエキゾチックな店内♪

麻布十番、ゼノビアカフェ『ゼノビアカフェ』は建物の2階にあります。

 

『ゼノビアカフェ』はこの建物、松尾写真館の2階にあります。

2階には、水タバコ(シーシャ)の看板が見えます。

麻布十番、ゼノビアカフェ『ゼノビアカフェ』の入り口

麻布十番、ゼノビアカフェ水タバコ(シーシャ)を吸う動画が流れています。

 

建物の入り口には、水タバコ(シーシャ)を吸う動画が流されていました♪

麻布十番、ゼノビアカフェ路面に立てられたアラブ料理のメニュー看板

 

路面に立てられたアラブ料理のメニュー看板。

店内では、本格的なアラブ料理も提供しており、ランチタイムには、マッザ(ペースト)やファラフェル、シュワルマやケバブ、ナンなどがセットになったプレートがあるのだそう。

広尾の『アラビアレストラン ゼノビア』でいただいたお料理は最高に美味しかったので、ここ『ゼノビアカフェ』のお料理の美味しさも間違いないと思われます。

麻布十番、ゼノビアカフェ階段を登って2階へ

麻布十番、ゼノビアカフェ所々にアラビアンランプが飾られています。

麻布十番、ゼノビアカフェ『ゼノビアカフェ』のお店の入り口

 

カラフルなアラビアンランプが飾られた階段を登って2階へ。

こちらが、『ゼノビアカフェ』のお店の入り口。

窓から店内を覗いていると、店主さんが扉を開けて、お店の中に招き入れてくれました♪

麻布十番、ゼノビアカフェ『ゼノビアカフェ』の店内

 

こちらが、『ゼノビアカフェ』の店内です。

店内に入ると、そこはもうアラビア。中東の現地にあるカフェの雰囲気です♪

アラブ・中東好きにとっては、この店内の雰囲気を味わうためだけでも、訪れる価値があります。

麻布十番、ゼノビアカフェカウンター席

 

店内はそれほど広さはないですが、座席の間隔は広くゆったりとした感じ。

座席は、カウンター7席、テーブル24席の合計31席。

休日の午後に訪問しましたが、店内にはアラブ系のお客さんが2名。その後、別のアラブ系の方がまた2名。全て男性です。それと、日本人のカップルも1組来店しました。

麻布十番、ゼノビアカフェアラビアンランプ

麻布十番、ゼノビアカフェアラビックな飾り付け

麻布十番、ゼノビアカフェコーヒーのポットや香炉など

麻布十番、ゼノビアカフェ水タバコがたくさん!

麻布十番、ゼノビアカフェ店内にはアラブの音楽が流れています♪

麻布十番、ゼノビアカフェアラベスク模様の象嵌細工

麻布十番、ゼノビアカフェ棚の上に置かれているのは、アラブのゲーム「バックギャモン」でしょうか?

 

店内は、アラブの雰囲気満点!

カラフルなアラビアンランプが至る所に吊り下げられ、壁や棚には細工の施された真鍮製のポットや香炉などが置かれ、壁はアラベスク模様の象嵌細工で飾られています。

店内に流れるBGMは、エキゾチックなアラブの伝統音楽♪

さて、座席に座ったところで、メニューを見て物色開始!

今回は、カフェタイムでの訪問なので、お飲み物を注文します。

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『ゼノビアカフェ』のメニュー

麻布十番、ゼノビアカフェゼノビア女王

 

こちらは、『ゼノビアカフェ』のメニューの表紙です。

店名にもなっている「ゼノビア女王」の絵が描かれています。

「ゼノビア女王」は、紀元前1世紀から3世紀にかけて繁栄したシリアの隊商都市「パルミラ」を治めていた女王。「パルミラ」は、3世紀後半にローマ帝国によって徹底的に破壊され、廃墟となってしまいましたが、現在ではシリア随一の遺跡として世界遺産にも登録されています。

麻布十番、ゼノビアカフェシーシャのシステム

 

さて、注文ですが、メニューを開いてまず目に飛び込んで来たのが、水タバコ(シーシャ)の紹介。

もともと、シーシャを吸うつもりで来店したわけではなかったのですが、アラビックな店内の雰囲気と、店内のアラブ人のお客さんが水タバコを吸ってゴボゴボ言わせているのを見て、俄然吸いたくなって来てしまいました!

シリアやエジプト、トルコ、イランなどに行った時、度々、このようなカフェに入り、水タバコを吸っていました。その時の記憶を思い出してしまったのです。

 

メニューによると、シーシャは1台2,200円テーブルチャージが1人550円。シーシャは、1台1時間半から2時間楽しむことができるとのこと。

麻布十番、ゼノビアカフェシーシャのフレーバー

麻布十番、ゼノビアカフェシーシャのフレーバー

こちらは、シーシャのフレーバー。40種類もあります!

現地でよく吸っていたのは、りんごやチェリー、ミント、カプチーノなど。

どれにしようか迷いましたが、店主さんが「ゼノビアミックス」というフレーバーを勧めてきたので、それを選ぶことにしました。

麻布十番、ゼノビアカフェアラビアンコーヒー・ティー

麻布十番、ゼノビアカフェハーブティー

こちらは、お飲み物のメニュー。

ポットのハーブティーやマッタ茶も惹かれましたが、2人で「アラビアコーヒー」(990円)「ミントティー」(660円)を注文することにしました。

麻布十番、ゼノビアカフェアラブスイーツ

麻布十番、ゼノビアカフェアラブスイーツ

こちらは、アラブスイーツのメニュー。

アラビアミルクプリン、クナファ、オスマリーヤ、ハラウワジュビナ、バスブーサ。どれも魅力的でしたが、結局、スタンダードな「アラブの焼き菓子(バクラヴァ)」をチョイス!

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取手の付いた鍋に入れ、専用の炉で煮立てて淹れる「アラビアコーヒー」

麻布十番、ゼノビアカフェアラビアコーヒーのセット

 

注文を済ませると、ほどなくして店員さんがアラブコーヒーのセットを運んで来ました。

アラビアコーヒーは、粉に挽いたコーヒー豆を取っ手の付いた鍋に入れ、水を注いで煮立て、上澄みを飲むコーヒーの飲み方。トルココーヒーと同じものです。

アラブでは、「カフワ・アラビーヤ」と呼ばれます。

店主さんがさっそく、アラビアコーヒーを淹れ始めます。

麻布十番、ゼノビアカフェ取っ手の付いた鍋「イブリーク」にコーヒーと水を入れます。

麻布十番、ゼノビアカフェ専用の炉に火を付け、コーヒーを煮立てます。

麻布十番、ゼノビアカフェコーヒーが沸いてきました。

麻布十番、ゼノビアカフェカップに入れて出来上がり!

 

取っ手の付いた鍋「イブリーク」にコーヒーと水を入れ、専用の炉に火を付け、コーヒーを煮立て、コーヒーが沸いたらカップに入れて出来上がり!

動画でもご覧ください↓

麻布十番、ゼノビアカフェ「アラビアコーヒー」990円

 

こちらが、淹れてもらった「アラビアコーヒー」

淹れたコーヒーの上澄みを飲むのがアラビアコーヒーの飲み方。

お味は、苦味が強く濃いめでドロっとした感じ。砂糖も入れてもらったので、甘さと苦味のコントラストがGood! 素朴なコーヒーの味わいと深みがたまりません!

麻布十番、ゼノビアカフェ「ミントティー」660円

 

こちらは、「ミントティー」

甘さのないスッキリとしたお味。ミントの風味が爽やかです♪

麻布十番、ゼノビアカフェ「シリアの焼き菓子(バクラヴァ)」660円

 

「シリアの焼き菓子(バクラヴァ)」も運ばれて来ました♪

「バクラヴァ(バクラバ)」とは、薄いフィロ生地を何層も重ね、ピスタチオやクルミ、ヘーゼルナッツ、アーモンドなどを挟んで焼き上げ、濃厚なシロップに浸して作るお菓子。

『ゼノビアカフェ』のバクラヴァは、ピスタチオはあまり使われておらず、シロップの量が少なめで甘さも若干控え目。フィロ生地の層の中にはナッツがぎっしり入っていて、ザクザクな食感です♪

麻布十番、ゼノビアカフェアラビアコーヒーとミントティーを飲みながらバクラヴァを賞味

 

アラビアコーヒーとミントティーを飲みながらバクラヴァをいただいていると、店員さんが水タバコの器具を運んで持って来ました♪

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アラブ・中東の水タバコ「シーシャ」を吸う♪

麻布十番、ゼノビアカフェ水タバコ(シーシャ)

 

こちらが、水タバコ(シーシャ)です。

「シーシャ(水タバコ)」とは、ペルシアで生まれ、中東に広く普及している喫煙具のこと。

香り付けされ、糖蜜で固められたタバコの葉に炭を載せて熱し、出た煙をガラス瓶の中の水を通して吸うというのが基本的な構造です。

水タバコの名称は地域によって異なり、エジプトや北アフリカのマグリブ諸国では「シーシャ(Sheesha شيشة)」、トルコでは「ナルギレ(nargile)」、シリアでは「アルギーレ(أركيلة)」、イランでは「ガリヤーン(قليان)」などと呼ばれています。

麻布十番、ゼノビアカフェ左が水タバコを吸うパイプ

 

水タバコ(シーシャ)は結構大きく、80cmくらいあります。

器具の下にあるガラス瓶のところに水が入っており、赤と黒の柄のところを持ち、黄色のパイプから吸います。

麻布十番、ゼノビアカフェ上部のアルミ箔の上に焼けた炭が置かれます。

 

ちなみに、今回は、水タバコ(シーシャ)は既にセッティングされた状態で提供されましたが、セッテイングの仕方は↓の手順になります。

  1. ガラス瓶に水を入れる。
  2. フレーバー付きの糖蜜で固めれたタバコを適量、専用の器に入れる。
  3. タバコを入れた器を器具の皿の上のところにはめ込む。
  4. タバコの入った器をアルミ箔で覆う。
  5. アルミ箔の上から空気が通りやすいように無数の穴を開ける。
  6. 穴を開けたアルミ箔の上に焼けて熱くなった炭を置く。
  7. 喫煙

さてさて、さっそく、水タバコ(シーシャ)を吸い始めましょうか〜♪

パイプの柄を持って、吸い口から思い切り吸い込みます。

ボコボコボコボコ・・・

ゆっくりと吐き、煙をくゆらせます。

プカ〜〜〜・・・

甘いフレーバーの香りが煙とともに辺りに広がります。

煙を水にくぐらせて吸うので、ニコチンやタールが抜け、紙巻きタバコに比べ味が軽やか。

イスタンブールのバザールの、アレッポのスークの雑踏の空気が蘇ってくるよう。

ほぼ1時間のシーシャタイム。アラブ・中東の空気を存分に味わうことができました♪

麻布十番、ゼノビアカフェ『ゼノビアカフェ』3階の様子

麻布十番、ゼノビアカフェアラブ風の座敷席です。

麻布十番、ゼノビアカフェ3月中旬にオープンするとのこと

 

退店の際、店主さんが3月中旬にオープン予定だという3階のレストランルームを見せてくれました。

アラブ風の座敷席で、床には美しい絨毯が敷かれています。

2階のカフェ&シーシャルームと、3階のアラブ風座敷席のレストランルームで、『ゼノビアカフェ』の新たな章が始まる感じ★

麻布十番、ゼノビアカフェ『ゼノビアカフェ』

 

麻布十番にあるアラビアコーヒーやアラブスイーツ、アラブ料理をいただけるお店『ゼノビアカフェ』

アラビアンランプやアラベスク模様の象嵌細工で飾られたエキゾチックな空間でいただくアラビアコーヒーバクラヴァ。そして、水タバコ(シーシャ)

まるで、アラブ・中東のカフェに居るようなひと時を味わうことが出来るお店です。

広尾の本店でも提供している本場のシリア・アラブ料理も提供しており、近々、アラブ風の座敷せきもオープン予定とのこと★

ちなみに、シーシャ+アラビアコーヒー・ミントティー+バクラヴァの料金は、2人で6,000円ちょっと。お値段は麻布十番の外国人価格。ちょっとお高めです。

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◉『ゼノビアカフェ』の地図・アクセス

  • 住所:東京都港区麻布十番2-1-11 松尾ビル 2F
  • アクセス:「麻布十番」駅から徒歩2分
  • 営業時間:11:30~4:00
  • 定休日:無休

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