Hotel Odhen’s(カンヌール)|絶品!香ばしくローストされたマサラ風味のシーフード

Hotel Odhens(カンヌール) グルメ
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南インド・ケララ州北部にある町「カンヌール(Kannur:കണ്ണൂർ)」

カンヌールの鉄道駅から徒歩12分。中心街から西に少し外れたオンデンロード沿いに、ミールスを提供する食堂『Hotel Odhen’s(ホテル・オデン)』は、あります。

創業は1957年。魚料理が有名な、カンヌールを代表する人気食堂です。

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※記載している情報は投稿時点での情報です。
最新の情報は公式HP等でご確認ください。

魚料理が有名な、カンヌールを代表する人気食堂

Hotel Odhens(カンヌール)お店はカンヌールのオンデンロード沿いにあります。

 

『Hotel Odhen’s(ホテル・オデン)』の場所は、カンヌールのオンデンロード沿い。

宿泊していたホテル「ベナレ インターナショナル (Benale International)」からは徒歩12分ほど。中心市街地からは外れた静かな界隈にあります。

Hotel Odhens(カンヌール)「Odhen」とは現在の経営者の父親の名前だそう。

 

店名の「Odhen」とは現在の経営者の父親の名前だそう。

お店のインスタグラムには「Hotel Odhen’s」と明記されていますが、「Odhen’s Hotel」と紹介しているサイトや動画も多くあります。

Hotel Odhens(カンヌール)『Hotel Odhen’s(ホテル・オデン)』の入口

 

『Hotel Odhen’s(ホテル・オデン)』の入口です。

相当な人気店で、かなり混雑すると聞いていたので、オープン時間の12時よりも前、11時40分頃にお店にやってきました。

既にお店の扉は開いていたので、店内へと入ります。

Hotel Odhens(カンヌール)『Hotel Odhen’s(ホテル・オデン)』の店内

 

こちらが、『Hotel Odhen’s(ホテル・オデン)』の店内です。

まだ、お客さんの姿は数えるほどしかなく、スタッフも床を掃除している状態でした。

内装はシンプルながらクラシックな風情。テーブルは15卓ほどあり、座席は60席ほど。

手洗い場で手を洗い、空いている席に着席します。

Hotel Odhens(カンヌール)12時過ぎ、お客さんが一気に増え始めます。

 

12時過ぎ、お客さんが一気に増え始めます。

そして、食べ終わる頃には店内は満席状態になっていました。

Hotel Odhens(カンヌール)12時半にはほぼ満席状態に

 

こちらが、満席状態になった店内の様子。

お客さんは、地元民らしき人が中心ですが、遠方から来たフーディーと思われる都会的な格好をした若者もちらほら。外国人はいませんでした。

お店の営業は、日曜以外の12:00〜16:00まで。祝祭日で休みになることも多いとのこと。このお店で必ず食べると決めて訪問しないと、予定を合わせるのが難しそうです。

しかしながら、その価値は十分にあるお店でした。

 

さて、12時を少し過ぎたところで、スタッフが各テーブルにバナナリーフを配り始めました。

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大粒の「クルワ米」と深みのある味の「サンバル」の愛称が抜群!

Hotel Odhens(カンヌール)テーブルの上に敷かれるバナナリーフ

 

テーブルの上に敷かれたバナナリーフ。

葉の上に水を掛け、綺麗にします。準備万端です!

Hotel Odhens(カンヌール)ドサっと盛られる「クルワライス」

 

続いてライスがサーブされます。

ドサっと盛られたのは大粒の「クルワライス(Kuruva rice)」

「クルワライス」は、ケララ州で広く使用されているお米の品種。主にケララ州のワヤナード地区で栽培されているのだそう。

Hotel Odhens(カンヌール)クルワライスをサーブするスタッフ

Hotel Odhens(カンヌール)おかずのサーブが始まりました!

 

続いて、おかずのサーブが始まりました!

3つのバケツを繋げた容器を持ってスタッフが席を周ります。

Hotel Odhens(カンヌール)サンバルをサーブ

Hotel Odhens(カンヌール)魚カレー(具はなかった)、サンバル、パチャディ

 

ライスの上にサーブされたのは、サンバルと魚のカレー。脇にパチャディも添えられます。

Hotel Odhens(カンヌール)トーレン

Hotel Odhens(カンヌール)アチャール

 

続いて、インゲンを使ったトーレン。アチャールもサーブされました。

さっそく、いただきましょう〜♪

Hotel Odhens(カンヌール)クルワライスがサンバルやカレーと合う!

 

大粒のクルワライスは、麦ご飯みたいな食感。これが、シャバシャバで深みのあるお味のサンバルや、ココナッツの風味がまろやかな魚カレー、マスタードシードが効いたインゲンのトーレンと、とっても合う!

クルワライスは、結構食べ応えがありますが、美味しくてどんどん食が進みます。

このミールスのみで、料金は₹65

 

しかしながら、これはまだ前座に過ぎません。

手をぐちゃぐちゃにしながら食べていると、スタッフがメインのお皿を抱えてやってきました!

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絶品!香ばしくローストされたマサラ風味のシーフード

Hotel Odhens(カンヌール)様々なシーフードを選ぶことができます。

 

こちらが、スタッフが運んでくる様々な種類のローストされたシーフード。

エビ、イカ、貝、バラエティに富んだ魚。どれも美味しそう♪ 目移りしてしまいます。

Hotel Odhens(カンヌール)エビ(チェンミーン)、イカ(クンタール)

 

たくさんある中で、今回は「エビ(CHEMEEN)」「イカ(KOONDAL)」をチョイスすることにしました。

こちらは、それぞれ₹140。2人でシェアしました。

Hotel Odhens(カンヌール)イカ(クンタール)

Hotel Odhens(カンヌール)エビ(チェンミーン)

 

いただいた「エビ(CHEMEEN)」と「イカ(KOONDAL)」

これが驚くべき美味しさ!

コリっとしたイカやプリプリのエビに、ココナッツオイルの風味とカレーリーフの香りが効いていて、濃いめの味付け且つ旨味が詰まったマサラが纏わり付いていて、旨い旨いの連発が止まりません!

Hotel Odhens(カンヌール)サワラ(アイコーラ)

 

続いて、「サワラ(AYAKOORA)」もサーブされました。こちらは、₹200

見るからに美味しそうな衣の造形と焼き色。香ばしい匂いが漂ってきます。

Hotel Odhens(カンヌール)めちゃくちゃ美味しい♪

 

いただいた「サワラ(AYAKOORA)」は、まさに筆舌に尽くし難い美味しさ!

カリッとした衣はマサラの旨味抜群で、さっくり柔らかなサワラの白身との相性がこれ以上ないほどに素晴らしい♪

食べ終えるのが惜しくなるほどの美味しさ。奪い合うように食べ、あっという間に完食!

Hotel Odhens(カンヌール)サンバルとクルワライスをお代わり

 

シーフードと一緒に、サンバルとライスもお代わり。

別の魚や貝なども食べようかと一瞬思いましたが、お腹が膨れてきたこともあって、この辺で打ち止めにしておきました。

Hotel Odhens(カンヌール)フィッシュ・ミールスを食べる人々

Hotel Odhens(カンヌール)お客の回転はかなり早いです。

 

食後、店内を見回してみると、既に座席は満席。入口には席が空くのを待つお客さんもたくさん!

お客の回転はかなり早いようで、自分たちと一緒に入ったインド人客たちは、既に席にはいませんでした。

Hotel Odhens(カンヌール)『Hotel Odhen’s(ホテル・オデン)』の外観

Hotel Odhens(カンヌール)『Hotel Odhen’s(ホテル・オデン)』のあるオンデンロード

 

カンヌールにある、フィッシュ・ミールスを提供する食堂『Hotel Odhen’s(ホテル・オデン)』

大粒のクルワ米と深みのあるサンバルの美味しさもさることながら、「エビ(CHEMEEN)」や「イカ(KOONDAL)」、「サワラ(AYAKOORA)」などの、マサラを塗して香ばしくローストされたシーフードのお味が、まさに絶品の域!

これを食べるためだけの目的でこの町に行ってもいいと思わせる珠玉の食堂です。

いつか再訪したら(絶対再訪したい)、他のシーフード(ムール貝やイワシなど)を食べてみたいです。

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『Hotel Odhen’s(ホテル・オデン)』の地図・営業時間

  • 住所:V986+XVR, Onden Rd, near Saranya Hotel, Kannur, Kerala 670001 インド
  • 電話:+919895188722
  • 営業時間:12:00~16:00
  • 定休日:日曜日

 

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