JR中央線阿佐ヶ谷駅南口から徒歩2分。阿佐ヶ谷一番街の並びに、タイ&ラオス料理のお店『サバイディー』はあります。
都内にタイ料理は数あれど、ラオス料理店ってなかなかありません。
2014年11月にオープンした『サバイディー』は、吉祥寺にあるタイ&ラオス料理店『ランサーン』に続く都内2番目のラオス料理が食べられるお店です。
『サバイディー』の外観と店内の雰囲気


『サバイディー』の店頭の木彫り人形

『サバイディー』の看板
『サバイディー』のお店の入り口です。
狭い阿佐ヶ谷一番街の通りにラオス国旗とタイ国旗がダブルで棚引いています。
ギラギラ輝く電飾の看板と飾り付け、微妙な感じの木彫り人形など、安っぽさ満点!
でも、この雰囲気こそ、ラオスやタイらしい感じで、本場の味が期待できようというものです。

『サバイディー』の店内

テーブルの上の調味料

テーブルクロスはラオビール柄
『サバイディー』の店内です。
スナックやパブ風の雰囲気が感じられる店内は、座席数が24席でこぢんまりとした印象。
テーブルクロスは、ラオビール柄になっていて、かなりポップな感じです♪

仏様の祭壇と仏塔の絵、ラオスの国旗

ラオス布パービアンの暖簾
店内は、仏様の祭壇と仏塔の絵、ラオスの国旗、ラオス布パービアンの暖簾など、ラオスのものがたくさん飾られています。
なんでも、話によると、『サバイディー』のオーナーはラオス人の女性の方であるそう。
そして、シェフは、タイ東北部イサーン地方出身で、有名タイ料理店をいくつも渡り歩いたという凄腕シェフであるとのこと。
もともと、ラオスとタイ東北部イサーン地方は、同じ王国によって支配されていた土地。
イサーン地方のお料理はラオス料理とは兄弟のようなものなんです。
もち米を主食とし、ラープを始めとしたハーブやパーデーク(淡水魚を使った塩辛)を使うのが、ラオス&イサーン料理の特徴です。
さてさて、テーブルの上に置かれたメニューを見てみましょう〜♪
『サバイディー』のメニュー

『サバイディー』のドリンクメニュー

『サバイディー』の580円メニュー

『サバイディー』の680円メニュー

『サバイディー』の630円メニュー

タイとラオスの国旗が描かれていてどの国の料理か一目でわかる

『サバイディー』のデザートメニュー
メニューを見て驚くのは、お料理の値段の安さ!
どのお料理も、580円 or 630円 or 680円!
破格です!!
そして、各お料理には、お料理の写真と名前(日本語&タイ語)、辛さの唐辛子マークのほかに、ラオス国旗とタイ国旗が★
タイのお料理かラオスのお料理か、一目瞭然!
これは分かりやすいです♪
「ビアラオビール」

ビアラオビールラガー(530円)

ビアラオのラベル
お飲み物は、なにはともあれ「ビアラオビール」★
ラオスのビールと言ったらこれしかありません!
このお店には、他ではなかなか見かけないビアラオの黒もあるのですが、ラガーを飲みたい気分だったのでこれを注文。
ビアラオは、原材料にお米が使われているのが特徴で、その美味しさが世界でも高く評価されているラオスの国民的ビールです。
お味は当然美味しい!
スッキリしていてコクがある、バランスの取れたお味です。
「ラープ」(ラオス豚ハーブ炒め)

「ラープ」(ラオス豚ハーブ炒め)580円
ビアラオをゴクゴクいただいていると、さっそくお料理がやってきましたー!
まずは、ラオス料理の代表格「ラープ」(ラオス豚ハーブ炒め)です。
「ラープ」とは、豚や鶏、牛などの挽肉を唐辛子やハーブ、野菜、煎り米などと混ぜ合わせ、ライムや魚醤などで味付けをしたサラダ。
もち米(カオニャオ)と一緒に食べられます。
ラオスやタイ東北部ではかなり一般的なお料理で、ラオスの国民食的な位置付けです。
「ラープ」はいつどこで食べてもそれなりに美味しいんですが、この『サバイディー』のラープもとってもGood!
程よい辛さとハーブ感、挽肉の旨味がたまらないです。レバーも入っているのもナイスな感じ。
お料理の量は多過ぎず、少な過ぎず、いろいろ食べるのには丁度良いボリューム。
「ゲーンノーマイ」(筍スープ)

「ゲーンノーマイ」(筍スープ)680円

「もち米」(カオニャオ)400円

「ゲーンノーマイ」
こちらは、「ゲーンノーマイ」(筍スープ)
筍の味が染み込んだスープに発酵させた筍、きくらげ、かぼちゃなどが入ったお料理で、独特の苦味と辛味があります。
タイやラオスではよくあるお味なのですが、個人的にはちょっと苦手でした(汗)
本場の「ゲーンノーマイ」はかなり辛いそうですが、ここのは辛さは少し抑えられた感じ。
これをラオスの主食である「もち米」(カオニャオ)にかけていただきます!
カオニャオ、やっぱり美味しいですね♪
「ピンガイ」(ラオス焼き鳥)

「ピンガイ」(ラオス焼き鳥)680円
「ピンガイ」(ラオス焼き鳥)です。
タイの焼き鳥は「ガイヤーン」、ラオスでは「ピンガイ」です。
ガイヤーンによくある皮のパリパリ感はありませんが、鶏肉が肉厚でうまいです!
つけダレは、魚を使った発酵調味料「パラー」にトマトが入ったタレ。
このタレ、酸味と旨味が程よいバランスでかなりの美味★
「サイウア」(ラオスソーセージ)

「サイウア」(ラオスソーセージ)630円
ラオス料理の定番「サイウア」(ラオスソーセージ)
コブミカンの葉やレモングラスなどのハーブと、ニンニク、唐辛子などを効かせた豚肉の脂身を使ったソーセージです。
ハーブの香りと唐辛子の辛味が結構強烈!
添えられたパクチーやピーナッツ、ざく切りの生姜などと一緒に食べると、気分はもうラオス★
ビアラオのおつまみにピッタリです♪
「ミーカティ」(ラオスココナッツミルク混ぜ麺)

「ミーカティ」(ラオスココナッツミルク混ぜ麺)680円
締めに麺料理でも、ということで「ミーカティ」(ラオスココナッツミルク混ぜ麺)を頼みました。
濃厚なココナッツミルクのスープに米麺。そして、生野菜とハーブがどっちゃり。
クリーミーでまろやかで、ちょっとピリ辛のスープは、タイ料理のスープとはまた違った美味しさ!
結構ボリュームありましたが、どんどんいけちゃう美味しさでした★
「カノムトゥイ」(ココナッツプリン)

「カノムトゥイ」(ココナッツプリン)320円
食後のデザートとして頼んだのがこちら、「カノムトゥイ」(ココナッツプリン)
ココナッツミルクと米粉をプリン状に固めたシンプルなデザートで、タイのスイーツであるとのこと。
「カノム」が”お菓子”、「トゥイ」が”陶器”の意味だそうで、陶器の入れ物に入って出てきます。
プルプルもちもちした食感と、甘過ぎない控え目な甘さがなかなか美味しい★
阿佐ヶ谷にあるタイ&ラオス料理のお店『サバイディー』
お料理は総じてなかなかの美味しさでした。
そして、何と言ってもお値段が安い!
こんだけ食べてひとり3,000円に満たないというのだから、コストパフォーマンス良過ぎです★
今回は、ラオス料理を中心にいただきましたが、タイ料理のお味もなかなかとの噂。
まだ食べてないラオス料理もあるし、ぜひ、また再訪したいと思います♪
『サバイディー』は、ネット予約出来ます!
『サバイディー』は、ネット予約することが出来ます!
週末や時間帯によっては混雑することも考えられるので、事前にネット予約していくと安心です。
※お店の事情により、ネット予約が急遽中止になることもありますので、詳細はリンク先の食べログやホットペッパーグルメ、一休などの店舗ページをご確認ください。
『サバイディー』の地図・アクセス・営業時間
タイ料理店









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