延吉香(新大久保)|延辺名物「延吉冷麺」酸味強めのクリアなスープが美味♪

新大久保、延吉香 グルメ
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JR山手線新大久保駅から徒歩2分。大久保通りの交差点を渡ってすぐのところ。韓流タウンのど真ん中に、中国・延辺料理のお店『延吉香(エンジシャン)』は、あります。

「延辺」は、北朝鮮と国境を接する中国東北地方吉林省にある「延辺朝鮮族自治州」のこと。もちろん、お料理も朝鮮の料理と似ています。

今回は、冷麺を食べにお伺いしました★

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コリアンタウンの只中にある中国・延辺料理のお店

新大久保、延吉香『延吉香』の入り口

 

こちらが、『延吉香』の入り口。

韓国料理店や韓流グッズのお店に囲まれた細いスペースです。

池袋や高田馬場では、通りを埋め尽くす勢いの中華のお店も、ここコリアンタウンでは肩身が狭そう。

新大久保、延吉香壁に貼られたメニュー

新大久保、延吉香壁に貼られたメニュー

 

階段へ向かう通路の壁には、お店のメニューが貼られていました。

自家製もち、イカゲソの辛味和え、ラム肉のクミン炒め、ハチノスと牛肉の麻辣和え。美味しそうなお料理がたくさん!

新大久保、延吉香お店は階段を降りた地下1階

 

お店は階段を降りた地下1階。

階段を降りて地下へと向かいます。

新大久保、延吉香『延吉香』の店内

 

こちらが、『延吉香』の店内。

内装はシンプルで落ち着いた感じ。座席は、テーブル席のみで合計40席。

訪問したのは、平日の19時頃でしたが、お客さんは、中国人男性の若者グループと女性2人組、カップルの3組。

もちろん、店員さんも中国の方で、店内はまさに中国って感じ!

新大久保、延吉香麺や食材が並ぶショーケース

新大久保、延吉香麺と具材がたくさん!

 

こちらは、店内にあった、麺や食材が並ぶショーケース。

この食材をどう使うのかはわかりませんが、事前注文でテイクアウト受け取りに来るお客さんが結構いました。

新大久保、延吉香長白山天池

 

壁に貼られた「長白山天池」の写真。

「長白山天池」とは、中国と北朝鮮の国境線上にある「白頭山(長白山)」頂上のカルデラ湖のこと。朝鮮民族の聖地と呼ばれている場所です。

さて、座席に座ったところで、そろそろメニューを見てお料理を選びましょうか〜♪

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『延吉香』のメニュー

新大久保、延吉香メニューはタブレット

新大久保、延吉香日本語表示もあり

 

お料理の注文は、専用のタブレット端末から。

“ガチ中華”のお店は、タブレット端末のメニューが主流。写真付きでわかりやすいし、わざわざ店員さんを呼ぶ必要がないのが良いです。

メニューは、かなり豊富。どのお料理が延辺なのか、東北なのか、あまりよくわからないですが(四川は辛そうなビジュアルなのでなんとなく分かる)、事前にネットでリサーチの上、注文するお料理を決めていました。

それでもって、頼んだお料理は↓

  • 延吉冷麺 1,000円
  • 香辣肉絲 1,200円

「延吉冷麺」は、今回のお目当ての、延辺で食べられている朝鮮冷麺。「香辣肉絲」は、パクチーと青唐辛子を使った東北風の青椒肉絲です。

注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます。

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酸味強めのクリアなスープが美味♪ 延吉冷麺

新大久保、延吉香「青島ビール」

 

まずは、お飲み物から。

「青島ビール」です。

中国国内シェア2位、日本で最もよく知られている中国ビール。マイルドでスッキリとした味わい。

暑い季節はビールが一番! ぐいっと飲んで生き返る感じです♪

新大久保、延吉香お通しのピーナッツ

 

こちらは、お通しのピーナッツ。

シンプルな塩味で、ビールのおつまみとして最適!

 

ビールをちびちび飲み、ピーナッツを齧りながら待っていると、ほどなくしてお料理が運ばれてきました〜♪

新大久保、延吉香「香辣肉絲」1,200円

 

「香辣肉絲」です。

ピーマンやタケノコの代わりに、パクチーの茎と青唐辛子を使った、「青椒肉絲」ならぬ「香辣肉絲」。

パクチーの茎の香味と、唐辛子の辛味が、細切りの豚肉とマッチして美味しい★

ビールのお供にぴったりの一品です♪

ただし、たくさん入っている青唐辛子は激辛なので、ピーマンのように普通に食べてしまうと、口の中が炎上するので注意が必要です。

新大久保、延吉香「延吉冷麺」1,000円

 

そして、こちらが「延吉冷麺」

韓国料理でおなじみの「冷麺」は、現在の北朝鮮の地域で生まれた冷製麺料理。

冷麺には、牛肉や牛骨でダシを取ったサラッとしたスープを掛けて食べる平壌発祥の「ムル・レンミョン」と、辛いヤンニョムと麺を和えて汁なしで食べる咸興発祥の「ビビン・ネンミョン」があります。

「延吉冷麺」は、ネットの情報によると「ムル・レンミョン」系の冷麺で、19世紀末に朝鮮族が中国東北部へ移住した際に伝わり、当地でアレンジされた冷麺なのだそう。ちなみに、“延吉”とは、延辺朝鮮族自治州の中心都市「延吉」のことです。

「延吉冷麺」の朝鮮の冷麺との違いは、中に入っているキムチが白菜ではなくキャベツであること、スープにたくさんの酢が使われること、麺が蕎麦粉を使った黒っぽい麺であることの3つ。

ちなみに、「延吉冷麺」は、中国十大麺のひとつにも数えられており、朝鮮本国の冷麺よりも美味しいと言われているとかいないとか。

 

さてさて、冷麺のお話はこのくらいにして、そろそろ『延吉香』の「延吉冷麺」をいただいてみることにしましょう〜♪

新大久保、延吉香チャーシュー、茹で卵、リンゴ、キュウリ

 

『延吉香』の「延吉冷麺」。中に入っている具材は、蕎麦粉を使った黒っぽい冷麺、チャーシュー、茹で卵、リンゴ、キュウリ、キムチ(本場では、白菜ではなくキャベツのキムチを使うとのことですが、白菜キムチだったような)。

赤く辛そうなのは、「冷麺醤(ネンミョンジャン)」。これは、韓国のヤンニョムと同じものだそう。

そして、氷がゴロゴロ入っていて冷えてます。

 

まず、スープをひと口啜ると、これがめちゃくちゃ美味しい♪

酸味強めのクリアなスープは、ほんのり甘く、スッキリ爽やか! スープには牛肉のダシや各種漢方の旨みや風味が仄かに感じられ、体に沁み渡る感じ。もちろん、氷がゴロゴロ入っているのでスープは冷え冷えです★

麺の硬さも程よい柔らかさで、チャーシューや卵、お野菜とのマッチングもGood!

さらに、冷麺醤を混ぜると、辛さと深みが加わって、見事な味変! これは美味しい★

あっという間にするりと完食してしまいました♪

新大久保、延吉香韓流タウンのど真ん中にある『延吉香』

 

新大久保の、韓流タウンのど真ん中にある中国・延辺料理のお店『延吉香(エンジシャン)』

「中国十大麺」にも選ばれているという「延吉冷麺」は、クリアで甘酸っぱいスープと、程よいコシの蕎麦粉麺が相性抜群♪

暑い夏にピッタリです★

他にも、気になるお料理がたくさん! 特製ダレで焼く羊の串焼きや、狗肉砂鍋なども、是非とも食べてみたいところです。

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◉『延吉香』の地図・アクセス

  • 住所:東京都新宿区百人町2-2-1 REMAX新大久保ビル B1F
  • アクセス:JR山手線新大久保駅徒歩2分
  • 営業時間:11:30~翌4:00
  • 定休日:無休

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