JR中央総武線大久保駅北口から徒歩2分。大久保通りから北へ入った路地の一角に、バングラデシュ料理のお店『サビハハラルレストラン』は、あります。
お店のオープンは、2021年5月。
美味しいバングラデシュ料理が食べられるというネットの情報を見て、行ってみることにしました。
アジア料理4店舗が入居する、カオスな建物の中にあるバングラデシュ料理店
『サビハハラルレストラン』のある建物
こちらが、『サビハハラルレストラン』のある建物。
場所は大久保通りの北側。2階には、ネパール料理店の「ソルマリ」、1階には、韓国料理店「緑香館」とウズベキスタン料理店「タンドールマスター」があるという、大久保百人町らしいカオスな建物。
『サビハハラルレストラン』は、「緑香館」と「タンドールマスター」の間にあります。
「タンドールマスター」と「緑香館」の間
この「タンドールマスター」と「緑香館」の間の通路の奥に、『サビハハラルレストラン』はあります。
「緑香館」はディナータイムのみの営業なので閉まっています。「タンドールマスター」は、営業時間の筈なのに閉まっている状態。
『サビハハラルレストラン』の案内
『サビハハラルレストラン』の店頭看板
こちらが、『サビハハラルレストラン』の店頭看板。
バングラデシュ料理という文言はひと言も書かれていませんが、「スペシャルボルタセット」の存在でバングラデシュ料理店だとわかります。
よく見ると、看板のカラーリングも緑と赤のバングラデシュ国旗カラー。
『サビハハラルレストラン』の入り口
こちらが、『サビハハラルレストラン』の入り口。
実は、ランチタイムの12時過ぎにお店に訪問したのですが、店内の電気は付いているものの、扉に南京錠が掛かっていて入ることができず(営業時間は11時からのはず)。
扉越しに店内を覗いていると、バングラデシュ人らしき人がやって来て、「まだ準備している。1時になったらオープンする」とのこと。
仕方ないので40分くらい界隈をぶらぶらと散歩。1時過ぎに再訪すると、鍵が空いていて、お店に入ることができました!
『サビハハラルレストラン』の店内
こちらが、『サビハハラルレストラン』の店内です。
店内は仕切りで囲まれたテーブル席が並ぶ居酒屋風。ネットの情報によると、夜は韓国料理店「緑香館」と座席が共有され、席によって韓国料理を食べる人と、バングラデシュ料理を食べる人がいるカオスな状態になるとかならないとか。
壁に貼られたお料理の写真
壁には、バングラデシュ料理らしき写真が4点。
なぜ、この写真のチョイスなのかは不明ですが、左下のお魚の写真が魚をメインに食べるというバングラデシュっぽさを表している感じ。
他に、「緑香館」側のチョイスなのか、韓流スターの写真もいくつか飾られていました。
さて、座席に座ったところで、メニューを見てお料理を選びましょうか〜♪
『サビハハラルレストラン』のメニュー
ランチメニュー
ビリヤニメニュー
ディナーメニュー
おすすめメニュー
こちらが、『サビハハラルレストラン』のメニューです。
ランチメニューは、「ナンセット」「ライスセット」「スペシャルボルタセット」の3種のセットがあり、「ナンセット」と「ライスセット」は、カレーを6種類(チキン・マトン・鴨・フィッシュ・野菜・ビーフ)から選ぶことができます。
ディナーメニューには、ビリヤニが3種(ビーフ・マトン・チキン)、ハリームもあるほか、ネパール料理のモモやセクワなどもありました。
今回注文したのは、「スペシャルボルタセット」(1,000円)
店員さんの話では、写真とは違いボルタは4種類。ダールスープとライス、ドリンクが付くとのこと。ドリンクはコーラにしました。
注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます。
4種のボルタをそれぞれライスと混ぜ、ダールスープを掛けて賞味
コーラ
さっそく、お飲み物のコーラ登場!
ギネスのグラスに入っていると、何だかリッチな感じ♪
ごくごく飲みながらお料理を待ちます。
「スペシャルボルタセット」1,000円
ほどなくしてお料理登場!
「スペシャルボルタセット」です。
セット内容は↓
- ボルタ4種(ジャガイモ・野菜・ツナ・干し魚)
- ライス
- ベンガルサラダ
- ダールスープ
見た目はシンプルで地味な感じ。ご飯が意外と山盛りです。
さっそくいただきましょう〜!
ダールスープ
まずは、「ダールスープ」をいただきます。
水分多めのバングラデシュの「ダールスープ」。ネパールのダールも水分多めですが、さらに水っぽいです。お味はマイルドで優しい感じ。スルスルと飲めます♪
ボルタ4種
こちらが、4種の「ボルタ」です。
「ボルタ」とは、野菜や魚などをマスタードオイルや唐辛子などとマッシュしたおかずのこと。
店員さんの説明が不明瞭だったのですが、一番手前が「ジャガイモのボルタ」、時計回りに「野菜のボルタ」「干し魚のボルタ」「魚(ツナ)のボルタ」であるとのこと。
「ジャガイモのボルタ」は、マスタードオイルの風味がツンと効いたバングラデシュらしい風味。マッシュされた食感とジャガイモの旨味が美味しい。
「野菜のボルタ」は、何の野菜なのかは失念してしまいましたが、こちらも優しく食べやすいお味。
「干し魚のボルタ」は、干し魚独特の発酵のクセと仄かな苦味、ビビッドな辛さがインパクトあります。
「魚(ツナ)のボルタ」は、ツナの旨味が効いた濃いめの味付け。今回いただいた中で一番好みのボルタでした★
ベンガルサラダとご飯の上にはオクラのアチャール?
4種のボルタをそれぞれ単品で味わい、ライスと混ぜて味わい、ダールスープを掛けて混ぜて味わいます。ボルタ同士は、味がバッティングしてしまうので混ぜません。
ライスは、バングラデシュでよく使われる小粒のチニグラ米ではなく、大粒のバスマティ米のようでした。
ボルタは、見た目も味も地味ですが、ライスと混ぜてダールスープを掛けていただくと、美味しさが際立ちます♪
ライスの上には、オクラのアチャールっぽいもの(酸味も辛味もありませんでしたが)も載っていて、粘りのある食感がボルタやライスと好相性。さっぱりとしたベンガルサラダも箸休めとしてGoodです★
大久保にあるバングラデシュ料理のお店『サビハハラルレストラン』
カオスな建物にあるディープなバングラ料理店。いただいた「スペシャルボルタセット」は、バングラデシュ定番のお料理「ボルタ」の味を楽しめるセット。それぞれのボルタをライスと混ぜ、ダールスープを掛けていただくとイケます!
しかしながら、やっぱりカレーも欲しくなってしまうのも事実。次回訪問した時は、ボルタセットだけでなく、バングラデシュの国民食である魚のカレーも注文したいなと思いました。
◉『サビハハラルレストラン』の地図・アクセス
- 住所:東京都新宿区百人町2-20-23 1F
- アクセス:JR中央線各駅停車 大久保駅北口より徒歩2分
- 営業時間:11:30~22:00
- 定休日:無休
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