「イラン料理(ペルシャ料理)」は、さくらんぼやザクロ、オレンジなどのフルーツや、ミントやディル、コリアンダーなどのハーブを多用し、少し甘酸っぱさがあり、味付けが薄めなのが特徴。
スパイスも用いられ、サフランやシナモン、ターメリックなどが主に使われますが、唐辛子はほとんど使われないため、辛さはありません。
食材としては豆がよく使われ、肉はマトンとチキンがメイン。主食はインドのチャパティのような薄焼きのナンとパラパラとした長粒米のライスです。
調理法としては、焼き物と煮込み料理が中心となります。
東京都内・近県の「イラン料理店」《おすすめ》5店舗をご紹介します。
ジャーメジャム(阿佐ヶ谷)

阿佐ヶ谷にあるイラン料理のお店『ジャーメジャム』。このお店のイラン料理はとにかく美味しい♪
「ホムス」や「ミルザガセミ」などの前菜も、ラムミンチの「クービーデ・キャバーブ」も、ラムと金時豆の煮込み「ゴルメ・サブズィー」も、今まで食べたイラン料理の中でも格別に美味しいと感じられるお味★
極め付けは、セロリと鶏肉のハーブ煮込み料理「ホレシュテ・キャラフス」
葉を含めた大量のセロリにミントやパセリなどのハーブ、柔らかくほぐれる鶏肉、そして、ガッツリとスープに酸味を効かせるレモン。柔らかく煮込まれたセロリやハーブの爽やかさ、レモンの酸味が鶏肉の旨味と絶妙なマッチングです♪
レストラン・アラジン(広尾)

広尾にあるイラン料理店『レストラン・アラジン』
日本初のイラン料理店は、六本木から移転しても、そのクオリティは変わらずでした。
きめ細かく滑らかな食感の「フムス」、パリパリとしたイラン風の薄い「ナン」、ほど良い弾力と肉の旨味がたまらない「クビデカバブ」、セロリのハーブ感とレモンの酸味が好相性な「ホレシュテ・キャラフス」。いずれも大満足のお味。
イラン料理を満喫できるお店です。
ボルボル(高円寺)

高円寺にあるペルシャ料理店『ボルボル』
エキゾチックな雰囲気の店内で、本場仕込みのイラン料理をいただけるお店。水タバコ(ガリユン)が吸えたり、週末にはベリーダンスのショーが行われるなど、ペルシャの雰囲気満点のお店です。
いただいたイラン人のソウルフードであるビーフ&ラムのミンチ肉串焼「ケバブクビデ」が美味♪ ラムミンチ肉のジューシーな旨味がたまりません!
付け合わせの焼きトマトもイランを思い出すようなお味。
アリーズケバブ 四谷店(四ツ谷)

四谷三丁目にあるイラン料理店『アリーズケバブ 四谷店』
ケバブスタンドメインですが、イートインスペースもあり、ケバブだけでなく、イランの煮込み料理も提供しているお店です。
イートインで食べられるイラン料理は本格的。
スパイス控えめながらマトンの旨みをしっかり感じられる「クビデケバブ」。ラッペ豆の豆感とトマトの酸味、ドライレモンの仄かな苦味が臭みのないラム肉とマッチした「ゲイメ」。いずれも美味★
レストラン サダフ(千葉・佐倉)

千葉県佐倉市にあるイラン料理店『レストラン サダフ』
佐倉市界隈で中古車販売業に従事するイスラム教徒御用達のお店。
いただいたお料理は、肉汁ジューシーな「クビデカバブ」も、マトンの肉肉しさ満点の「マヒチェ」も、ディルの風味豊かな「バガリポロ」もとっても美味♪
ディープなお店のロケーションや、異国感たっぷりの店内の雰囲気も魅力的★
閉店・休業中のイラン料理店


関連記事













