東京メトロ銀座線田原町駅から徒歩2分。浅草通りから北へ一本入った、お寺が並ぶ路地の一角に、西インド料理のお店『ガヤバジ』はあります。
都内でも貴重な西インド料理をいただけるこのお店。日本人男性の店主さんと、そのパートナーであり、シェフを務める西インド出身の女性(ガヤさん)が切り盛りするお店。
もともとは、大阪で間借り営業していたとのことですが、2021年2月に、現在の浅草で実店舗をオープン。
現在では、カレー好きやインド料理好きが数多く集まる人気店となっています。
細い通路の奥にある隠れ家的雰囲気のお店『ガヤバジ』
『ガヤバジ』の入り口
こちらが、『ガヤバジ』の入り口。
建物と建物の間の細い空間がお店の入り口になっています。
まさに、隠れ家的な雰囲気です♪
店頭に置かれたメニュー
入り口には、ランチメニュー(選べるカレープレート)の紹介が掲げられていました。
ランチは、1〜3種のカレープレートです。
手作り感のある入り口の佇まい
入り口は手作り感のある佇まい。
手書きの『ガヤバジ』の文字とか、小枝が敷き詰められた屋根とか、味のあるランプとか。なんだか和の雰囲気です。
この通路を進んでお店へ。雰囲気あります。
入り口から入ると、こんな細長い通路が!
竹ござが貼られた壁、足元には間接照明のランプ。雰囲気満点のエントランスです★
『ガヤバジ』の入り口
通路の突き当たりにあるこのドアが、店内への入り口。
さっそく中へと入りましょう〜♪
『ガヤバジ』の店内。カウンター席とキッチン
こちらが『ガヤバジ』の店内。カウンター席とキッチンです。
店内は小ぢんまりとしていて、座席はキッチンと向かい合わせになったカウンター席が5席、4人掛けのテーブル席が3卓で合計12席。
休日のランチタイム11時半頃の訪問でしたが、食べている間にほぼ満席状態になりました。ただし、お客の回転は早めな感じ。
テーブル席
こちらはテーブル席。吊り下げられたランプのデザインがアーティスティックな感じ。
お店の内装は、ラジャスタンやグジャラートの泥壁の家を思わせる素朴な風情。インドのお面や神様の置き物などが飾られていて、カウンター向かいのキッチンの壁には、モニターが設置され、西インド現地食べ歩きのVTRが流されていました。
『ガヤバジ』のランチメニュー
さてさて、メニューを見て注文です!
この日の『ガヤバジ』のランチメニューは↓です。
選べるカレープレート
- 1種プレート 900円
- 2種プレート 1,200円
- 3種プレート 1,500円
ガオランチキン(西インド田舎風チキンカレー)
カラマトン(焦がしココナッツのマトンカレー)
ニハリ(牛すね肉煮込み)
ポークビンダルー(ビネガーとカシミールチリベースの豚の角煮)
フィッシュカフリアル(パクチーベースのマグロの頬肉カレー)
ボギチバジ(収穫祭の野菜カレー)辛味ペースト 0円
チキンティッカ 250円
もちろん、プレートは3種で!
3種のカレーは、かなり迷いましたが、今回は↓の3品をチョイスすることにしました。
- ガオランチキン(西インド田舎風チキンカレー)
- ポークビンダルー(ビネガーとカシミールチリベースの豚の角煮)
- ボギチバジ(収穫祭の野菜カレー)
本当は全種類食べたいくらいでした。再訪必至です!
3種プレート(ガオランチキン・ポークビンダルー・ボギチバジ)
3種プレート(1,500円)
注文を済ませ、ほどなくしたところで、お料理がサーブされました。
3種プレート(ガオランチキン・ポークビンダルー・ボギチバジ)です★
四角いカレープレートの上に、3種のカレーが入ったカトリ、バスマティライスとマサラの掛かった半熟茹で卵、りんごなどのフルーツが入ったライタ、おかず3種(マスタードシードが効いた人参アチャール、キャベツとチャナ豆の炒め物、ひよこ豆粉で作られたクミン入りの卵焼きみたいなおかず)が載っています。
さてさて、さっそくいただきましょう〜♪
ガオランチキン(西インド田舎風チキンカレー)
ガオランチキンは、マハラシュトラ州の田舎風のチキンカレー。
ブラックペッパーとローストココナッツの効いたさらりとしたカレーソースの中に大きめの骨付きチキンが2本、ゴロリと入っています。
ほろほろとほぐれる柔らかいチキンと、ブラックペッパーのビターな辛さがベストマッチ!美味なカレーです★
ポークビンダルー(ビネガーとカシミールチリベースの豚の角煮)
ポークビンダルーは、ワインビネガーや各種スパイスを使ったマリネ液に豚肉を漬け込んで作るカレーで、長くポルトガル領だったゴア州(インド)の名物カレーです。
『ガヤバジ』のポークビンダルーは、トマト感と酸味が結構強め。カシミールチリの優しい辛味とビネガーが沁み込んだ豚角煮の柔らかな食感と旨味がGood!
ボギチバジ(収穫祭の野菜カレー)
ボギチバジは、マハラシュトラでお祭りの時作る野菜カレー。
サラッとしたスープに、人参や茄子などの野菜がゴロゴロ入っています。
南インドのサンバルなどとはまた違った独特な風味。優しいお味でいくらでもスルスルいただけちゃいそうな美味しさ★
アチャール、ゆで卵、ライタなど
副菜は、マスタードシードが効いた人参アチャール、キャベツとチャナ豆の炒め物、ひよこ豆粉で作られたクミン入りの卵焼きみたいなおかず、マサラが掛かった半熟茹で卵、りんごなどのフルーツが入ったライタ。
ライスに3種のカレーをそれぞれ掛けて、各種副菜と一緒にいただきます♪
カレー3種とも水分多めでサラッとしたカレーで、バスマティライスとの相性が抜群!
パンチの効いたガオランチキン、酸味がシャープなポークビンダルー、優しいお味のボギチバジ。いずれも美味しく、アチャールやマサラ茹で卵などの副菜も味覚に変化を与えてくれるので、飽きずにもりもりいただけます♪
すぐにライスが無くなり、バスマティライスを1回お代わり!
お代わりのライスとカレー、副菜など、プレートに載ったお料理をすべて、あっという間に完食。
大満足!本当に美味しかったです★『ガヤバジ』のカレープレート。
西インドスパイス『ガヤバジ』
浅草、田原町にある西インド料理のお店『ガヤバジ』
都内でも貴重な西インド料理をいただけるこのお店。ランチの「選べるカレープレート」では、6種の個性的なお味のカレーからチョイスすることができます。
注文した3種のカレー、特に「ガオランチキン」と「ボギチバジ」は、これまで味わったことのない新鮮なお味。とっても満足感の高いランチとなりました♪
今回注文できなかった、「カラマトン」「ニハリ」「フィッシュカフリアル」も是非ともいただいてみたいです。再訪必至のお店です★
◉『ガヤバジ』の地図・アクセス
- 住所:東京都台東区西浅草1-6-2
- アクセス:東京メトロ銀座線 田原町駅から徒歩2分
- 営業時間:11:00〜15:00 17:00〜23:00
- 定休日:月曜日、火曜日
西インド料理が食べられるお店
https://search-ethnic.com/gourmet/gayabhaji
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